アニメ「蛍火の杜へ(ほたるびのもりへ)」の名言・台詞をまとめていきます。
蛍火の杜へ
1話
「彼に初めて出会ったのは…私が6つの時でした」(竹川蛍)
「暑い夏の日、妖怪達の住むといわれる山神の森で、私は迷子になったのです」(蛍)
「出口を求めて走り回り、疲れて動けなくなって」
「寂しさと恐ろしさからとうとう泣き出してしまった私の前に」(蛍)
「彼は姿を現したのでした」(蛍)
「お前、人間の子供だろう?」
「俺は人間に触れられると消えてしまう」(ギン)
「(人間じゃない?) この森に住む者だ」(ギン)
「えっ? じゃあ…妖怪さん?」(蛍)
「ほ…本当に人じゃないのね」
「子供を棒で殴るなんて…」(蛍)
「”消える”ってのは…”消滅する”って意味だ」
「山神様が、そういう術を俺にかけてる」(ギン)
「人間に触れたら最後…それでおしまいだ」(ギン)
「なんかデートみたいですね」(蛍)
「色気のないデートですね」(ギン)
「お前は…怖がらないね」(ギン)
「お兄さんはずっとここにいるの?」
「またここに来れば会える?」(蛍)
「ここは山神様と妖怪の住む森」
「”入れば心を惑わされ帰れなくなる、行ってはいけない”」(ギン)
「来たね」
「本当にまた来るとは思わなかった」(ギン)
「(食べる?) ダメだよ、友達なんだ」(ギン)
「すご~い! 本物の妖怪なんて初めて見た!」
「ホントにいたのね!」(蛍)
「(なんでお面を?) 大した理由はない」(ギン)
「(私の話?) 興味ある?」(蛍)
「あるから待ってたんだ」(ギン)
「次の日も、その次の日も、私は森へと通いました」(蛍)
「山の中を駆け巡って、遊び回る夏の日々」
「たわいないことでも、楽しくて仕方なかった」(蛍)
「こんな面でもしてないと、妖怪には見えないだろう?」(ギン)
「変なの」(蛍)
「来年も来れるか?」(ギン)
「うん!」(蛍)
「こうして私は、夏を心待ちにするようになりました」(蛍)
「約束の夏、ギンは私を待っていてくれました」(蛍)
「私といる時くらい、時々はお面外してくれる?」
「(意味?) 別に意味はないけど…」(蛍)
「何があっても、絶対…私に触らないでね」
「ねっ?」(蛍)
「(中坊になった?) なんか…女みたいに見えるぞ」(ギン)
「女ですよ、一応」(蛍)
「そうか…」
「目線が少しずつ近づいていく」(蛍)
「私は年を重ねるごとに姿が変わっていくのに、ギンはほとんど出会った頃のままで…」
「そのうちきっと、ギンの年を追い越してしまうのね」(蛍)
「(冬) ギンに…会いたいです」
「ギンに…触れたいです」(蛍)
「あっという間だな」
「もう高校生か」(ギン)
「楽しみだな」
「あと3年して卒業したら、こっちの方で就職探すつもりなの」(蛍)
「そしたら、もっと一緒にいられるわ」
「秋も、冬も、春も、ずっと…ねっ?」(蛍)
「蛍…俺のこと、話すよ」(ギン)
「俺は妖怪ではない」
「けれど、もはや人でもない」(ギン)
「人の子だったらしいけど、赤ん坊の頃、この森に捨てられたんだ」(ギン)
「本来その時、命を終えていたはずだったけれど」
「山神様が哀れんで、妖術で生かし続けてくれている」(ギン)
「それに甘えて、いつまでも成仏しようとしない…幽霊のようなものなんだ」(ギン)
「蛍…忘れてしまっていいんだよ」
「妖術で保たれている体は、とてももろい」(ギン)
「本物の人の肌に触れると、術が解けて消えてしまう」
「そんなあやふやなもの、君がいつまでも…」(ギン)
「触れると消えてしまうなんて、まるで雪のようね」(蛍)
「私ね、ギン。冬の間もギンのことを考えていた」
「秋も春も…ギン」(蛍)
「忘れないでね、私のこと」
「忘れないで…」(蛍)
「時間がいつか、私達を分かつでしょう」
「けれどそれでも、その時まで…一緒にいようよ」(蛍)
「(妖怪祭り?) 違う、”妖怪達の夏祭り”」(ギン)
「蛍はまだ小さくて怖がるかと思って誘えなかったけど」
「今夜、家を抜け出してこれるか?」(ギン)
「ずっと一緒に行きたいと思っていたんだ」(ギン)
「(ちょっと怖い?) 大丈夫、見かけは人の祭りと変わらない」
「人の祭りをマネして遊ぶ祭りだし」(ギン)
「蛍は俺が守るよ」(ギン)
「そういうこと言われると飛びつきたくなってしまう」(蛍)
「飛びつけばいい…本望だ」(ギン)
「本当だ」
「人間のお祭りとほとんど同じ」(蛍)
「(人に化けてる?) そう、見事だろう」
「時々は人も、それとは知らずに迷い込んでくるらしい」(ギン)
「蛍。そっちの手首にこれを結びな」
「迷子になる」(ギン)
「デートみたいですね」(蛍)
「デートなんですねえ」(ギン)
「あ~おかしかった。みんな頑張って化けているのね」
「まるでモノマネ大会みたい」(蛍)
「蛍、俺…もう夏を待てないよ」(ギン)
「離れていると…人混みをかき分けてでも、蛍に会いに行きたくなるよ」(ギン)
「その面、やるよ」(ギン)
「きっともう…彼は次の夏、あの場所へは来ないでしょう」
「きっとこれが、最後の…」(蛍)
「来い、蛍!」
「やっとお前に触れられる」(ギン)
「好きだよ」(ギン)
「ええ…私もよ」(蛍)
「しばらくはきっと…夏を心待ちには出来ないでしょう」
「胸が痛んで、涙があふれて…」(蛍)
「けれど…手に残るぬくもりも、夏の日の思い出も」
「私と共に生きていく」(蛍)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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