「銀河英雄伝説5巻(イゼルローン脱出)」の名言・台詞まとめ

原作小説「銀河英雄伝説5巻(イゼルローン脱出)」の名言・台詞をまとめていきます。
(旧アニメ2期相当)

 

銀河英雄伝説5巻 風雲篇

→銀河英雄伝説(1巻)

第一章 寒波到る

「若い連中は元気があっていい」(ウォルフガング・ミッターマイヤー)
「私も若いですが、あれほどの元気はありませんよ」(ナイトハルト・ミュラー)

 

「(ビュコック提督)は老練な男だ」
「卿とおれと、それにロイエンタールとビッテンフェルト…」(ミッターマイヤー)

 

「四人の軍歴をあわせても、あの老人ひとりにおよばない」
「呼吸する軍事博物館だな」(ミッターマイヤー)

 

「もし同盟軍に充分な兵力があり」
「人的あるいは物的な損害を意に介する必要がなければ」(ミッターマイヤー)

 

「彼らはフェザーン回廊の同盟軍の出口に縦深陣をしき」
「正面からの決戦を挑んでくるものと思われます」(ミッターマイヤー)

 

「ですが、今回、この方法をとるには」
「同盟軍の兵力はすでに少なくなっているはずです」(ミッターマイヤー)

 

「一戦して敗れれば後はなく、彼らの首都にいたるまで」
「広大な領土が無防備にさらけ出されることになりましょう」(ミッターマイヤー)

 

 

「そなれば彼らとしては、最初の戦いが最後になり、降伏以外に道はなくなります」
「正面決戦をしたくともやれないでしょう」(ミッターマイヤー)

 

「(彼らは)三年ほど前のアムリッツァの会戦を」
ほぼ攻守ところを変えて再現することになります」(ミッターマイヤー)

 

「したがって、軍列をいたずらに長くすれば敵の思惑に乗ることになりましょう」
「ですが、小官としてはそこにこそわが軍の勝機があると考えます」(ミッターマイヤー)

 

「卿の狙いは、双頭の蛇だな」(ラインハルト・フォン・ローエングラム)

 

「ミッターマイヤー提督のお考えに、小官も賛同します」
「ただ、同盟軍の作戦行動が一糸も乱れないものにはなりえないかもしれません」(ミュラー)

 

「敵の姿を見てその場で戦わないのは卑怯だ」
「などと考える近視眼の低能が、どこにもいるからな」(ラインハルト)

 

「そうなれば吾々としては重畳きわまりないことです」(ミュラー)

 

「ずるずると彼らを引きずりこみ、戦略目的のないまま消耗戦に追い込めば」
「いやでも勝利の女神はとりすがってきます」(ミュラー)

 

「だが、それ(消耗戦)では興がなさすぎる」
「ぜひ敵に秩序ある行動を望みたいものだ…」(ラインハルト)

 

自分は、敵が存在しないという状態に耐えうるだろうか。(ラインハルト)

 

「国防委員長の守護天使が、突然、勤労意欲にめざめたらしいな」
「そうならないよりも、けっこうなことだて」(アレクサンドル・ビュコック)

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「そして、帝国の専制主義と同盟の軍事独裁政権とが、宇宙の覇権を賭けて戦うのかね…?」
「救いようがないと思わんか」(ビュコック)

 

「わしに誇りがあるとすれば、民主共和政において軍人であったということだ」(ビュコック)

 

「わしは、帝国の非民主的な政治体制に対抗するという口実で」
「同盟の体制が非民主化することを容認する気はない」(ビュコック)

 

「同盟は独裁国となって存在するより、民主国家として滅びるべきだろう」(ビュコック)

 

「わしはかなり過激なことを言っておるようだな」(ビュコック)

 

「だが、実際、建国の理念と市民の生命とが守られないなら」
「国家それ自体に生存すべき理由などありはせんのだよ」(ビュコック)

 

「で、わしとしては、建国の理念」
「つまり民主政治と、市民の生命を守るために戦おうと思っておるのさ」(ビュコック)

 

「多少時間がたったパンでも、ちょっと湯気にあてると」
「けっこうおいしく食べられるものです」(チュン・ウー・チェン)

 

「イゼルローン要塞にいるヤン・ウェンリー提督を呼びもどしてはいかがでしょうか」(チェン)

 

「ヤン提督の智略と、彼の艦隊の兵力とは、わが軍にとってきわめて貴重なものですが」
「このような状況下で彼をイゼルローンにとどめておくのは」(チェン)

 

「焼きたてのパンを冷蔵庫のなかで堅くしてしまうようなものです」(チェン)

 

「ヤン提督なら、(脱出は)何とかするでしょう」
「彼がいなければ、純軍事的に吾々はきわめて不利です」(チェン)

 

「いえ、司令長官閣下、具体的な命令は必要ありません」
「ヤンに訓令すればよいのです」(チェン)

 

「責任は宇宙艦隊司令部全体でとる、最善と信じる方策をとるように──とね」
「おそらくヤンはイゼルローン要塞を守ることにこだわらないでしょう」(チェン)

 

「絵具を砂糖水にとかして甘い絵を描こうとした無能者どもには当然の末路だ」(ベルンハルト・フォン・シュナイダー)

 

「…さて、これで広間までは通してもらえたわけだ」(ミッターマイヤー)

 

「問題は食堂にたどりつけるかどうかだが」
「いざテーブルについても、出されるのは毒酒かもしれんな」(ミッターマイヤー)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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→銀河英雄伝説5巻(イゼルローン脱出)【2】
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