マンガ「私を喰べたい、ひとでなし」近江汐莉(おうみしおり)の名言・台詞をまとめていきます。
私を喰べたい、ひとでなし
1巻
「危ないですよ」
「海に目を奪われるのも結構ですが、そんなに身を乗り出していたら危険ですからね」
「(大丈夫?) それは失礼しました」
「私はてっきり、身投げでもしようとしているのかと思って」
「磯女風情が。下賤の妖怪が随分と大口を叩きますね」
「この娘(こ)は私のものです」
「(名前?) もちろん知っていますよ」
「だって、ずっと君を探していたんですから」
「──…私は汐莉」
「私は君を喰べに来ました」
「君はこれからもっと美味しくなる」
「だからそれまで、私が必ず君を守ってみせます」
「(お弁当?) お気持ちだけ頂いておきますね」
「それに、私が食べたいのは君だけですし」
「ねえ、比名子」
「家畜に食べ頃があるのなら、人間にだって食べ頃があると思いませんか?」
「まあ妖怪にも好みがありますからねえ」
「それこそ千差万別ですけれど…」
「君のように殆どの妖怪が食べたいと思う匂いの人間は稀ですよ」
「早く着替えてきてください」
「君を美味しくしに行きましょう」
「本当に君は、何も分かってない」
「大丈夫ですよ」
「私、人間(ひと)ではないので」
「…全く、本能のまま君に牙を向ける下等な連中が羨ましい」
「私だって本当は、今すぐ君の皮を剥いで、腹を裂いて」
「腸(はらわた)全部を引き摺りだして、爪の一枚すら余さず喰らい尽くしたい」
2巻
「──確かに君の血肉は他の人間とは比べ物にならない程に美味しそうですが」
「…私から言わせれば、陸に打ち上げられて腐った鯨のような臭いなんですよね」
「知っていますか、比名子」
「死にたがっている人間は総じてそんな臭いなんですよ」
「悲しみ以外にも目を向けて下さい」
「そうすればいずれ、月日が君の心を癒してくれる」
「そして君が人生に希望と喜びを見出して、死にたくない、もっと生きたいと願った時」
「私が君の全てを喰らい尽くします」
「ですから、比名子」
「早く私に喰べられたいと願うなら、幸福に生きる努力をして下さい」
3巻
「妖怪(ひとでなし)だから寂しくない…ですか」
「…全く、人間というのはいつの世も実に不可解なものです」
「陽に当たるのは君たち人間にとってとても重要なことでしょうが」
「眩しさに目を焼かれるくらいなら、明るさに慣れるまで日陰にいてもいいと思います」
「君が再び太陽の下(もと)を笑顔で歩けるその日まで」
「木陰の代わりくらいなら私が務めましょう」
「まあ、私のことはいいんです」
「君が少しでも楽しめたかどうか、私にとって重要なのはそれだけです」
4巻
「比名子。私は君の入れ物が美しかろうが醜かろうが、どうだって構いません」
「たったひとつ、比名子が比名子であるということ」
「それだけが私にとって一番大切なことなんです」
「あの日からずっと…」
「(理解出来ない?) …でしょうね。”ソレ”を理解してしまったら」
「君はもうあの子の”友人”ではいられなくなってしまいますから」
「比名子の望みと真逆の願いを持ちながら」
「それでも彼女に突き離されることなく傍に居続けられる」
「…羨ましいですね」
「(どうして優しく?) そんなの決まってるじゃないですか」
「私自身の為ですよ」
「君に与えるのも施すのも、何ひとつ君の為じゃない」
「全て私の為にやっていることです」
5巻
「君を喰べたかったのは本当です」
「そしてあの妖怪の言った通り、かつて君に血を渡したのも本当です」
「…あんなに君しか要らなかったのに、心の底から喰べたかったのに」
「今の私には、君の血の匂いすら不快で堪らない」
「君に血を与える際、私は祈りを込めました」
「どうかこの子が健やかに、今の輝きを失わず」
「たとえ何があっても比名子だけは生きて…と」
「…きっと君(美胡)には、この眼前に広がる光景も」
「さぞかし微笑ましく見えるんでしょうね」
「──肉塊」
「今目の前にいる人間・動物・全て、私には等しくただの肉塊としか思えません」
「…本当に、君は”内側”にいるんですね」
「羨ましい」
「人間との関わり、この世との繋がり」
「私にはよく分からないもの」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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