マンガ「九条の大罪(くじょうのたいざい)」の名言・台詞をまとめていきます。
九条の大罪
1巻
弁護士とは権力から人権を守るもの。
人に尽くすのが弁護士の使命。
だが…いい弁護士は性格が悪い。(ナレーション)
「正直にしゃべって大丈夫」
「ここだけのは話だから」(九条間人)
「危険運転か過失運転致死で今後の人生変わるな」
「九条先生の頑張り次第だな」(壬生憲剛)
「被害者は死んでたほうがいい」
「被害者の供述あると厄介だ」(九条)
「森田さん、警察署の事情聴取の際、貴方がすることはたった一つだけ」
「余計なことは何もしゃべらない、それだけ」(九条)
「日本一のたこ焼きか。何をもって定義してるのか」
「しっかり定義しないと気持ち悪い」(烏丸真司)
「自称日本一は、味がついてこなければ淘汰されるでしょ」
「いずれ暗黙の了解で定義づけられますよ」(九条)
「で? (警察)私と行くの? 行かないの?」
「自分の人生は自分で決めろ」(九条)
「無知は罪ですね」(烏丸)
「思想信条がないのが弁護士だ」(九条)
「私は法律と道徳は分けて考えている」
「道徳上許しがたいことでも、依頼者を擁護するのが弁護士の使命だ」(九条)
「優しい訳じゃないよ」
「いろいろ離婚裁判の弁護してきて思ったのよ」(九条)
「2年くらい争ってお互い憎しみあう時間と労力を考えたら」
「全財産渡して円満解決したほうが絶対合理的」(九条)
「元嫁、専業主婦で生活費稼げないし」
「こっちも今の仕事しながら子供の世話なんてできないしさ」(九条)
「考え方生き方なんて、人それぞれなんだからいいんじゃないの?」(九条)
「不良の子たちは勘が鋭い」
「障害者ってわかると徹底的にいじめ、いいように喰い物にする」(烏丸)
「人の話を聞くのが弁護士の仕事です」
「初回相談無料なので気楽にどうぞ」(九条)
「烏丸先生、曽我部がなぜ金本とつるんでるかわかりますか?」(九条)
「つるむ利点があるんですよ」
「曽我部のいる世界ならではの利点が」(九条)
「障害者や高齢者が刑期を終えて出所したとしても、福祉のサポートがなく」
「生活環境が変わらなければ再犯率は結局高いままですから」(薬師前仁美)
「再び刑務所に入る前になんとかするのが私の仕事です」(薬師前)
「(なぜ?) だって、九条先生面白いから」(烏丸)
「警察は20日かけて洗脳してくる」
「嘘はめくれるから絶対に何もしゃべるな」
「黙秘をしろ」(九条)
「警察が脅す、すかす、してきたら焦ってるってことだ」
「その時は勝ちだ。覚えておけ」(九条)
「九条先生がしていることは倫理的に許されない行為だと思います」
「絶対に間違ってます」(薬師前)
「大事なのは起訴されないことだ。誰にとっても時間は大事だからね」
「裁判沙汰になってから無罪勝ちとっても価値は低い」(九条)
「人をカモにするズル賢い人間は、やり返さない人間を選別し面倒を押し付けるのよ」
「利用される人間になったら、絶対駄目なのよ」(薬師前)
「法律は人の権利を守る」
「だが、命までは守れない」(九条)
「(誰の味方?) 依頼人」
「誰の味方でもない」(九条)
「私は依頼人を貴賤や善悪で選別しない」
「ただ…法律の世話はできるが、人生の面倒は見られない」(九条)
2巻
「いい弁護士は依頼人の話をよく聞く」
「依頼人の話は情報の宝庫だから、耳を傾け重要なポイントを押さえる」(流木信輝)
「意味のない質問にも意味がある」
「依頼人との信頼関係をどう作るかを考える」(流木)
「経済犯罪のほうが依頼人の品がいいと思っているが、いいのは金払いだけだ」
「すべての被告人は平等にして最良の弁護を受ける資格がある」(流木)
「生活困窮者もマイノリティーも、すべての人権を守るのが弁護士の役目だ」(流木)
「刑事(弁護)は最も人が困ってる状況だ」
「被告人は一刻も早く出たいから、名のある弁護士を選ぶ」(山城祐蔵)
「そうなれば報酬は言い値になる」
「他に頼めない不良や輩の足下見れば楽に稼げるぞ」(山城)
「(検事の)あんたには見えなくて、私には見えてるものがある」(九条)
「金払いの悪い輩など世の中に害しか与えないんだから」
「量刑重くしてバンバン刑務所送りにしたらいいよ」(山城)
「弁護士を舐めるなよ」(山城)
「(弁護士とは?) 法律の勉強は富士山のように綺麗な思想」(九条)
「だが実際は、富士の麓の自殺の名所・青木ヶ原。暗い暗い森の中」
「昔、山城先生から教わった言葉です」(九条)
「弁護士は顔が見える村社会だから同業者を訴えたがらない」
「家守さんの事情もわかるが、この案件は私に利益相反のおそれがある」(九条)
「『法は道徳の最低限』、イェリネクというドイツの法学者の言葉です」
「たとえ道徳上は悪でも、法律に反しないこともある」(流木)
「法律は時に冷たく無情です」
「悪用すれば極めて非道徳になる」(流木)
「なので間違えてはいけないのが…」
「依頼者の利益のために努めるのが弁護士です」(流木)
「(刺し違える気?) はい」
「私は依頼者に対して誠実かどうかです」(九条)
「争いというものは相手を傷つけず、屈服してもうらのが理想の形だ」
「法定で争ってあからさまな勝訴など意味はない」(山城)
「一般人には見分けられぬが、華やかな賞賛も優美な名誉もない示談がちょうどいい」(山城)
「つまり戦わずして勝つことが大事」
「せっかく親心をみせたのに噛みついてきおった九条先生は、戦う前に負けている」(山城)
「山城先生が徹底した細工をする理由は」
「裏を返せば法に触れる案件と判断したからでしょう」(九条)
「戦わずして勝つことが大事。恩師に教わったことです」
「山城先生は戦う前に負けている」(九条)
「ちょっとは他人が不快に思うことを想像してみろ!」
「誰にも何も言われず今まで生きてきたのか!?」(嵐山義信)
「今は裏情報をヤクザからとれねーから、弱い奴から揺さぶって攻めるのが鉄則だ」(嵐山)
「ヤクザは絶対上をうたわねーが半グレはうたう」
「義理人情より自分の損得しか考えねーから」(嵐山)
「子供の未来奪ったクズがなんの罪悪感もなく大手を振って遊び惚けてるんだ」
「世の中どうかしてるぜ」(嵐山)
「同業者からも悪いイメージ持たれてますが」
「こんなに依頼人のために動く弁護士はいないと思いますよ」(烏丸)
「それ、考えが相反したら、私と九条先生が争うってコトですよね」(烏丸)
3巻
「わかりました。終わりにします」
「その代わりバッジを外してください、山城先生」(九条)
「弁護士は正義なんてちゃんちゃらおかしいわ!」
「金があるのが正義だろ?」(山城)
「私は貴賤では考えない」
「金持ちだろうが貧乏人だろうが着手金は一律33万円にしています」(九条)
「怪物と戦う者は自分自身も怪物になる」
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいている」(山城)
「私にはわかる」
「いずれ九条先生は怪物になる」(山城)
「年寄りというのは常に不安です」
「身体も衰えて弱くなり、安心した居場所も奪われて常に心細い」(流木)
「でもどんなに自分が辛くても、子供に迷惑かけたくないって思うのが親でしょう」(流木)
「なんで自殺したんだろう」
「独りで助けのない孤独感」
「どうにもならない絶望感」(烏丸)
「無宗教の国は自殺率が高いって言われてますね」
「自殺を罪とする宗教の信仰を持つものは、自殺を思いとどまるって聞きました」(烏丸)
「(なんで?) 有馬がタバコ吸う理由が私にわからないのと一緒さ」
「九条先生はとても面白いよ」(烏丸)
自殺を考えた時、5分耐えたら死ななくて済むらしい。
あの時もう少し寄り添ってたら違ったのかな。(烏丸)
「(大丈夫?) はい。言語化できるコトは乗り越えた証拠です」(烏丸)
「ヤクザに人権なんてもうねーよ」
「半グレもだ」(嵐山)
「こちらとしても手は尽くしました」
「自殺は本人の問題です」(九条)
「殺人を裁くのは裁判官。自殺を裁くのは閻魔大王」
「仕事にはめいめいに役回りがあるんじゃないですか」(九条)
「伝言役なら他の弁護士に頼んでください」
「金と力があっても、法律の前であなたは弱者だ」(九条)
「壬生。お前が選択して殺したんだ」
「俺の命令で殺したら、俺を恨むことで解消しちまうからな」
「生きる罪を一生背負え」(京極清志)
4巻
「殺した相手は私の生き方を変えてくれた人」
「私には価値があると教えてくれた人」(笠置雫)
「でもわかったんです」
「私には商品としての価値しかなかったことが」(雫)
「(なぜ殺した?) 自分を取り戻すために殺しました」(雫)
「手抜きで生きてる弱い人間は、愚痴と文句と足の引っ張り合いで戦わねぇ」(京極)
「負傷兵の看護で兵力を下げるなら、殺す決断をとり切り捨てる」
「でないと、奪い合う世界の中で猛禽類の餌になる」(京極)
「男勝りですか」
「女は男に最初から負けてるという差別意識からくる発言だってわかりますか?」(亀岡麗子)
「容姿も性別も弁護士能力と関係ありません」
「私はただ依頼人のためにできることを尽くしただけです」(亀岡)
「私が一番持ち合わせてないものが自信ですよ」
「常に小脇に抱えたい」(雫)
「承認欲求か」
「思想家や活動家はいい弁護士じゃない」(九条)
「正義の判断を弁護士が下すのは賢明だとは思いませんが」(九条)
「あなた弁護士の前に人間でしょ?」
「善悪の判断くらい自分の考えでしなくちゃ人間じゃないわ」(亀岡)
「強者の悪人に仕えたら、いずれ飲み込まれるわよ」(亀岡)
「障害者だろうが個人の人生の選択があります」(九条)
「たとえ間違った人生を選んだとしても」
「それを間違いと決めるのはあなたや外野じゃない」(九条)
「ラディカル・フェミニズムかぁ」
「被害経験によって連帯してきたフェミニズムの潮流もありますからね」(烏丸)
「足を踏んでる側は踏まれてる側の痛みに気が付かないから厄介な問題です」(烏丸)
「法律だけは平等です」(烏丸)
「ただ男性中心主義的に成立した法律は」
「フェミニズムの中では平等ではないのかもしれませんね」(烏丸)
「平等の中で不平等は生まれる」
「法律は表社会の汚いものそのものです」(九条)
「(愛犬?) 京極の命令で俺が殺した」
「あの時、奴をバットで叩き殺して自分も死ねばよかった」(壬生)
「だが今じゃない」
「俺にはやらなきゃいけないことがある」(壬生)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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