まんがで読破「ドン・キホーテ(セルバンテス)」の名言・台詞をまとめていきます。
ドン・キホーテ
「弱気を助け、憎き悪者をくじく! 正義の使者、遍歴の騎士の華々しい活躍…なんたる胸おどるような冒険よ!!」
「遍歴の騎士の物語は、どうしてこうも私をときめかせてくれるのだ!」
「そしてそしてじゃ!! 騎士と思い姫との…甘く切ない愛のロマンス。これぞ物語の醍醐味! これなくして遍歴の騎士の物語は語れん!!」(ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ)
「私も一度でいいからこの本の騎士のように世界に名を馳せてみたい…胸のすくような冒険がしてみたいものよ!」
「そうだ!! 出かけるのじゃ! 私も血沸き肉踊る遍歴の騎士の冒険に出かけるのじゃ」
「望みはきっと叶う!!」(ドン・キホーテ)
「(騎士道物語) 太平の世で、こんな素敵な暇つぶしは他にないよ」(司祭)
「冗談じゃないですよ! 旦那様の道楽は暇つぶしどころじゃないんです。騎士道物語にとり憑かれているんですよ」
「納屋から骨董品を取り出してきて…」
「かかし相手に剣戟ごっこですよ」(家政婦)
「何を言う? 拙者はふざけてはおらんぞ!」
「甲冑こそ騎士の正装なのじゃ。拙者は当たり前の格好をしておるだけだ」(ドン・キホーテ)
「拙者はアロンソ・キハーダではない!」
「拙者こそは…このラ・マンチャに住まう遍歴の騎士、ドン・キホーテじゃあ!!」(ドン・キホーテ)
「いかん…これはいかんぞ…どうやらアロンソさんは…もう一歩先の病気にかかってしまったようだ…」(司祭)
「思い姫はな…遍歴の騎士道物語の中核的人物でしてな…そもそも物語は遍歴の騎士とその従者と、とびきり美人の思い姫と悪者とで成り立っておるのだ……」
「思い姫は遍歴の騎士道物語に欠かせないヒロインなのです。とにかく騎士の行動原理であり、すべてなのです」(司祭)
「折り入って頼みがあるんじゃよ、サンチョ」
「お前は胸躍るような冒険に出てみたいとは思わんか?」(ドン・キホーテ)
「(従者?) だめだよ旦那…名誉だなんてよくわかんねえものより…毎日の稼ぎのほうが大切だよ。オイラにゃ食わせなきゃいけない家族がいるんでさ!」(サンチョ・パンサ)
「サンチョよ、金のことなら心配ないぞ。拙者が手に入れる名誉のあとにいくらでもついてくるからな!」
「お前のために領地の島のひとつふたつ、拙者の冒険の果てに難なく手に入れてみせようぞ」
「遍歴の騎士には成功しかつきまとわん! これは騎士道物語にたしかに書いてあるから間違いない!」(ドン・キホーテ)
「それにしてもなんですか、この(騎士道物語の)タイトルたちは…?」
「絵空事の限りを尽くした騎士道物語ばかりですね!」
「やはりアンソロさんは駄文の読み過ぎで、現実と虚構の区別ができなくなったんですね…」(司祭)
「この(書斎)部屋は、悪い魔法使いに魔法で奪いさられたと言ってごまかしましょう」(司祭)
「ついに、ついにきたか!? 悪の魔法使いめ! 拙者の栄光の冒険を邪魔するため書斎を奪ったのだな」
「よかろう…冒険のときが今来たのだ! この宣戦布告、たしかに受け取ったぞ! 見ておれよ、悪の魔法使いめ…」
「この遍歴の騎士ドン・キホーテ、逃げも隠れもせん! 世の悪を討つため、冒険の旅へといざ参らん!」(ドン・キホーテ)
「サンチョよ、もちろん思い姫はいるとも拙者のすべてを捧げる姫がな!」
「ド、ドルシ…ネーア…そう! その方の名はドルシネア・デル・ドボーヅじゃ!」(ドン・キホーテ)
「なんだかずっと旦那の様子が変だよなぁ…」
「オイラこのまま旅を続けていてもいいもんかねぇ…?」(サンチョ)
「サンチョよ、お前には見えんのか…? あの化け物どもが…」(ドン・キホーテ)
「……オイラには何も見えねえよう! いったいそいつはどこにいるんだい? 目の前には風車があるだけでさ!」(サンチョ)
「死んだな。かわいそうに…骨くらい拾ってやらにゃなあ…」(サンチョ)
「拙者があれしきのことで死ぬものか! 拙者は遍歴の騎士だぞ!!」(ドン・キホーテ)
「…旦那、次なんてねぇよ! 旦那が戦いなさったのは、ただの風車だよ」(サンチョ)
「大変なくらいなんじゃー! 馬鹿なことを言うものではない、サンチョよ!!」
「よいかサンチョ、困難の果てにこそな…そうきっと…困難の果てでこそはじめてな…人はすばらしいものを手にすることができるのじゃ」(ドン・キホーテ)
「オイラが間違っていたよ。旦那は自分のその情熱ってやつに命懸けなんだな。旦那はまともな人だ」
「オイラ納得したんだ。旦那がムチャをするほど夢が現実に近づくわけだからね。オイラ頑張って旦那についていくよ!」(サンチョ)
「昔の騎士の格好をした老人とその従者と名乗る男が、遍歴の騎士のまねごとをして、いく先々で迷惑を振りまいているというのが…巷でもっぱらの噂でしてな…」
「ふたりは狂人なんじゃないかと、いろいろ私の耳に入ってきています」(司祭)
「ふたりの話に一喜一憂する人々は絶えない。みんな降ってわいた話題に浮かれているだけなんです。私はこの馬鹿騒ぎをなくしたいだけなんですよ」
「騒ぎに影響されて、第二・第三のアロンソさんが出てこないとも限りませんし…」(サンソン・カラスコ)
「今の世の中だからこそ…遍歴の騎士は必要なのです」
「太平太平と皆はおっしゃるが…王や貴族が国も守っているようにみえようとも、やはり不正は各地にはびこり、放っておかれるままなのです…」
「なぜなら人間の無為な格差にこそ弊害があるからです」(ドン・キホーテ)
「今は重いしがらみの時代なのです。しかし──自由な遍歴の騎士ならばできることがあるのですじゃ!」
「思い姫以外の他の誰にも属していない拙者ならば…しがらみの鎖を飛び越えて、各地の万人の問題解決にあたれますのじゃ」
「この鉄鎖の時代に昔の黄金の時代を取り戻すことが…拙者の使命なのです!」(ドン・キホーテ)
「悪の魔法使いよ、決着をつけようではないか…」
「我々の長きにわたる呪われた因縁を…今終わらせようぞ!」
「さあ…覚悟せい! と言いたいところじゃが!」
「拙者の憎き敵とはいえ、お主はよく戦った。命は助けてやるぞ。情けをかけてやる! 拙者は本物の遍歴の騎士だからな!」
「二度と拙者の前に現れるでないぞ!」(ドン・キホーテ)
「(決闘…) 楽しいひと時であった…」
「ああ…だがしかし…困難を乗り越える冒険が終わってしまった。これから大変なことになるぞ…」(ドン・キホーテ)
「私もあの老人の冒険や君たちの苦労づくめの旅を…大団円で終わらせたいだけなんだよ。それに老人はじきに自分で家に帰るよ」
「君たちの話やあの老人を見ていて思ったんだがね、彼はこの冒険に出る前からずっと──正気だったのではないかな?」(伯爵)
「私は冒険のなか…暑さや怒りのせいで、狂気の夢に陥るときもありましたが…いたって正気だったのです」(ドン・キホーテ)
「それ(理由)は…焦燥…でしょうね」(ドン・キホーテ)
「…それである日、思いついてしまったのですよ。大好きなことに身も心も飛びこませてしまえば…心の穴の苦しさを忘れられるんじゃないかと…」
「それで私は冒険の旅へ出かけたのです。本当の自分から遠ざかるために…すべては自分自身に全力で嘘をつくための遍歴の騎士の旅でした…」(ドン・キホーテ)
「伯爵様のおはからいには感謝してます。おかげで私も嘘をつき通せましたし…気も晴れました」
「私はこの冒険の困難の果てに、すばらしいものを手に入れることができましたので…」(ドン・キホーテ)
「人間誰もが裸で生まれてきたんだ。あれこれ着こんでたきれいな服がなくなったって、またただの裸に戻るだけでさ!」
「人間体さえありゃ、また一から始められるんだから!! 惜しいことなんか何もねえんだ!」(サンチョ)
「…それでは伯爵様…私は騎士の称号を早々に返上して…家族が待っている家へ帰ろうかと思います」(ドン・キホーテ)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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