「ルパン三世 カリオストロの城」の名言・台詞まとめ

アニメ「ルパン三世 カリオストロの城」の名言・台詞をまとめていきます。

 

ルパン三世 カリオストロの城

「ナンバー不揃いで50億はあるぞ」
「札びらのシャワーだ! それ~!」(次元大介)

「わあ~! 熱い熱い熱い!」
「熱い、もっとうめてちょうだいよ!」(ルパン三世)

 

「捨てちまおう」
「こいつは偽もんだよ、よく出来てるがな」(ルパン)

「これが!?」
「まさか…国営カジノの大金庫からかっぱらったんだぞ」(次元)

 

「ゴート札だよ」
「国営カジノにまで出回ってきたとはなあ」(ルパン)

 

「次元、次の仕事が決まったぜ」
「前祝いにパァーっとやっか!」(ルパン)

 

「聞かねえ名だなあ、カリオストロ公国とあ」(次元)
「人口3500、世界で一番小さな国連加盟国だよ」(ルパン)

 

「それがゴート札の震源地というわけだあ」(次元)
「その筋じゃ有名な伝説さ」
「偽札界のブラックホールってな」(ルパン)

 

「ちょっかい出して帰ってきた奴はいないとよ」(ルパン)
「怖いねえ。怖いから俺、寝る」(次元)

 

「なんだこのスペア、丸坊主だよ」(次元)

 

「平和だねえ」(ルパン)

 

「どっちに付く?」(次元)
「女!」(ルパン)
「だろうな」(次元)

 

「クソッ! ただの車じゃねえぞ」(次元)

 

「さて、面白くなって来やがった」(次元)
「まくるぞ~!」(ルパン)

 

「(前を)とったあ!」(ルパン)

 

「今度のはただの弾じゃねえぞ」(次元)

 

「あららら…気絶してるぜ」(ルパン)

 

「嫌! 離して!」(クラリス・ド・カリオストロ)
「危ねえ! 下下下、下見ろってんだ! 下を~!」(ルパン)

 

 

「もしもし…もし!」(クラリス)

 

「ごめんなさい…」(クラリス)

 

「おい、ルパンよ」
「まぁ、なんつうざまだ」(次元)
「俺の花嫁は?」
「あ~らら」(ルパン)

 

「たかが娘っ子1人にあいつら一体何者だ?」(次元)

 

「(指輪?) はてな? どっかで…はっ!」(ルパン)

 

「どうしたんだ?」
「指輪見て急に目の色変えやがって!」(次元)

 

「おいルパン、この古城に何かあるのか?」
「指輪と同じ紋章だぜ」(次元)

 

「無人になってからそう古くはないな」
「火事か…」(次元)

 

「ここは確か大公殿下の館だったと思ったんだけど?」(ルパン)
「今でもそうじゃ。よそ者がウロチョロしてよい所じゃないんだぞ」(園丁)

 

「これが大公の館だって?」
「空っぽの廃墟じゃねえか」(次元)

「7年前の大火事でな」
「大公ご夫妻がお亡くなりになって以来、この通り荒れ放題になってしまったんだ」(園丁)

 

「妙だな、大公って王様のこったろ」
「今は王様なしってわけか」(次元)

「摂政がいるからな」
「困りはしないそうだ!」(園丁)

 

「大きくなりやがって…」(ルパン)

 

「どったの?」(ルパン)
「とぼけるんじゃないの」(次元)

 

「1人でかっこつけて悩むんじゃねえ!」
「こら、言え!」(次元)

 

「摂政カリオストロ伯爵の城だ」
「あそこに水門があるんだ、昔のまんまだぜ」(ルパン)

 

「10年以上前の話さ、ゴート札の謎を解こうってな」
「まだ駆け出しのチンピラだった…」(ルパン)

 

「それがコテンコテン」
「尻尾巻いてよ、逃げちゃったよ」(ルパン)

 

「オートジャイロとは古風だなあ」(次元)

 

「ジョドー、不始末だな」(ラザール・ド・カリオストロ伯爵)

 

「外国人…」
「見つけ出せ、後始末は任せる」(伯爵)

 

「指輪がない…」(伯爵)

 

「この文字は死滅したゴート文字だ」
「”光と影 再び1つとなりて蘇らん 1517年”」
「年号はローマ数字だ」(ルパン)

 

「あら知らないの」
「お客さん達もクラウス様と伯爵様の式を見に来たのかと思ったわ」(女店員)

 

「でもクラリス様かわいそう」
「伯爵ってね、有名な女たらしなのよ」(女店員)
「おやまあ、俺みたい。今晩どう?」(ルパン)

 

「お前、昼間の娘が大公のお姫様だって知ってたな?」(次元)
「あ~ら、言わなかったっけか」(ルパン)

 

 

「わあ~、団体様のおつきだあ!」(ルパン)

 

「マグナムが効かねえぞ!?」(次元)
「こいつら、暗殺のプロだ」(ルパン)

 

「本格的に攻めて来やがった。この事件、裏深いぜ!」(ルパン)
「ああ、面白くなってきやがった」(次元)

 

「いい出来ではないな」
「このところ質が落ちていくばかりではないか」(伯爵)

 

「やり直せ、納期も遅らせちゃならん」(伯爵)

 

「このジョドー、一生の不覚です」
「ネズミめを取り逃がしました」(ジョドー)

 

「ジョドー、その背中の紙はなんだ?」(伯爵)

 

「ルパンの予告状です」
「”色と欲の伯爵殿 花嫁はいただきます 近日参上 ルパン三世”」(ジョドー)

 

「よかったな、ジョドー」
「待とうではないか、ルパンとやらが来るのを」(伯爵)

 

「仕事か?」(石川五ェ門)

 

「五ェ門が来たぞ」(次元)
「こっちも来たぞう」(ルパン)

 

「日本のパトカーだ!」(次元)
「銭形だよ」(ルパン)

 

「これで役者がそろったってわけだ」(ルパン)

 

「国際警察の銭形です」
「ルパンの予告状が届けられたとの通報があってまいりました」(銭形幸一、警部)

 

「ああ…アルセーヌ・ルパンの三代目とかというこそ泥のことか」
「インターポールはそんなことで、人の朝食を騒がすのかね」(伯爵)

 

「閣下、ルパンを侮ってはなりませんぞ」
「来ると言えば奴は必ず来ます」(銭形)

 

「ご婚礼まで後5日、ぜひわたくし共に城内を警備させて下さい」(銭形)

 

「この国にも警察が合ってね」
「もっともより優雅に”衛士”と呼んでいるがね」(伯爵)

 

「閣下、今1つ。ルパンめが花嫁を狙う理由をお教え下さい」(銭形)
「さあ? それを調べるのも君の仕事じゃないのかね」(伯爵)

 

「構わん、インターポールにも友人はたくさんいる」
「すぐ引き上げることになろう」(伯爵)

 

「銭形だよ、さっすが昭和一桁」
「し~ごと熱心だこと」(ルパン)

 

「それ以上進むな」
「見ろ」(グスタフ)

 

「死にたくなければウロチョロせんことだ」
「部下にもそう伝えろ!」(グスタフ)

 

「いけすかん城だ」
「素人にしては阻止装置が大げさ過ぎる」(銭形)

 

「女?」(五ェ門)
「おっと、降りるなんて言うなよ」
「女絡みだが、それだけじゃねえんだからよ」(次元)

 

「何しろな…マグナムが効かねえバケモンだ」
「おめえのヤッパと、この対戦車ライフルで」(次元)

 

「(進入路?) いや、すっごいもんよ」
「レーザーとレーダーの巣だ」(ルパン)
「そうか…戦車がいるな」(次元)

 

「それで銭形を呼んだな」
「毒をもって毒を制すか」(五ェ門)

 

「ここがカリオストロの城、俺達はここ」
「このローマ水道は今も生きてる」
「進入路はこれしかない」(ルパン)

 

「なるほど…水の中ならレーザーもないってわけか」(次元)

 

「だから(引き上げの)理由は?」
「伯爵が? 警察官は太鼓持ちじゃありません!」
「気に入られようが気に入るまいが!」(銭形)

 

「伯爵様へごあんな~い」(ルパン)

 

 

「やめろ。ここから先は信用ある者しか入れんのだ」(グスタフ)
「何? 国際警察が信用できんというのか!」(銭形)

 

「ルパンごとき奴に東洋人の力は借りぬ」(グスタフ)

 

「今ここに俺が来なかった!?」
「ばかやろう! そいつがルパンだ!」
「俺に化けて潜り込んだんだ!」(ルパン、銭形に変装)

 

「でっかい図体して変装も見破れんのか!」
「ごくつぶし!」(ルパン、銭形に変装)

 

「ルパン?」
「やめろ! ルパンが、ルパンが」(銭形)

 

「やめろ! あいつがルパンだ!」(銭形)

 

「とっつぁん、すまねえ」(ルパン)

 

「ルパンめ、とうとう入り込んだか」(伯爵)

 

「警官隊へは警部は先に帰ったと伝えておけ」
「途中で蒸発することはよくあることだ」(伯爵)

 

「こ~んばんわ、不二子ちゃん」
「仕事に熱中してる御婦人ってのはうっつくしいねえ」(ルパン)
「もうこんなとこまで来ちゃったの」(峰不二子)

 

「1年ぶりに会ったってのに、つれないんだな~」
「随分探したんだよ」(ルパン)

「ルパン。探してんのは花嫁さんの居所でしょ?」
「教えてあげてもいいけど、私の仕事の邪魔しない?」(不二子)

 

「しないしない、したこともない」(ルパン)
「どうだか。北側の塔のてっぺんよ」
「もっともとても入り込めないでしょうけどね」(不二子)

 

「くそ~、ひでえ所に閉じ込めやがって」(ルパン)

 

「どなた?」(クラリス)
「泥棒です」(ルパン)
「泥棒さん?」(クラリス)

 

「こんばんわ、花嫁さん」(ルパン)
「あなたはあの時の方ですね」(クラリス)
「忘れ物ですよ」(ルパン)

 

「この(指輪の)ためにわざわざ」
「伯爵に見つかったら殺されるというのに」(クラリス)

「な~に、狙い狙われるのが泥棒の本性です」
「仕事が終われば帰ります」(ルパン)

 

「お仕事?」
「わたくしに何か差し上げられるものがあればよいのですが、今は虜の身」
「これ(指輪)を」(クラリス)

 

「私の獲物は、悪い魔法使いが高い塔のてっぺんにしまい込んだ宝物」
「どうかこの泥棒めに盗まれてやって下さい」(ルパン)

 

「金庫に閉じ込められた宝石達を救い出し、無理やり花嫁にされようとしている女の子は」
「緑の野に放してあげよう」(ルパン)

 

「これみんな、泥棒の仕事なんです」(ルパン)

 

「私を自由にして下さるの?」
「ありがとう、とても嬉しいの」(クラリス)

 

「でもあなたは、カリオストロ家の恐ろしさを御存知ないんです」
「どうかこのまま帰って…」(クラリス)

 

「ああ、なんということだ」
「その女の子は悪い魔法使いの力を信じるのに」
「泥棒の力を信じようとはしなかった」(ルパン)

 

「その子が信じてくれたなら」
「泥棒は空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだって出来るのに…」(ルパン)

 

「今はこれが精一杯」(ルパン)

 

 

「わざわざ指輪を届けてくれてありがとう、ルパン君」(伯爵)
「盛大なお出迎え痛み入るぜ、伯爵」(ルパン)

 

「早速だが君には消えてもらおう」(伯爵)
「さ~て、そう簡単に消せるかなあ?」(ルパン)

 

「やめて! その人を傷つけてはいけません!」(クラリス)
「だ~いじょうぶ、お嬢さん!」
「泥棒の力を信じなきゃ」(ルパン)

 

「おじさま!」(クラリス)
「は~い! おじさんはここですよお」
「す~ぐ戻ってくるからねえ」(ルパン)

 

「さ~て、何をして遊ぶのかな?」(ルパン)

 

「君を引き裂くのは簡単だが」
「こそ泥の血で花嫁の部屋を汚すこともあるまいと思ってねえ」(伯爵)

 

「そんなこと言っちゃって、後で後悔するぜ!」(ルパン)
「減らず口はそれまでだ」(伯爵)

 

「1人として這い出た者のない、地獄へ通ずる穴だ」(伯爵)

 

「かわいい顔をして、もう男を引き込んだか?」
「カリオストロの血は争えんな」
「我が妻にふさわしい」(伯爵)

 

「人殺し、あなたは人間じゃないわ」(クラリス)
「そうとも、俺の手は血まみれだ」
「が、お前もそうさ」(伯爵)

 

「我が伯爵家は、代々お前たち大公家の影として、謀略と暗殺をつかさどり」
「国を支えてきたのだ」(伯爵)

 

「離して、汚らわしい!」(クラリス)
「それを知らんとは言わさんぞ」
「お前もカリオストロの人間だ、その体には俺と同じ古いゴートの血が流れている」(伯爵)

 

「クラリス。400年の長き年月、光と影に別れていた2つのカリオストロ家が」
「今1つになろうとしているんだよ」(伯爵)

 

 

「ご覧。我が家に伝わる金のヤギと、君の銀のヤギの指輪が1つに重なる時こそ」
「秘められた先祖の財宝が蘇るのだ」(伯爵)

 

「あっ、き~ちゃった聞いちゃった。お宝目当ての結婚式」
「偽札作りの伯爵の、ゆうことやること全て嘘!」(ルパン)

 

「女の子はとっても優しい素敵な子」(ルパン)

 

「女の子が信じてくれたから、空だって飛べるさ」
「泥棒さんがきっと盗み出してあげるから、待ってるんだよ」(ルパン)

 

「やい伯爵、よく聞け!」
「本物の指輪は俺が預かってる」
「その子に指1本触れてみろ、大事な指輪はこうだ!」(ルパン)

 

「クソッ! 人を排泄物扱いしやがって、フ~ンだ!」(ルパン)

 

「あそこは生ける者の赴く所ではありません」
「放っておけば必ず死にます」(ジョドー)
「指輪を奴が握っているのだ」(伯爵)

 

「待っておれ!」
「お前のこそ泥をズタズタに引き裂いてやる!」(伯爵)

 

「殺しも殺したり、400年分か」(ルパン)

 

「うるせえ! 盗人の情けは受けねえ!」(銭形)

 

「まあゆっくりしようぜ」
「どうせ出口はねえんだから」(ルパン)

 

「ルパン、この仏の大軍は一体なんなんだ?」
「墓場とは思えんが…」(銭形)

 

「ただの城じゃあねえと思っていたが、これほどまでにして守る秘密とは…」
「おい、お前の狙いもそれか?」(銭形)

「それをやってんのは不二子ちゃん」
「仏様にならなきゃいいんだけどねえ」(ルパン)

 

「まだ動かん」(五ェ門)
「待つしかねえか」(次元)

 

「な…なんだ、ここは?」(銭形)

 

「1万円札ではないか!」
「なんとこれが全部そうか」(銭形)

 

 

「これよく出来てるぜ!」
「とっつぁん、見ろよ!」(ルパン)

 

「西ドイツの1000マルク札」(銭形)
「ポンド、ドル、フラン、リーブル、ルピー、ペソ、クラウン、リラ…」
「ウォンまであるぜ! 世界中あるわな」(ルパン)

 

「に…偽札作り」
「ルパン! これがこの国の秘密か?」(銭形)

 

「そうよ。かつて本物以上と讃えられたゴート札の心臓部がここだ」
「中世以来、ヨーロッパの動乱の影に必ずうごめいていた謎の贋金」(ルパン)

 

「ブルボン王朝を破滅させ、ナポレオンの資金源となり」
「1927年には世界恐慌の引き金ともなった」(ルパン)

 

「歴史の裏舞台、ブラックホールの主役”ゴート札”」
「その震源地を覗こうとした者は、1人として帰ってこなかった」(ルパン)

 

「噂には聞いていたが、まさか独立国家が営んでいたとはな…」(銭形)

 

「とっつぁんどうする?」
「見ちまった以上、後戻りは出来ねえぜ」(ルパン)
「分かっておる、警察官の血がうずくわ」(銭形)

 

「こっから逃げ出すまで、一時休戦にすっか?」(ルパン)
「よかろう、だが盗人の手助けはせんぞ」
「脱出した後には必ずお前を逮捕するからな」(銭形)

 

「上出来だ。ほんじゃまあ、握手と」(ルパン)
「ふん、馴れ合いはせん」(銭形)

 

「潮時が来たんでお別れを言いに来たの」(不二子)

 

「クラリス様付き召使いとして雇われた、城内ただ1人の女」
「でも本当は、この城の秘密を探る女スパイ」(不二子)

 

「もうちょっといるつもりだったけど、ルパンが来たでしょ」
「メチャクチャになっちゃうからもう帰るの」(不二子)

 

 

「うんざりするほどね」
「時には味方、時には敵。恋人だったことも合ったかな」(不二子)

 

「彼、生まれつきの女たらしよ」
「気をつけてね」(不二子)

 

「捨てられたの?」(クラリス)
「まさか、捨てたの」(不二子)

 

「動いた!」(五ェ門)
「始めやがったか」(次元)

 

「ジョドーめ、まさかしくじったのでは?」(伯爵)

 

「証拠だ! 証拠がいるんだ!」(銭形)

 

「礼拝堂だ!」(ルパン)

 

「オートジャイロを奪う気だわ」(不二子)

 

「とっつぁん、ちょ~っと寄り道するぜ」(ルパン)
「営利誘拐なら協力せんぞ」(銭形)
「商売抜きだ!」(ルパン)

 

「ここ(窓)は開かないの。構わず行って下さい」(クラリス)

 

「クラリス」
「お迎えに来ましたよ」(ルパン)

 

「ジョドー、ルパンのトドメを刺せ」(伯爵)

 

「やめて、撃ってはダメ。この人を殺すなら私も死にます!」(クラリス)
「撃て」(伯爵)

 

「見上げた心がけだ、クラリス」(伯爵)

 

「指輪を取り戻してここへ来い」
「我が妻になればルパンの命は助けよう」(伯爵)

 

「今2人で死ぬのもよし、好きなようにしてやる」(伯爵)

 

「おじ様、指輪を」(クラリス)
「ダメだ、クラリス…いけねえ」(ルパン)

 

「(指輪は)襟の裏よ」
「ルパンはいつもそこに隠すわ」(不二子)

 

「指輪です」
「この方と不二子さんを助けなければ、このまま湖に投げ捨てます」(クラリス)

 

 

「撃ちます」(ジョドー)
「指輪が来るまで待て」(伯爵)

 

「卑怯者、助けると言って…」(クラリス)
「地下工房を見た者を生かして帰すと思ったのか」(伯爵)

 

「ルパン、今日のは貸しにしとくわ」
「じゃあねえ」(不二子)

 

「出番のないまま退却かよ!」(次元)

 

「またつまらぬものを斬ってしまった」(五ェ門)

 

「出動命令を下さい!」
「これほど明白な証拠があるのですぞ!」
「私は見たんだ!」
「最新の印刷機が、ずらーりとこう」(銭形)

 

「そんなことは分かっとる!」
「これは高度に政治的な問題なんだ」
「我がインターポールの権限は国際犯罪に限定されている」(インターポール長官)

 

「長官! 犯罪であることは明白ですぞ!」(銭形)

 

「出動はない」
「後任が決まり次第、我々はルパン担当の任を解かれることになった」
「全員、帰国の準備をしろ」(銭形)

 

「礼ならあの犬に言ってくれ」
「誰にも懐かぬ老犬が、あの男からは離れようとせぬ」(園丁)

 

「そうでなければお前さん達をかくまったりはしなかったろう」(園丁)

 

「よお、カール」
「カール、今日はご主人様と一緒じゃないのか?」(ルパン)

 

「お前さん、どうしてその犬の名を知ってるんじゃ」
「カールという名は、わしの他はもうクラリス様しか知らないはずだ」(園丁)

 

「クラリス? そうか…お前のご主人はクラリスってえのか…」(ルパン)

 

「クラリス?」
「次元! 今日は何日だ! あれから何日経った!?」(ルパン)
「み…3日だ」(次元)

 

「なんだと…じゃあ式は明日じゃねえか」
「こうしちゃ…」(ルパン)

 

「食いもんだ…食いもん持ってこい…」
「血が足りねえ…なんでもいい、ジャンジャン持ってこい!」(ルパン)

 

「バカ野郎! そんなに慌てて食うなよ」
「胃が受け付けねえぞ」(次元)

「うるへえ~!」
「12時間もありゃジェット機だって直りゃ!」(ルパン)

 

「食ったから寝るって」(次元)

 

「ルパンの体に、お姫さんの匂いを嗅ぎつけたってわけか…」(次元)

 

「この御仁はなぜ犬の名を知っていたのじゃろう?」(園丁)
「さあな? 何しろ惚れっぽい男だからな」(次元)

 

「そんなんじゃねえ」
「もう10年以上昔だ」
「俺は1人で売り出そうとやっきになっている、青二才だった…」(ルパン)

 

「バカやって、粋がったあげくの果てに、俺はゴート札に手を出した」(ルパン)

 

「(逃げて)なんとか岸に這い上がったが、もう身動き取れなかった」(ルパン)

 

「どうやら年貢の納め時が来やがった…」(ルパン)

 

「お水…」(クラリス)
「震える手で水を飲ましてくれたその子の指に、あの指輪が光っていた」(ルパン)

 

「恥ずかしい話さ」
「指輪見るまで、すっかり忘れちまってた」(ルパン)

 

「俺はおりるぞ! 不二子か?」
「何、”ルパンが結婚式を襲う”、本当か?」(銭形)

 

「ルパン相手なら、天下御免で出動できるんでしょ?」(不二子)
「そうか…その手があった!」(銭形)

 

「花嫁は私のカゲ共がお守りする」
「お前達は門を守っておればよい!」(ジョドー)

 

「光と影が1つとなる時が来た」
「来い、クラリス」(伯爵)

 

「いにしえの習わしに従い、指輪を交わして婚姻の誓いとなす」(ルパン、大司教に変装)

 

「カリオストロ公国大公息女クラリス・ド・カリオストロよ、この婚姻に同意するか?」
「意義なき時は沈黙をもって答えよ」(ルパン、大司教に変装)

 

「意義あり!」
「この婚礼は欲望の汚れに満ちているぞ」(ルパン)

 

「騒ぐな! ネズミめ、現れよったな」(伯爵)

 

「地下牢の亡者を代表して参上した」
「花嫁をいただきたい」(ルパン)

 

「下がっておれ。よい余興だ」(伯爵)

 

「クラリス、迎えに来たよ」(ルパン)

 

「クラリス…クラリス!」
「かわいそうに、薬を飲まされたね」
「伯爵め、口をきけないようにしたな」(ルパン)

 

「愚かなり、ルパン」
「その者共も片づけろ!」(伯爵)

 

「クラリス…泣くんじゃない、クラリス」(ルパン、大司教に変装)

 

「気に入ってくれっかな伯爵、このプレゼント」
「お前さんの作った偽札だ」
「指輪の代金に受け取っとけ!」(ルパン)

 

「た~しかに(指輪は)もらったぜ!」(ルパン)
「おじ様!」(クラリス)

 

「やかないやかない、ロリコン伯爵」
「や~けどすっど!」(ルパン)

 

「ルパン ルパン ルパン!」(銭形)

 

「警官隊の突入です!」(不二子、TVレポーターに変装)

 

「ルパンは祭壇の下だ!」
「一点突破、かかれ!」(銭形)

 

「退くな! 正義は我にあり!」(銭形)

 

「おっ! なんだここは? まるで造幣局ではないか」
「あそこにあるのは…ありゃ日本の札、これは偽札だ!」(銭形)

 

「ルパンを追っててとんでもないものを見つけてしまった」
「どうしよう?」(銭形)

 

「皆さん、どうかお気をつけて。次元様も」
「必ず無事に戻って下さいね」(クラリス)

 

「ご恩は一生忘れません」(クラリス)

 

「次元様だと」(次元)
「可憐だ…」(五ェ門)

 

「おっぱじめようぜ!」(次元)

 

「今宵の斬鉄剣は一味違うぞ!」(五ェ門)

 

「ルパンめ、まだ勝負はついてないぞ」(伯爵)

 

「向かい合った2匹のヤギ…」
「つなぎ目にゴート文字が彫ってある」
「”光と影を…”すり減っててよく読めないなあ」(ルパン)

 

「”光と影を結び時告ぐる、高きヤギの日に向かいし眼(まなこ)に我を収めよ”」
「昔から私の家に伝わってる言葉です」(クラリス)

 

「お役に立ちますか?」(クラリス)
「立ちます立ちます、謎解けたぜ」(ルパン)

 

「怖いか?」(ルパン)
「いいえ」(クラリス)
「上等! 行くぜ!」

 

「よお、伯爵!」(ルパン)
「ネズミめ! 串刺しにしてやる!」(伯爵)

 

「いよいよ大詰めだな、伯爵」(ルパン)

 

「貴様から先に片づけてやる!」(伯爵)
「クラリス、逃げろ! 今行く!」(ルパン)

 

「どこまで行くのかな…クラリス」(伯爵)

 

「カリオストロの血もこれで終わりだ」
「死ね、クラリス」(伯爵)

 

「待て、伯爵。取引だ!」(ルパン)
「もう遅い、この女の死ぬところを見ておれ」(伯爵)

 

「指輪の謎を教えてやろう、お宝はどうしようとお前の勝手にするがいい」
「しかしその子を諦めろ、自由にしてやれ」(ルパン)

 

「この指輪はくれてやる」
「しかしその子を殺せば、湖に捨てて、お前を殺す!」(ルパン)

 

「ルパン、切り札は最後まで取っておくものだ」(伯爵)

 

「確かに本物だ、指輪は受け取ったぞ」
「謎解きの代金を受け取ってくれ」(伯爵)

 

「これでカリオストロも終わりだ…斬れ」(ジョドー)
「無益な殺生はせぬ」(五ェ門)

 

「よお、立てるか?」
「見てみな」(ルパン)

 

「隠された財宝か…」(ルパン)
「湖の底に、ローマの街が眠っていたなんて」(クラリス)

 

「まさに人類の宝ってやつさ」
「お~れのポケットには大きすぎらあ!」(ルパン)

 

「インターポールが重い腰上げたな」(ルパン)

 

「行ってしまうの?」(クラリス)
「こわ~いおじさんがいっぱい来たからね」(ルパン)

 

「私も連れてって」
「泥棒はまだ出来ないけど、きっと覚えます」(クラリス)

 

「私…私…お願い!」
「一緒に行きたい!」(クラリス)

 

「クラリス……バカなこと言うんじゃないよ」
「また闇の中に戻りたいのか?」(ルパン)

 

「やっとお日様の下に出られたんじゃないか」
「なっ…お前さんの人生はこれから始まるんだぜ」(ルパン)

 

「俺のように、薄汚れちゃいけないんだよ」(ルパン)

 

「あっ、そうだ。困ったことがあったらね、いつでも言いな」
「おじさんは地球の裏側からだってす~ぐ飛んで来てやるからな」(ルパン)

 

「クラリス、達者でな!」
「さいなら~!」(ルパン)

 

「ありがとう! 皆さん!」
「さようなら!」(クラリス)

 

「クソッ! 一足遅かったか」
「ルパンめ、まんまと盗みおって!」(銭形)

 

「いいえ、あの方は何も盗らなかったわ」
「私のために戦って下さったんです」(クラリス)

 

「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました」
「あなたの心です!」(銭形)
「はい」(クラリス)

 

「では失礼します!」
「ルパンを追え! 地の果てまで追うんだ!」(銭形)

 

「なんと気持ちのいい連中だろう」(園丁)

 

「私、ずっと昔からあの方を知っていたような気がするの」
「ルパン。きっと…きっとまた会えるわ」(クラリス)

 

「いい子だったなあ」
「おめえ、残っててもいいんだぜ」(次元)

 

「ルパン見て、私の獲物(偽札の原版)」
「じゃあねえ!」(不二子)

 

「い~けねえ、またとっつぁんだ」(ルパン)
「ルパン、今度こそ逃さんぞ!」(銭形)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 
 
 
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