「夜のクラゲは泳げない(ヨルクラ)」の名言・台詞まとめ

アニメ「夜のクラゲは泳げない(ヨルクラ)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

夜のクラゲは泳げない

1話

「夜の渋谷を歩くのが好き」
「知っている人がいない街をクラゲみたいにふわふわ~って漂っていると」
「誰の目も気にしない私で…いられるから」(光月まひる)

 

「(盗撮?) だってリアルJKの寝顔が世界で1番需要あるんだよ」
「これはバズる!」(光月佳歩)

 

「(紹介してた?) それを普通の人がマネしたら…」
「量産型」(佳歩)

 

「(はっきり言う?) まあな。そこが竜ヶ崎ノクス様人気の秘訣だから」(渡瀬キウイ)

 

「言えないから困ってるの!」
「本音言って否定されたら痛いし…」(まひる)

 

「私みたいな普通の女子高生はさ、選ぶより選ばれるだけで精いっぱいなのよ」(まひる)

 

「クラゲってさ、1人じゃ泳げないんだよ」(まひる)

 

「おい! 私の好きな絵を汚してんじゃねえ!」(山ノ内花音)

 

「曲はまだ借り物だけど、詞を書くのは好きなんだ」
「この子(JELEE)はね、本当の私を表現するためのもう1人の私なの」(花音)

 

 

「私はさ、私をバカにした人もみ~んな歌で見返すんだ」
「それが私って分からないまんま、私を嫌った人もみ~んな!」(花音)

 

「感動させて、この歌に救われたって泣かせてやりたいの!」(花音)

 

「目指すはフォロワー10万人!」
「私は何があっても自分を貫くって決めたんだ」
「それが私なりの仕返し!」(花音)

 

「ひらめいた! JELEEにヨルの絵があったら最高だと思わない?」
「私とヨルのコラボだよ!」(花音)

 

「けど、冗談で言ってるわけじゃないよ」
「一緒に…やってみない?」(花音)

 

「私…逃げてばっかり」(まひる)

 

「私ね…あの壁画を友達にバカにされたことあって、その時とっさに他人のふりしたんだ」
「それから絵を描かなくなって…」(まひる)

 

「私は負けたくないんだ」
「誰かに負けて自分が自分じゃなくなるのが嫌なの」
「量産型にはなりたくないから」(花音)

 

「私、ヨルのクラゲの前で歌いたいな」(花音)

 

「皆さん! え~私は…いや私達は、謎の覆面アーティストJELEE!」
「イカでもタコでもないクラゲのイラストが目印だから、そこんとこよろしく!」(花音)

 

「クラゲってさ、自分では泳げないし輝くことも出来ないけど!」
「外から光をため込んだら、自分でも輝けるようになるの!」(まひる)

 

「だから私も…私も!」
「花音ちゃんのそばにいたら輝けるかな?」(まひる)

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2話

「花音ちゃんってもしかしてすっごくバカ?」(まひる)

 

「(パトロン?) はい、推しごとをしに来ました」(高梨・キム・アヌーク・めい)

 

「声を聴いてもしかしてと思いました」
「けど歌い方も違ったし確信が持てませんでした」(めい)

 

「でも…ここです! このフェイスライン、すっと通った鼻筋」
「このクレオパトラのような顔のよさはののたんしかいません!」(めい)

 

「認めません」
「私は認めません! ののたんはサンドーで歌い続けるんです!」
「金髪じゃなくて黒髪清楚で!」(めい)

 

「私が援助するのでバイトも辞めて下さい」
「足も出し過ぎだからすぐにしまって、解釈違いです!」(めい)

 

「残念だけど、”橘ののか”はもう…いないんだ」(花音)

 

「あ~もう私ダメだなあ」
「こんなに本気で好きでいてくれてたのに、冷たく対応しちゃって…」
「アイドル失格だよ」(花音)

 

「(辞めた?) そうだけど…」
「ファンを大切にしたいって気持ちは今も変わってないっていうか…」(花音)

 

「私、もう一度あの子と話したい」
「この曲のこともそうだけど、いろんなこと確かめなきゃいけない気がしてきた」(花音)

 

「拒絶されるかもだけど、私が話したいんだ」(花音)

 

「私が作った曲を山ノ内さんが歌うのは…解釈違いです」(めい)

 

「もちろん! だって私はね、ファンを絶対に独りぼっちにしないって決めてるんだ」(花音)

 

「友達がいなくても、好きなものがなくても」
「私と私の歌だけはあなたを独りぼっちにしないから」
「約束だよ」(花音)

 

「推しが…私の演奏を聴いてくれてる」(めい)

 

「私も…一緒にやりたい!」
「私の曲…歌ってくれる?」(めい)

 

「(解釈違い?) 大丈夫です! 私、橘ののかと山ノ内花音の両推し」
「つまり、ののたん箱推しになったので!」(めい)

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3話

「もうこんな時間か…明日もあるし、そろそろ終わろうかな」
「それじゃ、グッバイ世界!」(キウイ)

 

「とりあえずやってみるって、私はすっごく好きだよ」(花音)

 

「キウイちゃんは私の憧れで、スーパーヒーローだったんだ」(まひる)

 

「(変な名前?) うらやましいだろう!」
「変な名前ってことは、私は世界に1人だけってことなのである」(キウイ)

 

「(手伝う理由?) 気まぐれだよ」
「理由なんてなんだっていいだろ」(キウイ)

 

「生きづらい、生きづらい、生きづらい!」
「私はなんも変わってない!」
「勝手に変わったのは、みんなのくせに!」(キウイ)

 

「クソッ! なんで?」
「間違ってんのはお前らの方だろうが!」(キウイ)

 

「あいつ、くっつき虫だったくせに」
「私の最後の居場所…なくなっちゃったな」(キウイ)

 

「アマテラス様!」
「どうかその暗い所から出てきて下さい!」(まひる、演劇)

 

「アマテラス様が引きこもっていると、私の世界は…私の世界は!」
「暗いままなのです!」(まひる、演劇)

 

「あなたは私にとってのスーパーヒーローだから!」(まひる、演劇)

 

「ねえ、私が昔からずっとキウイちゃんのどこが好きだったか分かる?」
「(人気者?) 違うよ」(まひる)

 

「誰が見てる前でも、”自分は最強”だとか”主人公”だとか」
「堂々とハッタリかませちゃうところだよ」(まひる)

 

「ずっと嘘ついてたんだとしても、全部作り話だったんだとしても」
「最後はかっこよく決めてくれるって…私知ってるから」(まひる)

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4話

「そっか…じゃあ一緒だね!」
「私もほとんど行ってないんだ、学校」(花音)

 

「つまり! JELEEは普通のJKが2人に登校拒否のJKが2人という」
「とてもバランスの取れたグループってことだね!」(花音)

 

「終わったこと…ね」(瀬藤メロ)

 

「ねっ、それよりもまずはさ…親睦を深めましょう!ってことで」
「集団作業っていうのはこういうのが大事なんだから」(まひる)

 

「お姉ちゃん、どうしよう」
「私最近、毎日が楽しすぎる」(花音)

 

「寂しい人間は、そんなにぎやかな所息苦しいよな」
「花音がいるのは多分もっと…」(キウイ)

 

「私はさ…小学校まではクラスのスーパースターだったんだ」
「けどそこからの転落はひどいもんでさ」(キウイ)

 

5話

「一度聴いてしまえば、ののたんの魅力にはあらがえません」(めい)
「出会いはきっかけでしかないもんね」(まひる)

 

「ヨルが言ってくれたじゃん、私がJELEEのリーダーだって」
「だったらちょっとくらい、頼ってよ…」(花音)

 

「(普通?) そんなことない。言ったでしょ?」
「私が…私がヨルの絵のこと大好きなんだって!」(花音)

 

「だって全部だよ…全部ヨルの絵から始まってJELEEにつながってるんだよ」
「ヨルの絵がなかったら私…今頃歌ってなかった」(花音)

 

「私はヨルの絵を信じてる」
「だからヨルも自分を信じて」(花音)

 

「(絵が)好きってだけ?」
「じゃあさ…あの人と私の絵、どっちの方が上手いと思ってるの?」(まひる)

 

「ヨルってさ、結構めんどくさいよね」
「めんどくさい女」(花音)

 

「嫌だ!」
「私だけ置いてけぼりになりたくない!」(まひる)

 

「JELEEのための絵を邪魔だなんて思いたくない」
「自分の絵を好きだって思いたい」(まひる)

 

「初めてだね…初めてだね! 私達が私達の力で動画をヒットさせたの!」(花音)
「これで私も、ちょっとは輝けたのかな」(まひる)

 

「描く理由、取り戻したんだな」(キウイ)

 

「あのさ…そういえば私、直接伝えてないなって。だから1つ言わせて」
「私にもう1回、絵を描かせてくれてありがとう」(まひる)

6話

「うちはね、親子っていうより仕事のパートナーって感じだったかな」(花音)

 

「私がデビューしてからは、娘の早(はや)…山ノ内花音としてじゃなくて」
「アイドルの橘ののかとして見られてた気がして…」(花音)

 

「分かります!」
「独りぼっちを救ってくれるのは、いつだって推しなんですよね!」(めい)

 

「誰かを好きであることがおかしいなんて、絶対にありません!」(めい)

 

「私は大切な言葉をもらったから、救ってもらったから…信じたんです」
「私がその人のことを好きな気持ちだけは、絶対に間違いなんかじゃないって」(めい)

 

7話

「(三者面談) もう3年生になったからね」
「ついにJKブランド消失かあ!」(まひる)

 

「だって人生で3年間しかない特別な期間だよ」
「知らない間に恩恵を受けていたに違いない」(まひる)

 

「(進路?) 私か?  私は早曽田(わそだ)の教育学部に行こうと思ってるぞ」
「(聞いてない?) 言ってないからな」(キウイ)

 

「”いつの間に”って言われても…私には考える時間がたっぷりあるからな」(キウイ)

 

「(高校卒業?) いや、出席足りないだろうから高認試験は出願済み」
「過去問解いた感覚、合格率は低く見積もって9割ってとこですねえ」(キウイ)

 

「私はみんなと違う道を歩こうとしてるからな」
「その分、しっかり考えないと人生詰むだろ」(キウイ)

 

「ののたんがキウイさんと2人でお泊り(バイク免許合宿)…胸が苦しい」(めい)

 

「(プロのピアニスト?) はい、そのつもりです」
「少し前はどうしてピアノを続けてるんだろうって迷ったこともあったんですけど」
「弾く理由をもらえたので」(めい)

 

「(イラストレーター?) 正直、そこまで決心したわけじゃないんだよね」
「私、ずっと絵を描くのが苦しかったんだ」(まひる)

 

「けど…最近はだんだん楽しくなってきて」(まひる)

 

「(友達少ない?) 中途半端な友達で人間関係が薄まってないだけです」(キウイ)

 

「中学の頃、私がだんだん馴染めなくなった時、担任の先生と話すことになって…」
「その時、そっか…私って普通じゃないんだって」(キウイ)

 

「そしたら急に学校が…全部が怖くなって」(キウイ)

 

「まっ、今だったら言えるよ」
「普通ってなんだよ! そんなの大人が勝手に決めたルールだろうが!」
「…ってパンクバンドみたいにさ」(キウイ)

 

「で思ったわけ」
「私くらい、独りぼっちの生徒の味方になってもいいのかなあ…なんて」(キウイ)

 

「それより多分、救った気分になりたいだけなんだよ」
「あの時世界に立ち向かえなかった…弱い私をさ」(キウイ)

 

「(学校…) やっぱ世界…ムズいなあ」(キウイ)

 

「いいんだよ、変なぐらいで」
「普通よりはマシでしょう?」(花音)

 

「学校に行った意味…ですか」
「私って基本的に周りに興味のない人間じゃないですか」
「けど違ったんです」(めい)

 

「私いつも実技でトップだったのに、ある時2位を取ってしまったことがあって」
「その時、驚いたんです」
「私”悔しい”って思ってるって」(めい)

 

「それから私は初めて本当の意味でピアノに向き合えるようになった気がして」
「今までと違う自分を見つけられたのかなって」(めい)

 

「まあ、自分が向かってる先を見るのって怖いことだけど…」
「気づいたら知らない場所にいて戻れなくなることの方が…よっぽど怖いよ」(小春)

 

「じゃ、オン(ライン)で遊びましょう」
「まあ根っこが引きこもりなんだ」
「それに…バイクより光ファイバーの方が速いっすから」(キウイ)

 

「これ、(バイクで)どこに向かえばいいの?」(花音)
「知らな~い!」(まひる)

 

「けどさ! どこでもよくな~い?」(まひる)
「そっか…どこでもいいね!」(花音)

 

「(進路?) 進学にしたよ、美大に」
「やれるだけやってみる」(まひる)

 

「私さ、自分の絵を好きになりたいんだ」
「けどそれだけじゃなくて」
「もっとすごい絵を描いて喜んでほしい人がいるんだよね」(まひる)

 

「恩人っていうか…迷った時に私がしたいと思ってたことを教えてくれて」
「絵が上達した時には自分のことみたいに喜んでくれて」(まひる)

 

「私って意外と、恩はちゃんと返したいタイプなのかも」(まひる)

 

「歌う理由…か。あの時言ってくれたよね」
「絵を描けなくなってた時、”だったら私のために描いて”って」(まひる)

 

「今度は私の番」
「花音ちゃん、私のために歌ってよ!」
「私、花音ちゃんの歌が大好きだから!」(まひる)

 

8話

「私達まだ一度も、みんなにライブを届けられてないからさ」
「(この間?) けど、そこに私達のファンはいなかった」(花音)

 

「直接届けたいんだ」
「私達の歌を、私達のファンに!」(花音)

 

「ライブっていうのは、お客さんに夢みたいな非日常を味わってもらうものなの」
「だから衣装はとっても大事」(花音)

 

「でね…私達この1年で」
「びっくりするくらいたくさんの人に応援してもらえるようになったでしょ」(花音)

 

「だから今回はファンのみんなと作るライブにしたいんだ」
「すっごく綺麗なんだ」(花音)

 

「みんなが同じ色のサイリウムを一斉に振るの」
「そうすると、真っ暗な中に私が好きな青色だけが浮かんで」
「曲に合わせてゆっくり揺れて…」(花音)

 

「けど気づくんだ」
「みんなから遅れちゃってる光とか、逆方向に行っちゃう光もあったりして…」
「そこで思うの」(花音)

 

「あれはただの光じゃなくて」
「1人ひとりが私を好きでいてくれてるファンなんだって」(花音)

 

「だから私、感じたいんだ」
「ファンと1つになれる瞬間を、みんなと一緒に!」(花音)

 

「(雨?) ひゅ~! 天然のシャワー!」
「な~に言ってんの! ピンチはチャンスだよ」(花音)

 

「(現実的?) けどサンドーだって、最初はここよりもっと小さい会場だったんだ」(花音)

 

「だから、ここが私達の第1歩目」
「JELEEが現実を泳ぎ始める最初の舞台」(花音)

 

「ごめん…私のせいだ」
「(急なこと?) そうじゃなくて…私の過去のせいだよ」(花音)

 

「(迷惑?) それは違うよ」(まひる)

 

「確かに最初はそうかもね」
「花音ちゃんが無茶を言い出して、”仕方ないなあ”って私達がついていって…」
「けどさ、本当にそれだけだと思う?」(まひる)

 

「だって私ももう、見たくなってるんだよ」
「花音ちゃんの見た綺麗な景色を!」(まひる)

 

「だから、ライブは花音ちゃんだけのわがままじゃない」
「これは私達4人の…JELEEのやりたいことだもん!」(まひる)

 

「(損害が出たら?) それなら…補填します!」
「推しの夢は…私の夢です!」(めい)

 

「無観客…ならどうですか?」
「そうすれば少なくとも暴力事件は起こりません」(キウイ)

 

「(ファンのみんな?) つながれる…画面越しでも、人はつながれる」(キウイ)

 

「少なくとも私はそうやってきた」
「だからここは、私を信じてくれないか?」(キウイ)

 

「(無理?) 私ね、JELEEを始めた時は」
「”みんなを見返したい”って気持ちばっかりだったんだ」(花音)

 

「けど…今は歌う理由、ちゃんと見つけたから」
「私はもう、何があっても平気」(花音)

 

「ハッシュタグが出来ててね、全部同じ思いで描かれてるんだって」(まひる)

 

「リアルな顔なんて関係ない。私達が好きになったJELEEちゃんは」
「このクラゲの女の子なんだから信じようって!」(まひる)

 

「顔バレ? アンチコメント? 関係ないね。そんなの全部…」(キウイ)
「押し流せ~!」(まひる、めい)

 

「ねえ、花音ちゃん」
「実現、出来たね!」
「ほら! ファンのみんなと作る景色…青いクラゲのサイリウム!」(まひる)

 

9話

「(もっと喜ぶ?) まあ、いい傾向だろ」
「フォロワーとか目標のことばっかりじゃなくてさ、肩の力が抜けてきたってことだし」(キウイ)

 

「それに私、気づいたんだ」
「有名になったことよりも、こうしてJELEEとして歌えることの方が大事なんだって」(花音)

 

「次の目標はなんですか?」
「地獄の果てまでもお供します!」(めい)

 

「(大きな仕事?) 正直怖くて…」
「けど、ちょっと興味があるんだ」(まひる)

 

「私さ、自分は泳げないクラゲだと思ってたけど」
「知らない海に飛び込んでみたら、自分の絵がだんだん好きになれてきて」(まひる)

 

「だから迷ってる」
「この仕事を受けたら、もっと自信を持てるような気がして」(まひる)

 

「多分このチャンスを逃したら、こんなことはもうないよね」(まひる)

 

「まあ、(花音に)話したら分かってくれるんじゃないか?」
「それにさ…まひるの人生はまひるのものだろ?」(キウイ)

 

「真相は闇の中ですが、ファンの間ではこう言われているんです」
「”早川雪音は天国の扉と地獄の扉、両方の鍵を握ってる”って…」(めい)

 

「花音には歌の才能があるからね」
「人の心を動かせる声をしてる、これは天性のものよ」(早川雪音)

 

「本当にごめん、でもやってみたいの!」
「大きな舞台で自分を試したい」(まひる)

 

「(この1年?) 楽しかったから…違うの」(まひる)

 

「私、もっと上手くなりたい」
「私の絵のこと、自分のこと、もっとちゃんと好きになりたいから!」(まひる)

 

「そっか…お母さんが見つけたのは、まひるだったんだなあ」(花音)

 

10話

「気づいちゃったんだ」
「私ってこんな小さなことのために歌ってたんだって」(花音)

 

「私の歌う理由ってこんなものだったんだって」
「そう思うと…怖くて歌えなくて」(花音)

 

「1人で抱え込まないで下さいよ!」
「私は頭が悪いので、教えてもらえるまで何も分からないんですよ」(めい)

 

「私は信じます、ののたんは弱くありません」
「ファンだけは絶対に裏切らないアイドルだったんですから!」(めい)

 

「(何者かになれてた?) 何者…か」
「何者…なんだろうね」(まひる)

 

「いえ! 私、歌だけはNGなので」(めい)

 

「(歌が好きか?) ううん、嫌いだよ」(メロ)

 

「私はね、雪音ピの養分なんだあ」(メロ)

 

「化粧も下手でネイルもダサくて芋くさかった私を、キラキラした舞台に立たせてくれて」
「”瀬藤メロ”にしてくれたの」(メロ)

 

「(ののかが歌ってた理由?) そんなの、私と一緒だよ」
「ののかも雪音ピの養分だもん」(メロ)

 

「(フォロワー10万人?) もう1回有名になってえ、自分の声を世界に届けてえ」
「雪音ピにまた見つけてほしかっただけなんだよ」(メロ)

 

「そっか…ののかは今、仲間を見つけたんだね」(メロ)

 

「ありがとう、文字のみんな…助かる」(メロ)

 

「私はこの仕事を選んだんだ」
「だから今何を言っても、嘘になっちゃうから」(まひる)

 

「けど必ずもっと上手くなって、約束を果たすから」
「待っててほしい」(まひる)

 

「アイドルの家の前じゃないです」
「友達の家の前…です」(めい)

 

「だって私、自分が利用されてお母さんを恨んでたのに…」
「私、まひるの人生を私のために利用しようとしてた」(花音)

 

「親子ってさ…似るんだね」
「JELEEは解散するしかないって思ってる」(花音)

 

「私は…私は…私は!」
「最後なんて! 嫌ですーーっ!」(めい)

 

「ののたん、聞いて下さい!」
「私はののたんが大好きです!」(めい)

 

「けど今のののたんはしゃべり方もおしとやかでかわいくて」
「下品なことも全然言わなくて控えめで」(めい)

 

「そんなの私が好きなののたんじゃないです!」(めい)

 

「私が好きなののたんは、自分勝手でガサツでファッションセンスが合わなくて」
「私とは似ても似つかないメチャクチャな女の子で!」(めい)

 

「けど…私の作ったメロディーを世界一キラキラ輝かせてくれる」
「私が大好きな女の子なの!」(めい)

 

「だからJELEEはまだ続けるんです」
「私を好きにさせた責任、取って下さい!」(めい)

 

「みんなごめん」
「私…まだ怖いけど…ちゃんと歌えるか不安だけど…」
「もう1回、歌いたい」(花音)

 

11話

「まひるは今、前に進んでるんだ」
「だから私達も進もうよ」(花音)

 

「私、事件のことを探ろうとは思ってないんです」
「今の花音ちゃんのことを知ってれば、それでいいんです」(まひる)

 

「運が悪かったら、愚痴ってる自分のままだっただろうな~とか思うと」
「(”見ろバカ”を)全部否定しちゃうのは…ちょっとズルい気がして」(まひる)

 

「ののかの周りには、変な奴しかいないんだね」(メロ)

 

「(なんのために?) 誰にこの歌を伝えたいのか…だと思います」(めい)

 

「ただ音符を追っているだけで伝えたいものが見えてこない」
「私がよく先生に言われた言葉です」(めい)

 

「いや~、よかったよかった」
「間に合わなかったら最悪だけど、このとおりに直せばいいだけだもんね」(まひる)

 

「うんうん、これならまあ自分の絵じゃなくなっちゃうけど」
「締め切りは守れるし、セーフセーフ!」(まひる)

 

「…なんて思えるわけ、ないっつうの…」(まひる)

 

「私は…なんのために歌うのか?」
「誰のために歌いたいのか…」(花音)

 

「私ってなんでも人よりすぐ上手くなって、なんでも最初だけ1位で」
「一躍ヒーローになれて」(キウイ)

 

「けどそこから、地道にやる奴とか夢中になれる奴に追い抜かされるんだよ」(キウイ)

 

「だから…追い抜かれる前にやめるんだ!」
「負けなければ全勝だからな!」(キウイ)

 

「過去ってさ、変えられないんだよ」(キウイ)

 

「私は見た目も名前もぜ~んぶ変えて、新しい人生を歩み始めたのにさ」
「ちょっと身バレしただけで、す~ぐここに逆戻り」(キウイ)

 

「私はなんにも! 変わってないって!」
「言ってんだろうがぁーーっ!」(キウイ)

 

「普通の奴にはな、分かんないんだよ!」
「好きなものを好きって言うだけでバカにされて!」(キウイ)

 

「勝手に体が成長して! 自分の好きな服を着たら変な目で見られて!」
「そういう奴の気持ちが!」(キウイ)

 

「だから見た目も、声も、体形も性格も、居場所もエピソードも」
「全部全部自分を好きになれるように、自分だけで作ったんだよ!」(キウイ)

 

「だから俺を否定するな!」
「俺が作った大好きな自分のことを、誰にも否定させるもんか!」(キウイ)

 

「俺は天下無双の最強Vtuber”竜ヶ崎ノクス”!」
「なんか文句あるかあ!」(キウイ)

 

「これが私の絵です!」
「これが私が好きな…私の絵です!」(まひる)

 

12話

「勢いもあって数字の保証もある」
「けど…そこに美学はある?」(雪音)

 

「バズと炎上を分かつのは結局、その奥に美学があるかどうかに尽きるの」(雪音)

 

「これは最近気がついたことなんですけど」
「私って…恩は返したいタイプなんです」(まひる)

 

「分かんない…何をしたいのか、何が怖いのか」
「けどね…歌いたい、それだけは絶対に本当だよ」(花音)

 

「(怖い?) 情けないよね」
「今まで歌う理由がないままステージに立つことなんてなくて」(花音)

 

「それに…あの時私を叩いてた人も、失望させちゃったファンも」
「多分あの中にいる」(花音)

 

「ありがとう」
「私は…私はJELEEだもんね」(花音)

 

「ののか!」
「ちゃんと前見ろ、バカ!」(メロ)

 

「超特急料金で依頼したんだよ」
「これまでの広告収益全部使ってな」(キウイ)

 

「お金ってすごいですね…」(めい)

 

「まひる、ごめん。私、無神経なこと言ってまひるを傷つけて」(花音)
「私もごめん。自分のことばっかりで、勝手に飛び出して」(まひる)

 

「けど! 約束、守ったよ!」(まひる、花音)

 

「私、今日気づいたの」
「多分もうずっと変わらないこと」(花音)

 

「山ノ内花音が歌う理由」
「私、みんなが前を向く理由になりたい」(花音)

 

「次のライブまで生きる意味が出来た!」
「JELEEの夢を一緒に追いかけたいって思ってもらいたいの」(花音)

 

「みんなの毎日をキラキラ輝かせたいんだ」
「そのために歌いたい!」(花音)

 

「あの子はもう”橘ののか”を卒業した」
「だったら…本当の名前を使うのはプロデューサーとして当然のことでしょ?」(雪音)

 

「もしかして知らない?」
「ドームって、もし全部埋まったら5万人なんだよ」(花音)

 

「まっ、何かって言ったら」
「親孝行…かな」(花音)

 

「今日は卒業式なのに、家で配信見てる奴がこんなにいるのかよ!」(キウイ)

 

「卒業式にすら行けなかったはぐれ者のお前らに」
「せめて俺から送辞だけでも送ってやろうかな」(キウイ)

 

「お前らのことを普通じゃないとか変だとか言ってくる奴も」
「これからたくさんいるだろうよ」(キウイ)

 

「けどな…竜ヶ崎ノクスだけは絶対にお前らの味方だぜ!」(キウイ)

 

「大丈夫! 好きなものがなくても、友達がいなくても」
「JELEEの歌だけは絶対に、あなたを独りぼっちにしないから!」(めい)

 

「(時間?) うん、絶対足りない」
「けどね、花音ちゃん」
「そういう時どうすればいいか私、知ってるよ」(まひる)

 

「明日もあさってもず~っと一緒にいればいいの」
「簡単でしょ?」(まひる)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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