アニメ「るろうに剣心」緋村剣心(ひむらけんしん、抜刀斎)の名言・台詞をまとめていきます。
るろうに剣心
1話
「(伝説の人斬り?) るろうに…拙者はるろうに」
「あてのない旅の剣客でござるよ」
「これで人を斬れると思うでござるか?」
「(刃が逆?) 逆刃刀でござる」
「人を斬ることは出来ぬ」
「斬った跡もないでござろう」
「父上は薫殿が命を捨ててまで、流儀を守ることを望みはしないと思うでござるよ」
「亡くなった父上が願うのはきっと…薫殿の幸せでござる」
「(人を活かす剣?) いや…剣は凶器、剣術は殺人術」
「それが真実」
「薫殿が言っていることは、一度も自分の手をけがしたことのない者がいう」
「甘い戯言でござる」
「けれども拙者は真実よりも、薫殿のいう戯言の方が好きでござるよ」
「願わくば、これからの世はその戯言が真実になってもらいたいでござるな」
「1つ言い忘れていた」
「人斬り抜刀斎が振るう剣は、神谷活心流でも、お前の我流でもなく」
「飛天御剣流」
「こんな刀でない限り、確実に人を惨殺する神速の殺人剣でござるよ」
「抜刀斎の名に未練も愛着もないが」
「それでも…お前のような奴には譲れぬよ」
「すまないでござる、薫殿」
「拙者、隠す気はなかった」
「ただ…出来れば語りたくなかったでござるよ」
「拙者も少し旅に疲れた」
「いつまた、どこへ流れていくか分からぬよ」
2話
「おぬし、なりはまだ子供だが心根は立派に一人前でござるな」
「すまない、拙者が見くびっていた」
「その誇り、大切にするでござるよ」
「呼んでも来ぬよ」
「なかなか入れてもらえぬので、この部屋以外の者にはしばらくの間、眠ってもらった」
3話
「拙者の剣は、後世に残す気はないでござるよ」
「罪もない人々に切っ先一寸たりとも触れるな」
「相手なら拙者がいたす」
「地べたをナメたい者はかかってこい」
「あいにくですが、人斬りの手柄で政府の要職につく気は毛頭ないんですよ」
「我々はかつて剣を取って戦った」
「権力や栄光のためでなく、人が幸せに暮らせる世をつくるために」
「それを忘れてしまったら…ただの成り上がり者ですよ」
「剣1本でも、この目に止まる人達ぐらいなら…なんとか守れるでござるよ」
「これからおぬし(弥彦)が覚えるのは、人斬りの剣ではない、人を守る剣でござるよ」
「強くなれ、活心流で」
4話
「酔った上の乱行なれば多めに見ていたが」
「そんなもの(刀)を抜くつもりなら、拙者も容赦せんよ」
「自由民権、大いに結構」
「しかし、お前達の場合、政府を正す前に、まず己を正すべきでござるな」
5話
「(抜刀斎?) るろうにの緋村剣心」
「この刀で相手する」
「(倒れねえもんの勝ち?) さような台詞は、最後まで立っていられた時に言うでござるよ」
「おぬしには一撃は効かない、ならば」
「飛天御剣流・龍巣閃」
「そんなしみったれた強さでは、拙者は倒せんよ」
「喧嘩の相手が違うのではござらんか?」
「赤報隊がおぬしに教えたのは、維新志士を倒すことか?」
「それとも、維新を達成することか?」
「斬左、維新はまだ終わっておらんよ」
「確かに新時代・明治になって、形だけの維新は出来た」
「しかし、多くの人々はいまだ弱者が虐げられる古い時代の中にいる」
「だから拙者は自由なるろうにとなり」
「そういう人達を守るために、この刀を振るっている」
「そうすることが、明治維新の犠牲になった人々の償いになると思っているのでござるよ」
「斬左は、ほかの連中とは段違いでござったゆえ」
「拙者もあまり手加減できなかったでござるよ」
6話
「その黒笠という男、おそらく拙者と同じように、元は幕末の人斬りでござろう」
「明治が10年すぎても、血の色と匂いに心を奪われ、人斬りがやめられぬ」
「不幸な男でござる」
「確かに、奴(刃衛)の言うとおりかもしれん」
「今の拙者では、おそらく奴に勝つことは出来ん」
「しかし、拙者は奴を倒す」
「幕末、人斬りとして存在した者同士」
「これは拙者にとって、避けて通れぬ戦いでござる」
「誰かを守りながらの戦いになると、刃衛にはとても勝てない」
「分かった」
「必ず返しに帰るから、安心して道場で待つでござるよ」
7話
「(怒っている?) ああ」
「薫殿を巻き込んだ貴様と、それを阻止できなかった俺自身にな」
「おしゃべりの時間はないんだ」
「殺してやるから、さっさとかかってこい!」
「どんな技でも好きなだけ使え」
「だが…俺が殺すと言った以上、お前の死は絶対だ」
「来い」
「抜刀斎の名の由来、とくと味あわせてやる」
「抜刀術の全てを極めた」
「それが、抜刀斎の名の由来だ」
「肘の関節を砕いて筋を断った、お前の剣の命は終わった」
「そして…これで人生の終わりだ」
「薫殿を守るため…俺は今一度、人斬りに戻る!」
「刃衛」
「たとえ拙者の本性が人斬りだとしても、拙者は二度と人斬りには戻らぬ」
「死ぬまでるろうにでいられるでござるよ」
「この仲間がいれば」
8話
「事情はよく飲み込めぬが」
「拙者、いたずらに人を傷つける輩は見過ごせぬたちでな」
「いい年をして、火遊びはやめるでござるよ」
「そんな小細工では、拙者の髪1本燃やせぬでござるよ」
9話
「もう自分を責めるのはやめるでござるよ」
「恵殿は長い間苦しんできた、それで十分ではござらんか」
10話
「恵殿は、こちらから受け取りにいく」
「心して待っていろ、観柳!」
11話
「あの時代…多くの者が戦いに身を投じた」
「立場こそ違え、この国の未来と幸福を考え命を懸けた」
「だがお前(蒼紫)は違う」
「お前にあるのは、氷のように冷たい闘争心だけ」
「そして今も、人々を苦しめることに加担している」
「るろうにとして拙者、お前を見過ごすわけにはいかぬ!」
「大丈夫でござるよ」
「やっとあの小太刀を防ぐ手段が見えてきたところでござる」
「小太刀より長い刀では、お前の速さに勝てない」
「だから拙者も、お前の小太刀と同じ間合いに切り替えたのでござるよ」
「弥彦は神谷活心流の大事な後継者」
「こんな所で、死なせはせぬ!」
「それに、拙者もまだこんな所で死ぬわけにはいかぬ」
「蒼紫」
「最強の称号など、そんなに欲しければくれてやる」
「今の拙者には、拙者の助けを待つ人と」
「喜びや悲しみを分かち合える仲間の方が、何万倍も大事でござる!」
「構わぬ、気の済むまで挑んでこい」
「だが…ほかの者を巻き込む戦いは決して許さぬでござるよ」
「命乞いなら、お金様に頼んでみろ!」
「無駄死になんかではない」
「御庭番衆4人の命が、観柳のガトリングガンに勝ったのでござる」
「己が死んだところで…殺した人がよみがえるわけではござらん」
「それより、1人でも多くの人を救うために剣を振るうことが本当の償いとなるはず」
「人斬り抜刀斎は、そうやって今を生きているでござるよ」
るろうに剣心(京都編)
28話
「(新選組) 拙者も幾度となく剣を交えたことがある」
「1番の宿敵でござったよ」
「一と二、そして三番の組長とは幾度か戦ったが、結局決着はつかずじまいでござった」
「その幹部達も今では、ほとんど死んだと聞く」
「ただ敵ではあったが、私怨はなかった」
「立場は違えど、互いに剣に命と信念を懸けて戦ったことに変わりはない」
「斎藤一の剣腕は、まったく衰えていない」
「”壬生の狼”と呼ばれたあの頃のままだ」
「逆刃刀で殺さずのままで、果たして奴を退けられるか?」
29話
「拙者、人から狙われて当然の身でござるが」
「いわれなきことで命をくれてやる気は毛頭ござらん」
「今の拙者は、自分の目に映る人々を守れる、るろうにとしての強さがあればそれでいい」
「人を殺める人斬りとしての強さなど、もう必要ござらん」
「お前がなんと言おうと…拙者はもう、人を殺めるつもりはござらん」
30話
「あの頃…京都では、相手を確実に仕留める必殺の技が必要だった」
「斎藤、お前でいえば牙突がそれだ」
「しかし、いかな牙突でも4回も見せられれば、返し技の1つや2つ思いつくさ」
「立て、10年ぶりの戦いの決着がこれしきではあっけないだろう」
「”もう殺す”のは、俺の方だ」
「(馬車で?) ここで聞かせてもらう」
「この一件に巻き込まれたは、俺1人では…」
「この一件に巻き込まれたは、拙者1人ではござらん」
「話はここにいるみんなで聞く」
「志々雄真実は、拙者と同じ幕末の人斬りでござるよ」
「拙者が裏から表に出たのち、陰の人斬りの役を引き継いだ、もう1人の長州派維新志士」
「志々雄はいわば、人斬り抜刀斎の後継者でござる」
31話
「人斬りは、しょせん死ぬまで人斬り」
「抜刀斎もまた、拙者の真の姿に違いはない」
「戦いの中にしか、生きられぬさだめ…」
「時代は、再び流れ始めた」
「とどまることはもう…許されない」
「このまま志々雄を放っておくわけにはいかない」
「拙者は京都に行くでござるよ」
「今までありがとう」
「拙者はるろうに、また流れるでござる」
「さようなら」
33話
「お前(斎藤)との戦いにはいつでも応じてやる」
「だが拙者は、この件に誰1人巻き込む気はない」
「そのために1人を選んだ」
34話
「盗みを働いたおぬしらも悪ければ、追い剥ぎをした操殿も悪い」
「拙者も付き合うから、両成敗ということで勘弁するでござるよ」
「川辺や橋での戦いは、昔嫌というほどやって慣れているから」
「この程度の橋なら、相手が攻めてきて中央に重量が寄れば」
「切り崩すことぐらいわけないでござるよ」
「どういう経緯(いきさつ)で、蒼紫がおぬしを預かったのかはよく分からぬが」
「なぜ1人置いて去ったのかは分かるような気がする」
「戦いに生きる御庭番衆と共にいれば、常に危険に見舞われる」
「蒼紫もそれを思い、おぬしを京都のじいやの所へ置いていったのでござろう」
「思いを断ち切って忘れた方がよい」
「それがおぬしの幸せのため」
35話
「(覚悟?) 覚悟するのは、お前達だ」
「普段なら”ケガをしたくない者は下がれ”と言うところだが、今この場ではそうもいかん」
「1人残らず叩き伏せる!」
36話
「だが…その正義のために血を流すのはお前ではない」
「その血を流したのは、今を平和に生きていた人々だ」
「志々雄真実」
「お前1人の正義のために、これ以上人々の血を流させるわけにはいかぬ!」
「(命取りになる?) 別に構わんさ」
「後輩相手に、そう気張ることもあるまい」
37話
「刀はまた作ればいいし、志々雄達もまた追えばいい」
「とりあえず、この村から志々雄一派を退けた」
「それだけでもよしでござるよ」
「死んだ者が望むのは、敵討ちなどではなく」
「生きている者の幸せでござるよ」
「時がたてば、この小さな手も大きくなり、おぬしも大人になる」
「その時、志々雄一派のように力で虐げる男にはなるな」
「村人のように、暴力に怯えて何も出来ない男になるな」
「最後の最後まで、おぬしを案じ続けた兄のようになって幸せになるでござるよ」
「拙者が本当に人斬りに戻らねばならぬかいなか」
「答えは必ず京都にある」
38話
「あれから10年、もう二度と訪れることはないと思っていた京都に拙者が」
「再びあの地に修羅の世界が待っていることだけは間違いない」
40話
「拙者を突き殺そうとするなら、斎藤の牙突を超える技を繰り出してこい」
「貴様にとってたかがガキでも、幕末に大勢の人間を斬った拙者にとっては」
「かけがえのない新時代の申し子」
「命に代えても、伊織は両親のもとに無事返す」
「(時代をつくる?) 生憎だが、お前には到底無理でござる」
「時代をつくるのは刀ではなく、それを扱う人でござる」
「赤空殿。俺はまだ、あなたと同じく甘い戯言に懸けてみたい」
「だから…”逆刃刀・真打”、ありがたく頂戴いたす」
41話
「15年前にやり残した、飛天御剣流奥義の伝授」
「今こそ、お願いしたい」
「(京都に来たの怒って?) 半分」
「もう半分はどこか…ホッとした」
43話
「飛天御剣流継承者、第13代目・比古清十郎」
「腕は間違いなく最強」
「だが、性格は陰険・ぶっきらぼう・人間嫌い」
「本人ですら忘れている他人の恥を、逐一覚えている人の悪さ」
「(無謀?) 承知しています」
「しかし…奥義伝授を前に、死など恐れてはおりません」
「恐れているのか? 比古清十郎を」
「その後ろにある、絶対の死を」
「俺は、まだ…」
44話
「師匠。奥義は会得しても、俺は14代・比古清十郎を襲名する気などまったくありませんよ」
「受け継ぐのは飛天御剣流のことわりだけです」
45話
「人斬りの中でも、志々雄真実は拙者のあとを継いだ人斬り」
「こんな時、奴はどんな方法でそれを成すか?」
「人斬り抜刀斎ならば手に取るように分かる」
46話
「左之。拙者と斎藤で敵の銃砲を引きつける」
「その隙に小舟を探して忍び寄り、炸裂弾で敵艦後方の機関部を破壊してくれ」
「おぬしの力量に命運を懸けるでござるよ」
「これでもう、無関係の人を戦いに巻き込むようなことはないでござるよ」
「蒼紫は…まだ、修羅になってござらん」
「もし本当に修羅と成り果てて技を繰り出していたのなら」
「翁殿は今ごろ墓の下にいておかしくないはず」
「おそらく無意識の一瞬の手加減でござろう」
「それは、まだ蒼紫が人である証拠」
「たとえ体が修羅に支配されたとしても」
「拙者は人であろうとする心の方を信じるでござる」
「蒼紫の安息の地は死ではござらん、ここ(葵屋)にある」
「拙者は、蒼紫をここに連れて帰る」
「奥義は…”天翔龍閃”は危険な技でござる」
「もし斎藤や張との戦いのように、我を忘れてしまえば」
「今度こそ確実に拙者は人斬りに立ち戻る」
「だが、力を抑えれば速さは損なわれ、奥義足りえない」
「死闘という極限のはざまで、紙一重の生死を見極める」
「それが出来て初めて、拙者の”天翔龍閃”は完成する」
「全ては拙者の心次第」
「大切な仲間達と、みんなの思いに支えられている」
「恐れるものは何もない」
47話
「拙者、決闘は承知したが、殺し合いはごめんこうむる」
50話
「約束でござるよ」
「”蒼紫を必ず連れて帰る”という、操殿との約束」
「そして、蒼紫との”再戦”の約束」
「この機を失えば、2つの約束は永遠に失われるでござる」
「約束を果たすのは、今…この戦いの扉だけは、拙者自らの手で開けねばならぬ」
「(約束を破棄?) 約束は守る」
「だがその相手は、おぬしではござらん」
「拙者が約束したのは、隠密御庭番衆お頭の蒼紫であって」
「今のおぬしではござらん」
「この蒼紫、地の利だけで抑えて、今のままでは前以上に拙者には勝てぬと突きつける」
「そしてそこに、今の蒼紫を元の蒼紫に戻す可能性を見いだすでござる」
「だがその紙一重が、今のお前と拙者の決定的な違いなんだ」
「生と死の狭間の中で、是が非でも生き抜こうと決意した時」
「拙者は捨て身とは違う力を引き出され、最後の奥義を会得した」
「生きようとする意志は何より強い」
「お前は”全てを捨ててきた”と言ったが、捨てるなんてその気になれば誰にでも出来る」
「簡単なんだ」
「お前は剣の上ではこの上なく強くなった」
「だが心の上では、見る影もなく弱くなってしまったんだ」
「心を弱くしてしまった今のお前が、そのことを口にしても」
「生きることからお前自身が目をそむけるための、ただの言い訳でしかない!」
51話
「強き心を取り戻せ」
「失った誇りを呼び返せ」
「観柳邸で止まった時間を動かすのは、今なんだ!」
「目覚める時は今なんだ!」
「また…紙一重でござったな」
53話
「(信じてる?) 比古清十郎は約束を違(たが)えたことは一度たりともない」
55話
「弱い人間は死に、強い者だけが生き残る」
「宗次郎はそう言った」
「今まで宗次郎のために、あたたかい涙を流してくれる者がいなかったのでござろう」
「そんな人間と出会えていれば、まったく違った人生になっていたはずでござるよ」
56話
「封じ込めた意識のその底で、おぬし(宗次郎)は…悔いてきたのではないか?」
「本当のおぬしは、誰も傷つけずに生きたかったのではないか?」
「まだ手遅れでなくば、今からでもやり直しはきくのではないか?」
「拙者は、常に本気でござるよ」
「そうでなくては、この口から出た言葉を、相手に本気とは思ってもらえぬ」
「(拙者が正しい?) いや…そうではござらん」
「勝負に勝った方…つまり、強い方が全て正しいというのは、志々雄の論理でござる」
「一度や二度の戦いで真実の答えが出るくらいなら、誰も生き方を間違ったりはせぬ」
「人1人の人生は、そんなに簡単なものではござらんよ」
「真実の答えは、これからおぬし自身が、自分の生き方の中から見いだすでござるよ」
58話
「お前が”糧”と呼ぶ人達は、あの動乱の時代を耐え」
「やっと平和の世を手に入れた人達」
「誰かのために、何かのために犠牲になって当然の命など」
「今の世にあってはならぬ」
「お前が再び動乱を繰り返そうとするなら、どんなわけであろうと」
「それを放っておくことなど拙者には出来ぬ」
「お前の作る歴史にも、今の歴史にも、拙者の名など残す気はござらん!」
「残したく思うのは、動乱の果てに訪れた」
「この平和の世、唯1つ!」
59話
「傷の痛みなど、それを超える気迫と覚悟で耐えればいい」
「戦いの中に身を置く者にすれば、至極当然」
「だが、力弱くとも懸命に生きる人達にまで、その痛みを強いる貴様の時代など」
「拙者の命が続く限り、絶対にこさせはせん!」
60話
「(人斬りの時代は)終わっているんだ」
「拙者がこの逆刃刀を手にした時に」
「俺にはもう、俺の帰りを待っている人がいるんだ」
「生きる意志は何よりも…何よりも強い!」
61話
「志々雄真実と駒形由美」
「そして十本刀」
「たとえ歴史に残らなくとも、拙者の胸にしかと留めておくと」
「その佐渡島方治の霊前に伝えてくれ」
「”勝った者が正しい”というのなら、それは志々雄真実と同じでござるよ」
「拙者達は自分の正しいと思うことを信じて戦い、志々雄を倒した」
「だが、その志々雄も勝つことで自分の正しさを証明しようとしていた」
「信じた上の行動だったのでござる」
「その点では、拙者達とまったく変わりはない」
「強いていえば、時代が拙者達に味方をしてくれたのかもしれない」
「何が正しいかは、次の世代の人々が歴史を学び、判断してくれるでござろう」
「ただ、”強ければ生き、弱ければ死ぬ”という弱肉強食の時代だけは」
「絶対に間違っているんだ」
62話
「京都は…この手で殺めた、ここに眠る者を思い出させる」
「だから、どうしても避けてしまった」
「けど…けれど…やっと、この墓に花を添える決心がつきました」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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