アニメ「ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season(2期)」の名言・台詞をまとめていきます。
ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season
1話
「”人の行動は全て目標によって決まる”…か」(綾小路清隆)
「シンキング…現状を分析し、課題を明らかにする」
「そして問題解決のプロセスを見出し、想像して新しい価値を生み出す」(綾小路)
「今回の試験なら、人がどう動くかを想像し、把握し誘導…」
「面倒そうだ」(綾小路)
「前回の試験その結果、タネが分かれば難しいものじゃない」
「だがあの状況で思いつき、実行できる人間は限られる」(龍園翔)
「お前みたいな真面目ちゃんが思いつく戦略じゃないのさ、鈴音」(龍園)
「あいにくと私に友達はいないわ」(堀北鈴音)
「強いて言うなら、そこの綾小路君くらい」
「足を引っ張られて、協力者とは言い難いけれど」(鈴音)
「葛城も一之瀬も実力のほどは知れた」
「俺の敵じゃない」(龍園)
「町田君の作戦って」
「実はAクラスだからこそ提案できる作戦なんじゃないかなあって思うんだよね」(一之瀬帆波)
「下のクラスの人達が、限られた逆転のチャンスを棒に振ることになる」
「足並みをそろえる作戦では、最終的なクラスの位置は変わらないってこと」(一之瀬)
2話
「あと2日も試験が続くのは、面倒なだけだねえ」
「嘘つきを見つける簡単なクイズさ」(高円寺六助)
「(どうして止めなかった?) 無茶を言うな、無茶を」
「高円寺だぞ」(綾小路)
「(敵ばかり?) 敵や味方の多寡なんざ、情報収集の出来不出来とはまったくの別問題だ」
「俺は、この試験の根幹に手を突っ込んでるんだよ」(龍園)
「学校側は、なんらかの法則性・ルールをもとに試験を作る傾向がある」
「そして、ルールを理解すれば好成績を収められる」(綾小路)
「(露見すれば退学?) あいにくと露見しない、問題にもならない」
「だから俺はここにいる」(龍園)
「結局のところ、私はあの時のまま」
「青春なんて要らない、友達なんて要らない」(軽井沢恵)
「大切なのは自分自身を守ること、そのために必要なことは…なんでもする」
「私は1人で生きることの出来ない…寄生虫」(軽井沢)
「一之瀬さんのこと? 別にふざけてなんかないわよ」
「社会における本質は数値だけじゃ計りきれないし、超えるべき課題があると判断したの」(星之宮知恵、先生)
「個人的恨みで、判断を誤らないでもらいたいだけだ」(茶柱佐枝、先生)
「守る、助けるよ。軽井沢さんは大切なクラスメートの1人だ」
「だけどそのために、誰かを傷つけることは出来ない」(平田洋介)
「嘘? 僕は一貫して、同じ態度のつもりだよ」
「僕等は…本物の彼氏彼女じゃない」(平田)
「君の言うとおり、僕が軽井沢さんの彼氏役を引き受けたのは、彼女の身を守るためだ」
「頼まれたんだ、”助けてほしい”って」(平田)
「(何から?) ”彼女を取り巻く全てから”…かな」(平田)
「想像できないかもしれないけど、軽井沢さんは小学校・中学校9年間にわたって」
「ずっとひどいいじめに遭っていたんだ」(平田)
3話
「ミルグラム実験が示すように、状況次第で人の残虐性は加速する」(綾小路)
「やるじゃないか真鍋、舞台を用意してやっただけなのに」
「一度徹底的に壊してもらった方が手間が省ける」(綾小路)
「私は認めない…あんたなんかにいじめられてるわけじゃない」
「ただ弱みを握られて、無茶苦茶されてるだけ」(軽井沢)
「ねえ、あんた知ってる?」
「自分の力でどうしようもない現実を突きつけられた時、人はどうするか?」
「抵抗を諦めんのよ」(軽井沢)
「ああ、私は捕食される、ただそう無機質に考える」
「泣き叫びも暴れもせず、ただただ受け入れる」(軽井沢)
「お前の受けた、本当の痛みはなんだ?」(綾小路)
「軽井沢、絶望にはいろいろ種類がある」
「お前の体験したそれも、間違いなく絶望だろう」(綾小路)
「心に闇を持つ者は惹かれ合う」
「そして、より強い側が相手を包み込んでいく」(綾小路)
「この世界には、お前が知るよりも深い闇がある」(綾小路)
「約束してやれることが1つある」
「軽井沢、お前をこれから先、守ってやることだ」
「平田や町田より、ずっと確実にな」(綾小路)
「協力者になれ、俺に必要な手助けをしてほしい」(綾小路)
「今のままじゃDクラスは上に行けない」
「だが女子をコントロール出来るお前がいれば、足りない団結力を補える」(綾小路)
「お前は俺のために、俺はお前のために動く」
「その関係さえあれば十分だろう?」(綾小路)
「(信じる?) そんなわけはない、必ず誰かがポイント欲しさに裏切る」
「そして罠にはまる」(綾小路)
「偽りのあとに出た答えを、人は真実と錯覚してしまう」
「今頃誰かがまんまと引っかかってると思うよ」(一之瀬)
「(どうやって?) 見れば分かるさ、お前は分かりやすいからな」
「次のターゲットは鈴音、お前だ」(龍園)
4話
「けれど(龍園も)ミスをしたわ」
「Cクラスも一枚岩ではないのかも?」(鈴音)
「独裁政権には、不満を溜め込む人間も少なくないわ」(鈴音)
「そう…孤独の戦いには限界がある」(綾小路)
「うまい話には、当然裏がある」(綾小路)
「(準備?) お前が求めているのは、攻略や抜け穴だろ」(綾小路)
「俺のすることの意味をいちいち気にしてたらキリがないぞ」
「それに、答えるとは限らない」(綾小路)
「(狙い?) そうだな…今のクラスをAクラスに上がれるだけのクラスにはしてもいい」
「と思い始めている」(綾小路)
「今言葉で言ってもお前は信じないし、証明のしようもない」
「だから、信じさせるための予防線を張っておく」(綾小路)
「今度の体育祭では、Dクラスから…裏切り者が出る」(綾小路)
「最初から努力することを放棄している人には、合わせることは出来ない」(鈴音)
「速いとか遅いとか以前に、お前は相手を見ていないからこうなるんだ」
「大切なのは相手を見ること、相手に主導権を与えることなんじゃないのか?」(綾小路)
5話
「可能性はいくらでも考えられる」
「(裏切った)理由は○○本人にしか分からない」(綾小路)
「裏切り者を抱えたクラスに勝ち目はない」
「クラスを率いていくつもりなら、よく考えるんだな」(綾小路)
「(堀北は)ある程度ストレートに聞くとは思ってたが…予想以上だな」(綾小路)
「兄さんは完璧だから、何をやらせても1番だもの」(鈴音)
「まったく君といい彼女といい、私に頼らないといられないみたいだねえ」(高円寺)
「私が櫛田さんのように、周りから好かれる人間だったなら違ったかしら…」(鈴音)
「勝つ? 最初から勝つつもりはない」
「今回もっとも大切なのは、何もしないことだ」(綾小路)
「この体育祭、やられるだけやられればいい」
「そうすることがのちの力になる」(綾小路)
「いつまで役立たずでいるつもりだ?」(綾小路)
「お前は武器を手に入れるチャンスを放棄しようとしている」
「これから先、1人で戦うには限界があるってことだ」(綾小路)
「あいつ(堀北)はあいつにしか出来ないことをやっている」(綾小路)
「兄さんは私に同情したりしない。でも、足を止めてくれた」
「今はそれだけで十分」(鈴音)
6話
「(親に似てくる?) その考え方は間違いよ」
「人がどうなるかは、他人のせいにしていいことじゃない」
「自分自身が決めるものよ」(鈴音)
「天才の妹が天才であったなら、どれだけ苦労しないか…」(鈴音)
「あなたはまだ何者でもない」
「何者になるかは自分次第よ」(鈴音)
「スポーツの分野で、あなたは秀でた才能を持っている」
「でも、今のあなたは最低よ。現実から逃げ出そうとしている」(鈴音)
「このまま逃避行を続けるのなら、私はあなたに本当にクズの烙印を押すわ」(鈴音)
「ホントに綾小路君は分かっちゃったんだね」
「私が堀北鈴音を退学させたがってるってこと」(櫛田桔梗)
「でも1つだけ考えが変わったことがあるんだ」
「それはね、綾小路君も私が退学させたい人リストにたった今入ったってこと!」(櫛田)
「須藤君、私はこの1時間考えたの」
「自分はどんな人間で、あなたはどんな人間なのか」
「そして思った、私とあなたは似ていると」(鈴音)
「兄さんに追いつくために、私は周りに目もくれず走ってきた」
「その結果が…いつも1人」(鈴音)
「それでいいと思っていたのよ」
「自分さえ優秀なら、いずれ兄さんに応えてもらえると信じていたから」(鈴音)
「私、やっと気づいたの」
「私は優秀なんかじゃないし、選んだ手段も間違っていた」(鈴音)
「1人では無理」
「仲間を持つことで初めて頂に近づくことが出来るかもしれない」(鈴音)
「私は絶対に諦めない」
「兄さんに認めてもらうために、恥ずかしくない人間になるために努力する」(鈴音)
「もしあなたがまた道を踏み外しそうになったなら、その時は私が連れ戻す」
「もう二度と突き放さない」(鈴音)
「だから卒業するまでの間、あなたの力を私に貸して」
「私も、あなたに全力で力を貸すことを約束するから」(鈴音)
「さっきまで全然そうでもなかったはずなのによ」
「なんで今のお前の言葉はそんなに重いんだろうな」(須藤健)
「協力するぜ、堀北」
「俺はバスケ以外で、初めて自分の存在意義を認められた気がする」
「お前の気持ちに応えたい!」(須藤)
「お前達のクラスを観察していたが、救いようのないクラスだと思っていた」
「だが、今はそれが感じられない。何があった?」(掘北学)
「もし変わったんだとしたら、あんたの妹が変えたんだ」(綾小路)
「うちのクラスは強くなるぞ」(綾小路)
「仮定の未来に興味はないな」(学)
「だったら…俺個人がどんな人間なのか、興味はあるか?」
「あんたが望むなら、かけっこくらいは勝負してやってもいいんだけどな」(綾小路)
「今までの人生で、だだっ広い世界を本気で走ったことなどなかった」
「ほら、もっと加速するぞ」(綾小路)
「今回は完敗だわ、本当に…」
「でも私は、この体育祭で一回り成長させてもらえた気がするの」(鈴音)
「”失敗を糧に”…なんて言葉を使う日が来るとは思わなかったけれど」(鈴音)
「このクラスは強くなるわ。そして必ず、上のクラスに行く。何?」(鈴音)
「ちょっと背筋がゾッとするくらい似合わないな」(綾小路)
「私は、いろいろ問題児だったもんね」(櫛田)
「(大きなリスク?) そうだね、でも…」
「万一私のことを誰かに話したら、その時は徹底的に追い詰めてやる」(櫛田)
「それこそ、あんたが敬愛するお兄さんを巻き込んでね」(櫛田)
「私が私であるためには」
「過去を知る人は全部いなくなってもらわないと困るんだよね」(櫛田)
「宣言するね堀北さん、私はあなたを退学にする」
「そのためになら悪魔とも組む」(櫛田)
「鈴音、お前の裏で糸を引いてやがる奴は最高だぜ」
「そいつはこの状況を全部計算していやがった」(龍園)
7話
「このたび新生徒会長を拝命しました、2年Aクラスの南雲雅です」
「早速ですが、私はこの学校を真の実力主義の学校に変えていきたいと思います」(南雲雅)
「実力のある生徒はとことん上に、そうでない生徒はとことん下に」
「それがあるべき姿です」(南雲)
「友達からでいいからさ、その…電話番号交換してよ」(佐藤麻耶)
「体育祭のリレー…綾小路君すごくかっこよかったっていうか」
「よく見るとかっこいい気がするし」(佐藤)
「大人しくて優しそうだし…」
「と…とにかく、そういうわけだから!」(佐藤)
「今回の退学者は見てのとおりゼロだ」
「私が着任して3年間、Dクラスからこの時期までに退学者が出なかったのは初めてだ」
「よくやった」(茶柱先生)
「勝ち筋には気づいているわ」
「先生の話の中にヒントはそろっていた」(鈴音)
「まあ…女子社会の常識とか、あいつが知ってるわけもないか」(軽井沢)
「気づいてたか…」
「あ~もう、鈍いのか鋭いのか分かんない!」(軽井沢)
「説得を諦めて、強行手段に出るべきかもしれない」
「やられる前にやるのが、戦術の基本だ」(綾小路)
「私は対話を重ねていく」
「そして必ず、彼女(櫛田さん)に理解してもらう」(鈴音)
「分かった。お前がそこまで言うなら、俺は見守ることにする」(綾小路)
「”見守る”…ね。体育祭の時みたいに、勝手にフォローされるのはもうごめんだわ」(鈴音)
「私が失敗する前提で動いていたことには腹が立ったけど」
「実際そのとおりになったから反論はしないわ」(鈴音)
「だけど…あなたがいなければ私は今頃…」
「ありがとう」(鈴音)
「なあお前ら、この世でもっとも強い力が何か分かるか?」
「それは…振り切れた暴力だ」(龍園)
「(告白の返事は)無関係じゃないわよ!」
「あんたは私を脅して、いろいろさせてんだからね!」(軽井沢)
「その…佐藤さんにそれがバレて、変な噂広まっても困るし」(軽井沢)
「真鍋達からは、あれから何もされてないのか?」
「万一、何かあればすぐ知らせてくれ」
「何が起きようと、俺が必ず解決する」(綾小路)
「スイスの生物学者アドルフ・ポルトマンは言った、人間は生理的早産の生き物だと」
「生まれたての人間は、1人じゃ歩くことも出来ない」(綾小路)
「堀北も同じだ」
「だがそれは未熟であると同時に、無限の可能性を持つということだ」(綾小路)
8話
「みんなが私を拒絶したんだもん…」
「うん、仕方ないんだよ!」(櫛田)
「(勉強会?) だったら、俺が面倒を見る」
「クラスが試験を乗り越えるためだ、俺は体育祭で役に立てなかった」(幸村輝彦)
「不要だと切り捨ててきたものに足元をすくわれた」
「捨てたものが運動か勉強か、その違いだけしかないだろう」(幸村)
「この学校は勉強が出来るだけでも、運動が出来るだけでもダメだ」(幸村)
「一度見た人間のことは忘れない」(学)
「(事情?) 興味はない」
「俺はただ証人として呼ばれたにすぎない」(学)
「賭けを持ち出したのは妹なのだろう」
「なら俺が口を挟むことではない」(学)
「ねえ綾小路君」
「他人にはない、自分だけの価値を感じる瞬間って…最高だと思わない?」(櫛田)
「目立ちたくて仕方がない、褒められたくて仕方ないの」
「それが叶った瞬間に自分の価値を実感する」(櫛田)
「承認欲求っていうのかな」
「私は多分それが人よりずっと強くて、依存してるんだと思う」(櫛田)
「けど、私は私の限界を知っている」
「どれだけ頑張っても、もう勉強やスポーツじゃ私はみんなに見てもらえない」(櫛田)
「だから考えたんだ」
「誰もやりたがらないことをするしかないって」(櫛田)
「おかげで私は1番になれた、1番の人気者!」
「頼りにされる、信頼されることの快感!」
「ああ、気持ちよかったなあ」(櫛田)
「でもね…みんながやりたがらないことを率先してやるのは…苦痛だよ」
「苦痛に決まってるよ…」(櫛田)
「私は身の危険を感じた、クラスのみんなが敵に回っちゃったんだもの」
「だから私、武器を使った」(櫛田)
「全部ぶちまけたの」
「ブログにも書かなかったクラスメート全員の真実を!」(櫛田)
「仕方ないよね、みんなが私を褒めてくれないんだもん」
「それが事件の真相」(櫛田)
「真実か…強力だが、諸刃の剣だな」(綾小路)
「私の生きがいだもん!」
「昔から尊敬され注目されることが何より好き」(櫛田)
「私にだけ打ち明けてくれる秘密を知った時」
「想像を超えた何かが自分に押し寄せてくる!」(櫛田)
「承認欲求の…怪物」(綾小路)
9話
「どうでしょう…お2人とも印象の薄い顔で、すぐ忘れそうです」
「人の顔は覚えにくくていけません」(椎名ひより)
「(作戦会議?) でもカラオケ来て歌わないのってバカっぽくない?」(軽井沢)
「私はどんな手を使っても、堀北鈴音を退学させる」(櫛田)
「意外と軽井沢さんのヤキモチだったりしてね」(平田)
「僕も彼氏役が長いからね」
「彼女が最近君のことを気にかけてるのは、うすうす気づいている」(平田)
「(裏切った?) まだ気づいていないのか?」
「お前は鈴音を出し抜いたつもりで…逆にハメられたんだよ」(龍園)
「笑わせんなよ、○○」
「俺達は利用し合うだけの関係だ」
「お前も分かってたはずだろ?」(龍園)
「約束は果たすよ」
「どれだけ納得のいかないことでもね」(櫛田)
「互いに、信じることから始めましょう」(鈴音)
「あなたが大っ嫌い」(櫛田)
「忘れないでね」
「賭けの対象は、あなたの邪魔をしないことだけ」(櫛田)
「黙ってやればいいものを…悔いの残らないように全力で来い」
「お前の好きな土俵に合わせて…遊んでやるよ」(綾小路)
10話
「もう私という隠れみのは、龍園君にはまったく通じていないわ」
「ほかの生徒と違って、私には何もちょっかい出してこないもの」(鈴音)
「ねえ、あなたは協力してくれるのよね?」
「このクラスをAクラスに押し上げることに」(鈴音)
「ああ、その必要がある限りはな」(綾小路)
「ご安心下さい。私はもともと、争い事に興味はありません」
「皆さん、仲良くするのが1番ですから」(椎名)
「(約束?) 残念だが断る権利はない」
「非常に大事な話だ」(茶柱先生)
「そんな話で俺が罪悪感を覚えるなんて、あんたも思っちゃいないだろ」(綾小路)
「あんたは確かに、俺達に最高の教育を施したかもしれない」
「だからこそ、あんたがくだらないと切り捨てた俗世間ってやつを学びたくなった」(綾小路)
「自分の道は、自分で決める」(綾小路)
「あんたの命令が絶対だったのは、ホワイトルームの中だけの話だろ」(綾小路)
「お前ほどの逸材は現れていない」
「お前はもっとも優れた…私の所有物だ」(綾小路篤臣)
「安心してこの学校で学んでほしい」
「僕等が目指す育成方針がどんなものかは、この先きっと分かってくる」(坂柳成守、理事長)
「冗談でしょ」
「あんたが意味もなく電話なんてするわけないじゃん」(軽井沢)
「これまでもこれからも、俺は表に出て何かをするつもりはない」(綾小路)
「俺はもう、Dクラスが上に行けるよう手を貸すことはない」
「その必要がついさっきなくなったからな」(綾小路)
11話
「”変人”…とは私のことかな?」(高円寺)
「理解に苦しむ発言だが、この場では聞き流そうじゃないか」
「私は寛大だからねえ」(高円寺)
「しかしこれから、デートの約束があるんだ」
「手短に済ませてもらえるかなあ」(高円寺)
「(邪魔者?) なら私は君のお眼鏡にかなわない」
「なぜなら、どのクラスの行く末にもまったく興味がないんだよ」(高円寺)
「これまでの試験でも、特に何かを成してきたつもりはないしねえ」
「そしてこれからも…そんな人間を相手にして面白いのかな?」(高円寺)
「もし君がそう結論づける人間であれば」
「それは君がその程度の頭脳しか持っていない間抜け…ということにもなるねえ」(高円寺)
「(暴力で支配?) それこそナンセンスな質問だねえ」
「君はこの場では、その選択をしない」(高円寺)
「あいにくと、俺はそんな不都合な場所でも暴れられるんだよ」
「利益は度外視だ」(龍園)
「仮に君がその選択(暴力)をするのだとしたら、私は、私自身とプライドを守るため」
「向かってくる者全員をノックアウトするだろうねえ」(高円寺)
「(1人で?) やれない理由を考える方が難しいねえ」(高円寺)
「気に入りませんでしたか、素敵なネーミングだと思いますけど」
「ドラゴンボーイ」(坂柳有栖)
「ごめんなさい、龍園君」
「からかいが過ぎましたね」(坂柳)
「(Dクラスに)近づくも近づかないも、それは俺の自由だ」
「違反はどこにもない」(龍園)
「だがもうすぐこの遊びも終わりだ、フィナーレを楽しみにしてな」(龍園)
「(何考えてる?) 楽しんでる最中だ、実際心が高鳴っている」
「まるで初恋を思わせるほどの…高揚だ」(龍園)
「トラウマってやつは、言葉よりも体験によってより強く目覚める」
「徹底して、お前を壊してやる」(龍園)
12話
「ああ、またあたしは、あの時に逆戻りしちゃうのかな」(軽井沢)
「たとえ明日から私の居場所がなくなってしまうとしても…苦しめられ続けるとしても…」
「絶対に言わないから…絶対に言わない!」(軽井沢)
「(なぜ?) そんなの私が聞きたいよ」
「だけど私にだって、最後までかっこつけたいことはある!」(軽井沢)
「これでいい…これでいいんだ」
「これであいつが助かるなら…悪くない」(軽井沢)
「ちょっと私、かっこいいじゃない」(軽井沢)
「私の人生、面白いことなんてほとんどなかったけど」
「清隆と組んでいろいろやってる時は、ちょっと楽しかった」(軽井沢)
「だから悔いはないんだ」
「でも…でも本当は心のどこかで、あいつが助けに来てくれるんじゃないかって…」(軽井沢)
「自業自得か…さようなら、偽りだらけの私」(軽井沢)
「先生に何かしてほしいと言ってるわけじゃない」
「見届けませんか? この一件の結末を」(綾小路)
「彼は、1人で戦争を終わらせるつもりなんですよ」(学)
「遅くなって悪かったな、軽井沢」
「約束しただろ、お前に何かあれば必ず助けると」(綾小路)
「だが綾小路、もしお前が黒幕だとしてだ…俺には悪手に見えるぜ」
「この一件でお前が取るべき最善策は…軽井沢を見捨てることだった」(龍園)
「1人で敵中に飛び込んでどう乗り切るつもりだ?」
「見せてみろよ、どんな策を用意してきた?」(龍園)
「策? そんなものはない」
「俺はただ、軽井沢を迎えに来ただけだ」(綾小路)
「暴力はこの世でもっとも強い力だ」
「どれだけ小細工しようとも、暴力の前には屈するしかない」(龍園)
「二度と反抗する気も起きないよう、お前をここで叩き潰す」
「それでDクラスは終わりだ」(龍園)
「(窮地?) 素朴な質問なんだが、今の俺は窮地なのか?」
「この場にいる4人じゃ、俺は止められない」(綾小路)
「来るなら叫ぶなよ」(綾小路)
「まだ気づかないか?」
「暴力で決着をつけるこの状況は、俺が作り出したものだ」(綾小路)
「暴力の勝敗を決めるのは、何も腕っぷしだけじゃない」(龍園)
「俺にとっちゃ全てがゲームだ」
「ほかのクラスを潰すのも、黒幕を引きずり出すのもな」(龍園)
「悪いな、負けるのは想像つかない」(綾小路)
「この場ではお前が勝つかもな」
「だが明日は? あさってはどうだ?」
「四六時中どこからでも狙ってやる」(龍園)
「俺に恐怖はない。だが常人は痛みを知れば、それが恐怖へと変わる」(龍園)
「なら、その痛みってやつを教えてもらおうか」(綾小路)
「お前のいう恐怖ってやつが、本当に呼び起こされるのか試してるんだが」
「あいにくと何もないな」(綾小路)
「今お前が勝っても、俺は何度でも食らいつく」
「いつどこにいても、隙を見つければ仕掛けてやる」
「そして…最後に勝つのは、俺だ!」(龍園)
「お前はさっきから何を言ってるんだ?」(綾小路)
「こんなつまらない作業で、心は動かない」
「感情がのぞくはずもない」(綾小路)
「ああ…それだ龍園」
「見えたみたいだな、自分の中にも恐怖が存在することが」(綾小路)
「(なぜ売らなかった?) 自分のため…ただ、それだけ」(軽井沢)
「今は何も考えなくていい」
「確かなことは今日この瞬間、お前を縛る呪縛はなくなったってことだ」(綾小路)
「お前を傷つけたのは俺だ」
「許してくれとは言わない、唯1つ覚えておいてくれ」(綾小路)
「今日のようにお前に何かあれば、俺は必ずお前を助けに来る」(綾小路)
13話
「暴君が許されるのは、その権力が意味を成している間だけだ」(龍園)
「あいつ(龍園)にも、まだ利用価値がある」(綾小路)
「何かが変わった…劇的な変化、そういう実感がある」
「綾小路清隆…影の薄い、口数少ない男子」(軽井沢)
「実際にはまったく違って、ひどい目にも遭わされた」
「でも、昨日は助けてくれた」(軽井沢)
「えっ? もしかして私…清隆のことをいつの間にか…」
「いや…いやいやいや! ないってえ!」(軽井沢)
「ガチのデートとかホントは未経験だけど…」
「こんなに本気で頼られたからには、本気で応えてあげなきゃね」(軽井沢)
「ちょっと! いじわるくらい言わせなさいよ…」(軽井沢)
「”(生徒会に)入ることが私のためになる”、(兄は)そう言ってくれたわ」(鈴音)
「でも、私は生徒会に入ることが自分のためになるとは思えない」
「少なくとも、あなたが橋渡しの役をしているうちは嫌」(鈴音)
「その(理由の)場合、石崎達も退学だ」
「頭の責任の取り方としちゃ…三流だ」(龍園)
「英断だったな、龍園」
「先まで見据えた上でのサレンダーは、価値のある一手だ」(綾小路)
「他人を見下すのは俺の専売特許だと思ってたが…廃業だな」(龍園)
「3学期、DクラスはCクラスに上がる。だが恐らく、もう一度Dクラスに戻る」
「なぜなら…俺が櫛田桔梗を退学させるからだ」(綾小路)
「俺は笑えないわけじゃない」
「そうする程の相手ではない…そうジャッジしたからだ」(綾小路)
「俺は、他人に対して恋愛感情を抱いたことがない」
「まだ恋愛が出来るほどに成長していないんだと思う」(綾小路)
「佐藤にお前(軽井沢)の代わりは務まらない」(綾小路)
「あんたのことだから、きっと誰にも(クリスマス)プレゼントもらえてないんでしょう?」
「ありがたく受け取りなさいよね」(軽井沢)
「これでいい」
「軽井沢恵は、完全に俺に依存した」(綾小路)
「全て予定どおり」
「軽井沢の中には、今俺を信じる意志が生まれている」(綾小路)
「簡単には裏切らない」
「いい手駒だ、だが…」(綾小路)
「結局…俺はまだあそこにいるんだろう」(綾小路)
「俺がいつか、手駒以上の何かを感じることは…」
「この関係が変わることは…あるのだろうか?」(綾小路)
「きちんとした再会のご挨拶、まだでしたよね?」
「綾小路君」(坂柳)
「あなたのお父様が作り上げた、ホワイトルームの最高傑作」
「偽りの天才を葬る役目は、私にこそふさわしい」(坂柳)
「お前(坂柳)に、俺が葬れるのか?」(綾小路)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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