原作小説「誰が勇者を殺したか」の名言・台詞をまとめていきます。【2】
誰が勇者を殺したか
ソロンの章
「あいつは勇者などではない」
「ただの馬鹿だ」(ソロン・バークレイ)
「あいつには力も魔力もなかった」
「勇者足り得る要素など何もなかったのだ」(ソロン)
「そんな男に世界の命運を託したんだぞ?」
「正気の沙汰じゃない」(ソロン)
「当たり前の努力をして、魔王を倒すイメージができるわけがないだろう」
「常軌を逸していて当然だ」(ソロン)
「あいつから学んだことは色々あったよ」
「魔法は使い方によって、一が十にもなり得るし、ゼロになってしまうこともある」(ソロン)
「あいつがいなかったら、俺たちは別々に取り巻きのような連中とパーティーを組んで」
「早々にくたばっていただろう」(ソロン)
「俺たちひとりひとりは確かに優れていたが」
「あいつがいなければ、まとまることはなかった」(ソロン)
「レオンやマリアや俺がいなくても、誰かが代わりとなって魔王は倒せたかもしれないが」
「あいつがいなかったら魔王は倒せなかった」(ソロン)
「勇者だから魔王を倒せて当然か?」
「あいつがそのために何をしたか、何を犠牲にしたか、わかっているのか?」(ソロン)
「あいつより才能のある人間は大勢いた。俺も含めてな」
「その俺たちが何もしなかったから、あいつが勇者なんかにならざるを得なかったんだ」(ソロン)
「(何故勇者は死んだのか?) 俺たちが報告した通り、アレスを殺したのは魔人だ」
「それは間違いない」(ソロン)
「だが、俺たちは死んだところを見てない」(ソロン)
「(俺たちが殺した?) なるほど、確かにそういう風に考えることもできるな」
「だが、それは無理だ」(ソロン)
「俺たちにアレスを殺すことはできない」
「たとえ殺そうと思っていたとしてもな」(ソロン)
断章一
「俺はできないことは言わない。そして、おまえは嘘はつかない人間だ」
「ならば、確認する必要はなかろう」(ソロン)
「面白い、なかなかに面白いな」
「ひょっとすると魔法の基本原理をもっと詳細に分析できるかもしれん」(ソロン)
「おまえが魔法を唱える道筋がわかれば」
「魔法を根本的に改善することができるかもしれんのだ」(ソロン)
夢にまで見た魔法がようやく使えるようになったのだ。
もう二度と後悔しないためにも。(アレス・シュミット)
断章二
「可能性が少しでもあるなら、僕はそれに賭けるよ」(アレス)
無駄だと嘲(あざ)笑うことは簡単だが、無駄になるかもしれないという恐怖と戦いながらも、
前に進むことの方が正しいのだ。(ソロン)
アレスの章 断章一
「ザックも俺を買いかぶりすぎだよ。何かをひとりで続けるのは辛いもんさ」
「おまえがいてくれるから先に進めるんだよ」(アレス)
断章二
(自分が勇者かも?) だが、俺はそうは思わなかった。
俺はザックの両親を知っている。(アレス)
剣はザックの父に劣り、攻撃魔法はザックの母親に及ばず、回復魔法は神父様ほどではない。
要するにどれも中途半端なのだ。(アレス)
これでどうやって魔王を倒せるようになるのか、見当もつかなかった。(アレス)
自分が勇者かどうかなんてわからない。
でも、勇者に必要なものは、剣の腕や魔法とかじゃないような気がする。(アレス)
断章四
「確かにおまえに勇者の資質はなかったかもしれない」
「だが、それでも世界を救ったのはおまえだ!」(ソロン)
「俺はおまえ以外の誰も勇者とは認めない!」(ソロン)
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