「わたしの幸せな結婚」の名言・台詞まとめ

マンガ「わたしの幸せな結婚」の名言・台詞をまとめていきます。

 

わたしの幸せな結婚

1巻

「無視され放置されるのには慣れている」
「それに初めての場所、初対面の人の前で下手に動かにほうがいい」(斎森美世)

 

「いつまでそうしているつもりだ」
「謝れとは言っていない、顔を上げろ」(久堂清霞)

 

「わたしにはもう後がない」
「帰る家もなく、頼れる場所も人もない」(美世)

 

「いくらつらい目にあわされようと、ここでやっていくしかないのだ──」(美世)

 

「わたしは今年で十九になった」
「良家の娘ならば嫁いでいて当然の年齢だ」(美世)

 

「しかし使用人以下の扱いを受けているわたしには縁談などなく」
「働けど賃金ももらえないので家を出ることもままならない」(美世)

 

「きっと一生こうして、大人しく下僕のように働くだけ」(美世)

 

「もしかしたらと、淡い期待を抱いてしまっていた」
「なんて馬鹿なことを考えたのだろう」
「全部ありえないに決まっている」(美世)

 

「幸次さんが謝ることではありません」
「ただ運が、悪かっただけですから」(美世)

 

 

「いいのです、わたしは別に気にしていません」
「だってもしかしたら、嫁ぎ先で幸せになれるかもしれないのですから」(美世)

 

「微塵も思っていないことを、言い聞かせるように言葉が出てくる──」(美世)

 

「恨んでなどいません」
「そんな気持ちは、もう忘れました」(美世)

 

「僕は君を助けたかった」
「また昔のように普通に君と笑いあいたかった」
「僕は君を──」(辰石幸次)

 

「思い出すのは苦しかった記憶ばかり」
「そして明日からも、きっと幸せなど待っていない」(美世)

 

「早くこの命が尽きるのを、ただ期待して眠る」
「それだけ」(美世)

 

「ここでは私の言うことに絶対に従え」
「私が出ていけと言ったら出ていけ、死ねと言ったら死ね」(清霞)
「はい」(美世)

 

「十分な教育を受けていないわたしが、久堂家の女主人になどなれるわけもない」
「では、わたしのやるべきことは?」(美世)

 

「炊事をする嫁など久堂家当主の妻にふさわしくないと思うけれど」
「今のわたしにやれることはこれくらい」(美世)

 

「美世さま」
「ゆり江はもうこんなしわくちゃの婆ですから、お手伝いしていただけて助かりましたよ」
「ありがとうございます」(ゆり江)

 

「お前、先に食べてみろ」
「食べられないのか?」(清霞)

 

「ふん、毒でも盛ったか」
「わかりやすいことだ」(清霞)

 

「会ったばかりの信頼関係もない人間の作ったものなど」
「口にできないのは当然だろう」(清霞)

 

「美世さまは今までいらした方々とは、どこか違います」(ゆり江)

 

 

「誇り高いのも、気位が高いのも否定するつもりはない」
「しかし自惚れるなと思い、いつも破談になる」(清霞)

 

「ゆり江はうれしかったのですよ」
「気を遣って仕事を手伝ってくださった方は初めてでしたから」(ゆり江)

 

「今回も早々に追い出すつもりだったが…」
「斎森の娘は結婚相手としてかなり良い条件がそろっている」(清霞)

 

「しばらく様子を見るか」(清霞)

 

「しかし──あらためて見ると、とても名家の令嬢とは思えないな」(清霞)

 

「古着とも呼べぬ粗末な着物、ひどく痩せ細った首許や手首」
「あかぎれだらけの白い指先、傷んで艶もない髮」(清霞)

 

「都会に住む娘ならば、庶民だってもう少し良い格好をしている」(清霞)

 

「これは本格的におかしな娘が来てしまった」(清霞)

 

「お前は息をするように謝るのだな、なぜだ?」(清霞)

 

「謝るな。もう謝るな」
「謝罪はしすぎると軽くなる」(清霞)

 

「二晩も連続で悪夢を見てしまうなんて…」
「斎森家を出ても、わたし自身の価値のなさを忘れてはいけないという戒めだ」(美世)

 

「自分がどれだけ平凡で使えない人間かなんて、わかっているわ」(美世)

 

「美味い。ゆり江とは少し味付けが違うようだが悪くない」(清霞)
「誰かにこうして褒められたのは、認めてもらえたのは何年ぶりだろう」(美世)

 

「…なぜ、ここで泣くんだ」
「黒曜石のような、しかしどこかガラス玉のように空虚な瞳が濡れて光っていた」(清霞)

 

「私の言葉が気に入らなかったのか?」
「褒めたつもりだったのだが」(清霞)

 

「(過去の)彼女らに未練など欠片もないが」
「ならば自分はどういう相手なら受け入れるのかと自問してもよくわからない」(清霞)

 

「少なくとも、母のような典型的なご令嬢との結婚はごめんだ」(清霞)

 

 

「美世さま、泣くことは悪いことではありませんよ」
「むしろ涙を我慢してお気持ちをため込んでしまうほうが、よほど悪いのですよ」(ゆり江)

 

「自然に流れてきた涙は、そのまま流せばよいのです」
「そのくらいで坊ちゃんは、お怒りになりませんよ」(ゆり江)

 

「矛盾している」
「受け入れられる資格がないと知りながら、嫌われたくないと思ってしまう」(美世)

 

「嘘や隠し事はしたくないのに、斎森のことも自分のことも言わずにいるなんて…」(美世)

 

「お前、ここに来てから一度も街へ行っていないだろう」
「…行きたいと思わないか」(清霞)

 

「迷惑ではないし、用事などなくてもいいだろう」
「私に付き添っていればいいだけだ」(清霞)

 

「(邪魔では?) まったく邪魔ではない」(清霞)

 

「大丈夫、私への迷惑は考える必要はない」
「お前を誘ったのは他の誰でもない私だ」(清霞)

 

「この人のどこが冷酷無慈悲なのだろう」
「こんなにも優しいのに」(美世)

 

「わたしがこの人と釣り合うだけのものがあったなら」
「きっとずっと付いて行くのに」(美世)

 

「今まで結婚相手候補たちには何かを買い与える気にならなかったが、彼女は…」
「いや、彼女に特別な意味があるわけではない」(清霞)

 

「勝手に(新しい着物姿を)想像されて彼女も気持ち悪く思うだろう」
「いやむしろ、想像しようとした自分が気色悪い」(清霞)

 

「いや、私は何を考えているのだ」
「愛などと、そういうものではないと言ったはずだ」(清霞)

 

「……お前は本当に笑わない」(清霞)

 

「いや、責めているわけではなくてだな」
「ただ、笑っているところを少し見てみたいというか」
「興味があるというか」(清霞)

 

「旦那さまはその、変わっていらっしゃいますね?」(美世)

 

「私は怒っていない」
「だからそんなふうに小さくなる必要はない」(清霞)

 

「私たちはこのままいけば結婚する仲だ」
「思ったことは何でも言い合えるほうがいいだろう」(清霞)

 

「私も、お前が今のように素直な言葉をくちいするほうがうれしい」
「謝罪ではなく」(清霞)

 

「でも…望んでしまった」
「少しでも長く、この人と居たいと」(美世)

 

「あとでいくらでも、どんな罰でも受けます」
「だから──今だけ許してほしい」(美世)

 

「もう少しだけこの幸せな時間を過ごしたら、本当のことを言おう」(美世)

 

「遠慮の塊である彼女でも、部屋の前に置いてあるものは受け取らざるをえないだろう」
「さて、何を言ってくるか──」(清霞)

 

「この感情は何というのだろう」
「感動、それとも興奮か、歓喜か」
「いや強いていうなら、愛しさ──」(清霞)

 

「そういえば最近は帰宅時間が早くなった」
「玄関で出迎える彼女の姿に安堵をおぼえ」
「彼女との食事の時間がとれるように帰っている」(清霞)

 

「本当にらしくない」(清霞)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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