マンガ「キングダム」尭雲(ぎょううん)の名言・台詞をまとめていきます。
キングダム 鄴攻略編
50巻
「相手のことより、まずは己だ」
「見えざる敵を相手に練兵はしてきたが、実戦は久しぶりだ」
「それこそ本気の戦いとなると十数年ぶり」
「気付いておるか、峩龍」
「この地こそ、偉大なる主が最後に我らに予言された朱海平原だ」
「あの二人は嫌な臭いだ」
「玉鳳隊・王賁と飛信隊・信……」
「二人はかつて列国に禍(わざわい)をなした」
「あの六人と同じ臭いをすでに発している……」
「俺はあの二人を討ちに行く」
「化ける前にここで沈めておく」
「これまでと気配が違っている、指揮官が代わったか」
「しかも”同型”か」
「面白い…どこまでついて来れるか見物だ……」
「”怪鳥”王騎の矛だ」
「半信半疑だった故一刀試したが、どうやら本物の王騎の矛のようだ」
「いきなりその矛に出くわすとは、これも我が主の誘(いざな)いか」
「俺はかつてその矛を叩き折るために戦っていた」
「いや…その矛だけではない」
「秦六将全員の首を飛ばすために戦っていた」
「秦の人間共よ」
「今のお前達はある”幸運”の上に立っているに過ぎぬことを知っているか?」
「”寿命”だ」
「我が主・藺相如が短命でなかったならば、中華の歴史は…」
「ことさら秦の歴史は大きく変わっていた」
「藺相如さえ永くご健在であれば」
「廉頗との両輪で貴様ら六将など、全員地の底に沈めていた」
「俺も無様に朽ちると思っていた…だがそうもいかなくなった」
「なぜなら、お前達が”約束の地”に来てしまったからだ」
「止まっていた俺の刻(とき)が動き出したのだ…」
「その程度で我が主を侮辱したのか、飛信隊・信」
「矛の嘆きが聞こえるようだ」
「その矛は多くのものを宿す、正に名刀」
「だがお前は違う、ただの”勘違い”だ」
「幸運なる秦人が、さらに幸運を重ねただけの人間」
「お前は運よく王騎の死に居合わせ、ただ矛をもらっただけ」
「ただ運がよかっただけの男だ」
51巻
「強いな、飛信隊・信」
「少し安心したぞ」
「どうやら貴様は、その矛を手にとる資格はあるようだ」
「(当たり前?) 当たり前のようで当たり前ではない」
「単純な武の話ではなく、重要なのは貴様が”人の強さ”が何かを知っていることだ」
「……自覚はなさそうだがな」
「まァいい、どうせ貴様はここで死ぬ」
「横でおきた”大炎”は貴様らを余さず焼き尽くす」
「そして貴様は俺に討たれ、飛信隊の光はこの朱海平原の野に消える!」
「(嫌な報告?) 情けなくも”勘”が鈍っておるのか…それとも…」
「我が矛も復帰戦で力半分というところだ」
「(五千将如き?) 侮るな」
「あの”六将”達も、かつては五千将であり、三千将であり、百将であった」
「我ら二人は、秦の暴威をくじかんとあの時代に放たれた必殺の矢だ」
「だが、俺も趙峩龍も単なる刃の一つ」
「この戦いを勝利に導くのは無論、歴代最強の三大天・李牧様だ」
54巻
「そうか、お前がカイネか」
「己の命を主に捧げる覚悟の忠誠ぶりは、この尭雲と趙峩龍によく似ている」
「せめて願うは、その先まで我らに似ることがなきよう…」
「──ということだ」
「我らは主に殉死を止められ、趙国存亡をかけるこの朱海平原での戦いを託された」
「今は多くのことに感謝している」
「無論、主に」
「そしてこれまでのこのたぎる思いを全力でぶつけることができる相手…」
「覚醒した飛信隊と玉鳳の存在に感謝している」
「全力でいくぞ、若き虎達よ」
「列国の大将軍達と渡り合っていた、我らの力を教えてやる」
56巻
「中華のうねりは今、極限に向かっているのだ」
「一度”応え”を出せと」
「一つになるのか、そうでないのかの応えだ」
「分かっているか、王賁」
「お前達が立っている場所が」
「我はお前達を抹殺すべく送り出された藺相如の刃だ」
「我が主・藺相如から、お前達に向けて預かっていた言葉だ…」
「お前達が本当に中華を一つにする刃足らんと願うのならば、胸に深く刻んでおけ」
「何があろうと必ず、振り上げた刃は必ず最後まで振り下ろせ」
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