マンガ「魔導具師ダリヤはうつむかない」ダリヤ・ロセッティの名言・台詞をまとめていきます。
魔導具師ダリヤはうつむかない
1巻
(前世では)うつむいて生き、うつむいて死んだのだ。
だから次の人生は──。
この世界でなりたいものになる。
とうさんみたいな魔道具師になるんだ。(幼少時)
つくりたい。
父さんがびっくりするような魔導具を──!(幼少時)
「ないしょ…で…作りたかった…」
「父さんおどろいて…いっぱい…ほめてもらえる…って思った…から…」(幼少時)
「(異性?) 私はそういうのはいいわ」
「魔導具の方がずっと面白いんだもの」
ないのなら作ればいいのだ。
魔導具師なのだから。
「(何?) 試作用のスライム干してるの」
「ゼリーみたいでおいしそうよね」
恋じゃなくても、ひとりきりじゃないのなら──
きっと悔いはないだろう。
「(父が倒れた?) …しっかりしなきゃね」
「もう泣いてる暇なんてないんだから」
「──というわけで、婚約破棄されました」
どこの世界に浮気相手と住む家の支払いを元婚約者に借金するバカがいるのか。
「恋じゃなくても…良い妻になろうと頑張ったつもりだったんだけどな…」
「前の私みたいにならないようにって思っていたのにね」
…もう、やめよう。嫌なことは嫌、好きなことは好きと言おう。
幸い手には職があり、一人で生きていくこともできる。
頑張って仕事して、行きたいところに行き、食べたいものを食べ、飲みたいものを飲もう。
自分の道は自分で照らそう。もう、うつむくのはやめて。
二度目の人生、生きたいように生きよう──!
傷ついてなんかない、そんな価値もない。
もう、うつむかないと決めたのだから。
「また」。貴族の男性相手に女の私ではそれも難しいだろう。
だから、これでおしまい。
「(未練?) 婚約者としての未練はないどころかマイナスなんですが…」
「それでも私の『兄弟子』なんです」
2巻
(婚約破棄の件) よくもまあここまで捻じ曲がるものだ。
(化粧)怖い。
実習…!! 自分を魔導具だと思えば…!
魔導具師の欲望のままに選んだ道。
その道を示してくれた人たちに恥じないように。
「一つの部品に一つの役割(魔法)を付与してから組み立てれば」
「三重付与の剣になりませんか?」
指輪一つが命に直結する。
こんな小さな物にどう重ねるのか見当もつかないけど、
疑似複数付与…試してみる価値はある。
生活魔導具、オルディネで最も発展している魔導具の分野。
それでも前世の暮らしの快適さにはまだまだ及ばない。
一度知った便利さを手放すことは難しく、何度も父を困らせた。
熟練された成形魔法も、開発から十数年改良を怠らないその意欲も、
「本当にすごいです…」
「天気のいい公園でエールと屋台料理というのは幸せだなと思いまして」
「ヴォルフは素敵な男性だと思いますよ」
「もしかしたら少しだけ、魔導具で叶えてあげられるかもしれません」
「魔女ではなく魔導具師ですから」
欲しがっている場所へ、求められている角度で。
今がそう(素材自体と解り合える)なのかもしれない。
(なぜ?) ヴォルフが笑顔でいられるよう、人の目から守って。
私が彼に傷ついてほしくない。
もう一枚、集中が途切れないうちに。
ここまできてまぐれで終わるのは絶対に嫌だ──!
「同じ魔物と戦うなら初回よりも経験を積んだ二度目の方が上手く戦えたりしませんか?」
「魔導具師作りも同じです」
正直今回の付与はこれまでの中でも上位三位に入る辛さだった。
けれど、それがなんだというのだ。
魔導具師として友人を守れる物を作れるならば上等だ。
眼鏡の二本や三本、作ってみせよう。
自分の作った魔導具が少しでも誰かの役に立ち、幸せにつながる。
それを見るのはクセになるほど楽しい。
これだから魔導具師はやめられない、そう思える日があるのだ。
今日がその日だった。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
アマゾンリンク
コミックシーモアリンク
