マンガ「ざつ旅」鈴ヶ森ちか(すずがもりちか)の名言・台詞をまとめていきます。
ざつ旅
1巻
”旅に出たい”、誰しも一度は思ったことがあるだろう。
だがそれを阻む壁は多い。
普段の生活・仕事・学校・懐事情・人間関係などなど…。
しかし1歩足を踏み出せたなら、それはとても──。
「人は打ち合わせにネームを3つ持って行き、全部ダメだったとき」
「雨でも傘をささず歩いて帰る…のか…」
「どっか消えさりたい…」
「どこか旅にでたい…」
旅にでたい、その気持ちはウソじゃないっ。
「いこうっ、アンケート1位の上の方っ!!」
「会津若松っ」
「東京から片道約4時間、8000円+お弁当900円」
「かかった…」
「よし、あとは…えっと『今日予約してないんですけど部屋空いてたりしませんか』」
「フフ…こういうのテレビで憧れてたんだ…」
…昨日のこれくらいの時間は、打ち合わせに持って行ったネーム3つ全部ボツになって、
雨の中歩いて車に水かけられて、
ダベッターでアンケートとって今温泉に…なんだか遠くに来たもんだ…。
ア~~スッ…最の高…。
「温泉街って言ったら、お土産屋さんとか」
「こう…なんだか物悲しさが旅情を誘う…」
「鳥居でかぁ」
「階段が”1225段”ある神社!?」
──私は『どこかに行きたくて』ここまで来た。
その”どこか”の終点が1225段の先なのかもしれない…。
なんだか、気持ちがだいぶ前に向いた気がする。
旅…いいな…。
歴史好きな人って、こういうコトがきっかけでハマッていくのかな…。
今ならちょっと気持ちわかるかも。
国宝…伊達じゃない…。
「(アンケートで?) うん予測できないの楽しくて」
「(私は)ただ『あのときああすればよかった』って思うのがイヤなだけなんだよ」
2巻
「旅は素が出るから仲よくなれるかなって思ったけど」
「新幹線の中では全然話せなかったなぁ…」
「(次の電車2時間後) うん、私の旅になってきた!」
「こういう突発的な行動できるのも、一人旅のいいところだよ」
…なんだろう、不思議。
視点が増えたのかも、みんなと旅をすることで…。
ただなんとなくざつな旅の中にちょっとだけ視点が増えると、より楽しい。
「一人旅ってこうやって、ゆっくり気持ちを噛み締めて…」
「何かに気づける旅なんだ…」
山道にこんなにおいしい蕎麦屋さんがあるなんて…!
絶対また来なくちゃ、今度は誰かと一緒に──。
そっか、一人旅の「旅の先」って「誰か」なんだ。
ひとりだからこそ、人とつながりを感じられる。
そしてそこからまた、次の旅が始まるんだ。
これはもうみんなでの旅も一人旅も、きっと一生やめられないだろうなぁ…!
「…なんだが、この旅で気持ちが晴れました」
「りりさん、私《悔しい》を超えてみせます」
真っ暗な(バスの)外。
等間隔で流れていく街灯の光。
なんだろう、映画とかのワープみたいな…。
電車とは違う、これも旅の始まりなんだ…。
3巻
「──私、私が貰ったこの感情で」
「誰かをこんな風にドキドキワクワクさせてみせますっ」
「あふぁつ!」
「今ここに温泉が《完成》した…!」
初日の出を見られて、初詣も出来て…よかった。
…うん、よかったのに…。
なにか…物足りない…!
不測の事態、起きろっ!
「いい景色とうまい食べ物と最高な温泉で、今すごい気持ちが前に向いてるから」
「単純だなぁ、あたしゃあと思ってさ、笑える」
「…でもさ、これ(トラブル)もまたずーっと先」
「おばあちゃんになった時でも一緒に笑って話せるよ」
「先のことなんてわかんないけど」
「そういう予定を入れとくのもよくない?」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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