「銀河英雄伝説」オスカー・フォン・ロイエンタール(4期)の名言・台詞まとめ

原作小説「銀河英雄伝説」オスカー・フォン・ロイエンタール(小説9巻、旧アニメ4期相当)の名言・台詞をまとめていきます。

 

銀河英雄伝説9巻 回天篇

→銀河英雄伝説(ロイエンタール、1巻)

第三章 鳴動

「おれはいい部下を持ったものだ」
「武器を持たぬ民衆に発砲するなど、
勇気と義侠心のない人間には」
「とうてできぬことだからな」

 

「侵略者の善政など、しょせん偽善にすぎぬ、か。そのとおりだな」
「それにしても、どう事態をおさめるか…」

 

「偉大な敵将と戦うのは武人の栄誉だが、民衆を弾圧するのは犬の仕事にすぎぬ」

 

「ヤン・ウェンリー元帥、卿は中道に倒れて、あるいは幸福だったのではないか」

 

「平和な世の武人など、鎖につながれた番犬にすぎぬ」
「怠惰と無為のなかで、ゆっくりと腐敗していくだけではないか」

 

「100の興味が集まれば、事実のひとつぐらいにはなるだろうな」
「とくに、力のある者がそれを望めば、証拠など必要ない」

 

「卿らの憎む、いや、憎んだ専制政治では、とくにな」

 

第四章 発芽

「ラングごとき小人の佞言にたぶらかされるような陛下ではない」

 

「現に、この春にも、奴はおれを貧弱な罠におとしこもうとして」
「みじめに失敗したではないか」

 

「わが皇帝がオーベルシュタインやラングごときの木偶になりさがるとすれば」
興ざめもいいところだな」

 

第五章 ウルヴァシー事件

「聞いてのとおりだ、ベルゲングリューン」
「おれはローエングラム王朝における最初の叛逆者ということになったらしい」

 

「皇帝に頭を下げるのはかまわぬ」
「いや、臣下としてはそれが当然のことだ。だが…」

 

「反逆者になるのは、いっこうにかまわん」
「だが、反逆者にしたてあげられるのは、ごめんこうむりたいものだな」

 

「たとえ事実と異なっても、いっこうにかまわん」
「おれがそう思いたがっているのだから、そう思わせてくれ」

 

「ヤン・ウェンリーのような用兵の芸術家にならともかく、奴ごときの手で鎖をはめられて」
「おめおめと余生を送るのでは、この身があわれすぎるな…」

 

自分たちは、戦いおえた後、黄金の首輪をはめられた犬となって宮廷に列し、
宝石づくりの檻のなかで酒色と惰眠をむさぼりつつ、老残の身を養うべきなのか。

 

そういう境遇に甘んじて、平和と安逸のなかですこしずつ腐っていくべきなのだろうか。

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「少年時代が幸福に思えるとしたら」
「それは、自分自身の正体を知らずにいることができるからだ」

 

「ミッターマイヤー、卿ともう一度、酒をくみかわしたかったな」
「おれは自分自身の手で、その資格をそこねてしまったが…」

 

わが友、蜂蜜色の髪をした「疾風ウォルフ」よ、卿はきっとおれのために身命を賭して、
皇帝に弁護してくれるだろう。

 

だが、卿の善意を上まわる悪意が、皇帝とおれとに働きかけている。
おれは自分の矜持のため、戦わざるをえまい。

 

戦うからには、おれは全知全能をつくす。勝利をえるために、最大限に努力する。
そうでなくては、皇帝に対して礼を失することになろう…。

 

「民主共和政治とやらの迂遠さは、しばしば民衆をいらだたせる」

 

「迅速さという一点で、やつらを満足させれば」
「民主共和制とやらにこだわることもあるまい…」

 

「おどろくことはない。おれが欲するのは、帝国の支配権だ」
「旧同盟領など、民主共和主義者の残党どもに、くれてやる」

 

「いずれにしても、軍事上の不利を自ら招くことはないからな」
「策は打っておくとしよう」

 

「もし奴らが望むなら、民主政治の裏ぎり者」
「ヨブ・トリューニヒトの生身なり首なりを付録につけてやってもよい」

 

「そのことを忘れずにな」

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第六章 叛逆は英雄の特権

「わが皇帝に敗れるにせよ、滅びるにせよ」
「せめて全力をつくして後のことでありたいものだ」

 

「戦うからには勝利を望むべきだ。最初から負けることを考えてどうする」
「それとも、敗北を、滅亡をお前は望んでいるのか」

 

「度しがたいな、吾ながら…」

 

第七章 剣に生き…

「ミッターマイヤー、おれも卿と戦いたくはない」
「だが、あえておれは卿と戦う」

 

「なぜかと問うか?」
「戦って卿を斃さぬかぎり、皇帝はおれと戦ってくださらぬだろうからだ」

 

「おれは自分が何のためにこの世に生を亨けたか、長いことわからなかった」
「知恵なき身の悲しさだ。だが、いまにしてようやく得心がいく」

 

「おれは皇帝と戦い、それによって充足感をえるために」
「生きてきたのではなかったのか、と」

 

「疾風ウォルフの約束には、万金の値があるな」
「いや、だめだ、ミッターマイヤー」

 

「卿の身は、おれの存在などと引きかえてよいものではない。卿はつねに正道をゆく」
「おれにはできぬことだ。おれにできることは…」

 

「夢かもしれんが、いずれにしてもおれの夢の話だ。卿の夢ではない」
「どうやら接点も見出しえないようだし、もう無益な長話はやめよう」

 

「…さらばだ、ミッターマイヤー、おれが言うのはおかしいが、皇帝を頼む」
「これはおれの本心だ」

 

「移動も展開も、何という迅速さだ」
「だが、惜しいことに、陣容が薄い」

 

「むりもない」
「ミッターマイヤーの快足に、凡人がついてこれるものではないからな」

 

「青二才に、用兵の何たるかを教えてやるとしようか」

 

「ヤン・ウェンリーがいかに苦心したか、ようやくわかったような気がする」
「その真の偉大さもな」

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第八章 剣に斃れ

「騒ぐな、負傷したのはおれだ、卿ではない」

 

「放っておけ」
「ここで生き残ったほうが、奴にはかえって不運だ」

 

「皇帝も、ミッターマイヤーも、あのような輩を赦しておくものか」

 

「手術は好きじゃないな」

 

「いや、好き嫌い以上の問題だ、軍医」
「おれにはパジャマを着て病院のベッドで死ぬのは似あわない」
「そう思わんか?」

 

「心配するな。それより、軍服とシャツの着がえを持ってきてくれ」
自分の血の匂いというやつは、五分も嗅いでいると飽きるものでな」

 

「ミュラーが旗艦を棄てて賞賛されたのは、激戦の渦中で指揮をつづけたからだ」

 

「敗れて逃げる身が、旗艦までも棄てたとあっては」
「オスカー・フォン・ロイエンタールの名は臆病者の代名詞になるだろうよ」

 

「そうか、案外、世のなかにはばかが多いな」

 

「きさまが民主共和政治を愚弄しようと、国家を喰いつぶそうと、市民をたぶらかそうと」
「そんなことは、おれの関知するところではない。だが…」

 

「だが、その穢らわしい舌で、皇帝の尊厳に汚物をなすりつけることは赦さん」

 

「おれはきさまごときに侮辱されるような方におつかえしていたのではないし」
「背いたのでもない」

 

「どこまでも不愉快な奴だったな」
おれが生涯の最後に殺した人間が武器を持っていなかったとは…」

 

不名誉な所業を、おれにさせてくれたものだ」

 

「じゃまをせんでほしいな」
「おれは死ぬのではなく、死んでいく」

 

「その過程を、けっこう楽しんでいるところだ」
「おれの最後の楽しみをさまたげんでくれ」

 

「もうすこしだけ待っているがいい。望みがかなう」
「どうせなら、おれも、女性の望みをかなえてやりたい」

 

「古代の、えらそうな奴がえらそうに言ったことばがある」

 

「死ぬにあたって、幼い子供を託しえるような友人を持つことがかなえば」
「人生最上の幸福だ、と…」

 

「ウォルフガング・ミッターマイヤーに会って、その子の将来を頼むがいい」
「それがその子にとっては最良の人生を保障することになる」

 

「遅いじゃないか、ミッターマイヤー…」
「卿が来るまで生きているつもりだったのに、まにあわないじゃないか」

 

「疾風ウォルフなどという、たいそうなあだ名に恥ずかしいだろう…」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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