原作小説「透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。」空野かける(そらのかける)の名言・台詞をまとめていきます。
透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。
1.出会い
だれかの印象に残ったり、記憶に残ったりする生き方。
それって、それなりにパワーがいる。
ひたすら薄っぺらく生きる方が楽でいい。
結局、みんな人畜無害が好きなのだ。
空気を読んで空気になる。関わらない。
2.テラス席
こういうとき、一瞬でもためらう自分が嫌いだ。
だれかに頼りそうになった自分が醜い生き物だと思った。
どうすればいいんだろう。
ふつうに接していいのだろうか。
そもそもふつうに接するってなんだろうか。
透明な壁を、感じる。
彼女の見ている世界はどんな世界なんだろう。
見えない彼女が見ている世界は、きっと僕とは違うんだろう。
3.恋
ああ、これか。と、気がついた。
いつもにこにこして、あははと笑うそんな人は、人を惹きつけるのか。
4.もんじゃ
「不幸かどうかって、自分の気の持ちようなんだって、それを教えてくれた」
7.花火の絵
「目標、あったほうがいいじゃん」
「そうやって泣くより、目標があったほうがいいじゃん」
「もともと一縷(いちる)の望みしかない賭けなんだ」
「冬月とこどもたちに花火を見せられたら十分だよ」
9.こども花火
「今日がゴールじゃないよ」
「僕の中に、冬月がいる」
「直接は、ちゃんと言ったことなかったけど」
「好きです。ずっと、そばにいさせてくれないかな」
不安なんだ、冬月は。
目をつむって夜の中を走るような、そんな恐怖の中、
だれも巻き込めないとひとりを選んだ。
10.ふたつの赤い蕾
すべてが流れたあと今が残っているなんて、
冬月と出会ったから、そんなことを思えるようになった。
「僕は無理だよ」
「うん。死ぬなら、一緒に死にたい」
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