「ミナミの帝王」萬田銀次郎(まんだぎんじろう)の名言・台詞まとめ

マンガ「ミナミの帝王」萬田銀次郎(まんだぎんじろう)の名言・台詞をまとめていきます。

 

ミナミの帝王

1巻

「これ持っていき。二十万あるわ」
「ええがな。ある時払いの催促なしや、遠慮せんとき」
「ただし利息は十一(トイチ)やで」
「(利息は)あたりまえやがな。ワシはミナミの高利貸し萬田銀次郎でっせ!」

 

「(雇う?) なんぼ出す?」
「あたりまえやがな。ペン習字でもそろばんでも、習おうと思ったらゼニ取られるやろ。ヤクザかて上納金取るがな」

「お前は命の次に大切なゼニ儲けを教わろうとしてるんや」

 

「一発くらわしたるでぇッ! ワイをなめたら血ィ見るより怖いちゅうこと思いしらしたるっ!!」

 

「このオッサンは一筋縄ではいかん奴っちゃで。ゼニは借りた方が強いんや!! ──ぐらいに思うとる奴やからの…」

「けどまあやり方は色々あるがな」

 

「人を泣かしたら自分も泣く羽目になるのが世の中の鉄則でっせ……」
「ゼニが無いのやったら、客の車叩き売ってでも作らんけえッ!!」

 

 

「ふ…ヤクザが怖おうて東映映画館の前が通れるかい!」

 

「下がることはできまへんな」
「金貸しが取り立てに失敗したら生きてはいけまへんがな。振り返ったら地獄!」
「一歩も引くことはできまへん!」

 

「負債も財産のうちや。親が払わんかったら子に行くのは当然やないかい!」

 

「やめなはれ。ワシは泣き落としにかかるほど甘い金貸しとちゃいまっせ!」

 

「人間ちゅうのは悲しいもんや。大事なもん持っとる弱みができるんや…」

 

「なめさらすなッ!! この萬田銀次郎、取るちゅうたゼニはきっちり取るんじゃッ!!」

 

「合名会社・合資会社・有限会社・株式会社と数ある中で、株式会社が一番アテにならんちゅう原則を忘れとった」

 

「分かりました…ホナ、ワシも法の内側で取り立てさせてもらいまっさ…」
「ただしこの萬田銀次郎、やり方が少々えぐおまっせ」

 

「まあワシはこの件では貸した1000万と20日分の利息が200万、計1200万手に入れたら文句はないんや……」

「けどな…浅田のガキはミナミの鬼とまで言われたこの萬田銀次郎を引っ掛けよったんや。少々痛い目におうて貰わんと示しがつかんやろな」

 

「なにいッ、ぶち殺すッ!? 腹あくくって喋っとんかい、おおッ。吐いたツバは呑めんぞ、コラ──ッ」

 

「金貸しは顔で商売してまんねんで。いっぺんでも客にナメられたらしまいや…ナメられんためには浅田のガキが地獄の底を見るまで突き落とさなあきまへん!」

「萬田の借金踏み倒したら……ここまでえぐい目にあうちゅうことを天下に知らしめたるんや!」

 

「あんたが生きてる限り、どこででもゼニは頂きまっせ!」

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2巻

「ミナミの鬼とまで呼ばれたこの萬田銀次郎が、嫁はん勝手に使われて20や30のハシタ金で引き下がれるかい!」

 

「話やとう……ふざけるな、このボケッ!」
「オノレはワシにゼニ借りたいんやろが! そのくせに信用できる男か…とは何事や! 信用できるかどうかはワシが聞くことじゃい!」

「ワシからゼニ借りたかったら、ツラぁ洗って出直して来いッ!!」

 

「確率と相手の性格を加味して推理すれば、ジャンケンなんかナンボでも勝てるでぇ…」
「人生の裏の裏まで見てきた奴を相手に商売してんねや。これぐらい読めんかったら裏金融なんかやっていけんで!」

 

「選挙戦に莫大なゼニをぶち込んで、道具のようにゼニを使い切ってると思うとるタヌキ等に、ホンマのゼニの怖さを教えたんねん……」

「ええか! ゼニは意思を持っとるんやでえ!」

 

「無理でもやらなあかんねや。ゼニは生きもんや。必要な時にブチ込まな、死に金になってしまうんや!!」

 

「ああ…泣いても笑ろうても今日で決まるんや!」
「そう……タヌキとキツネの化かし合いがな!!」

 

「人がゼニを操ったんやない…ゼニが人を操りよったんや!」

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3巻

「(危ない人?) そら当たり前や」
「危ない奴やさかい、十一なんちゃう高利のゼニを借りてくれるんやないか」

 

「いや、ワシの目にはゼニしか見えてまへん! 鬼の目にもゼニでんがな!」

 

「竜一。ええか、ワシ等金貸しは鬼や!」
「鬼が人間の心を持つ時は……負ける時や。覚えとけ」

 

「ピンキャバの女にその150万使うつもりなんやろ…悩め…竜一…」
「もっと悩めや。ワシはこの際、金貸しのド根性をお前に叩き込んだるでえッ」

 

「このミナミはな、弱肉強食の街や。強いものだけが生き残れる街や。弱い奴はみんな喰いものにされて、ボロボロに去っていくんや」

「みんな必死になって生きとるんや。お前みたいな甘チャンはワシもいらん!」
「大ヤケドせんうちに、さっさとミナミから立ち去れや」

 

4巻

「このことだけは肝に命じときなはれ…魔物は天界に住んでまんねやで」
「天界…すなわちなにもかも上手くいって有頂天の時に魔物は襲って来まんねや。魔物は有頂天に住んでまっからな」

「これを魔がさす…と言いまんねやで」

 

「そら、表の世界のことでっしゃろ」
「表金融のサラ金なんかとちごうて、ワシ等裏金融の人間に裁判所がどうの税務署がどうのという能書きは通用しまへんワ」

「覚えときなはれ…ワシ等いっぺん貸したゼニは、オドレが死んだらその墓石叩き売ってでも取り立てるんじゃあッ!!」

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「(やめてくれ?) あきまへんな!」
「ワシは命の次に大切なゼニを貸してまんねや…そのゼニ踏み倒すつもりやったら…あんたも命が切のうなるほど苦しみなはれッ!」

 

「ゼニを甘くみたらあきまへん…たかが麻雀の借金とタカをくくったあんたが悪いんや」
「……これが…ゼニの報いだっせ!」

 

「ゼニを甘く見る者は、ゼニの報いを受ける…肝に命じときなはれや!」

 

5巻

「どこのどなたか知らんが……ゼニを大切にせんもんには、いつか天罰が下りまっせえ」

 

「ボケッ、誰が止めるかいッ。どうせ死ぬなら一文にもならん死に方さらすなッ、ゼニになるような死に方せんかいッ」

 

「相手が整理のプロやったら、萬田銀次郎は取り立てのプロでっせえッ!!」

 

「必要とあらば…いっぺん飲み込んだエサでも喉に手ェ突っ込んで吐き出させまんがなッ!」

 

「この世の中死ぬにもゼニがかかりまんねや! ゼニがすべての世界でんねや!」
「死ぬなら遺族に迷惑がかからんようにあんじょう死になはれッ」

 

「諦めた時にワシ等の負けが決定しまんねんで!」
「諦めん限り、まだ勝負は途中や! 負けたわけやない!」

 

「損して得取れ…ちゅうことわざもありまっからな。潰れかかった会社の経営者はワシ等の上得意や。高利のゼニでも拝み倒して借りていきよる」

「けどその瀕死の会社を食いものにするあんたら整理屋は、ワシ等金貸しの敵やで…2000万のゼニより、おどれを潰す方が得なんじゃあッ!」

6巻

「どうせ死ぬんやったら有意義に死になはれと言うてまんねや。何でもゼニにせな損でっせえ!!」

 

「ヨロシ! この話乗りまひょ!!」
「ただし儲けは折半でっせ」
「盗人の上前ハネて骨までしゃぶったりまんねや!」

 

「なんぼ頑張っても、ゼニの報いは受けなあかんで!」

 

「だます者はいつかだまされる…これが世の中の法則でっせえ!」
「ゼニのやりとりは常に地獄の釜の上で行なわれてると知りなはれ……踏み板一枚下は熱湯地獄が待っとりま!」

 

「この萬田銀次郎、受けた恩は百倍にも千倍にもして返すのが身上だす……」
「ひと肌でもふた肌でも脱がせてもらいまっせえッ!」

 

「諦めてしまうのはまだ早うおまっせ!」
「財前はん、あんたの背後にはこの萬田銀次郎が付いてるのは世間が知ってまんねや。このまま引き下がったんでは……萬田銀次郎の名がすたりまんがな!」

 

「ワシの周りでは二度とこんなことが起こらんように、萬田銀次郎の恐ろしさをたっぷり教えたりまんがな……」

「ま…目には目を…ちゅうヤツや!」

 

7巻

「まかしときなはれッ。この銀次郎、法律をねじ曲げてでも取り立て(キリトリ)してみせまっせえッ!」

 

「あほんだれ! アイカマを制する者は天下を制するんやど!」

 

「ワシも昔、ここで暮らしてたことがあるんや」
「世をすねて、ここでくすぶってた時期があるんや…」

「──けど皮肉なもんやな。ワシに今の生き方を教えてくれたんはここの住人や。この町がワシを生かさせてくれたんや……」

 

「ゼニはのう、この世で最も大切なもんや! せやけどな、人の命の値段を値切るような奴は……ゼニの罰を受けるんじゃッ!」

 

「ゼニの支払いは法律でまぬがれても、女の心までは法律で縛ってくれまへんでえ」

 

「いや貸さんことはおまへんけど、何に使いまんねや…つまらん男に注ぎ込むんやったらやめときなはれや。砂漠と一緒でナンボ注ぎ込んだかて、底はおまへんで」

 

「借りたもんは命懸けで返す、それが世の中のルールだす」
「苦労話に涙は流しても……ゼニの貸し借りは水には流せまへんでえッ!」

 

「軽々しくゼニを貸したり借りたりするような奴は、いつかゼニの報いを受けるもんんだす」

「八重子はん……あんたはもうそんな軽はずみな人間ではのうなってるはずや……いっぺん…地獄の釜の蓋を開けてまっからなあ!」

 

8巻

「ミナミの大通りを何人もの今大名が通っていきよったがな…けどみんな一瞬の栄耀栄華に酔った連中や」

「ひとりとして生き残った奴はおらへん…ゼニを粗末にする奴は…いつかゼニの報いを受けよるんや!」

 

「ええか。ゼニは頭や、頭で稼ぐもんやでえ!」

 

「ワシら裏の金融屋や。危ない客やから言うて断っとったら商売にならんさかいの」

 

「ま、好きにしなはれ。けど人間欲をかきすぎるとろくな事おまへんで──!!」

 

「相手は相当なワルや…こっちはその上をいくワルにならな太刀打ちできまへんで…」
「罠には罠を…田所をハメたりまんねや!」

 

「今の世の中、タヌキとキツネの化かしあい……悲しいことに結局頭の悪い奴が損するように出来てまんねや……」

 

9巻

「ワシがナンボでも融通したるがな!」
「担保やったらあるがな…」
「それはあんたの才能や!」
「ワシが最初にゼニを出したんも花男の味に出したんやおまへんで…あんたの経営能力に出しましたんや!」

 

「悲しいことやのう……今の人間はみな、目に見えるもんしか信じられんようになってしもたんや……」

 

「勘違いしたら困りまんな。ワシ等金貸しは『顔』で商売してまんねや。この顔潰されたら、明日からミナミで食うていかれまへんがな…」

「顔を守るためやったら、ナンボでもゼニ使いまんがな…この萬田銀次郎の顔、安うはおまへんで…たとえ十億・二十億使おうと地の果てまで追い詰めまっせえッ!」

 

10巻

「命の次に大事なゼニを貸すのが商売でっからな…人の心を読むのが習慣になってまんねや…」

 

「ええか、人生一回棒にふっとるからこそ一皮むけることもあるんや」
「大切な物…守るべき物を投げ出してみい…これほど強い人間はおらへんど…」

 

「ワシ等金貸しは現金が商品でんねや。八百屋に大根の無い日はあってもこの銀次郎にゼニの無い日はおまへんで…!」

 

「あんたは商売人になるんと違いまんのか……」
「商売人やったら、売れるもんなんでも売りなはれっ!!」

 

「ゼニを稼ぐということは…最終的には自分の身を切り売りすることだす…」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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