アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」槙島聖護の名言・台詞をまとめていきます。
PSYCHO-PASS サイコパス
5話
「あらゆるアバターの個性を熟知し、完全に模倣する。何者にもなりうる君の個性とはどのようなものなのか、僕はとても興味があった。だから人を貸した、力を貸した」
「何者としても振る舞うことの出来る君自身が、結局の所は何者でもなかった。君の核となる個性は無だ、からっぽだ、君には君としての顔が無い」
「のっぺらぼうだからこそ、どのような仮面でもかぶることが出来たというだけだ」
6話
「辱めを受けた命から解放されて、ラビニアは幸せだったと思うかい?」
「美しい華も、いずれは枯れて散る。それが命あるもの全ての宿命だ。ならいっそ、咲き誇る姿のままに時を止めてしまいたいと思うのは、無理も無い話だね」
「だがしかし、もし君が彼女を実の娘のように愛していたと言うのなら、君は、あの子のために流した涙で、盲目になってしまうのかな?」
7話
「王陵牢一は、二度殺されたようなものです。まずは科学技術によって才能を殺され、そして社会によって魂を殺された」
「さて、どうでしょう。願わくば、(復讐ではなく)さらに向こう側の意義を見出して欲しいものですが」
8話
「自覚が無ければ反省のしようも無い。やはり君にはこれ以上の成長は期待できないようだ」
「この女の生涯は野獣に似て、哀れみに欠けていた。死んだ今は、野鳥程度の哀れみが似つかわしい」
9話
「肉体の老いは克服した、後は心ですか?」
「スリルによる活力。それは、死と隣合わせの危険な報酬ですな」
10話
「僕はここで起こる出来事そのものに興味があるのでね。第三者の視点で観察するのが一番です」
「狐と言えど、イヌ科の獣です。あるいは狼の眷属かもしれない」
「人は恐怖と対面した時、自らの魂を試される。何を求め、何をなすべくして生まれてきたか、その本性が明らかになる」
11話
「僕はね、人は自らの意思に基づいて行動した時のみ、価値を持つと思っている。だから、さまざまな人間に、秘めたる意思を問いただし、その行いを観察してきた」
「そもそも何をもって犯罪と定義するんだ。君が手にしたその銃、ドミネーターを司るシビュラシステムが決めるのか?」
「だが、その(ドミネーターの)判定には人の意思が介在しない。君たちは一体なにを基準に、善と悪をより分けているんだろうね」
「僕は、人の魂の輝きが見たい。それが本当に尊いものだと確かめたい」
「だが、己の意思を問うこともせず、ただシビュラの神託のままに生きる人間たちに、はたして、価値はあるんだろうか?」
「止めたければ、そんな役に絶たない鉄くず(ドミネーター)ではなく、今あげた銃を拾って使うといい。引き金を引けば弾は出る」
「この体のありとあらゆる生体反応が、僕という人間を肯定しているんだろうね。これは健やかにして善なる人の行いだ、と」
「君たちでは、僕の罪を測れない。僕を裁ける者がいるとしたら、それは、自らの意思で人殺しになれる者だけさ」
「さもなければ、僕は殺される、君の殺意によってね。それはそれで尊い結末だ」
「ほら、人差し指に、命の重みを感じるだろ。シビュラの傀儡でいる限りは、決して味わえない。それが決断と意思の重さだよ」
「さあ、殺す気で狙え!」
「残念だ……とても残念だよ、常守朱監視官。君は僕を失望させた。だから、罰を与えなくてはならない」
「己の無力さを後悔し、絶望するがいい」
14話
「人が人を殺してるだけだ。大変なことなんて、まだ何も起きていない。大変なことは、これから起きる」
「これは、啓蒙のための道具だったんだ。人が人らしく生きるために、家畜のような惰眠から目を覚ましてやるために」
「シビュラに惑わされた人々は、眼の前の危機を正しく評価できなくなった。その意味では君たちも、あの哀れな羊たちと等しく愚かしい」
15話
「君のそういう普通な所、凄くいいと思う。僕も君も、ごく普通で本質的にありきたりな人間だ」
「自分のことを欲張りだと思ったことは無いよ。当たり前のことが、当たり前に行われる世界。僕は、そういうのが好きなだけで」
「普通で無い街か。なんだろうな、昔読んだ小説のパロディみたいだ、この街は」
「紙の本を買いなよ、電子書籍は味気ない」
「本はね、ただ文字を読むんじゃない。自分の感覚を調整するためのツールでもある」
「調子の悪い時に本の内容が頭に入ってこないことがある。そういう時は、何が読書の邪魔をしているか考える」
「調子が悪い時でも、スラスラと内容が入ってくる本もある。なぜそうなのか考える」
「精神的な調律、チューニングみたいなものかな。調律する際、大事なのは、紙に指で触れている感覚や、本をペラペラめくった時、瞬間的に脳の神経を刺激するものだ」
「破壊の先か……先があれば良し、無ければ、それはそれで受け入れる」
16話
「狡噛は、僕を狙ってくるだろう。なら、陽動を引き受けるのが合理的だ」
「さて、パーティーもいよいよ大詰めか」
「正義は議論の種になるが、力は非常にはっきりしている。そのため、人は正義に力を与えることが出来なかった」
「思っていたより拍子抜けの結末だが、それでも、久々に退屈を忘れた。感謝してるよ」
17話
「あいにく審判やレフリーは趣味じゃないんだ。そんな立場では、試合を純粋に楽しめないからね」
「僕はね、この人生というゲームを心底愛しているんだよ。だからどこまでも、プレイヤーとして参加し続けたい」
「神の意識を手に入れても、死ぬのは怖いか?」
21話
「ついにまがい物の正義を捨てて、本物の殺意を手に取ったか。やはり君は、僕が期待した通りの男だった」
「おもしろいことを言うな。孤独だと? それは僕に限った話か。この社会に孤独でない人間など誰がいる!」
「他者とのつながりが自我の基盤だった時代など、とうの昔に終わっている。誰もがシステムに見守られ、システムの規範にそって生きる世界には、人の和なんて必要ない」
「みんな小さな独房の中で、自分だけの安らぎに飼いならされているだけだ」
22話
「君だってそうだろ、狡噛慎也。誰も君の正義を認めなかった、君の怒りを理解しなかった」
「だから君は信頼にも友情にも背を向けて、たった一つ、自分に残された居場所さえかなぐり捨てて、ここまで来た」
「そんな君が、僕の孤独を笑うのか?」
「だがね、僕はむしろ評価する。孤独を恐れない者を、孤独を武器にしてきた君を」
「誰だって孤独だ、誰だってうつろだ。もう、誰も他人を必要としない。どんな才能も、スペアが見つかる。どんな関係でも取替が効く。そんな世界に、飽きていた」
「でも、どうしてかな。僕が君以外の誰かに殺される光景は、どうしても、思い浮かばないんだ」
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
PSYCHO-PASS サイコパス Blu-ray BOX