アニメ「サマータイムレンダ」の名言・台詞をまとめていきます。
サマータイムレンダ
1話
「(島に)帰ったらみんなによろしく言うといて」
「(一緒に?) 私は行けやんよ」(小舟潮)
「慎平、ちゃんと私のこと見つけてよ」
「澪のこと、守っちゃってね」(潮)
「変な夢見たせいで、危うく人生終了するとこだった」(網代慎平)
「落ち着け落ち着け」
「こ…こんな時は、自分を俯瞰で見て落ち着け」(慎平)
「俺は2年ぶりに、この故郷に帰ってきた」
「俺の幼馴染の…小舟潮の葬儀に参列するために」(慎平)
「ちょっと汗かいたから、水浴びしようか思て…」(小舟澪)
「(夏休みは稼ぎ時?) でも、知らん人ばっかり増えるよ」
「最近な、知ってる人でも知らん人みたいに見える時あるわ」(澪)
「慎ちゃん、めっちゃ標準語やな」(澪)
「俺は10年前に両親を亡くして、小舟家に引き取られて育った」
「だから潮は幼馴染であると同時に、俺の家族だった」(慎平)
「島を出る前の日、潮は俺の作ったカレーを食べたがったけど」
「”また今度”って作らんかった」(慎平)
「今度なんて…なかったのに」(慎平)
「済んだことはしゃあないやろ」
「それにみんなが泣いてたら、逆に冷静になれるもんやわ」(慎平)
「(手伝う?) 私は食べるん専門で~す」(澪)
「ただな、その検死で吉川線が見つかったんや」
「潮の首にな」(菱形窓)
「そうや、誰かに首絞められた痕や」
「つまり、他殺の可能性があるいうこっちゃ」(窓)
「これ、お姉ちゃんが最後に着けてたネックレス」
「慎ちゃんが持ってた方がええと思て…」(澪)
「なあ、慎ちゃん」
「お姉ちゃんに、もう二度と…会えやん…」(澪)
「そんなん嫌や…嫌や!」
「許せやん、お姉ちゃんを殺した奴…」(澪)
「いつまでも湿っぽかったら、お姉ちゃんに怒られるわ」
「泣くんは今日でおしまいにせな」(澪)
「しおりちゃん、最近様子おかしかったんよ」
「(ショックで言葉を?) ちゃうねん」
「その前から…先週かな、変なこと言うとった」(澪)
「タカノス山でな、虫採りしてる時に見たって」
「しおりちゃんそっくりの女の子」(澪)
「(自分にそっくりな?) そらおまん、”影”やいしょ」(根津銀次郎)
「”影の病”いうやっちゃ」
「この島に伝わる風土病みたいなもんや」(根津)
「”影の病”にかかったら、”影”を見るようになる」
「”影”を見たもんは死ぬ、”影”に殺されるんや」(根津)
「そんで殺したもんのフリして、その家のもんも皆殺しにする」
「そういう言い伝えや」(根津)
「せやさけえ”影”の病み人は、ヒルコ様にお祓いしてもろたとか」
「ワシのじいさんが言うとったわ」(根津)
「(迷信?) うん、そやけどな」
「私見たんよ、お姉ちゃんの”影”」(澪)
「お父さん、よう言うてたわな」
「”お皿洗(あろ)て、後片づけ終わるまでが…料理や”~って」(影ミオ)
2話
「7月22日(昨日)?」
「ど…どういうことだ?」(慎平)
「俺は23日に澪と一緒にヒルコ様へ行って…」
「澪が澪に…殺された」(慎平)
「嘘だろ? デジャヴってこういうことをいうんだろうか」
「パンツの柄までおんなじだ」(慎平)
「デジャヴだとか、正夢を見たとか、そういうレベルじゃない」
「俺は7月22日を、もう一度繰り返してる」(慎平)
「お前(潮)…ほんまは何があった?」(慎平)
「今朝は失敗しました」
「病院送りになってくれたらやりやすかったんやけど」(影ミオ)
「そこら中に(”影”は)いるよ…まったく」
「しばらくは様子を見る、以上だ」(南方ひづる)
「俯瞰しろ」
「俺がすべきことは…とにかく、今日を生き延びることだ」(慎平)
「わ…私が、私を殺しに…」(澪)
「”影の病”、迷信ちゃうんやな」
「やっぱりや」(澪)
「お姉ちゃんは殺されたんかもしれへん」
「”影”に」(澪)
3話
「小早川しおりも、自分の”影”を見たという」
「確かに危険だ」(慎平)
「けど…だからこそ澪を、その危険に近づけるわけにはいかない」
「行くんは俺1人や」(慎平)
「(助ける方法?) バカ野郎、相手はバケモノだぞ」
「もう殺されるのはごめんだ」(慎平)
「俺に出来るのは警告と、起きた事態を注意深く観察することしかない」(慎平)
「潮ちゃんな、亡くなる前日に俺んとこ来てよ」
「”預かっといてくれ”って、それ(スマホ)置いてったんや」(凸村哲)
「”もし私になんかあったら慎平君に渡してほしい”ってな」(凸村)
「まるでよ、分かってたみたいやろ」
「潮ちゃん、自分に何が起きんのか…」(凸村)
「(見分けがつかん?) ん…そうか、そら厄介やな」
「つまり、こんな話してるお前が”影”かもしれやんちゅうこっちゃな」(窓)
「そうやな、それはお互いにな」(慎平)
「カメラに写るんやから、ハッキリ生存してる生き物や」
「オバケや幽霊と違(ちご)てな」(窓)
「生き物やったら対処法はあるはずや」(窓)
「(信じてくれて?) なんや水くさいな」
「お前も俺を信じて話してくれたんやろ?」(窓)
「慎ちゃんはいつまで島にいてるん?」
「ず~っといてたらええのに」(澪)
「な~んてな! 言うてみただけやし」(澪)
「今日のお祭り、お姉ちゃんめっちゃ楽しみにしてたから」
「どっかに来ててもおかしないわ」(澪)
「島出て2年たってさ、ちょっとは大人になれたかなって思ってたんやけどさ」
「でも全然無力でさ」(慎平)
「肝心な時に俺は、あいつのそばにおらんかった」
「あいつのこと守るって約束したのに」(慎平)
「アホか!」
「潮が亡(の)うなったんは、お前のせいちゃうわ!」(窓)
「今守っちゃらなあかんのは澪ちゃんやろ!」
「お前はあいつの兄貴なんやからな!」(窓)
「お前が頼りないんやったら、澪ちゃんのことは俺に任せてもらうで」(窓)
「でも、それ興味ありますねえ」
「だって慎平さん、おとつい澪のお風呂のぞいたんですよね?」(菱形朱鷺子)
「慎平さん、どう思ってるんですか? 澪のこと」
「”家族”ですか~」(朱鷺子)
4話
「死んだ?」
「だって私生きてるよ。ほら、ここにおるよ」(影ウシオ)
「あれ?」
「私…なんでここにおるんやろ?」(影ウシオ)
「そっか…死んでしもたんか、私」
「じゃあ私って、なんなん?」(影ウシオ)
「ゆ…幽霊?」
「幽霊って、ちゃんと足あんねんやね」(影ウシオ)
「こいつ(”影”)…自分を本当に”潮”だと思ってるのか?」(慎平)
「1個だけ思い出した」
「私最後に思った」(影ウシオ)
「”もう1回会いたかった”なって、”慎平に会いたいよ”って」
「せやから、戻ってこられたんかな…嬉しい」(影ウシオ)
「その声、そのしぐさ…やめろよ、なんなんだよ」
「これじゃあまるで本当に、潮が帰ってきたみたいじゃないか」(慎平)
「私な、もう1回慎平に会(お)うたら言おうと思ってたことあんねん」
「好き。私な…慎平が好き!」(影ウシオ)
「つうか、なんでこいつ水着なん?」(慎平)
「慎平のあっぽけえ!」
「ごちゃごちゃ屁理屈ばかりこねて! その口ひね切っちゃろか!」(影ウシオ)
「言う前に手ぇ出とるがな」
「潮そのものやんか、こんなん」(慎平)
「俺はもう、後悔だけはしたない」(慎平)
「意味分からんちゅうねん」(影ウシオ)
「お兄ちゃん、今日は澪に告白するつもりだそうです」
「我が兄ながら非科学的です」(朱鷺子)
「でも、あれは無理です」
「だって、澪には…好きな人、ほかにいますもん」(朱鷺子)
「やっぱり俺、澪のこと好きや!」
「せ…せやから澪のこと、この俺に守らして下さい!」(窓)
「気持ちは嬉しいよ」
「あ…でも、やっぱりごめん」(澪)
「窓君とは私、ええ友達でおりたいから」(澪)
「ええもん見せてもろた!」
「おい窓…ドンマイ!」(影ウシオ)
「慎平、秒でバレました」(影ウシオ)
「違う…」
「そいつは、お姉ちゃんと違う!」
「バケモンや!」(澪)
「教えたんか? あの裏切り者が」
「見過ごせやんな」(影ミオ)
「計画の大詰めで邪魔されたら困るんやわ」
「調べて、こいつどこまで知ってる?」(影ミオ)
「途切れたり、繰り返したり…おかしいよな、俺の記憶」
「お前、殺されんの何回目?」(影シンペイ)
「もしこいつが記憶を保ったまま22日に戻れるなら、いずれ必ず俺達の障害になる」
「だから殺すな、全てが終わるまで」(影シンペイ)
「情けないよな」
「結局、お前は誰も守れやんねん」(影シンペイ)
「もう、やめてよ慎ちゃん」
「かっこよすぎ」(影ミオ)
「でもな、もう手遅れやで」
「もうじき、オカアサンが起きてくる」(影ミオ)
5話
「僕は南雲竜之介といいます」(竜之介)
「あなたを助けに来たんですけど…ごめんなさい、遅くなってしまいました」
「網代慎平さん」(竜之介)
「(影と人間の区別?) 影の上に立っているものは、ただ人の形をした肉の塊にすぎません」
「足元をよく見て下さい」(竜之介)
「奴等の正体は地面に落ちる平面の影の方です」
「なので、影を踏まれることを嫌います」(竜之介)
「”影”はこの3日間でどんどん増えてます」
「倒しても倒してもキリがない」(竜之介)
「何か統率された意志を感じます」
「全ては1つの目的のために動いているようなね」(竜之介)
「網代慎平」
「ほんまにあの人がみんなを救うん? お姉ちゃん」(竜之介)
「ごめんなさい…」
「こんなこと…こんなことのために、手汚してきたわけちゃう!」(朱鷺子)
「じき、9時になる」
「祭りは終わり、私は最後の日を終える」
「邪魔はさせない」(シデ)
「(こっち側?) 違う! 私は人間や!」
「小舟潮や!」(影ウシオ)
「殺しても殺してもセーブポイントから復活する勇者に魔王が勝つには」
「ゲーム機の電源を切るほかないとは思いませんか?」(シデ)
「もしも二次元の魔王に、電源という三次元の概念が理解できたらどうです?」(シデ)
「君は見届けて下さい、慎平君」
「私が電源を切る瞬間をね」(シデ)
「最後の食餌(しょくじ)です」
「存分にお召し上がり下さい」(シデ)
「なまくらなのは私の方だったな、竜之介」
「どうやら私は遅すぎたらしい」(ひづる)
「この先は、”無”」
「これが、私のエンディング」(シデ)
「”あの時、ああしてればよかった”とか…”なんであんなこと言うてしもたんや”とか…」
「後悔…ばっかりです、いっつもいっつも」(慎平)
「でも今…まだ俺は後悔してません!」
「まだ、手遅れじゃありません!」(慎平)
「南雲先生!」
「俺を撃って下さい!」(慎平)
「殺して下さい! この俺を!」
「俺は死んで何回もやり直してるんです!」(慎平)
「もしも君、本当に戻れたのなら…私に君の名を名乗りたまえ」
「必ず助ける」(ひづる)
「慎平。気をつけて、力には限りがある」
「夏祭りに、みんな死ぬ」(影ウシオ)
「止められるんは、慎平だけ」
「澪のこと…守っちゃってね」(影ウシオ)
「時間がループするスタート地点が、徐々に遅くなってきている」
「目覚める前に起きた出来事は確定した事実になるらしい」(慎平)
「もしも澪達が殺される時間より後ろにスタート地点が来てしまったら」
「いくらループしてももう助けられないってことだろ」(慎平)
6話
「ふつふつと思い出してきたぞ」
「私はお前(雁切)のことが生理的に無理だった」(ひづる)
「そして現在進行形で無理だ」(ひづる)
「死は誰にでも訪れる。なあ竜之介、14年だ」
「それだけの時が流れれば、誰が死んでもおかしくはない」(ひづる)
「フェリーで私の前に座っていた少年」
「やはりあれが網代慎平だったのだ」(ひづる)
「会うわけにはいかない、今はまだ」
「誰1人信用することは出来ない」(ひづる)
「何を泣いているのだ、こいつ…三文芝居にヘドが出る」
「”影”が!」(ひづる)
「許せん…」
「朝子の姿でアランや潮を…どれだけ侮辱するつもりか」(ひづる)
「澪、1つ聞いてもええかな?」
「お前、昨日履いてたパンツって…白か?」(慎平)
「2年ぶりに帰ってきて最初に聞くことがそれ!?」(澪)
「お前の昨日のパンツの色を真剣に知りたいんや」(慎平)
「そう、お父さんも知らんの」
「ほんま、どこ行ったんやろな…お姉ちゃん」(影ミオ)
「この状況で君は…普通じゃないね」(ひづる)
「”事実は小説よりも奇なり”とバイロンは言った」
「私はロマン主義ではないが、あらゆる可能性を観照しても、この結論に到達するのだ」(ひづる)
「君は今日、7月22日を体験するのが初めてではない」
「何度も繰り返しているのではなかろうか?」(ひづる)
「つまり君は…タイムトラベラーだ」(ひづる)
7話
「なるほど、だがおそらく名乗ったのは私ではあるまい」
「君は弟に会ったのか?」(ひづる)
「出番だ、竜之介」(ひづる)
「私は14年前、この島である”影”と出会い、そいつに家族を殺された」
「その体験こそが、君を信じる根拠だよ」(ひづる)
「心配ない、アランの”影”は既に葬った」
「アランの”影”はもう生まれない」(ひづる)
「はしかとおんなじや、免疫がつく」
「”影の病”にかかっても生まれた”影”を殺せたらもう一生、なるこたないんやわ」(根津)
「(なぜ危険な島に帰ってきた?) それも言えん、が…」
「君を助けにきた、それだけは確かだ」(ひづる)
「失敗しますよ、このままやったら」
「だから俺も一緒に行かせて下さい」(慎平)
「あいつは俺の敵(かたき)でもあるんです」
「それに最悪また失敗したとしても、その理由を知っておきたい」(慎平)
「ええか、あいつ(ひづる)はお前を信じたんや」
「あいつが死ぬんは今日やない」(根津)
「その話が嘘やったら、ワシはお前を許さんぞ」(根津)
「全てはつながってるんかもしらん」
「この島に巣食うバケモン」(根津)
「ワシはこの島から”影”を1匹残らず駆除しよう思とる」
「命を懸けてな」(根津)
「そいつはもう、指1つ動かせやんさけ」
「1本でも2本でもあかん」(根津)
「そうやって3ヶ所、”影”をぶっ刺せたらよ」
「奴等はその場に縫い止められる」(根津)
「終わりやねん」
「この夏で、もうおしまいやねん」(影シオリ)
「せやから帰るんです」
「家族で帰るんです」(影シオリ)
「勘違いしないでおきたまえよ」
「私は別に照れていないし、ゆえに隠してもいない」(ひづる)
「伝える必要のないことを、こう…カットしただけだ」(ひづる)
「”影”の姿と言葉に心を動かすな、網代慎平」
「今後奴等が友人や家族、愛する者の姿で現れたとしてもためらってはならん」(ひづる)
「コピーとオリジナルの同一性について哲学するのは、全てが終わってからでよい」(ひづる)
「小早川家は手遅れだった」
「だが、君はまだ間に合うのだぞ」(ひづる)
「今までと異なる展開が起きたら教えるのだ」
「可能な限り今までの周回と同じように過ごし、事態を見極めろ」(ひづる)
「君は観測者だ」(ひづる)
「”影”を殺すため以外の行動は、なるべく変えないようにする」(慎平)
「内容を変えたら、人の行動に変化が生まれ」
「それが連鎖し、俺が見てきた未来が役に立たなくなる」(慎平)
8話
「(影ウシオが部屋に出現?) か…かなりまずいぞ、この状況」
「南雲先生…異なる展開ってレベルじゃありません」(慎平)
「あっ、大丈夫」
「誰にも見られてへんで」(影ウシオ)
「私、バケモンみたいやからな」
「もう誰にも見つかれへんようにする」(影ウシオ)
「見てみろよ、こいつ(影ウシオ)」
「隙だらけじゃないか」(慎平)
「でもこいつはあの時、俺を助けてくれたんだよな…」
「こいつは…」(慎平)
「やっと作ってくれたな、よかった」
「また慎平のカレー食べられて…生きててよかった」(影ウシオ)
「こいつ(影ウシオ)は潮だ…潮だよ」(慎平)
「このまま24日になったら、またおんなじことが起きんの?」
「私も手伝う」(影ウシオ)
「日都ヶ島の夏祭りが、あんなバケモンにメチャクチャにされんのは嫌!」
「澪やみんなが消えてまうんは、もっと嫌!」(影ウシオ)
「あいつ(慎平)の予知にあんまり頼りすぎんなよ」
「獲物がよ、こっちの思ったどおりに動いてくれることらないんや」(根津)
「狩りは常に臨機応変、ええな」(根津)
「まさか、お姉ちゃんおる?」
「だって、慎ちゃんこれお姉ちゃんの分も作ったんやろ?」(澪)
「きっといてるよ、お姉ちゃん」
「日都ヶ島では亡くなった人の魂は、家に帰ってきて守り神になるんやって」(澪)
「(なんで慎平の味方を?) なんや、ニセモンは勘鈍いやないか」(影ウシオ)
「私は慎平が好き」
「好きな人の味方で、なんか文句あんのか!」(影ウシオ)
「でも、こいつは二度も俺を守ってくれたんです」
「体張って俺を…」(慎平)
「こいつは後先考えへん、考えても先に手ぇ出る」
「アホの潮なんですよ!」(慎平)
「(明日私が死ぬ?) 運命は変えられる」
「それを証明する、またとないチャンスだな」(ひづる)
「立て、窓!」
「これで気ぃ済んだか!?」(影ウシオ)
「私らはあんたを頼りにしてんねんで!」
「いつまでもグジグジすな!」(影ウシオ)
「小学校裏のプライベートビーチ」
「ここで、私死んだんか」(影ウシオ)
9話
「慎平がこれを見てるってことは、私はもうこの世におらんてことやな」(潮)
「(どっちが本物?) そんなんどっちでもええか」
「どっちも私やもん」(潮)
「もう分かってると思うけど、その子はほかの”影”と違(ちご)て」
「悪い奴ちゃうから安心して」(潮)
「慎平の味方、それは私が保証する」(潮)
「このコピーしたデータは消えてまうと思う」
「オリジナルを消せばコピーがオリジナルになる」(影ウシオ)
「そういう感覚だけが頭ん中にある」
「普通やったらあんたを殺さなあかんねやろな」(影ウシオ)
「思い出した…私、思い出したよ」
「記憶だけちゃう、力も戻った」(影ウシオ)
「私の最期を見てほしい」
「真実を…記憶のデータから過去を再生してみる」(影ウシオ)
「行こう」
「7月21日のプライベートビーチへ」(影ウシオ)
「ごめん、潮…私は、しおりちゃんを守れやんかった」
「私は、慎平と一緒に”影”をやっつける」(影ウシオ)
「24日の夏祭りから、みんなを救う」
「それで、ちょっとは借り…返せるかな…」(影ウシオ)
「あれから随分捜したぞ」
「もう逃さん」(ハイネ)
10話
「これ(スクール水着)は私の戦闘服や!」
「ナメとったらあかんぞ、こらあ!」(影ウシオ)
「たとえ鎧を着ても、私の本体は平面の影。影を刺されたら死ぬ」
「戦うんやったら水着が1番てわけ」(影ウシオ)
「一度コピーしたもんやったら何回でも変身できる」
「容量が許す限り、レパートリーは増やせる」(影ウシオ)
「”影”使いの荒いやっちゃな」
「明日のお祭りでたこ焼きおごってや」(影ウシオ)
「怖ないよ、慎平と一緒なら」
「行こう」(影ウシオ)
「あの時の約束、俺は一生やと思うてるから」
「守る、今度こそ」(慎平)
「なんやよう分からなんけど」
「もう絶対、お前を死なさへん」(窓)
「こうすれば…なんでもないことのように思える」(慎平)
「私は分かっとったよ、絶対当てるって」
「昨日一睡もせんと練習してたんやもん」(影ウシオ)
「メッチャ嫌な感じ」
「黒板に爪立てる音が聞こえてくるみたいな」(影ウシオ)
「(迷わずヤバい方へ?) 見てきてるからな」
「このままなんもせんかったら、起きてまう未来を」(影ウシオ)
「(澪を守りたい?) 当たり前や」
「命懸けるで、俺は」(窓)
「ビビってる暇ないで」
「前進あるのみや!」(影ウシオ)
11話
「予報・予想・予告・予断・予定・予知」
「有史以来、”予”のつくもんがあてになった試しはない」(根津)
「嫌な予感がするのでね」
「私の予想が外れることを祈ろう」(ひづる)
「(引き返す?) 私は平気や! とことん進むで!」
「中途半端がいっちゃん嫌いや!」(影ウシオ)
「(撃つ言え?) すんません」
「でも言うてからやと死にますよ」(竜之介)
「(凸村さん) ありがとうございます」
「しない善よりする偽善ですよね」(澪)
「まさか実在したんか、ヒルコ洞…」
「子供の時分、じいさんから聞いた話や」(根津)
「”日都ヶ島の下にはどでかい空洞が横たわっちゃある”んやと」
「それがヒルコ洞や」(根津)
「この島の伝説」
「あくまで作り話や思とったが」(根津)
「大昔、日都ヶ島の守り神ヒルコ様が」
「この島に流れついたあと住みついたといわれる場所や」(根津)
「禁域に踏み込んで、よう生きてたな」
「お兄ちゃん」(朱鷺子)
「残念でした、慎平さん」
「私は人間です」(朱鷺子)
「”影”は殺せても、殺人は無理ですよね」(朱鷺子)
「なんにも知らん、お兄ちゃん」
「まあ当然や、お兄ちゃんはお父さんに選ばれやんかった」(朱鷺子)
「分からんのか!」
「狩られてんのはワシらの方や!」(根津)
「あいつは人間の”影”やない」
「なんやもっとおぞましい別のなんかや」(根津)
「私は私のしていることに納得してます」
「”許してくれ”とは言いません」(朱鷺子)
「こうなった以上、私が望むのは、みんなにも納得してもらうことです」(朱鷺子)
「でもね、慎平さん。澪には言わんといて下さい」
「これから見ること知ることを、澪にだけは…」(朱鷺子)
「ちょうど9時やな」
「食餌の時間じゃ」(ハイネ)
12話
「あのお姿は、ヒルコ様が最初にコピーした”ハイネ”です」
「彼女はその名で呼ばれることを好みます」(朱鷺子)
「彼女こそが日都ヶ島の神・蛭子命(ヒルコノミコト)」
「”影”達の母」(朱鷺子)
「こうやって会うんは、何回目になるんかのう」
「網代慎平」(ハイネ)
「だって、そいつのデカい声が頭に響いてイライラする」
「うっかり殺してまいそうやわ」(ハイネ)
「慎平さんに”殺人は無理”って言いましたよね」
「でも…慎平さんに殺される覚悟は出来てます、私」(朱鷺子)
「なんも知らんくせにギャアギャアうっさいんじゃボケ!」
「お兄ちゃんがそんなんやから、私がやってんのやろがよ!」(朱鷺子)
「私の知ってる朱鷺ちゃんは、こんなこと喜んでやる子やない」
「あいつ(ハイネ)は利用してるだけや」(影ウシオ)
「朱鷺ちゃん達の弱みにつけ込んで、自分の空腹を満たしたいがために」
「朱鷺ちゃんの気持ちもてあそんでる」(影ウシオ)
「それを納得して生きてけ?」
「絶対無理やから」(影ウシオ)
「妹の大事な親友をナメくさりやがってよ」
「神様かヒルコ様か知らんけどな…人間ナメんな!」(影ウシオ)
「ウシオを危険にさらす戦闘は避けなければ」
「でも…止めるべきなのに、俺はウシオを止められない」(慎平)
「なぜなら、俺もウシオと…まったく同じ気持ちだからだ!」
「人間ナメんなあ!」(慎平)
「どうせ死ぬなら、戦って死ぬ」(慎平)
「ご心配なく、澪ちゃんは生きてます」
「ただし、あなた達が1歩でも動いたら、このまま頭を生卵のように割っちゃいます」(シデ)
「どういうことも何も、どうせみんな明日までの命ですし」(シデ)
「かっこよく死のうなんて、無駄なんやから」(ハイネ)
「こやつの力を消すのは無理か」
「卵が先か、ニワトリが先か…因果が円環を成しておるわ」(ハイネ)
「慎平君、君は君の観測した世界を事実にする力がある」
「今この世界は君がレンダリングしている、まさに恐るべき神の力です」(シデ)
「毒…ですか」
「君、死に慣れてますね」(シデ)
「ええか、俺は…なんべんでも…なんべんでもやり直す」
「そんで最後に…お前らを倒す!」(慎平)
「慎平が…命懸けてる時に…寝てる場合や…ないんじゃあ!」(影ウシオ)
「まだ後ろは見やんでいい、今だけ見てろ」
「奴等を倒す。たとえ、俺の命が尽きてもな」(慎平)
「私…何回でも、どこへでも行く」
「慎平と一緒に」(影ウシオ)
13話
「根津、ウシオは味方だよ」
「彼女が最後まで味方だったからこそ…」(ひづる)
「あのメッセージと、網代慎平の右目が今ここにあるのだ」
「君を信じるよ」(ひづる)
「フィクションを心から信じられるのが人の業だ」
「カネしかり宗教しかり物語しかり」(ひづる)
「だから私は小説家なのだ」(ひづる)
「うん、昨日よりは大丈夫になったよ」
「慎ちゃんが帰ってきてくれたから」(澪)
「生きてる。スマホのバイブレーションが澪の生存を伝えてくれる」
「もう二度と澪を死なせるものか」(慎平)
「(準備?) お前が生まれる前から出来とる」(根津)
「(なんで?) ズルはいけませんねえ、慎平君」(シデ)
「あのとき言うたいしょ、”見つけた~”て」
「それは刻印じゃ」(ハイネ)
「これからおまんがどの世界に行こうが、すぐに見つけられる」
「ワシもループ出来るんじゃ」(ハイネ)
「観測者は2人もいりません。母か…君か」
「最後に生き残った方が見る世界が…事実なのです!」(シデ)
「これは挨拶代わりじゃ、網代慎平」
「なんべんでも繰り返すがええ」(ハイネ)
「そのたんびにワシはおまんをたどり」
「終(つい)にその力、封じてくれようぞ」(ハイネ)
「4本腕が誰なんか分かればええと思たんやけどな」
「空っぽやった」(影ウシオ)
「あいつの体、データがない」
「どうやって動いてるんや?」(影ウシオ)
「条件はイーブンや」
「勝てるよ、私らなら」(影ウシオ)
14話
「(お化けが噂に?) せやからこうやって会うんはあかんて言われとるんじゃ」
「シデ様じゃ」(ハイネ)
「シデ様は欲と2人連れじゃ」
「せやさけ、腕が4本もありなさる」(ハイネ)
「(あのハイネ?) 分からん。でも、見届けよう」
「この(過去の)記憶の結末を」(慎平)
「(ひづるは)友達やから、1回だけ見逃しちゃる」
「次に会うたら殺す」(ハイネ)
「観測可能な時間の限界が死のたんびに狭まってきとるんじゃ」
「これはええ発見じゃ」(ハイネ)
「ほなら奴の言うとおり、なんべんもなんべんもループさせちゃろやないか」
「限界を超えるまでな」(ハイネ)
「奴の命、削りきるぞ」
「生け捕りよりも簡単や」(ハイネ)
「出来るならならべく私が戦いたい」
「本当は竜之介をここに呼びたくないんだ」(ひづる)
「(弟思い?) 私はただ自分のためだよ」
「あいつが本気で戦えば、私の体などちぎれ飛ぶだろう」(ひづる)
「あの時だって肩は外れるわ、足は捻挫するわ」
「全身筋肉痛で4~5日はまともに動けなくなったのだ」(ひづる)
「たまったものじゃないだろ」(ひづる)
「敵もループしている以上、初動で遅れはとれない」
「ウシオが記憶を追体験させれば、みんなが擬似的にループしたことになる」(ひづる)
「初手から最大戦力で迎え撃つ」(ひづる)
「ごめん、バケモンなんていうて…」
「お姉ちゃんは必死に戦ってたのに」(澪)
「お姉ちゃん、私も戦う」
「慎ちゃんやお姉ちゃんに守られてばっかりは嫌や」(澪)
「慎ちゃん、やれれてばっかりは嫌!」(澪)
「これから二度と後悔しないなんてこと無理やろうけど」
「こんな気持ちにだけはもうなりたくない」(慎平)
「だから俺はちょっとでも後悔しそうやなって思たら、それを回避する」
「全力で逃げようって決めました」(慎平)
「たとえ、最後に失敗して死ぬんだとしても」
「命を使いきってやったって、そう思いたいんです」(慎平)
「ここでみんなに無理強いしとけばよかったって、あとで思いたくないから無理強いします」
「武器を手に取って、俺と一緒に戦って下さい」(慎平)
「慎平はこの島が好きや」
「みんなのことも大好きや」(影ウシオ)
「慎平はみんなの味方や」
「好きな人の味方して、なんか文句あんのか!」(影ウシオ)
「俺は一生お前の味方やからな」
「それだけは変わらん!」(窓)
「どうせ一度は死んだ命、慎平さんに預けます」(朱鷺子)
「奴等を駆除するしか道はないんだ」(ひづる)
「えっ? 俺んち…戻ってる…ループした? 死んだ?」
「俺…いつ?」(慎平)
15話
「見えるんや…限界が近づいてる」
「時間の端っこが…ゆっくり…でも確実に崩れてきてる」(慎平)
「このままおんなじ時間に殺されたら、俺は多分…あと1回しかループ出来やん」(慎平)
「観測者の彼が見たのだ、事実だろう」
「その崖は観測限界”事象の地平線(イベントホライズン)”だ」(ひづる)
「落ちれば君の死は確定し」
「あとの世界はハイネが見たものが事実として定着するだろう」(ひづる)
「ここでしゃべっても君には聞こえないだろうか」
「大事なことを伝え忘れてたよ、竜之介」(ひづる)
「ありがとう」(ひづる)
「ローゼンクランツ、ギルデンスターン」
「暴れなさい。爆弾みたいに、静かにね」(朱鷺子)
「なかなか楽しませてくれるやないですか」(シデ)
「”正々堂々戦う”とか言うといて嘘やんか、君等」
「ひどいですねえ」(シデ)
「ちょっと信じましたよ」
「私こう見えてピュアなんで」(シデ)
「追ってくると思てたよ。お前らは罠やて分かってても追ってくる」
「そうやって余裕ぶっこきながらな!」(影ウシオ)
「それで上から俯瞰してるつもり?」
「慎平のが上や!」(影ウシオ)
「俯瞰するなら…よそ見は禁物やぞ、ハイネ!」
「潮の敵(かたき)や!」(慎平)
「わりけど、私は興味ないわ」
「死ぬつもりらないからな!」(影ウシオ)
「お前は無敵じゃない」
「私が消しちゃる!」(影ウシオ)
「やって、お姉ちゃん」
「私の”影”を…仲間に」(澪)
16話
「コピーには2種類あって、自分の体に写す”変身”と」
「体を分裂させて新しい”影”を生む”分娩”」(影ミオ)
「私ら子供は、人の”影”を1回きりだけ分娩できる」(影ミオ)
「(何回殺された?) それって別の世界の話やろ?」
「私まだ誰も殺してへんよ」(影ミオ)
「なんで私が慎ちゃんのこと”お兄ちゃん”て呼ばへんか、考えたことある?」(影ミオ)
「あのさ、命令どおり澪のことは守るよ」
「でもな、ほんまに澪のこと守れんのは慎ちゃんだけなんやで」(影ミオ)
「霊安室?」
「(潮の遺体だけ?) あっ、そうか…自分のんやったら怖ないな」(影ウシオ)
「恐怖を感じるのは、生存本能が正しく機能しているからだ」
「恥じることではない」(ひづる)
「”影”はオバケよりも恐ろしい」
「気を引き締めたまえ」(ひづる)
「このまま黙って死ぬとか、絶対許さんからな!」
「起きろ、クソおやじ!」(窓)
「もう隠し事はやめてくれ」
「家族やないか」(窓)
「”影”にコピーされるってことはさ、心も体も全部のぞかれるってことやん?」
「澪には私の奥まで、もっと知ってほしいから」(朱鷺子)
「隠し事、もうなしにするからね」(朱鷺子)
「(コピー?) それ、絶対嫌」
「慎ちゃんの心の中ら分かりたないし」(影ミオ)
「勢いに任せて行動すれば、いいってもんでもない」
「怒りとか悔しさは、俯瞰してこそ武器になる」(慎平)
「(全ての影は死ぬ?) ええねん、ええねん」
「ほんまはおとつい死んだ命やしな」(影ウシオ)
「今まで生きられたんがラッキーっちゅうか…」
「今がボーナスタイムみたいなもんやし」(影ウシオ)
「その時間でみんなを救えるんやったら、そうしたい」
「ハイネ1人倒して全部解決ってことやんな」(影ウシオ)
「そらええこと聞いと」
「それなら私は喜んでハイネを倒す!」(影ウシオ)
「(シデの正体?) 奴はハイネの守護者であり、彼女が最初に産んだ子供だ」(菱形青銅)
「オリジナルの名は”菱形紙垂彦(しでひこ)”」
「菱形医院の創始者、初代院長だ」(青銅)
17話
「私、慎平と14年前の記憶を見たんです」
「先生とハイネが出会ったところを」(影ウシオ)
「先生はあの時…ぺたんこやったのに!」
「ちょっと触ってみてええ?」(影ウシオ)
「(ハイネみたいに?) 安心したまえ」
「その時は私が殺してやる」(ひづる)
「なんや、私か。何の用?」(小舟澪)
「えらい冷たいなあ。そらそうか。私、自分のこと大っ嫌いやもんな」(影ミオ)
「ぜ~んぶ嫌い」
「だって、全部お姉ちゃんの逆やもんね」(影ミオ)
「外見だけちゃうよ。成績も、性格も…」
「あんたこそ、お姉ちゃんの影やん」(影ミオ)
「いつまで我慢するつもり?」
「せめて自分の気持ちを伝えなよ、慎ちゃんに」(影ミオ)
「謝るんやったら、朱鷺子に謝れ」(窓)
「なんでやろな?」
「俺あんまり、菱形先生が悪いって思えやんねん」(慎平)
「大事な人を救うために手段を選ばんかっただけやろ」
「おんなじ立場やったら、おんなじことせえへん自信ないよ」(慎平)
「ワシにこれ以上、ボーナスタイムはいらん」
「頼む、ワシにもケジメつけさせてくれ」(根津)
「慎ちゃん」
「あとで私、話あるから…絶対無事で帰ってきてよね」(澪)
18話
「鎧で顔は隠せても、人間性までは隠せない」(ひづる)
「(ハイネを差し出せ?) それは私のエンディングではない」
「母の願いを叶えることが私の使命」(シデ)
「やっぱり慎平は人殺しらしたあかん」
「慎平は優しいからきっと後悔したよ」(影ウシオ)
「人として見てるやろ? 私のことも、こんな奴のことも」
「汚れ役は全部私に任しとき!」(影ウシオ)
「残念やったねえ、慎平君」
「ほんのちょっぴり、俯瞰が足らんかったんとちゃいますか?」(シデ)
「今、どんな気分ですか? 慎平君」
「ラスボス前のセーブデータが消えた小学生の気分かなあ?」(シデ)
「ガキ共が」
「この私のエンディングを変えられるとでも?」(シデ)
「君とループするんは絶望と後悔だけや」
「いってらっしゃい」(シデ)
19話
「落ち着いて、慎ちゃん」
「いろんな可能性を考えやな」(影ミオ)
「せんかったことを悔やむくらいやったら、したことを後悔する」(慎平)
「(慎平も殺されてる可能性?) いや、ある」
「既に慎平のループが尽きて、ハイネの観測する世界になっている可能性はな」(ひづる)
「だがそうだとしてもやることは変わらん」
「ハイネを殺す、それだけだ」(ひづる)
「デリカシーのない老人だな」
「死亡フラグを立てるんじゃない」(ひづる)
「もしこの戦いが終わったら、この島での体験を小説にするよ」
「ノンフィクションは、まだ書いたことないんだ」(ひづる)
「これは泥です」
「かつて”影”だった者達、そして今は誰でもない者達」(シデ)
「私も私の能力を教えます」
「フェアやないとゲームは面白ない」(シデ)
「これは私の意思に反応して形を変える」
「そして誰でもないがゆえに、弱点もまたない」(シデ)
「勝機はある」
「網代慎平の安否が不明な以上、ここでやるしかない」(ひづる)
「逃げてもどうせ明日死ぬ」
「考えるな…考えるのは私の役目だ」(ひづる)
「私に気ぃつこて、まだ力をセーブしてるやろ」
「私の体、壊れてもええ、存分に使え」(ひづる)
20話
「嫌いなのはお前の言葉だ」(ひづる)
「人は言葉を持つ、語彙(ごい)だ」
「いかに言葉を使うかは人間性が決める」(ひづる)
「意味など理解できまいよ」
「何百年生きようが、お前にはな」(ひづる)
「(帰って来た理由?) 初めは好奇心だった。だが私は、ずっと探していたんだ」
「償う機会を」(ひづる)
「シデの言ったとおり、竜之介が死んだのは私のせいだ」
「竜之介の死は事故として処理された」(ひづる)
「誰も私を責めない、友人も両親も私を慰めた」
「私は双子の弟を事故で亡くした、かわいそうな子供だった」(ひづる)
「本当は私が殺したも同然なのに」(ひづる)
「奇跡が起きて、竜之介の”影”に謝ることが出来た」
「だがそれであいつが生き返るわけじゃない」(ひづる)
「今の私に出来ることといえば…せめてこれから失われる命を救うことだけだ」
「だから助ける、必ず」(ひづる)
「1番迷惑なんですよね」
「自分が正義やと思い込んでる人が」(シデ)
「話が長い」(影ミオ)
「気にすんな」
「私があんた(私)でもおんなじことしてた」(影ミオ)
「慎ちゃんが1番よう分かってるはずやろ」
「ループ能力は限界ギリギリ、両方はもう助けられやんて」(影ミオ)
「あいつは…子供なんだ、ハイネは」
「ハイネはおそらく、シデに利用されてるだけだ」(ひづる)
「親玉はシデの方なんだ」
「慎平君。ハイネを…解放してやってくれ」(ひづる)
「最期としては…悪くない」
「辛気くさい顔を並べるな」(ひづる)
「どれだけ長く…生きたかじゃない」
「いかに…命を使いきったかだ」(ひづる)
「弟は、君に託す」
「最後に…どんでん返しちゃれ」(ひづる)
21話
「好き…ん…なん…よ」
「私、慎ちゃんのこと」(澪)
「あ…別にその…へ…変に思わんといてな」
「ただ言いたかっただけなん」(澪)
「明日、死ぬかもしらんやろ、私ら」
「この気持ち、慎ちゃんに伝えやんまま死ぬん嫌やってん」(澪)
「だから、ただ伝えたかっただけやから」(澪)
「澪の気持ちには応えられやん。俺は潮が好きなんや」
「お前は俺の大事な妹や」(慎平)
「偉いよ、澪。ちゃんとフラれたな」
「私やったら、よう言わんもん」(朱鷺子)
「でもさ、お姉ちゃん”影”やしさ」
「明日帰ってくるかもやけどさ」(影ミオ)
「結局ハイネ倒せばお姉ちゃん消えてまうし」
「”そしたら私にワンチャンある?”って聞いた?」(影ミオ)
「聞けるか、そんなこと!」
「慎ちゃんはそんな軟派な男ちゃうんじゃい!」(澪)
「おいおい、仮定の上の仮定やんけ」
「そんなんただの願望や」(根津)
「さっきまでは願望」
「でも今は確信してます」(慎平)
「今更、言葉らいらん」(根津)
「迎えに来たんや、お前(潮)を!」(慎平)
「思い出した」
「慎平ならやってくれるて思てた!」(影ウシオ)
「大丈夫」
「完全完璧! 大復活じゃあ~!」(影ウシオ)
22話
「”たられば”は無意味ですよ」
「今を俯瞰しなければ」(シデ)
「お礼言うんは私の方です。ありがとうございました、慎平さん」
「こんな私を許してくれて」(朱鷺子)
「ハイネに無理やり起こされて、戦わされてるんやな」
「行くよ、ギル。私らの手ぇで、この子に安らかな死を」(朱鷺子)
「急ぎましょう」
「長いこと生きてきて私にも確信があります」(シデ)
「いまだかつて、最後まで破られやんかった試しがないんですよ」
「結界っちゅうもんは」(シデ)
「迷った時にはよ、未来の自分やったらどうするか考えて決断せえ」
「ほなら後悔はない」(根津)
「ナメんなよ」
「通りたかったら、ワシを殺してから行かんかい!」(根津)
「殴る」
「何発でもぶん殴って、私が壁ごとかち割っちゃあそ」(影ウシオ)
「言うたろ?」
「いつまでも余裕ぶっこいてられると思うなよ」(慎平)
「でも、ごめん」
「私らは分かりあえやん」(影ウシオ)
「オカアサンが死ねば、私は消える」
「バイバイ、慎ちゃん」(影ミオ)
「なんでやろ? 慎平」
「悪もんやっつけたのに…これで終わったのに…涙、止まれへん」(影ウシオ)
23話
「(母親?) だから? 私は過去に興味はない」(シデ)
「来るがいい、観測者よ」
「決着は…あっちでつけましょか」(シデ)
「ここで見捨てたら、あの世でお姉ちゃんにどつかれます」(竜之介)
「決めたんです」
「お姉ちゃんとの約束…僕が代わりに果たすって」(竜之介)
「慎平さんは僕がサポートします」
「絶対に迷子になんかさせません!」(竜之介)
「お前の気配を追いかける」
「俺は、ずっと…潮のそばにおる」(慎平)
「俺は潮が好きや」
「好きな奴と一緒におりたい」(慎平)
「なんか文句あるか?」(慎平)
「あっぽけ」(影ウシオ)
「ここは常夜(とこよ)」
「ワシらの住む現世よりも上にある世界じゃ」(ハイネ)
「あいつ(シデ)は世界を殺すつもり」
「ゲーム機の電源を切るみたいに、ブツンって」(影ウシオ)
「そのあとの世界はない」
「ほんまの終わり」(影ウシオ)
「いや、死なんで私は」
「澪からもろたあれがある」(影ウシオ)
「何が起きても2手目で決める」
「全部終わらせる、私の髮が燃え尽きる前に」(影ウシオ)
「頼んだぞ、ウシオ。シデ様を止めてくれ」
「ヒルコ様を…もう、楽にしてやってくれ」(ハイネ)
「刺し違えてもお前を殺す!」(影ウシオ)
24話
「変わったんはシデ様の方やないか」(ハイネ)
「全部狂ってしもうたんじゃ!」
「あのクジラが流れ着いた日ぃにな!」(ハイネ)
「私はなんにも変わってません」
「ただ蒙が啓(ひら)かれたんです」(シデ)
「生きたいという、己の欲望に忠実にあれとね」(シデ)
「あとはもうない」
「使いきれ、俺の命!」(慎平)
「死ねば、それで終わり」
「予知もループも出来ない」(シデ)
「やっぱり魔王にも、勝ち目がないといけません」(シデ)
「まだや、竜之介君…まだ手はあります」
「こっからが俺等のどんでん返しの見せどころでしょ」(慎平)
「知っていれば対策できる」
「いっつも君がやってたことや」(シデ)
「ウシオの目は、お前のもんにはならん」
「ウシオはこれから、俺に目をくれるんや」(慎平)
「この目が俺にあるってことは、結末は決まってる!」
「最後はウシオの勝ちなんや!」(慎平)
「でもね、つい数ヶ月前、私は考えを変えました」
「最後まで生きられやんのなら、世界の方を終わらせたらええんちゃん!」(シデ)
「私はね、ゲーム機の電源を切る方法を知ってる魔王なんですよ、慎平君」(シデ)
「知ってるだけじゃ、結末は変えられやん!」(慎平)
「動け…動け…動け、動けよ私!」
「1ミリでもいい、慎平の近くへ!」(影ウシオ)
「無意味じゃない…みんなが俺をここまで運んでくれた」
「誰1人無意味なんかじゃない…無意味にはしない!」(慎平)
「みんながつないでくれたから…」
「俺はここにおる!」(慎平)
「終わりや、シデ。俺達は生きていく」
「お前が消えたあとも、世界は普通に続いていくんや!」(慎平)
「ああ…これが私の…エンディング…」(シデ)
「やり直したいんとちゃう」
「終わらせてほしくて、私をここに呼んだんやろ?」(影ウシオ)
「おやすみ…バイバイ」(影ウシオ)
「もしも生まれ変わったら、今度は仲ようしてくれるか?」(ハイネ)
「ここでお別れみたいやな、慎平」(影ウシオ)
「まま…待ってくれよ。俺も一緒に行く、お前と一緒に」(慎平)
「このまま、お前と一緒に消えたいよ」(慎平)
「あっぽけ」
「そんなん言われたら、決心にぶりそう」(影ウシオ)
「慎平は帰らなあかん!」
「みんなが待ってるよ!」(影ウシオ)
「心配いらん」
「私がちゃんと2018年に帰しちゃるから」(影ウシオ)
「この3日間ね、いっぱい怖くてめっちゃ不安やったけど…」
「でもそれ以上に、慎平と過ごせて嬉しかった」(影ウシオ)
「ちゃんと私のこと、見つけてよ」
「澪のこと、守っちゃってね」(影ウシオ)
「ほなな、もう行くわ」
「たどり着いてね、この結末に」(影ウシオ)
「最後の最後に、みんなが待ってるよ」
「私が…待ってるから」(影ウシオ)
25話
「突然の連絡の理由を考えた時、前の日に変な夢を見ていたことを思い出した」(慎平)
「その内容は覚えていないのだが」
「誰かの声に振り返ると、この島が消えてしまうような不安にかられた」(慎平)
「みんなの無事をこの目で確かめたくて、俺は帰ってきたんだ」(慎平)
「島のどこにいても、潮(しお)の音が聞こえる」
「その音を追えば会える気がした」(慎平)
「よかった…慎平が無事でよかった」(潮)
「あんな、変な夢見てん」
「おとついの晚…慎平に二度と会えやんようになる夢」(潮)
「やっぱり慎平のこと見送り行かんかったから、バチ当たったんやわ」(潮)
「でな、このまま離ればなれになるんは嫌や~って思たら…手ぇが勝手に電話してしもてて」
「ほんまごめん」(潮)
「(影を)捕まえた!」
「もう動けやん」(潮)
「大丈夫」
「悲しくて寂しくて…そんで今嬉しい!」(潮)
「時が夏を上書きしてゆく。過ぎゆくことへの安堵と寂しさ」
「そして、痛みを残して」(慎平)
「おかえり」(潮)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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