マンガ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」の名言・台詞をまとめていきます。
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
1巻
「心地良い日差しに海洋プランクトンの作り出すジメチルスルフィドの香りに包まれた潮風」
「絶好の骨拾い日和ではないか、少年」(九条櫻子)
真実は骨に似ている。
皮と肉の中に隠れていても、その奥で全てを支えている。(館脇正太郎)
「よく見付けたな、少年! 大物だ!」
「(鯨? 狐?) 人間の頭蓋骨の一部だよ」(櫻子)
「…(警察に)通報…だと?」(櫻子)
「納得いかん!!!」
「どうして他のものは持って帰ってもいいのに、人間の骨は駄目なんだ!!!」(櫻子)
「貴方はそれ(心中)に納得していない、だが上に意見を言える立場でもない」
「だから目を閉じ口を噤(つぐ)んで、『仕方ない』と結論付ける」(櫻子)
「くだらない」(櫻子)
「心中ではない」
「この水死体は心中では有り得ない、そう言っているんだよ」(櫻子)
「死体自身がこんなにも雄弁に語っているというのに、その言葉に耳を傾けもしないとは…」
「まったく愚かだな」(櫻子)
「(殺人?) 私の知ったことではない」(櫻子)
「残念ながら私は検死に必要な『正義感』も『善意』も持ち合わせてはいない」
「私が愛しているのは『骨』だけだよ」(櫻子)
彼女の下に骨達が集うのは、彼女が彼等を愛しているからか、
彼等が彼女を愛しているからか。(正太郎)
「(登山ルートじゃない?) いいじゃないか」
「獣道なら獣の死骸があるかもしれない」(櫻子)
「ここまで綺麗な骨になるには微生物達の働きもあるのだが…」
「つかの間この亡骸は命の楽園となっていたのだろう」(櫻子)
「素晴らしい!!!」
「まさに自然の作り上げた傑作だ!!!」(櫻子)
「…正直に言うとね、私も家族もどう思っていいか分からないの」
「どこかで諦められずにいたから…」(鴻上百合子)
「おばあちゃんが見つかって悲しいけど、ほっとしてる部分もあって」(百合子)
「(心当たり?) だが推測は出来る」(櫻子)
2巻
「泣いた後は水分を摂った方がいい」
「可能なら塩分も」(櫻子)
「…推測でしかないが」
「君の祖母は『死ぬため』ではなく『生きるため』にこの場所へ来たんだよ」(櫻子)
あの人なら何か分かるかも…。
僕には見えないものが見える、あの人なら。(正太郎)
「私は午前四時過ぎまで骨を組んでいたんだ」
「私の身体は今、君との会話ではなく睡眠を欲している」(櫻子)
「…何かが欠けているんだ。ここに無いはずのものがある」
「ならばここにあるはずのものは…」(櫻子)
「…聞こえるか?」
「子供というものは何があろうとも死んではならない」(櫻子)
「目を覚ましたまえ、君は逝くには早すぎる」
「生きて生きて、生きる事こそが君たち幼い者達の使命だ」(櫻子)
「──護らなきゃ、僕が皆を」(正太郎)
「呪いだと? 実にくだらない」(櫻子)
「偶然が二度三度重なると、人間は運命だのなんだのとくだらないことを言い出すものだ」
「だが可能性がゼロでない以上は、どんなことも起こりうるものだ」(櫻子)
「骨を見て、目の前で生きて動く動物達を観察して欲しいんだろう」
「『骨』という芯があるからこそ生物は動けるのだからね」(櫻子)
「(呪い? 祟り?) 理解できない事象が実際に存在するのだとしたら」
「それはまだ科学的に解明されていないだけだ」(櫻子)
「人間は偶然が重なるとそこに神秘性を見出すきらいがあるが」
「たとえどんなに低い確率でも、可能性さえあれば信じがたい現実とて起こり得る」(櫻子)
「黒は死の色だと思われがちだが本当は違うんだ」(櫻子)
「心理学上でいえば強くなりたい…戦いたい…死や恐怖から逃れたい…」
「そうもがき足掻く者の切望から生まれる『生きたい』者の色なんだよ」(櫻子)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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