マンガ「はだしのゲン」中岡元(なかおかげん、ゲン)の名言・台詞をまとめていきます。
はだしのゲン
1巻
「(麦みたいに?) そりゃとうちゃん、ふまれても強くなれといいたいんじゃろ」
「もうききあきたよ」
「あのおっさんかわいそうじゃ、戦争でひどい目にあわされて……」
「わしさえわるもんになればええんじゃ」
「わしがおまえの命をこの世にだしてやったんだぞ」
「わしはえらいんだ」
「大きくなったら、わしのいうことをきくんじゃぞ」
「やい、はよう大きくなれよ」
「わしがあそんでやるけえ」
「うわ──い、とうちゃーん、ねえちゃーん、進次──っ、みてくれ──」
「うまれたよ、わしらの妹がうまれたぞーっ」
「こんなに元気だよ~~」
「ううう……げ…元気だ、元気だよ……」
「うわ──ん」
「もうとうちゃんもねえちゃんも進次もみんな」
「この赤ん坊をみることができんのじゃ、できんのじゃ!」
「みんななくなってしもうた…」
「なにもかも…きえてしもうた…」
「これからわしら、どうなるんじゃ」
「どうすればええんじゃ、とうちゃん…」
「かあちゃん、わしがいくよ」
「いなかだってどこだって、米を手にいれてくるよ!」
「まかしとけ! わしの妹を殺してたまるかい」
「こいつはとうちゃんやねえちゃんや進次が生きて帰ってきたらみせてやるんじゃ」
「もうたくさんじゃ、死体ばかりみてるのは」
「アメリカのばかたれ!」
「どうしてこんなおそろしい爆弾をおとしたんじゃ」
「どうしてみんな死ぬんじゃ~~」
「ぜったいにわしは死んでたまるか」
「丸ハゲになっても、わしはこわくないぞ~~」
「クソくらえじゃ、ばかたれ~~」
「死にたくない」
「わ、わしは死にたくない」
2巻
「まるで人間は石ころとおんなじじゃのう」
「あの死体のひとりひとり、わらったりないたりしていたなんてうそみたいだ」
「ねえちゃんはもう自殺で二回も死んだんだ」
「もううまれかわったんだ」
「く…くそったれ。米をわけてくれないんなら…」
「わしはほんとうにドロボウでもひと殺しでもしてやるぞ」
「こまったのう」
「世間がこんなにつめたいとは、わしゃはじめてしったよ」
「くそったれ」
「原爆さえおちなかったら、こんな目にあわずにすんだんじゃ…」
「死ぬもんか」
「わしゃぜったいに死なんよ」
「死んでいた。進次もねえちゃんもとうちゃんも、ほんとうに死んでいた…」
「もう生きていないんだ、生きていないんだ」
「くそっ、かあちゃんをらくにさせてやらんといけんのじゃ」
「かあちゃんにお金をやるためじゃ、がまんしろっ」
「かあちゃん、まっとれよ」
「わしが…金を…もってかえるけえ」
「くそったれ、わしゃもうがまんができんわい」
「おどりゃええ年をしやがってあまったれるな」
「このばかたれっ」
「死ぬ気になれば、手がつかえなくても口でも絵はかけるわい」
「あまったれるな」
「このままだまって死ぬのか!!」
「意地でも生きろよ」
「ち、ちくしょう」
「ドロボウをしなくてはいけないようにしたのは戦争じゃ、ピカじゃ」
「あいつらわるくないんじゃ、わるくないんじゃ~っ」
「ううぅ、むごいのう」
「ピカで体をとかされ、さんざんきらわれて、最後には気がくるって…」
「これじゃ政二さんがあんまりむごすぎらぁ」
「おまえらが政二さんにしたしうちは一生きえないぞ」
「かならず心の中にこびりつき、これから苦しみつづけるんじゃ」
「ざまあみろ」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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