アニメ「ヱヴァンゲリヲン(エヴァンゲリオン)新劇場版:序」の名言・台詞をまとめていきます。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
「やはりA.T.フィールドか?」(冬月コウゾウ)
「ああ。使徒に対し通常兵器では役に立たんよ」(碇ゲンドウ)
「ミサト、でいいわよ。改めてよろしくね、碇シンジ君」(葛城ミサト)
「何も聞かないのね、シンジ君」(ミサト)
「あの……聞いても何も答えてくれないだろうと思って?」(碇シンジ)
「妙に気を回して決めつけんのね。子供らしくないわよ」(ミサト)
「第4の使徒、大した自己復元能力だな」(冬月)
「単独で完結している、準完全生物だ。当然だよ」(ゲンドウ)
「生命の実を食べた者達か」(冬月)
「ああ。知恵の実を食べた我々を、滅ぼすための存在だ」(ゲンドウ)
「その(勝つ)ためのNERV(ネルフ)です」(ゲンドウ)
「何かするんですか、僕は?」
「そうですね。用も無いのに父が僕に手紙をくれるはず、ないですよね」(シンジ)
「そっか……苦手なのねお父さんが。あたしと同じね」(ミサト)
「あれがあたし達の秘密基地、ネルフ本部。世界再建の要、人類の砦となる所よ」(ミサト)
「到着予定時刻を12分もオーバー。あんまり遅いので迎えに来たわ、葛城二佐。人手も無ければ時間も無いのよ」(赤木リツコ)
「人の作り出した、究極の汎用人型決戦兵器・人造人間エヴァンゲリオン、その初号機。我々人類の、最後の切り札よ」(リツコ)
「父さんは、僕がいらないんじゃなかったの!?」(シンジ)
「必要だから呼んだまでだ」(ゲンドウ)
「乗るなら早くしろ。でなければ、帰れ!」(ゲンドウ)
「シンジ君、何のためにここに来たの?」
「ダメよ逃げちゃ、お父さんから。何よりも自分から」(ミサト)
「冬月、レイを起こしてくれ」
「死んでいる訳ではない」(ゲンドウ)
「レイ」
「予備が使えなくなった。もう一度だ」(ゲンドウ)
「やっぱり僕は、いらない人間なんだ……」(シンジ)
「逃げちゃダメだ……逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ!」
「やります。僕が乗ります!」(シンジ)
「もちろんだ。使徒を倒さぬ限り、我々に未来は無い」(ゲンドウ)
「シンジ君、今は歩くことだけを考えて」
「歩いた!」(リツコ)
「回路遮断、せき止めて!」(リツコ)
「ダメです。 信号拒絶、受信しません!」(伊吹マヤ)
「ここまでね……作戦中止、パイロット保護を最優先。プラグを強制射出して!」(ミサト)
「ダメです。完全に制御不能です!」(マヤ)
「そんな!? 動けるはずありません!」(マヤ)
「まさか……」(ミサト)
「暴走!?」(リツコ)
「勝ったな」(冬月)
「初号機もA.T.フィールドを展開。位相空間を、中和していきます」(マヤ)
「いえ、侵食しているんだわ」(リツコ)
「あれがエヴァの……」(リツコ)
「本当の姿……」(ミサト)
「知らない天井だ……」(シンジ)
「(暴走の)結果、原因不明ね。兵器としての信頼性……ちと厳し過ぎるわね」(ミサト)
「(人類補完計画)分かっております。全ては、ゼーレのシナリオ通りに」(ゲンドウ)
「A.T.フィールドを失った使徒の崩壊、予想以上の状況ね」(リツコ)
「まさに血の池地獄。なんだかセカンドインパクトみたいで、嫌な感じですね」(マヤ)
「エヴァは使徒に勝てる。この事実だけでも、人類にわずかな希望が残るわ」(ミサト)
「いいんです、1人の方が……どこでも同じですから」(シンジ)
「だから、シンジ君は、私のとこで引き取ることにしたから。上の許可も取ったし。心配しなくても子供に手出したりしないわよ」
「相変わらずジョークの通じない奴」(ミサト)
「すまないけど、ちょっち寄り道するわよ」
「い・い・と・こ・ろ!」(ミサト)
「何だか、寂しい街ですね」(シンジ)
「時間だわ」(ミサト)
「凄い! ビルが生えてく!」(シンジ)
「これが、使徒専用迎撃要塞都市・第3新東京市、私達の街よ。そして、あなたが守った街」(ミサト)
「あ、あの……お邪魔します……」(シンジ)
「シンジ君。ここは、あなたの家なのよ」(ミサト)
「た……ただいま」(シンジ)
「おかえりなさい」(ミサト)
「やっぱ人生、この時のために生きてるようなもんよね!!」(ミサト)
「いや、あの……こういう食事、慣れてないので……」(シンジ)
「楽しいでしょ?」
「こうして他の人と食事すんの」(ミサト)
「やなことはお風呂に入って、パァーっと洗い流しちゃいなさい! 風呂は命の洗濯よ!」(ミサト)
「ちとわざとらしくはしゃぎ過ぎたかしら? 見透かされてるのはこっちかもね?」(ミサト)
「葛城ミサトさん……悪い人じゃないんだ……」
「でも、風呂って嫌なこと思い出す方が多いよな……」(シンジ)
「しかし、あの使徒を倒したというのに、あたしも以外と……嬉しくないのね」(ミサト)
「ここも知らない天井か……当たり前か。この街で知ってる所なんて、どこにも無いもんな」
「何でここにいるんだろう……」(シンジ)
「一つ、言い忘れてたけど。あなたは人に褒められる立派なことをしたのよ。胸を張っていいわ。おやすみ、シンジ君、頑張ってね」(ミサト)
「すまんな、転校生。わしはお前を殴らないかん。殴っとかな気がすまへんのや!」(鈴原トウジ)
「僕だって、乗りたくて乗ってる訳じゃないのに……」(シンジ)
「どこが人に褒められること何だろう? エヴァに乗ってたっていうだけで、何で殴られるんだろう?」(シンジ)
「しかし、よく乗る気になってくれましたね、シンジ君」(マヤ)
「人の言うことに大人しく従う。それがあの子の、処世術じゃないの」(リツコ)
「ヤマアラシのジレンマって、知ってる?」
「ヤマアラシの場合、相手に自分の温もりを伝えたいと思っても、身を寄せれば寄せるほど、体中のトゲでお互いを傷つけてしまう」
「人間にも同じことが言えるわ。今のシンジ君は、心のどこかでその痛みに怯えて、臆病になっているんでしょうね」(リツコ)
「まぁ、その内気づくわよ。大人になるってことは、近づいたり離れたりを繰り返して、お互いがあまり傷つかずにすむ距離を見つけ出すってことに」(ミサト)
「非常招集。先、行くから」(綾波レイ)
「税金の無駄遣いね」(リツコ)
「この世には弾を消費しとかないと困る人達もいるのよ」(ミサト)
「父さんも見てないのに、何でまた乗ってんだろ? 人に嫌われてまで……」(シンジ)
「死ぬまでに一度だけでも見たいんだよ」
「本物なんだよ。今度いつまた敵が来てくれるかどうかも分かんないし」(相田ケンスケ)
「お前ほんま自分の欲望に素直なやっちゃな!」(トウジ)
「バカ!? 爆炎で敵が見えない!」(ミサト)
「シンジ君、そこの2人を操縦席へ。2人を回収した後、一時退却。出直すわよ」(ミサト)
「逃げちゃダメだ」(シンジ)
「シンジ君、命令を聞きなさい。退却よ、シンジ君!」
「あのバカ!」(ミサト)
「あんた本当に分かってんでしょうね!?」(ミサト)
「ええ、分かってますよ、ミサトさん。もういいじゃないですか勝ったんだから。言われれば乗りますよ、乗ればいいんでしょ?」(シンジ)
「帰らないつもりね。あのバカ……」(ミサト)
「いいですよもう……ミサトさんの所に連れてって下さい!」(シンジ)
「別に、どうでもよくなりました、何もかも。もう僕に自由なんて無いんだ。どうせ僕はエヴァに乗るしかないんですよね。そのためだけに父さんに呼ばれたんだから」
「いいですよ、乗りますよ。それでみんながいいんだったら、僕はいいですよ」(シンジ)
「みんなって……あなたはどうなの?」(ミサト)
「僕には無理だってこと分かってるんですよ。みんなも分かってるんだ、きっと。それでもケガしてる綾波や、ミサトや父さんが!?」(シンジ)
「いい加減にしなさい! 人のことなんか関係ないでしょ!?」
「エヴァのパイロットを続けるかどうか、あなた自身が決めなさい。嫌ならここを出て行ってもいい。全てあなたの自由よ、好きにすればいいわ」(ミサト)
「結局、お前の息子は予定通りの行動を取ったな?」(冬月)
「ああ、次はもう少しレイに接近させる。計画に変更は無い」(ゲンドウ)
「14年前からのシナリオ。運命を仕組まれた、子供達か……苛酷すぎるな」(冬月)
「綾波……どうしていつも、1人なんだろう……」(シンジ)
「どう、彼との生活は?」(リツコ)
「まあね、少し慣れた」(ミサト)
「まだ緊張してんの? 男と暮らすの、初めてじゃないでしょ?」(リツコ)
「8年前とは違うわよ。今度のは恋愛じゃないし」(ミサト)
「それはどうかしら? シンジ君、あなたがいるから残ったんじゃない?」(リツコ)
「違うわ。多分、お父さんがいるからよ……」(ミサト)
「お父さんに自分を見て知って、触れて……一言でいい、褒めて欲しいのよ。孤独を感じさせない愛情が欲しいだけだと思う」(ミサト)
「父親との確執、ミサトと同じね」(リツコ)
「最近の男は、すべからく自分にしか興味ないのよ」(リツコ)
「女にはつらい時代になったわね」(ミサト)
「父さんは何で(綾波に)笑ってるんだ? なんで僕には笑わないんだ?」(シンジ)
「ねえ、綾波は恐く怖くないの? また、あのエヴァンゲリオンに乗るの?」(シンジ)
「どうして?」(レイ)
「前の実験で、大ケガしたって聞いたから。それでもまだ、平気なのかなって?」(シンジ)
「そう、平気」(レイ)
「あなた、碇司令の子供でしょ」
「信じられないの、お父さんの仕事が?」(レイ)
「当たり前だよ、あんな父親なんて!」(シンジ)
「現在日本政府と国連軍は、ネルフ本部ごとの自爆攻撃を提唱中よ」(リツコ)
「対岸の火事と思って無茶いうわね。ここを失えば全てお終いなのに」(ミサト)
「状況は芳しくないわね」(ミサト)
「まさに、八方塞がりですね」(マヤ)
「白旗でも上げますか?」(日向マコト)
「そうねえ……でもその前に、ちょっちやっておきたいことがあるの」(ミサト)
「しかしまた、無茶な作戦を立てたものね、葛城作戦部長さん」(リツコ)
「無茶とはまた失礼ね。残り9時間で実現可能、おまけに最も確実なものよ」(ミサト)
「ヤシマ作戦。その名のごとく、日本全土から電力を接収し、戦自研が極秘に試作開発中の、大出力陽電子自走砲まで強制徴発」
「未完成のため、自立調整できない部分は、エヴァを使って精密狙撃させる。国連軍はいいとして、よく内務省と戦略自衛隊を説得できたわね?」(リツコ)
「まぁ、いろいろと貸しがあるのよ」(ミサト)
「蛇の道は蛇ね」(リツコ)
「了解。後はパイロットの問題ね」(ミサト)
「でも彼、もう一度乗るかしら?」(リツコ)
「いかなる手段を用いても、我々は後8体の使徒を倒さねばならん」(ゲンドウ)
「全てはそれからか……」(冬月)
「また同じ天井……エヴァに乗るとこればかりだ」(シンジ)
「90分後に出発よ」(レイ)
「またあれに乗れっていうのか?」(シンジ)
「そうよ」(レイ)
「もう嫌だ……もうあんな怖い思いしたくない。怖くて怖くて……でも逃げることも出来ないんだ」(シンジ)
「エヴァが怖いの? じゃ、寝てたら?」(レイ)
「寝てたらって?」(シンジ)
「初号機には私が乗る」
「さよなら」(レイ)
「当てになりそうもないのは、パイロットね。ミサト、上手くやるといいけど」(リツコ)
「怖いんですよ、エヴァに乗るのが……ミサトさん達はいいですよ。いつも安全な地下本部にいて命令してるだけなんですから」
「僕だけが怖い目に合って……ミサトさん達はズルいですよ!」(シンジ)
「15年前、セカンドインパクトで、人類の半分が失われた。今使徒がサードインパクトを引き起こせば、今度こそ人は滅ぶ、1人残らずね」(ミサト)
「私達が、ネルフ本部レベルEEE(トリプルイー)への使徒侵入を許すと、ここは自動的に自爆するようになっているの」
「たとえ使徒と刺し違えてでも、サードインパクトを未然に防ぐ。その覚悟を持って、ここにいる全員が働いているわ」(ミサト)
「このリリスを守り、エヴァで戦う。それはあなたにしか出来ないことなの。私達は、あなたとエヴァに、人類の未来を託しているのよ」(ミサト)
「そんなつらいこと、何で僕なんですか?」(シンジ)
「理由は無いわ。その運命があなただったってだけ。ただし、シンジ君1人が、命をかけて戦っている訳じゃない、みんな一緒よ」(ミサト)
「もう一度、乗ってみます……」(シンジ)
「いい、シンジ君。陽電子は、地球の自転・磁場・重力の影響を受け、直進しません。その誤差を修正するのを忘れないで。正確に、コアの一点のみを貫くのよ」(リツコ)
「ただし、狙撃用大電力の最終放電収束ポイントは、一点のみ。故に初号機は、狙撃位置から移動できません」(リツコ)
「逃げられないってことですか?」(シンジ)
「そうよ」(リツコ)
「じゃあ、もし外れて敵が撃ち返してきたら?」(シンジ)
「今は余計なことを考えないで。一撃で撃破することだけを考えなさい」(リツコ)
「じゃないと大ピンチってことですか……」(シンジ)
「私は……私は初号機を守ればいいのね?」
「分かりました」(レイ)
「これで……これで、死ぬかもしれないね?」(シンジ)
「いいえ。あなたは死なないわ、私が守るもの」(レイ)
「僕に守る価値なんて無いよ……」(シンジ)
「綾波は、なぜエヴァに乗るの?」(シンジ)
「絆だから」(レイ)
「絆?」(シンジ)
「そう、絆」(レイ)
「父さんとの?」(シンジ)
「みんなとの」(レイ)
「強いんだな、綾波は」(シンジ)
「私には、他に何も無いもの」(レイ)
「時間よ、行きましょう。さよなら」(レイ)
「シンジ君。エヴァに乗ってくれた、それだけでも感謝するわ、ありがとう」(ミサト)
「綾波ほどの覚悟も無い、上手くエヴァを操縦する自信も無い、理由も分からずただ動かせただけだ。人類を守る? こんな実感もわかない大事なことを、何で僕なんだ?」(シンジ)
「陽電子砲は?」(ミサト)
「健在です、現在砲身を冷却中。ですが、後一回撃てるかどうか?」(マヤ)
「確認不要、やってみるだけよ!」(ミサト)
「現時刻をもって、初号機パイロットを更迭。狙撃手は零号機パイロットに担当させろ」
「使えなければ切り捨てるしかない」(ゲンドウ)
「待って下さい! 彼は逃げずにエヴァに乗りました。自らの意思で降りない限り、彼に託すべきです!」(ミサト)
「自分の子供を、信じて下さい」
「私も、初号機パイロットを信じます!」(ミサト)
「今一度、日本中のエネルギーと一緒に、私達の願い、人類の未来、生き残った全ての生物の命、あなたに預けるわ。頑張ってね」(ミサト)
「早く……早く……早く! 早く!!」(シンジ)
「自分には他に何も無いって、そんなこと言うなよ……別れ際にさよならなんて、悲しいこと言うなよ……」(シンジ)
「何、泣いてるの?」
「ごめんなさい。こういう時、どんな風にすればいいか分からないの……」(レイ)
「笑えば、いいと思うよ」(シンジ)
「分かっているよ。あちらの少年が目覚め、概括の段階に入ったんだろ?」
「また3番目とはね、変わらないな君は。会える時が楽しみだよ、碇シンジ君」(渚カヲル)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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