「舞姫」の名言・台詞まとめ

まんがで読破「舞姫(森鴎外)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

舞姫

「すべての出会いが奇跡や運命と表現されるなら…」
「それはいかにも幻想的で美しく彩られただろう…」
「しかしその出会いは…はかない悲恋の幕開け──」(ナレーション)

 

「太田! 女を知るのも男の務めだぞ!」(相沢謙吉)

 

「彼(詩人)が踊り子という職業をこう説明している」
「踊り子は『当世の奴隷』と」(矢部長官)

 

「夜は舞台、昼は稽古でこき使われ…もらえるのはわずかばかりの給金」(矢部)

 

「美しく化粧をし、衣装を身にまとい舞台にあがるが」
「外に出れば衣食にも困る生活を送っている」(矢部)

 

「人間は未熟である」
「ゆえに法学が必要とされる」(ベルリン大学教授)

 

「大学での講義も本当は半分も頭に入らなかった」
「日本で学んだことが世界でこんなにも遅れているなんて…」(太田豊太郎)

 

「何が帝大主席だ……何がエリートだ…」
「僕は…エリートなんかじゃない…ただの日本人だ…」(太田)

 

「(大事なもの?) そうだったかも知れない…でも…なんの役にも立たない」
「せめて君の役に立つならそれがいい…」(太田)

 

 

「できないのだ。他人の敷いたこのレールを踏み外すのがただ恐いのだ」
「僕は…これでいいのだろうか?」(太田)

 

「謝っても許してもらえないとは思うけど…それでも…ごめんなさい」
「……私、もう…トヨには会わないようにするから…」(エリス=ワイゲルト)

 

「さよならッ…」(エリス)
「行かないでくれ、エリス…君が好きだ…離れたくない」(太田)

 

「エリスとの出会いに感謝した。エリスの存在に感謝した」
「エリスの育んだこの世界とすべての瞬間に感謝した」
「エリスが僕に愛を教えてくれた」(太田)

 

「ワシはこの数か月ヨーロッパを見てまわったが」
「わが国の出先機関の連中の無能っぷりに腹が立った」(天方大臣)

 

「真に国の未来を想うなら、過去のレールにあぐらをかいていかん!」
「国の未来とは人の未来そのもの。己の未来を他人まかせにするなど言語道断!」(天方)

 

「君は祖国や母上を捨てる気か?」
「高い能力と学識のある君が…異国で目的もなく生きるのは罪だ!」(相沢)

 

「この広大な異国の地で、すべてを失った君に何ができる?」
「埋もれ死んでいくのが関の山だ! 君に…その覚悟があるのか?」(相沢)

 

「君がどれだけ彼女を愛しても、君が彼女を幸せにしてやることはできない」
「これが現実だ」(相沢)

 

「君たちはただ未熟だったんだ」(相沢)

 

「君の言うとおり僕も…日本へ帰ろう」
「そのかわりエリスと子どもの生活を保障することを約束してくれ」(太田)

 

「もう機械のように生きるまいと心に決めた」
「しかし僕には異国で自立する勇気も覚悟もなかった…」(太田)

 

「結局は親友の敷いたレールに乗ることを選んだ」
「相沢ほどの良き友は、この世にふたりと得られないだろう」(太田)

 

「……しかし僕の醜い心にはただ一点だけ、彼を恨む気持ちが残ってしまった」(太田)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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