マンガ「暴食のベルセルク 〜俺だけレベルという概念を突破する〜」フェイト・グラファイトの名言・台詞をまとめていきます。
暴食のベルセルク
1巻
「今日も暴食は絶好調か」
「はずれスキルめ…」
彼女(ロキシー様)は巻き込んではいけない。
俺のことなんか気にしないで、迷うことなく我が道を行くべきなんだ。
世界には持つ者と持たざる者が存在する。
それを分けるのは神から授かる特別な力(スキル)。
強力なスキル保持者は魔物を倒し、レベルアップして成功者となり。
そうでない者は負け犬となる──はずだった。
あいつらにこき使われて過労死する未来。
かたやロキシー様のもとで働けるバラ色の人生。
考えるまでもない。
暴食。殺した対象の魂を喰らい、ステータスとスキルを奪う力。
つまり──敵を倒せば倒すほど俺は強くなれる。
俺を見下してきたやつらを見返すことができる。
(この刀) 油埃で薄汚れて、ゴミ屑のように扱われて、まるで俺みたいだ。
「(無茶はするな?) わかってる。でもせっかく力を手に入れたんだ」
「目の前で苦しむ人ぐらい助けたいじゃないか」
「答えろ」
「お前に仕事を依頼した最低野郎の名前だよ!」
空腹感が際限なく大きくなる、抑えきれなくなる。
この疼きはもはや──飢えだ。
「それで、どれだけ喰えば飢餓ブーストが解除されるんだ?」
2巻
「選ぶ必要なんてない、俺の相棒はお前(グリード)だけだ」
人生初の女性のエスコートがロキシー様って、難易度高すぎだろ?
こうしてみると聖騎士なんかじゃなくて、普通の女の子みたいだ。
わかってるさ、たとえ想っていても身分が違う。
それでも俺は──。
「アイシャ様、ロキシー様をとてもお慕いしています」
「もし許されるなら、この命が尽きるまでお仕えしたく」
「(お辛い?) ロキシー様は優しくも心の強い方」
「あのお方なら大丈夫だと俺は信じてます」
領民と一緒に畑で汗を流す領主、慕われるのも当然だな。
温かな居場所、優しい人たち。
だからこそ怖くなる。
俺はいつまでロキシー様の側(そば)にいられるだろうか。
この力──暴食スキルを抱えたままで。
(約4倍) 今の俺じゃ絶対に勝てない。
でも、俺がなんとかしないとこの領地が、みんなが。
それにロキシー様を死なせるわけにはいかない…!!
「(考え?) わかってるだろ」
「暴食らしく戦うだけさ」
「相変わらず強欲な奴だ、持っていけ!!」
「おい、グリード」
「やりすぎだろ、これ」
なんだ…これ!? とんでもない高揚感…!!
歓喜…いや、これはもう…狂気だ…!!
ロキシー様の様子がおかしかったのはそのせいか…!!
ガリアで死んでこいってか…!!
俺には国の決定を覆すことはできない。
ロキシー様を止める力もない。
だけど人を虫けらのように扱って、大切な人を傷つける。
お前達は許せない。
3巻
「なら俺に見せてくれよ」
「ご自慢の聖騎士様の力を」
「(助けて?) …俺がそう言った時、お前らはどうした?」
「関係ない」
「これは俺の…俺のための復讐だ」
ロキシー様は出立された。
南方のガリアへ俺も向かう。
俺の力(暴食スキル)で彼女を守るんだ。
「黒鎌の力をなめすぎだ」
「こんな村(故郷)でも無くなると寂しいもんなんだな」
「俺はもう大丈夫だよ、父さん」
「どこからロキシー様の耳に入るかわからない、顔くらいは隠さないと」
「これから俺は『武人ムクロ』だ」
4巻
「さあ、隠れんぼはおしまいだ」
「あいつ(リッチ)にも暴食スキルにも邪魔なんてさせないさ」
「大事な最期の別れだからな」
情けない…!!
また俺は守られるのか!!
変わりたい。
肩を並べて戦える力を持つものになりたい。
5巻
強力な力には代償がつきものだ。
神の定めた領域すら突破して際限なく強くなるという暴食スキル。
その代償を支払うときが、俺もきっと──。
「もし今度出会ったとき…俺が俺でなくなっていたら…俺を殺してくれ」
「暴走した俺を倒せるのは、知る限りマインだけだ」
「(素晴らしい?) 人が…ロキシー様が死んで素晴らしいわけないだろ!!」
誰がどんな意図を持っていたとしても、誰が相手だろうとロキシー様は俺が守る。
「(配下に?) 断る」
「俺は誰にも仕えないし、誰とも組まない」
「そいつは幸せですよ」
「これほど思ってもらっているなんて幸せ者だ」
「(マイン?) 愛想のいい奴じゃないぞ」
「魔物をぶっ飛ばすか、大好きな金勘定をしてるか、人の飯を奪うか」
「そんな奴だ」
自分の安全より民の生活のために…か。
変わらないですね。
ロキシー様への恩を返すため、彼女の命を守るため、
何が相手でも俺は戦おう。
だから、だからもう少しだけ、彼女に幸せなひと時を──。
6巻
それでも俺のやることは変わらない。
彼女に剣を向けるやつは俺が相手だ。
「(暴力事件56件?) …全部向こうから絡んで来たんだ」
「人気者は辛いね」
「(元聖騎士?) …いいや、俺はただの武人だ!!」
「忠告には感謝する」
「…でもエリスに行くなと言われたら、是が非でも行かないとな」
「燃費の悪い奥義ばかり頼ってられないからな!!」
「(迎撃?) 問題ない、喰い足りないって思ってたところさ」
「暴食らしいだろ?」
奴の領域に手が届くなら、俺は全てを捧げよう。
どんな代償でも支払おう。
この一時だけでいい。
殺す覚悟と死ぬ覚悟、2つの覚悟を以て俺に力をよこせ!!
暴食スキル!!
「礼を言うよ」
「きっとお前がいなかったら、俺はここに至れなかった」
「(ロキシー様) 嘘をついていてごめんなさい」
「今までありがとうございました」
「勝利を確信して油断した時なら、隙が生まれると思ってな」
「左腕はくれてやる、持って逝け」
「飼い主を失った奴をあのままにしておけない」
「俺は天竜を倒すよ」
「ロキシー様を守るために天竜を倒した」
「それを果たせた今、俺にはなんの後悔もない」
「だから…悪いけど…頼む」
「マイン、俺を殺してくれ」
俺は怖かったんだ。
俺の忌避する瞳や力を見られ、彼女から嫌われ恐れられるのが。
彼女はそれを知ってなお、俺を受け入れてくれた。
俺は彼女を救いたいなんて言ってたけど、
本当は王都のあの時のように彼女に救ってほしかったんだ…。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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