「サマータイムレンダ」の名言・台詞まとめ

アニメ「サマータイムレンダ」の名言・台詞をまとめていきます。

 

サマータイムレンダ

1話

「(島に)帰ったらみんなによろしく言うといて」
「私は行けやんよ。慎平、ちゃんと私のこと見つけてよ」
「澪のこと、守っちゃってね」(小舟潮)

 

「変な夢見たせいで…危うく人生終了するとこだった」(網代慎平)

 

「落ち着け落ち着け。こ…こんな時は、自分を俯瞰で見て落ち着け」(慎平)

 

「俺は2年ぶりに、この故郷に帰ってきた」
「俺の幼馴染の…小舟潮の葬儀に、参列するために」(慎平)

 

「ちょっと汗かいたから、水浴びしようか思て…」(小舟澪)

 

「でも、(夏休みは)知らん人ばっかり増えるよ」
「最近な、知ってる人でも知らん人みたいに見える時あるわ」(澪)

 

「慎ちゃん、メッチャ標準語やな」(澪)

 

「島を出る前の日、潮は俺の作ったカレーを食べたがったけど、また今度って作らんかった」
「今度なんて…なかったのに」(慎平)

 

「済んだことはしゃあないやろ」
「それにみんなが泣いてたら、逆に冷静になれるもんやわ」(慎平)

 

「ただな、その検死で吉川線が見つかったんや。潮の首にな」
「そうや。誰かに首絞められた痕や」
「つまり、他殺の可能性があるいうこっちゃ」(菱形窓)

 

 

「これ、お姉ちゃんが最後に着けてたネックレス」
「慎ちゃんが持ってた方がええと思て…」(澪)

 

「なあ、慎ちゃん」
「お姉ちゃんに、もう二度と…会えやん…」
「そんなん嫌や…嫌や!」
「許せやん。お姉ちゃんを殺した奴…」(澪)

 

「いつまでも湿っぽかったら、お姉ちゃんに怒られるわ」
「泣くんは今日でお終いにせな」(澪)

 

「しおりちゃん、最近様子おかしかったんよ」
「ちゃうねん」
「その(事故の)前から、先週かな、変なこと言うとった」
「タカノス山でな、虫採りしてる時に見たって」
「しおりちゃんそっくりの女の子」(澪)

 

「この島に伝わる風土病みたいなもんや」
「影の病にかかったら、影を見るようになる」
「影を見たもんは死ぬ。影に殺されるんや」
「そんで、殺したもんのフリして、その家のもんも皆殺しにする」
「そういう言い伝えや」(根津銀次郎)

 

「(迷信?) うん、そやけどな…私、見たんよ。お姉ちゃんの影」(澪)

 

2話

「7月22日(昨日)?」
「ど…どういうことだ。俺は23日に、澪と一緒にヒルコ様へ行って…」
「澪が澪に…殺された」(慎平)

 

「デジャブだとか、正夢を見たとか、そういうレベルじゃない」
「俺は7月22日を、もう一度繰り返してる」(慎平)

 

「そこら中にいるよ…全く。しばらくは様子を見る、以上だ」(南方ひづる)

 

「俯瞰しろ。俺がすべきことは…とにかく、今日を生き延びることだ」(慎平)

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3話

「小早川しおりも、自分の影を見たという。確かに危険だ」
「けど…だからこそ澪を、その危険に近づけるわけにはいかない」
「行くんは俺1人や」(慎平)

 

「(助ける?) バカ野郎、相手は化け物だぞ。もう殺されるのはごめんだ」
「俺に出来るのは警告と、起きた事態を注意深く観察することしかない」(慎平)

 

「潮ちゃんな、亡くなる前日に俺んとこ来てよ」
「預かっといてくれって、それ(スマホ)置いてったんや」
「もし私になんかあったら、慎平君に渡してほしいってな」

「まるでよ、分かってたみたいやろ。潮ちゃん、自分に何が起きんのか…」(凸村哲)

 

「(見分けがつかん?) つまり、こんな話してるお前が影かもしれやんちゅうこっちゃな」(窓)
「そうやな、それはお互いにな」(慎平)

 

「カメラに写るんやから、ハッキリ生存してる生き物や。オバケや幽霊と違(ちご)てな」
「生き物やったら対処法はあるはずや」(窓)

 

「慎ちゃんはいつまで島にいてるん?」
「ず~っといてたらええのに」
「な~んてな! 言うてみただけやし!」(澪)

 

「島出て2年経ってさ、ちょっとは大人になれたかなって思ってたんやけどさ」
「でも、全然無力でさ。肝心な時に俺は、あいつのそばにおらんかった」
「あいつのことを守るって約束したのに」(慎平)

「アホか!」
「潮が亡(の)うなったんは、お前のせいちゃうわ!」
「今守っちゃらなあかんのは澪ちゃんやろ!」(窓)

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4話

「そっか…死んでしもたんか、私。じゃあ私って、なんなん? ゆ…幽霊?」
「幽霊って、ちゃんと足あんねんやね」(ウシオ)

「こいつ…自分を本当に潮だと思ってるのか?」(慎平)

 

「1個だけ、思い出した」
「私最後に思った、もう一回会いたかったなって。慎平に会いたいよって」
「せやから、戻ってこられたんかな。嬉しい」(ウシオ)

「その声、そのしぐさ…やめろよ、なんなんだよ?」
「これじゃあまるで本当に、潮が帰ってきたみたいじゃないか」(慎平)

 

「私な、もう一回慎平に会(お)うたら言おうと思ってたことあんねん」
「好き」
「私な…慎平が好き!」(ウシオ)

 

「慎平のあっぽけぇ!」
「ごちゃごちゃ屁理屈ばかりこねて! その口ひね切っちゃろか!」(ウシオ)

 

「俺はもう、後悔だけはしたない」(慎平)
「意味分からんちゅうねん」(ウシオ)

 

「でも、あれ(告白)は無理です」
「だって、澪には…好きな人、他にいますもん」(菱形朱鷺子)

 

「やっぱり俺、澪のこと好きや!」
「せ…せやから澪のこと、この俺に守らして下さい!」(窓)

「気持ちは嬉しいよ」
「あ…でも、やっぱりごめん。窓君とは私、ええ友達でおりたいから」(澪)

 

「ええもん見せてもろた!」
「おい、窓! ドンマイ!」(ウシオ)

 

「違う…」
「そいつは、お姉ちゃんと違う!」
「バケモンや!」(澪)

 

「教えたんか? あの裏切り者が」
「見過ごせやんな。計画の大詰めで邪魔されたら困るんやわ」
「調べて。こいつどこまで知ってる?」(ミオ)

 

「途切れたり、繰り返したり…」
「おかしいよな、俺の記憶」
「お前、殺されんの何回目?」(シンペイ)

 

「もしこいつが記憶を保ったまま22日に戻れるなら、いずれ必ず俺達の障害になる」
「だから殺すな。全てが終わるまで」(シンペイ)

 

「情けないよな。結局、お前は誰も守れやんねん」(シンペイ)

 

「もう、やめてよ慎ちゃん。かっこよすぎ」
「でもな、もう手遅れやで。もうじき、オカアサンが起きてくる」(ミオ)

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5話

「僕は、南雲竜之介といいます」
「あなたを助けに来たんですけど…ごめんなさい、遅くなってしまいました」
「網代慎平さん」(竜之介)

 

「影の上に立っているものは、ただ人の形をした肉の塊にすぎません」
「足元をよく見て下さい。奴等の正体は地面に落ちる平面の影の方です」
「なので、影を踏まれることを嫌います」(竜之介)

 

「網代慎平…ホンマにあの人がみんなを救うん? お姉ちゃん」(竜之介)

 

「殺しても殺してもセーブポイントから復活する勇者に魔王が勝つには、ゲーム機の電源を切る他ないと思いませんか?」

「もしも二次元の魔王に、電源という三次元の概念が理解できたらどうです?」
「君は見届けて下さい、慎平君。私が電源を切る瞬間をね」(シデ)

 

「なまくらなのは私の方だったな、竜之介」
「どうやら私は遅すぎたらしい」(ひづる)

 

「これが、私のエンディング」(シデ)

 

「あの時、ああしてればよかったとか…なんであんなこと言うてしもたんやとか…」
「後悔…ばっかりです。いっつもいっつも」

「でも今…まだ俺は後悔してません! まだ手遅れじゃありません!」
「南雲先生!」
「俺を撃って下さい! 殺して下さい! この俺を!」
「俺は死んで何回もやり直してるんです!」(慎平)

 

「もしも君、本当に戻れたのなら…私に君の名を名乗りたまえ」
「必ず助ける!」(ひづる)

6話

「ふつふつと思い出してきたぞ」
「私はお前(雁切)のことが生理的に無理だった。そして現在進行形で無理だ」(ひづる)

 

「死は誰にでも訪れる。なあ竜之介、14年だ」
「それだけの時が流れれば、誰が死んでもおかしくはない」(ひづる)

 

「フェリーで私の前に座っていた少年、やはりあれが網代慎平だったのだ」
「会うわけにはいかない、今はまだ。誰1人信用することは出来ない」(ひづる)

 

「何を泣いているのだ、こいつ…三文芝居にヘドが出る」
「影が!」(ひづる)

 

「澪、1つ聞いてもええかな?」
「お前、昨日履いてたパンツって…白か?」(慎平)
「2年ぶりに帰って来て最初に聞くことがそれ!?」(澪)
「お前の昨日のパンツの色を真剣に知りたいんや」(慎平)

 

「そう、お父さんも知らんの。ホンマ、どこ行ったんやろな…お姉ちゃん」(ミオ)

 

「この状況で、君は…普通じゃないね」
「”事実は小説よりも奇なり”とバイロンは言った」
「私はロマン主義ではないが、あらゆる可能性を観照しても、この結論に到達するのだ」

「君は今日、7月22日を体験するのが初めてではない」
「何度も繰り返しているのではなかろうか?」
「つまり君は…タイムトラベラーだ」(ひづる)

7話

「なるほど。だがおそらく名乗ったのは私ではあるまい」
「君は弟に会ったのか?」(ひづる)

 

「私は14年前、この島である影と出会い、そいつに家族を殺された」
「その体験こそが、君を信じる根拠だよ」(ひづる)

 

「心配ない。アランの影は既に葬った」
「アランの影はもう生まれない」(ひづる)
「はしかとおんなじや、免疫がつく」
「影の病にかかっても生まれた影を殺せたらもう一生、なるこたないんやわ」(根津)

 

「(危険な島に帰ってきた理由?) それも言えん、が…」
「君を助けにきた、それだけは確かだ」(ひづる)

 

「(失敗する) だから俺も一緒に行かせて下さい。あいつは俺の仇でもあるんです」
「それに最悪また失敗したとしても、その理由を知っておきたい」(慎平)

 

「ええか、あいつはお前を信じたんや。あいつが死ぬんは今日やない」
「その話が嘘やったら、わしはお前を許さんぞ」(根津)

 

「全てはつながってるんかもしらん」
「この島に巣食うバケモン」
「わしはこの島から影を1匹残らず駆除しよう思とる。命を懸けてな」(根津)

 

「終わりやねん。この夏で、もうお終いやねん」
「せやから帰るんです。家族で帰るんです」(シオリ)

 

「影の姿と言葉に心を動かすな、網代慎平」
「今後奴等が友人や家族、愛する者の姿で現れたとしても、ためらってはならん」
「コピーとオリジナルの同一性について哲学するのは、全てが終わってからでよい」(ひづる)

 

「小早川家は手遅れだった。だが、君はまだ間に合うのだぞ」(ひづる)

 

「今までと異なる展開が起きたら教えるのだ」
「可能な限り今までの周回と同じように過ごし、事態を見極めろ」
「君は観測者だ」(ひづる)

 

「影を殺すため以外の行動は、なるべく変えないようにする」
「内容を変えたら、人の行動に変化が生まれ、それが連鎖し、俺が見てきた未来が役に立たなくなる」(慎平)

8話

「(潮が部屋に出現) か…かなりまずいぞ、この状況」
「南雲先生…異なる展開ってレベルじゃありません」(慎平)

 

「あっ、大丈夫。誰にも見られてへんで」
「私、バケモンみたいやからな。もう誰にも見つかれへんようにする」(ウシオ)

 

「見てみろよ、こいつ(ウシオ)。隙だらけじゃないか」
「でもこいつはあの時、俺を助けてくれたんだよな…」
「こいつは?」(慎平)

 

「やっと作ってくれたな、よかった」
「また慎平のカレー食べられて…生きててよかった」(ウシオ)

 

「このまま24日になったら、またおんなじことが起きんの?」
「私も手伝う」
「日都ヶ島の夏祭りが、あんなバケモンにメチャクチャにされんのは嫌!」
「澪やみんなが消えてまうんは、もっと嫌!」(ウシオ)

 

「あいつの予知にあんまり頼りすぎんなよ」
「獲物がよ、こっちの思った通りに動いてくれることらないんや」
「狩りは常に臨機応変、ええな」(根津)

 

「まさか、お姉ちゃんおる?」
「だって、慎ちゃんこれお姉ちゃんの分も作ったんやろ?」
「きっといてるよ、お姉ちゃん」
「日都ヶ島では亡くなった人の魂は、家に帰ってきて守り神になるんやって」(澪)

 

「なんや、ニセモンは勘鈍いやないか」
「私は慎平が好き。好きな人の味方で、なんか文句あんのか!」(ウシオ)

 

「でも、こいつは二度も俺を守ってくれたんです。体張って俺を…」
「こいつは、後先考えへん、考えても先に手ぇ出る、アホの潮なんですよ!」(慎平)

 

「(明日私が死ぬ?) 運命は変えられる。それを証明する、またとないチャンスだな」(ひづる)

 

「立て! 窓! これで気い済んだか!?」
「私らはあんたを頼りにしてんねんで! いつまでもグジグジすな!」(ウシオ)

9話

「慎平がこれを見てるってことは、私はもうこの世におらんてことやな」(潮)

 

「(どっちが本物?) そんなんどっちでもええか。どっちも私やもん」(潮)

 

「もう分かってると思うけど、その子は他の影と違(ちご)て、悪い奴ちゃうから安心して」
「慎平の味方、それは私が保証する」(潮)

 

「記憶だけちゃう、力も戻った」
「私の最後を見てほしい。真実を…記憶のデータから過去を再生してみる」
「行こう。7月21日のプライベートビーチへ」(ウシオ)

 

「ごめん、潮…私は、しおりちゃんを守れやんかった」
「私は、慎平と一緒に影をやっつける。24日の夏祭りから、みんなを救う」
「それで、ちょっとは借り…返せるかな…」(ウシオ)

 

「あれから随分捜したぞ」
「もう逃さん」(ハイネ)

 

10話

「これ(スクール水着)は私の戦闘服や! なめとったらあかんぞ、こらあ!」(ウシオ)

 

「怖ないよ、慎平と一緒なら。行こう!」(ウシオ)

 

「あの時の約束、俺は一生やと思うてるから」
「守る、今度こそ」(慎平)

 

「こうすれば…なんでもないことのように思える」(慎平)

 

「私は分かっとったよ、絶対当てるって。昨日一睡もせんと練習してたんやもん」(ウシオ)

 

「メッチャ嫌な感じ。黒板に爪立てる音が聞こえてくるみたいな」(ウシオ)

 

「(慎平は)見て来てるからな。このままなんもせんかったら、起きてまう未来を」(ウシオ)

 

11話

「予報・予想・予告・予断・予定・予知」
「有史以来、”予”の付くもんがあてになった試しはない」(根津)

 

「嫌な予感がするのでね。私の予想が外れることを祈ろう」(ひづる)

 

「私は平気や! とことん進むで! 中途半端がいっちゃん嫌いや!」(ウシオ)

 

「(凸村さん)ありがとうございます。しない善よりする偽善ですよね」(澪)

 

「残念でした、慎平さん」
「私は人間です。影は殺せても、殺人は無理ですよね」(朱鷺子)

 

「なんにも知らん、お兄ちゃん」
「まあ当然や。お兄ちゃんはお父さんに選ばれやんかった」(朱鷺子)

 

「私は私のしていることに納得してます。許してくれとは言いません」
「こうなった以上、私が望むのは、みんなにも納得してもらうことです」(朱鷺子)

 

「でもね、慎平さん。澪には言わんといて下さい」
「これから見ること知ることを、澪にだけは…」(朱鷺子)

 

「ちょうど9時やな。食餌の時間じゃ」(ハイネ)

 

12話

「私の知ってる朱鷺ちゃんは、こんなこと喜んでやる子やない」
「あいつは利用してるだけや」
「朱鷺ちゃん達の弱みにつけ込んで、自分の空腹を満たしたいがために、朱鷺ちゃんの気持ちもてあそんでる」

「それを納得して生きてけ? 絶対無理やから!」
「妹の大事な親友をなめくさりやがってよ」
「神様かヒルコ様か知らんけどな…人間なめんな!」(ウシオ)

 

「ウシオを危険にさらす戦闘は、避けなければ」
「でも…止めるべきなのに、俺はウシオを止められない」
「なぜなら、俺もウシオと…」
「全く同じ気持ちだからだ! 人間なめんなぁ!」(慎平)

 

「どうせ死ぬなら、戦って死ぬ」(慎平)

 

「かっこよく死のうなんて、無駄なんやから」(ハイネ)

 

「慎平君。君は君の観測した世界を事実にする力がある」
「今この世界は君がレンダリングしている。まさに恐るべき神の力です」(シデ)

 

「毒、ですか…君、死に慣れてますね」(シデ)

 

「ええか、俺は…なんべんでも、なんべんでもやり直す」
「そんで最後に…お前らを倒す!」(慎平)

 

「慎平が…命懸けてる時に…寝てる場合や…ないんじゃあ!」(ウシオ)

 

「まだ後ろは見やんでいい、今だけ見てろ」
「奴等を倒す。たとえ、俺の命が尽きてもな」(慎平)
「私…何回でも、どこへでも行く。慎平と一緒に」(ウシオ)

 

13話

「根津、ウシオは味方だよ。彼女が最後まで味方だったからこそ…」
「あのメッセージと、網代慎平の右目が今ここにあるのだ。君を信じるよ」(ひづる)

 

「フィクションを心から信じられるのが人の業だ。金しかり宗教しかり物語しかり」
「だから私は小説家なのだ」(ひづる)

 

「生きてる。スマホのバイブレーションが澪の生存を伝えてくれる」
「もう二度と澪を死なせるものか」(慎平)

 

「(準備?) お前が生まれる前から出来とる」(根津)

 

「ズルはいけませんねえ、慎平君」(シデ)
「あの時言うたいしょ、見つけた~て。それは刻印じゃ」
「これからおまんがどの世界に行こうが、すぐに見つけられる」
「わしもループ出来るんじゃ」(シオリ)

 

「観測者は2人もいりません。母か、君か?」
「最後に生き残った方が見る世界が…事実なのです!」(シデ)

 

「これは挨拶代わりじゃ、網代慎平。なんべんでも繰り返すがええ」
「そのたんびにわしはおまんをたどり、ついにその力を封じてくれようぞ」(ハイネ)

 

「条件はイーブンや。勝てるよ、私らなら!」(ウシオ)

 

14話

「でも、見届けよう。この(過去の)記憶の結末を」(慎平)

 

「(ひづる) 友達やから、1回だけ見逃しちゃる。次に会うたら殺す」(ハイネ)

 

「観測可能な時間の限界が死のたんびに狭まってきとるんじゃ。これはええ発見じゃ」
「ほなら奴の言う通り、なんべんもなんべんもループさせちゃろやないか」
「限界を超えるまでな」(シオリ)

 

「奴の命削りきるぞ。生け捕りよりも簡単や」(シオリ)

 

「出来るならならべく私が戦いたい。本当は竜之介をここに呼びたくないんだ」(ひづる)

 

「敵もループしている以上、初動で遅れは取れない」
「ウシオが記憶を追体験させれば、みんなが擬似的にループしたことになる」
「初手から最大戦力で迎え撃つ」(ひづる)

 

「ごめん、バケモンなんていうて…お姉ちゃんは必死に戦ってたのに」(澪)

 

「お姉ちゃん、私も戦う。慎ちゃんやお姉ちゃんに守られてばっかりは嫌や」(澪)

 

「慎ちゃん。やれれてばっかりは嫌!」(澪)

 

「たとえ、最後に失敗して死ぬんだとしても」
「命を使い切ってやったって、そう思いたいんです」(慎平)

 

「ここでみんなに無理強いしとけばよかったって、後で思いたくないから無理強いします」
「武器を手に取って、俺と一緒に戦って下さい」(慎平)

 

「慎平はこの島が好きや。みんなのことも大好きや」
「慎平はみんなの味方や。好きな人の味方して、なんか文句あんのか!」(ウシオ)

 

「俺は一生お前の味方やからな! それだけは変わらん!」(窓)

 

「どうせ一度は死んだ命、慎平さんに預けます」(朱鷺子)

 

「奴等を駆除するしか道はないんだ」(ひづる)

 

「えっ? 俺んち…戻ってる…ループした? 死んだ?」
「俺…いつ?」(慎平)

 

15話

「このままおんなじ時間に殺されたら、俺は多分…後1回しかループ出来やん」(慎平)

 

「ここでしゃべっても君には聞こえないだろうか」
「大事なことを伝え忘れてたよ、竜之介」
「ありがとう」(ひづる)

 

「ローゼンクランツ、ギルデンスターン」
「暴れなさい。爆弾みたいに、静かにね」(朱鷺子)

 

「追ってくると思てたよ。お前らは罠やて分かってても追ってくる」
「そうやって余裕ぶっこきながらな!」
「それで上から俯瞰してるつもり?」
「慎平のが上や!」(ウシオ)

 

「俯瞰するなら…よそ見は禁物やぞ、ハイネ!」
「潮の仇や!」(慎平)

 

「わりけど、私は興味ないわ。死ぬつもりらないからな!」(ウシオ)

 

「やって、お姉ちゃん。私の影を…仲間に」(澪)

 

16話

「なんで私が慎ちゃんのこと”お兄ちゃん”て呼ばへんか、考えたことある?」(ミオ)

 

「あのさ、命令通り澪のことは守るよ」
「でもな、ホンマに澪のこと守れんのは、慎ちゃんだけなんやで」(ミオ)

 

「恐怖を感じるのは、生存本能が正しく機能しているからだ」
「恥じることではない」
「影はオバケよりも恐ろしい。気を引き締めたまえ」(ひづる)

 

「もう隠し事はやめてくれ。家族やないか」(窓)

 

「影にコピーされるってことはさ、心も体も全部のぞかれるってことやん?」
「澪には私の奥まで、もっと知ってほしいから」(朱鷺子)

 

「隠し事、もうなしにするからね」(朱鷺子)

 

「それ、絶対嫌。慎ちゃんの心の中ら、分かりたないし」(ミオ)

 

「勢いに任せて行動すれば、いいってもんでもない」
「怒りとか悔しさは、俯瞰してこそ武器になる」(慎平)

 

「ええねん、ええねん。ホンマは一昨日死んだ命やしな」
「今まで生きられたんがラッキーっちゅうか…今がボーナスタイムみたいなもんやし」

「その時間でみんなを救えるんやったら、そうしたい」
「ハイネ1人倒して全部解決ってことやんな」
「そらええこと聞いと。それなら私は喜んでハイネを倒す!」(ウシオ)

 

17話

「私、慎平と14年前の記憶を見たんです。先生とハイネが出会ったところを」
「先生はあの時…ぺたんこやったのに! ちょっと触ってみてええ?」(ウシオ)

 

「(ハイネみたいに?) 安心したまえ。その時は私が殺してやる」(ひづる)

 

「なんや、私か。何の用?」(澪)
「えらい冷たいなあ。そらそうか。私、自分のこと大っ嫌いやもんな」(ミオ)

 

「ぜ~んぶ嫌い。だって、全部お姉ちゃんの逆やもんね」
「外見だけちゃうよ。成績も、性格も…」
「あんたこそ、お姉ちゃんの影やん」(ミオ)

 

「いつまで我慢するつもり?」
「せめて自分の気持ちを伝えなよ、慎ちゃんに」(ミオ)

 

「謝るんやったら、朱鷺子に謝れ」(窓)

 

「なんでやろな? 俺あんまり、菱形先生が悪いって思えやんねん」
「大事な人を救うために手段を選ばんかっただけやろ」
「おんなじ立場やったら、おんなじことせえへん自信ないよ」(慎平)

 

「わしにこれ以上、ボーナスタイムはいらん」
「頼む。わしにもケジメつけさせてくれ」(根津)

 

「慎ちゃん。後で私、話あるから。絶対無事で帰ってきてよね」(澪)

 

18話

「鎧で顔は隠せても、人間性までは隠せない」(ひづる)

 

「慎平は優しいからきっと後悔したよ」
「人として見てるやろ。私のことも、こんな奴のことも」
「汚れ役は、全部私に任しとき!」(ウシオ)

 

「残念やったねえ、慎平君」
「ほんのちょっぴり、俯瞰が足らんかったんとちゃいますか?」(シデ)

 

「今、どんな気分ですか? 慎平君」
「ラスボス前のセーブデータが消えた小学生の気分かなあ?」(シデ)

 

「ガキ共が。この私のエンディングを変えられるとでも?」(シデ)

 

「君とループするんは絶望と後悔だけや」(シデ)

 

19話

「落ち着いて、慎ちゃん。いろんな可能性を考えやな」(ミオ)

 

「せんかったことを悔やむくらいやったら、したことを後悔する」(慎平)

 

「デリカシーのない老人だな。死亡フラグを立てるんじゃない」(ひづる)

 

「もしこの戦いが終わったら、この島での体験を小説にするよ」
「ノンフィクションは、まだ書いたことないんだ」(ひづる)

 

「勝機はある」
「網代慎平の安否が不明な以上、ここでやるしかない。逃げてもどうせ明日死ぬ」
「考えるな! 考えるのは私の役目だ」(ひづる)

 

20話

「嫌いなのはお前の言葉だ」
「人は言葉を持つ、語彙だ。いかに言葉を使うかは人間性が決める」
「意味など理解できまいよ。何百年生きようが、お前にはな」(ひづる)

 

「(帰って来た理由?) 初めは好奇心だった。だが私は、ずっと探していたんだ」
「償う機会を」(ひづる)

 

「奇跡が起きて、竜之介の影に謝ることが出来た」
「だがそれであいつが生き返るわけじゃない」
「今の私に出来ることといえば…せめてこれから失われる命を救うことだけだ」(ひづる)

 

「気にすんな。私があんたでもおんなじことしてた」(ミオ)

 

「最後としては…悪くない。辛気くさい顔を並べるな」
「どれだけ長く、生きたかじゃない。いかに、命を使い切ったかだ」(ひづる)

 

「弟は、君に託す。最後に…どんでん返しちゃれ」(ひづる)

 

21話

「好き…ん…なん…よ。私、慎ちゃんのこと」(澪)

 

「あ…別にその…へ…変に思わんといてな。ただ言いたかっただけなん」
「明日、死ぬかもしらんやろ、私ら」
「この気持ち、慎ちゃんに伝えんまま死ぬん嫌やってん」
「だから、ただ伝えたかっただけやから」(澪)

 

「おいおい、仮定の上の仮定やんけ。そんなんただの願望や」(根津)

 

「さっきまでは願望。でも今は、確信してます」(慎平)

 

「思い出した。慎平ならやってくれるて思てた!」(ウシオ)

 

「大丈夫。完全完璧! 大復活じゃぁぁぁーーー!!!」(ウシオ)

 

22話

「タラレバは無意味ですよ。今を俯瞰しなければ」(シデ)

 

「お礼言うんは私の方です。ありがとうございました、慎平さん」
「こんな私を許してくれて」(朱鷺子)

 

「ハイネに無理矢理起こされて、戦わされてるんやな」
「行くよ、ギル。私らの手ぇで、この子に安らかな死を」(朱鷺子)

 

「迷った時にはよ、未来の自分やったらどうするか考えて決断せえ」
「ほなら後悔はない」(根津)

 

「なめんなよ。通りたかったら、わしを殺してから行かんかい!」(根津)

 

「殴る。何発でもぶん殴って、私が壁ごとかち割っちゃあそ」(ウシオ)

 

「言うたろ。いつまでも余裕ぶっこいてられると思うなよ」(慎平)

 

「でも、ごめん。私らは、分かりあえやん」(ウシオ)

 

「なんでやろ? 慎平」
「悪もんやっつけたのに…これで終わったのに…涙、止まれへん」(ウシオ)

 

23話

「お前の気配を追いかける。俺は、ずっと…潮のそばにおる」
「俺は潮が好きや。好きな奴と一緒におりたい。なんか文句あるか?」(慎平)
「あっぽけ」(ウシオ)

 

「いや、死なんで私は。澪からもろたあれがある」
「何が起きても2手目で決める。全部終わらせる。私の髮が燃え尽きる前に!」(ウシオ)

 

「頼んだぞ、ウシオ。シデ様を止めてくれ」
「ヒルコ様を…もう、楽にしてやってくれ」(波稲)

 

「刺し違えてもお前を殺す!」(ウシオ)

 

24話

「後はもうない。使い切れ、俺の命!」(慎平)

 

「死ねば、それで終わり」
「予知もループも出来ない」
「やっぱり魔王にも、勝ち目がないといけません」(シデ)

 

「知っていれば対策できる。いっつも君がやってたことや」(シデ)

 

「ウシオの目は、お前のもんにはならん」
「ウシオはこれから、俺に目をくれるんや」
「この目が俺にあるってことは、結末は決まってる!」
「最後は、潮の勝ちなんや」(慎平)

 

「私はね、ゲーム機の電源を切る方法を知ってる、魔王なんですよ、慎平君」(シデ)
「知ってるだけじゃ、結末は変えられやん!」(慎平)

 

「無意味じゃない。みんなが俺をここまで運んでくれた」
「誰1人無意味なんかじゃない。無意味にはしない!」
「みんながつないでくれたから…」
「俺はここにおる!」(慎平)

 

「終わりや、シデ。俺達は、生きていく」
「お前が消えた後も、世界は普通に続いていくんや!」(慎平)

 

「やり直したいんとちゃう。終わらせてほしくて、私をここに呼んだんやろ」
「おやすみ…バイバイ」(ウシオ)

 

「ここでお別れみたいやな、慎平」(ウシオ)
「まま…待ってくれよ。俺も一緒に行く。お前と一緒に」
「このまま、お前と一緒に消えたいよ」(慎平)
「あっぽけ」(ウシオ)

 

「この3日間ね、いっぱい怖くてめっちゃ不安やったけど…」
「でもそれ以上に、慎平と過ごせて嬉しかった」(ウシオ)

 

「ちゃんと私のこと、見つけてよ。澪のこと、守っちゃってね」
「ほなな、もう行くわ。たどり着いてね、この結末に」(ウシオ)

 

「最後の最後に、みんなが待ってるよ。私が…待ってるから」(ウシオ)

 

25話

「前の日に変な夢を見ていたことを思い出した」
「その内容は覚えていないのだが、誰かの声に振り返ると、この島が消えてしまうような不安にかられた」

「みんなの無事をこの目で確かめたくて、俺は帰ってきたんだ」(慎平)

 

「よかった…慎平が無事でよかった」(潮)

 

「あんな、変な夢見てん。一昨日の晚…慎平に二度と会えやんようになる夢」
「やっぱり、慎平のこと見送り行かんかったから、バチ当たったんやわ」(潮)

 

「でな、このまま離ればなれになるんは嫌や~って思たら…手ぇが勝手に電話してしもてて」
「ホンマごめん」(潮)

 

「(影を)捕まえた!」
「もう動けやん」(潮)

 

「大丈夫。悲しくて寂しくて…そんで今嬉しい!」(潮)

 

「時が、夏を上書きしてゆく。過ぎゆくことへの安堵と寂しさ」
「そして、痛みを残して」(慎平)

 

「おかえり」(潮)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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