まんがで読破「赤と黒(スタンダール)」の名言・台詞をまとめていきます。
赤と黒
「赤(軍服)の時代は終わった…いや…まだチャンスはある」
「赤の時代が終わったのなら、司祭の黒で頂点に立つ。僕ならなれる!」(ジュリアン・ソレル)
「貴族階級の町長に(家庭教師として)気に入られれば出世に有利だ。僕が貴族を利用すればいいんだ!!」(ジュリアン)
「なんだと!? 貴族の申し出を断るとは生意気な!」
「(先生?) 我々以外はすべて召使いだ」(レナール町長)
「たしかに君は学識のうえではかなり優秀だ。十分司祭になる素養がある…だがな、君には何か別の野心がある気がしてならない」
「司祭になれば権力が持てると思ってないか…?」(シェラン司祭)
「僕の野心は完全に見抜かれている」
「だが、それがどうしたというんだ! 僕は頂点に立つんだ。これを乗り越えてはじめて高い地位に近づけるんだ」
「高い地位まで登りつめて…僕の実力に合った人生をつかみとるんだ」
「そして─…生まれや階級に左右されるこの偽りの世の中を、僕が否定してやる!」(ジュリアン)
「貴婦人の愛を得る──…勇気を試すいい機会かもしれない…」(ジュリアン)
「こんな大博打…やらないほうがもちろん安全だ。だがこれはナポレオンに近づくための試練なんだ。僕ならできる!」(ジュリアン)
「はじめて夫に嘘をついた…神の教えに背いてしまった。妻失格…」
「でも…もう、止められない」(ルイーズ)
「嫉妬─…なんて恐ろしい感情だろうか」(ジュリアン)
「待って! 行かないで。神様の与える罰より、あなたに会えないほうが苦しいわっ」
「ジュリアン、お願いよ…もう一度、私を愛して」(ルイーズ)
「(読書は)退屈だからよ。ピアノもダンスもオペラや乗馬だって、もう十分だというくらいやったわ…」
「私の気持ちなんて…平民のあなたには一生わからないでしょうね」(マチルド)
「退屈、たしかにお嬢様の言うとおりだ。毎日同じことの繰り返し。変化のない洗練された精神の窒息状態」
「豪華の中身は孤独と退屈だ……」(ジュリアン)
「終わりだ…僕は死ぬ。これも運命なんだ、後悔なんてない!」
「来るなら来い! 覚悟はすでにできている」(ジュリアン)
「僕の決意と行動がこの小さな出世につながった…僕にだって貴族階級での出世は可能なんだ!」(ジュリアン)
「私はあなたと結婚なんてしたくない。だってあなたは完璧すぎる」
「容姿・地位・教養・名声すべてにおいて完璧。パリ中の女たちのあこがれ、男たちの嫉妬の的」
「でも私にとっては退屈の権化でしかない」(マチルド)
「ジュリアン・ソレル…平民の息子。彼となら許されない恋に生きることができる」
「悪くない相手だわ…」(マチルド)
「気をつけたほうがいいぞマチルド。この国に再び革命が起これば、ああいう男が我々をギロチンにかけるんだ」
「彼にはエネルギーがありすぎる」(ノルベール)
「僕の実力とは恋の能力。相手を惚れさせる能力─…」
「平民である僕になぜ貴婦人は惚れるのか」
「女も実は追いかけたい。会話・仕草・知識・態度、きっかけはなんでもいい。興味を持たせればもうこっちのものだ」
「やがて興味は好意へと変わり、好意が恋心へと発展して…女は僕に惚れるわけだ」(ジュリアン)
「君は恋愛の武器を知っているかい?」
「それはね、嫉妬だよ嫉妬!!」
「恋する男女は相手の心がわからないと苦悩するが…同じ人間なんだよ。男心は女心、嫉妬させればいいのさ!」(シャルル・ド・ボーボワジ)
「これがあなたの情熱なのね。最後にあなたに会えてよかった」(ルイーズ)
「今回の事件は僕の計画性がまねいた悲劇です」
「僕の犯行ははじめから計画的でした。材木屋の小倅が…卑しい身分の僕が犯した罪はただひとつ」
「あなた達が裁くべき僕の犯した罪とは、平民の僕があなたがた貴族の懐に入り込み、立身出世を夢見たことだ!」(ジュリアン)
「本当はこの僕が怖いんだろう? 貴族(ぶた)ども」(ジュリアン)
「僕はかげろう…愛を知らぬかげろう。あと少しこの女性(ルイーズ)と暮らせる時間があれば…僕にも理解できたかもしれない──愛を!」(ジュリアン)
「いままで前ばかり見ていてずっと気づかなかった…空の青がこんなに美しいなんて」(ジュリアン)
「──私はマルグリッド、あなたの妻よ」
「これが私の愛よ。あなたはずっと…私のものよ」(マチルド)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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