マンガ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」黒木智子(くろきともこ)の名言・台詞をまとめていきます。
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
1巻
”喪女”。
なるほど…要するに男にモテないブスのことか…。
私は違う、私はモテる!
そんな私がだ、来月から…JK(女子高生)だ!
人生で一番モテる時期!
何もしないでもフラグが立ち、性が乱れる3年間!!
おかしいな…女子高生だが、二か月近く高校生と会話していないぞ?
あんな奴らと群れるくらいならぼっちでいいし!
いやぼっちというか、私はソロプレイを楽しんでるだけだし。
何年か振りに鏡を長時間見たせいで、ゲシュタルト崩壊を起こしてしまった。
「美少女!! 何この美少女!? 指名入るレベル!!?」
「やっぱり私はブスじゃない」
ぼっち生活で卑屈になってたが、不摂生とストレスで濁ってしまった、
この目さえどうにかすれば楽しい女子高生ライフが…。
これは願望だけど、この学校テロリストに占拠されないかなー。
学校で話しかけられるのが久しぶりすぎて…
「さよなら」という言葉が出てこなかった…。
誰かと会話して、中学時代の私の会話感を取り戻さなくては…。
私の一番身近で歳が近い異性…弟、会話(トーク)しよう。
「最近思ったんだ…高校生になったら急に人生の難易度上がったなーと…」
「きっと今ハードモードくらいで…」
「これから大学生・社会人になったら、きっとナイトメアモードくらいで…」
「ならいっそのこと、今エンディングに行っても…」
ああ──いいわ──。
ヤンデレ男子言葉攻めCD、予想以上にいいわー。
そうだ見た目が変わっても、ゆうちゃんはゆうちゃんだ。
私の友達で同類じゃないか!!
萎縮してどうする。
ここ(古本屋)なら無料でマンガ読めて、ソロプレイヤー(ぼっち)でも気兼ねしない。
しかし平日の昼間なのになんだこの人の多さ(ニートか?)
まあ私以下の人間しかいないというこの空間は悪くないが。
私が何故美少女になったか、それは…
乙女ゲームでエア恋愛・エアセッ◯◯(的なこと)をやっていたから!
この女性ホルモンが分泌されて綺麗になったんだ!!
つまり、毎日恋愛(ゲーム)してれば、その内現実でもモテるわけだ。
高校に入って…寝たフリから起きる演技がどんどん上手くなってる。
私の寿命一年減らしていいから、あいつら(リア充)事故死しねーかな…。
(野球部の)マネージャーか…。
…こういうゲスなことばかり考えてるからモテないのかな?
こんなかわいい娘があんなかわいい下着はいて、あんな短いスカートはいて、
きっと定期的にパンチラして、こんな娘の彼氏だったら…。
「こりゃホンマ勃◯もんやで…」
2巻
無表情キャラってかわいいな…。
男でも女でも無表情や無口はキャラ人気高いし…私に合ってるんじゃ…。
でも無口キャラって関わる相手がいるから無口というキャラが立つわけで…。
一人きりだと無口なことが当たり前。
だから別に特別なことでもなんでもないんじゃ…。
(カフェの)イス高えよ!!
チビに対するいやがらせかよ。
ようやく夏休み…この学校(じごく)からしばらく解放される。
今日で一学期が終わってしまうけどこれでいいのか?
花火を一緒に見てくれる人もいないまま終わっていいのか?
よくない。
誰でもいいから一緒に花火が見たい。
それでこの一学期を終了したい。
ビッ◯のくせに読書なんかすんなよ。
勝てる所なくなるだろうが…。
(夏休み) 楽しい…!
ゲームやって動画見て、一日終わってもまだ休みがたくさんある。
こんな日々が続くなんて、幸せすぎて泣いちゃう!
夏休みになって一歩も外に出てないな。
外に出る用事がまったくない。
眠れない…何もしてないのにもう夏休みが6日も終わってしまった。
誰か…誰か…私を助けて…!!
そら見ろ、他人なんか当てするからいらん傷を負う…。
海なんて公開露出してる変態の集まりだろが…。
(言ってもらいたい台詞) くそ!! 決められん!
罵られたいし、やさしくもされたい。
あの野郎…何がキャンプだ、ボーイスカウトかよ…!
姉の為に生き、存在するのが弟の役目だろうが…死ね!
夏は終わった。
次のステージへ行かないと…。
3巻
(前から二番目?) 二学期ずっとこの席だと!?
ストレスで胃が蜂の巣になるわ!!
(屋上扉前) ここは本当に落ちつくな…。
教室(あそこ)は私の居場所じゃない、ここが私の居場所だ…。
あれ…楽しい…学校なのに。
文化祭で友達がいるだけでこんなに…。
なんだこの敗北感…。
まるで痴漢にあってる方が女として優れてるみたいな…。
「一日中看病してやったのに人に風邪も伝染せなかったクズが!」
高校に入る前はもっと楽しいことがいっぱいあると思ってたのにな…。
何もないままこんな季節(冬)が来てしまった。
4巻
いつからこんなに人と話せなくなったんだろ…。
小学生の時は…いや、小学4年生くらいまでは普通にしゃべれたのに…。
私もキャバクラで働けば人とうまく話せるようになるかも…!!
おかしい…この街(歌舞伎町)はおかしい!
お洒落なケーキ、お洒落な客、お洒落な仕事場。
もしかしてこれが高校デビューしたゆうちゃんと私の差なのでは…。
モテる気遣いに◯袋。
キャバ嬢を目指してる場合じゃなかった…目の前に参考になる人間がいるじゃないか…。
冬休みになったのに全然楽しくない…。
一年間…何してたんだ私は…。
駄目だ今さら過去を悔やんだところでどうしようもない!!
死にたくなるだけだ!
過去なんか振り返りたくないのに…なんで過去が私を殺しにかかるの!!
明日は一人で普通の日を過ごそう…。
苦しくないさみしい一日を過ごそう…。
(願い事) 無能の神様じゃなかったら私を幸せにしてみて下さい…。
それができなかったら私以外のみんなを相対的に不幸にして下さい。
考えてみると大人になっていいことあるのか?
そうだ、もう学校に行かなくても済む。
あれ? そうなると次は働くのか…。
働く…だと…? やだ、働きたくない。
今日は私の誕生日、自分が只の子供だと感じた誕生日。
ゆっくり大人になろうと決めた16歳の誕生日。
5巻
(卒業式) 当たり前だが…1ミリグラムも哀しくない。
もちろん涙なんか出るわけもない…。
いかん…泣きそう。私のこと気づいててくれたなんて…。
この子にだけわかってもらえれば十分だ…2年生は静かに暮らそう…。
よし…学校で人と一回会話(あいさつ)した。
今日のノルマは達成だ!
ここ最近つらい現実から逃避してたけど、
弟(あいつ)を見てそれじゃ駄目だとわかった。
あのくそ教師…朝から全力で殺しにきやがって…。
…でも1年の時より私に話しかけてくれる人が増えているのは確かだな…。
すぐに廃れたけど2年の最初に「黒木さん状態」って流行語作ったし…。
1年の時から何かが変わり始めてるのかもしれない…。
とりあえず今はレールに乗っかって、ほどほどに生きていこう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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