アニメ「憂国のモリアーティ」ウィリアム・ジェームズ・モリアーティの名言・台詞をまとめていきます。
憂国のモリアーティ
1話
「人の所業とは思えぬことをするのが、人間というものさ」
「人は見たことの無いものは欲しくならない。目にしたものを欲しくなる」
「ああ。ここまで目星がついてしまったら、放っておくわけにもいかないだろ」
「それともう一つ、カードはあまりお強くないようですね。心の内が顔に出すぎてますよ」
「イーデンさん。あなたのしようとしていることは、残念ながらこの歪んだ世界では、犯罪にカテゴライズされてしまうものです。それでも決心は変わりませんか?」
「事件が合った痕跡を消してしまえば、それは事件として認識されることすらない」
「完全犯罪さ」
2話
「情報を分析しただけですよ。競馬はそれで、8割がた勝てるゲームですから」
「これまで、こうやって生きて来たんです。知識を貸せば、お礼に食べ物やお金を貰える。盗みを働くより、平和的な生き方かなって」
「それに、もし困っている人がいて、僕なんかがお役に立てるのなら、何でもしたいなって思うんです」
3話
「これでお気が済みましたか?」
「人は誰だって他人を利用する。それは助け合いだ、悪いことだとは思わない。現に僕達も、こうやって彼の申し出を利用している」
「もう少し待ってみよう。彼が僕達に、何を求めるのか? 僕にはだいたい、検討はついているけどね」
「知恵はお貸しします、僕はコンサルタントですから。ですが、勇気を出すのは、あなたです」
4話
「だがそれがどこであれ、ルイスの淹れたお茶を飲める所が、僕の家だよ」
「あなたは、何も出来なかったんじゃありませんよ。何もしなかったんです」
「見つかりましたよ、闇を晴らす方法が」
「人の心の中に住み、人が人として生きる力を蝕むもののことです」
「かつて、それと同じことをあなたに頼んだ者達がいました。その時ご自身がどうお答えになったか、覚えておられますか?」
「これは罰なんです。クライムコンサルタントである、このジェームズ・モリアーティが、あなたに下す」
5話
「早く話した方がいいですよ」
「今の私は、君が思ってる100倍は怒っていますからね」
「つらい話をさせてしまって、すみませんでした」
「ですがおかげで、これから何をすべきかが分かりました。ご期待にそえるかは分かりませんが、この件に関して、出来る限りのことをするとお約束しましょう」
「準備は整ったようだね。今回の仕事に依頼者はいない。だが……さあ、罰を下しに行こう」
「なかなかいいステップですね。これなら、あなたのダンスのパートナーも満足でしょう。死という名のパートナーのね」
「その通りだ。だから、僕達が(世界を)変えなければならない」
6話
「さあ、ショーを始めよう」
「制度はすぐには変えられない。でも、今すぐ始められることはある。ここロンドンを地獄の底に落とし、犯罪都市にする」
「犯罪は目的じゃない、方法なんだよ、モラン。さっき言った通り、制度はすぐには変えられない。でも人の心なら、一瞬でだって変えることが出来る」
「人には様々な感情があり、人はそれで動く生き物なんだ。そしてもっとも人の心を打ち動かすもの、それは、死だ」
「それは、明白だからですよ」
7話
「行ってらっしゃい。第二幕へ」
「ただ、不安要素が一つ現れたかもしれない」
「まだどれほどの驚異になるかは分からない。だから、次は彼について研究しないとね」
8話
「これで、彼(ホームズ)を試すことが出来る」
9話
「劇にアドリブは付きものだよ。それにこれはホームズ最後の願い、叶えてやってもいいだろう」
「今回のオーディションは最大の効果を生んだ。僕が試したかったのは、ホームズの資質。それは、彼が目的のためには手段を選ばない人間かどうか、ということ」
「彼はこれから、僕達がロンドンを舞台に演じる犯罪劇を解き明かす役を担うことになる。そして、この世の闇に光りを照らす、主人公になってもらおう」
10話
「なるほど、それは面白い主張ですね。ですが、やっていないことを証明するのは不可能です。そして、私がやったと証明するのが、あなたの仕事では?」
「Catch me if you can. Mr.ホームズ(できるもんなら捕まえてみろ)」
「とでも申し上げれば、あなたの気はすみますか、探偵さん?」
「なるほど、それも面白いかもしれませんね。しかし、もう少し事件は複雑なようですよ」
11話
「そうだね。だが、無実の市民に殺人の嫌疑が掛かっている訳だし。彼ら鉄道警察では、時間内に犯人を捕らえ、犯行を立証するのは不可能だろうね」
「ここは、ノブレス・オブリージュ(高貴さは義務を強要する)を果たそうか、ルイス」
「明白ですよ」
「ホームズは、酒をすすめることが出来た人物や、残された靴跡などの細かい状況証拠から、犯人を絞っていくだろう」
「せっかくだから僕は違うやり方、犯罪者心理から、犯人像をプロファイリングしてみようかな」
「ホームズのやり方でも、十分裁判で有罪に持ち込める。むしろ僕の取った手段の方が非合法だからね。彼は人を信じ過ぎる。だがそれは必ずしも悪いことじゃない」
「彼のそんな所が僕は好きだし。それにあの2人、すごくいいコンビだと思うよ」
13話
「(協力は)もちろんです。全ては兄さんの依頼から始まったことですから」
14話
「ええ、僕にはプランがあります」
「私達の目的は、権力を限りなく等分割に近づけることです。そのために犯罪という手段を用いることで、貴族と市民共通の巨悪となり、双方が手を取り合うように仕向ける」
「私達の幕引きも彼と同じ、自らが作り上げる巨悪、モリアーティの抹殺なのです」
15話
「真犯人が先生と関係あるのか、僕達が犯人を見つければ、自ずと明白になります。世間を騒がす偽ジャック・ザ・リッパーを排除し、先生の汚名をすすぎましょう」
「それに……力なき者が蹂躙されているのを、見過ごす訳にはいかない」
「劇場型の殺人は、一歩間違えば人を、街をこうも変えてしまう力がある。この街はもう……戦場だ」
「彼等は単独犯による猟奇殺人だと捉えているようですが、僕には事件の全容がありありと見えています」
「偽ジャック・ザ・リッパー達に教えてやろう。本当の悪魔が、どちらなのかということを」
16話
「心配ない」
「モリアーティプランのための実験と行こう」
「地獄は、もぬけの殻だ。全ての悪魔は、ここにいる」
「あなた方が全員そろうまで、充分に時間はあったさ」
「さて……彼等の逃げ足と、この導火線……どちらが、速いかな?」
「もうすぐヤードが来る。遅かれ早かれホームズも来るはずだ。ホームズであれば、きっと事件の全容にたどり着くだろう。その時の彼の反応が知りたいと思ってね」
17話
「ジャックを取り逃がしメンツを潰されたヤードが、このような手段を講じるのは想定内だった」
「無実の市民を解放し、冤罪を仕組んだ者に、相応の報いを受けさせる」
18話
「いや、そうはならないよ、ルイス」
「僕達でひっくり返すのさ。世界で一番有名な裁判を」
「半分?」
「全てだ。あなたの全財産、それで手を打とう」
「みんな聞いてくれ。彼が僕をターゲットにしていることは明白。全員が警戒すべき相手といえる。今後ミルヴァートンを、最重要の敵と位置付け……排除する」
19話
「ホワイトリー次第では、僕達が必要なくとも、この国は平等への道を歩めるかもしれない」
「彼に与えた力……それが彼にとっても僕達にとっても、これからつらい選択を強いることになるかもしれません」
「ただ……僕達が何もしなければ、力の無い彼はいずれ消されてしまう運命にあったでしょう」
20話
「まだ終わりではありません」
「もし、その犯した罪を、死をもって償うつもりがおありなら……あなたのその命、僕にいただきたい」
「議員の家族、そして警官たちを殺害したのはこの私。一連の事件は全て私が企てたこと。この犯罪卿がね」
「私は、このロンドンを地獄の底へと叩き落とす者。さあ、捕まえられるものなら捕まえてみたまえ!」
「あなたが犯した罪は、我々がかぶります」
「この国のために救世主を演じたまま死ぬ。それこそが最後の贖罪だと思っていただきたい」
「それは……我々こそが犯罪卿だからです」
「必要悪と純粋悪……どちらが勝るか、雌雄を決するとしよう、ミルヴァートン」
23話
「話は終わりだ。これより、最後の事件を始める」
「これは始まりに過ぎない。私はこの国に巣食う、貴族を初めとした特権階級を抹殺すると、ここに宣言する。誰も、私を止めることは出来ない」
「正義、か……」
「僕は自分のやっている行いを、正義だなんて思ってない。僕はそもそも、人が人を裁く権利なんて無いと思っている」
「たとえ相手がどんな悪人であれ、僕にはこうして禁忌を積み重ねて来た自覚がある。この緋色に汚れた手、この汚れがどうしても、どうやったって拭い落とせないんだ」
「だからね、フレッド。僕はいい加減……もう死にたいんだよ」
「僕は、君の命をかけた覚悟を踏みにじった。君に今ここで殺されてしかるべきだと思う。しかし、今はまだ、卑怯にも、死ぬ訳にはいかないんだ」
「この物語を、シャーロック・ホームズの仇の話を、終わらせていただけますね?」
24話
「君との出会いは僕にとって、罪深い計画を一刻忘れてしまう程に、楽しいものだった。唯一の理解者を得られた気がしたんだ。互いの立場がなければ、ずっと語り合っていたかった」
「僕は君のことを、なぜか年来の友達のように感じていたんだ。だから僕の最後は君に看取って欲しい。それが僕にとって、君でなければならない理由だ」
「もし……もし違う世界に生まれ変わることが出来たなら、次こそは君と、本当の友達に……」
「君は……君は探偵としてではなく、友達としてここに来てくれたんだね。僕の負けだ、シャーリー……」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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