「超時空要塞マクロス」の名言・台詞まとめ

アニメ「超時空要塞マクロス」の名言・台詞をまとめていきます。

 

超時空要塞マクロス

1話

「いつまでも後ろとは限りませんよ、先輩」(一条輝)

 

「でもな…一度戦闘機に乗っちまうと…」
「まっ、お前も一度やってみりゃ分かるさ」(ロイ・フォッカー)

 

「(嫌いな戦闘機?) 使う人間の問題ですよ」(輝)

 

「ハメられたんだよ、我々は。ブービー・トラップだ」
「大方、この船を落としていった異星人が、自動防衛システムのプログラムを仕掛けておいたのであろう」(ブルーノ・J・グローバル)

 

「艦長! ブリッジは禁煙です!」(シャミー・ミリオム)

 

「昨日の地球防衛会議でな、今日このマクロスが宇宙へ発進して」
「そう遠くない日に異星人と遭遇することがあっても」
「決してこちらからは撃つなという決定が出たばかりだというのに…」
「皮肉なものだ」(グローバル)

 

「全艦発進! 本艦は現在、異星人と交戦中である」
「これは演習ではない。繰り返す、これは演習ではない!」(早瀬未沙)

 

「また戦争か、2年ぶりだぜ!」(フォッカー)

 

「なんだこの規律性のなさは。全くの未開種族だな」(ブリタイ・クリダニク)

 

「なあ、輝。こうして並んで飛んでると、昔を思い出すなぁ!」(フォッカー)

 

「チクチョー! 死ぬ時は親父みたいに、スタント中にって決めてたのに」(輝)

 

2話

「ひっどいなあ! 飛行機をロボットなんかにしやがって!」(輝)

 

「ひどい艦だな!」(グローバル)
「拾ったものを使うからです」(未沙)

 

「(撃墜は)ほんの10機」
「(まあまあ?) 2年ぶりだからな、実戦は」(フォッカー)

 

「どうだ、輝。初めて撃墜された感想は?」(フォッカー)

 

「よし! お前は死んでもいいが、その娘(こ)だけは助けろよ」(フォッカー)

 

「あら、やだ! 髪の毛メチャメチャ!」(リン・ミンメイ)
「命と髪の毛と、どっちが大切なの?」(輝)
「もちろん、髪の毛!」(ミンメイ)

 

「そういうことだ。この巨人と戦うためにバトロイド」
「しかし…こうまで人間そっくりとはな」(フォッカー)

 

「心配するな。この推進機は地球製だ」(グローバル)

 

3話

「こういうの、女の子には見せたくないもんな」(輝)

 

「でも艦長、おかしいですね?」
「敵の艦隊は、あれだけの攻撃を衛星軌道上から出来るのに」
「なぜ撃ってこないんでしょうか?」(未沙)

「面白がっているのかもしれんな…」
「ちょっとそんな気がしただけだよ」(グローバル)

 

「戦闘が終わったら、ちゃんと私が送って差し上げよう」(フォッカー)
「その方が、よっぽど心配です!」(輝)

 

「これがその民間人ですか。どうりで何も知らない訳ね」(未沙)
「なんです? このおばさん」(輝)

 

「マクロスの航空管制オペレーターさ」
「しかし、早瀬中尉も輝から見ればおばさんか…」(フォッカー)

 

「フォッカー少佐。民間人がVT-102に乗ってる理由、後でゆっくり聞かせていただきます」
「それから輝さん。あなたも、ただじゃおかないわよ!」(未沙)

 

「謝った方がいいんじゃない? この手の人は怖いわよ」(ミンメイ)

 

「撃ち落とすのは簡単だが、あの艦には興味がある」(ブリタイ)

 

「どうして、あんな殺し合いをするんですか?」(輝)
「それが戦争さ」(フォッカー)

 

「俺、軍隊ってやつはどうも…」(輝)
「お前だって撃ったじゃないか」(フォッカー)

 

「確かに(フォールドシステムの)リスクは大きい」
「しかし、ここでとどまっていれば、やられるだけだ」(グローバル)

 

「(異星人のシステム?) やってもみないで諦められては困るな」(グローバル)

 

「敵の意表をつくのだ」
「(許可?) 今は非常時だ。連絡は月から取ればよい」
「君、これは命令だよ!」(グローバル)

 

「(冥王星軌道?) 何?」
「まあまあ待て、心配するな」
「ここまで来れたんだから、もう一度フォールドすれば必ず帰れる」(グローバル)

 

「分かった。今、行く…」
「フォールドシステムが、消滅したそうだ」(グローバル)

 

「長い旅になりそうだな…」(グローバル)

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4話

「地球と連絡することさえ出来ない艦に、5万人以上の避難民」
「こんなところを攻撃されたらお終いね」(未沙)

 

「ちょっとからかい過ぎたかな?」
「輝、ごめんね」(ミンメイ)

 

「よく考えたら1日だったんだ…」(ミンメイ)
「ホント。先輩に呼ばれてマクロスを見に来て、宇宙人に襲われたと思ったら」
「いつのまにか宇宙のマクロスの中…」(輝)

 

「これでも中学の頃は、歌のレッスンしてたのよ」
「それに、踊りもお芝居も」(ミンメイ)

 

「いろいろやってたんだ。僕なんかずーっと飛行機だけさ」(輝)
「あら、素敵じゃない。1つのことに打ち込めるって」(ミンメイ)

 

「(なりたいもの?) 私? そうね…やっぱりお嫁さんかな」(ミンメイ)

 

「いいのよ。でもせめて…死ぬ前に一度でいいから花嫁衣装は着たかったな」(ミンメイ)
「ミンメイ…結婚式でも、やりますか?」(輝)
「そうね、それもいいわね」(ミンメイ)

 

「ねえ、輝。どうせ死ぬならこのままひと思いに…外に飛び出しましょう!」
「一緒に死のう」(ミンメイ)

 

「バカなこと言うなよ。空から落ちたって、宇宙を漂流したって、助かったじゃないか」
「今度も絶対助かるって」(輝)

 

5話

「地球をどんなに遠く離れたって、宇宙船の中だって、この街は私達の街じゃない」
「今までと同じことをやるのよ」(ミンメイ)

 

「単なるお友達…か」
「一夜明ければ、単なるお友達か」(輝)

 

「(トランス・フォーメーション) それは出来ん」
「やっと整然となりかけた街を、再び混乱の渦に巻き込むような…」
「そんなマネは出来ん」(グローバル)

 

「このゴキブリ野郎が!」
「どんなことがあっても生き延びてるゴキブリだ!」(フォッカー)

 

「先輩。俺…女の子って、1日で変われるもんなんですか?」
「昨日と今日で、ガラッと変われるもんなんですか?」(輝)

 

「もっとも、あの手の女の子は気まぐれだからな」
「他の男に取られんように気をつけろよ」(フォッカー)

 

「我がゼントラーディ軍の古い記録に、このような言い伝えが残されております」
「”マイクローンの住む星には手を出すな”と」(エキセドル・フォルモ)

 

「夢か…前はあったけど、壊れちゃった。スクラップさ」
「もう夢なんて、持てやしないよ」(輝)

 

「いつも、先輩先輩ね。あなただって、あんなに操縦上手いのに…ね」(ミンメイ)

 

「よーし! 全機関に告ぐ。主砲発射準備」
「本艦はこれより、トランス・フォーメーションを決行する」(グローバル)

 

「バカね、同じ船の中じゃない。休暇になれば、いつでも会えるわ」(ミンメイ)
「生きてればね」(輝)

 

「俺やるよ、ミンメイ」
「俺、軍隊に入る!」
「このまま、何もしないってわけには…いかないもんな!」(輝)

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6話

「(次は)奇襲をかける」
「土星を抜ければ、どうせまた追われる身だ」
「思い切って奇襲をかけ、活路を開いてみたいのだ」(グローバル)

 

「危険は承知の上だ」(グローバル)

 

「軍人になって初めてのお仕事ね」
「あなたは優秀なパイロットだもん」
「きっと立派にやれるって、みんなで噂してんだから」(ミンメイ)

 

「私、そろそろ帰んなくちゃ」
「男の人と2人きりであまり長くいると、おじさん達が心配するのよ」(ミンメイ)

 

「俺…明日になったら、もういないかもしれないんだよ、ミンメイ」(輝)

 

「(ピンポイント?) せこいバリア」(クローディア・ラサール)

 

「初めての出撃だ。(寝れないのも)無理はないが…」
「戦いに出るまで時間があるだけ、つらいところだな」(フォッカー)

 

「スカル23番機、なんて飛び方するの?」
「あなたミーティングで何聞いてたの?」
「そんな派手な飛び方じゃ、敵に見つけてくれっていわんばかりじゃないの!」
「ここはアクロバット会場じゃないのよ」(未沙)

 

「黙って指示に従いなさい!」(未沙)

 

「自分達だけ安全な所にいるおばさんなんかに、なんで指示されなくちゃなんないんだ」(輝)

 

「微弱な戦力で攻撃を仕掛けてくるとは…」
「奴等あまりにも戦闘を知らなさ過ぎます」(エキセドル)

 

「我々があの艦隊を手に入れるため、手加減していることを知らぬと見える」
「この際だ、我々の恐ろしさを徹底的に教えてやれ」(ブリタイ)

 

「艦長。ピンポイントバリアのエネルギーを」
「ダイダロスの艦首に集中することは可能でしょうか?」
「やって下さい。私に考えがあります」(未沙)

 

「ダイダロス・アタック」(未沙)

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7話

「聞いたろ、今の放送」
「あんなの嘘っぱちさ。半分だって墜としてないし、味方だって随分やられちゃったよ」(輝)

「そうなの…でも仕方がないんじゃない」
「戦争なんだから、いじけてても始まらないわ」(ミンメイ)

 

「あの…私も基地へ向かわせていただきたいんですが」
「なぜ活動を始めたのか、調べたいんです」
「もし、残留者でもいたら!」(未沙)

 

「地中にある敵の重力制御装置を破壊するため、反応炉を暴走させてもらいたい」
「そこには、君しかいない。マクロスに乗った7万人のためにやってくれ」(グローバル)

「待って下さい。私がやります!」(未沙)

 

「他の人じゃなく私が…私がこの手で」(未沙)

 

「ごめんなさい、ライバー少尉…」(未沙)

 

「ライバー…私、とうとう来たわ」(未沙)

 

「何があったのか知らないけど、こっちだって命懸けで来てんだぞ!」(輝)

 

8話

「(出撃?) これは飛行訓練なんだよ。その途中で敵と遭遇するってわけだ」
「今度はカムジン一家のやり方でやらしてもらう」(カムジン・クラヴシェラ)

 

「光栄であります。俺、いや…自分は柿崎速雄伍長であります」
「自分が来たからにはお任せ下さい!」(柿崎速雄)

 

「同じく、マクシミリアン・ジーナスです。マックスとお呼び下さい」
「何分未熟者ですので、以後よろしくご指導のほどを」(マクシミリアン・ジーナス、通称:マックス)

 

「やれやれ。メダカみたいに群れ集まって、まるで女学生だ」(フォッカー)

 

「何よこれ!」
「一条輝が小隊リーダーって、どういうわけ?」
「あ~あ…あんなひよっこが小隊長なんて、世も末だわ」(未沙)

 

「この(バトロイドの)方が振り回しやすいんです」
「おとり撃ち、な~んちゃって」(マックス)

 

「先に動けば…やられる!」(輝)

 

「ええ、(初陣で)幸運でした。7機も墜とせたし」(マックス)

 

「僕って天才だったのか…そうか天才なんだ、知らなかった」(マックス)

 

「あ~あ! なんで小隊長なんかに選ばれたのかな?」
「命令されるだけの方が、気楽でよかった…」(輝)

 

「仕方ないわよね。輝は軍人なんだもん」(ミンメイ)

9話

「朝と夕方だけ空が映るのよ」(ミンメイ)
「しかしやり過ぎだよ、こりゃ!」(輝)
「あら、素敵じゃない。毎日美しい黄昏が見れるなんて」(ミンメイ)

 

「(ヤキモチ?) 違います! ただバカらしいだけです!」(輝)

 

「あなた(未沙)出ればよかったじゃない。優勝できたかもよ?」(クローディア)

 

「あなたね、待機中の軍人がどこをほっつき歩いてるの?」
「敵機がそこまで来てるのよ!」(未沙)

 

「(飯?) いいから早くプロメテウスへ戻って! スクランブルよ!」(未沙)

 

「偵察機1機に何を手間取ってたのかしら?」(未沙)
「女の子にでも見とれていたんじゃない」(クローディア)
「まさか」(未沙)

 

「ミンメイが女王…だって」(輝)

 

10話

「手荒なマネか、面白そうだな」(ブリタイ)

 

「(統司令部) 何よこれ! まるで何も分かって…すみません、艦長」(クローディア)
「いや、構わんよ。その通りだ。時間を稼げというわけか…」(グローバル)

 

「そのローテーションをなんとかするのがあんたの役目だろ?」
「(損傷のため) 帰らせてもらう」(輝)

 

「早瀬中尉、あんた士官学校で何習ってきたんだよ!」
「ここは大気圏じゃないんだぞ」
「ちょっとした損傷でも、命を落とす確率はバカみたいに跳ね上がるんだ」(輝)

 

「いつも自分は安全なとこでぬくぬくしてるから」
「外の厳しさなんか分かっちゃいないんだろ!」(輝)

 

「今度はお説教? あんたも偉くなったもんね」(未沙)

 

「よしたまえ、早瀬中尉。今回は一条少尉の判断の方が正しい」
「バーミリオン小隊、帰還を命令する」
「それから一条、お前も言い過ぎだ!」(フォッカー)

 

「うちの船に…退役寸前のポンコツがあったな?」
「ポンコツが撃つと、照準が狂ってたりすることはよくあることだよな?」(カムジン)

 

「こいつが威嚇射撃をやろうとして、敵艦に命中しちまうなんてのもありうることだよな?」
「一発ぐらいこんなのがあった方が、脅しには効くぜ!」(カムジン)

 

「さて、奴等レーダーを失って手探りでも向かって来るかな?」(ブリタイ)

 

「うちの艦長。伊達には年くってないわね」(クローディア)

 

「それにしても大したものだ」
「電波管制を緩めて数時間しか経たないのに、地球語を解読するとはな」(グローバル)

 

「自分の身くらい自分で守るわ! グズグズせずに行きなさい!」
「これは命令よ!」(未沙)

 

「一条少尉、私のことはほっといて。もう間に合わないわ」(未沙)

 

「(命令無視?) そんなこと言ってる場合ですか!」(輝)

11話

「(生身で)ば…化け物かよ!」(輝)

 

「宇宙空間を甘く見るからこうなるんですよ」
「女はね、軍人なんかやらずに、料理をしたり、歌でも歌ってる方が」
「よっぽどかわいげがあっていいですよ」(輝)

 

「上官に向かってなによ。私だって、そのくらい出来ます!」(未沙)

 

「男と女が1つ所に居合わせれば、必ず災いが生じると言い伝えられております」
「これ(言い争い)はその前兆かもしれません」(エキセドル)

 

「(輝が行方不明?) やめて! 聞きたくないわ!」(ミンメイ)

 

「(デビュー曲) それがおっかしいのよ。”私の彼はパイロット”ってタイトルなの」
「冗談みたい」
「今度ゆっくり聞かせてあげるわね」(ミンメイ)

 

「幻の反応兵器の存在、男と女が1つ所に乗り込む戦艦…」
「我々はよからぬ者と接触したのかもしれん」(ボドルザー)

 

「民間人とはなんなのだ?」
「戦争をしない人間だと?」(ボドルザー)

「バ…バカな!」
「宇宙は戦いで満ち溢れ、戦いある所にこそ命があるはずだ」(エキセドル)

 

「おかしいわ」
「これだけの力があるのに、なんで今までマクロスや地球を全面攻撃してこないのかしら?」(未沙)

 

「民間人、男と女…私達には彼等の持っていない何かがあるのかもしれない」(未沙)

 

「(滅ぼす?) 出来るものならやって御覧なさい!」(未沙)

 

「私に任せて」
「私達には、あなた方の知らない特別な力があります!」(未沙)

 

「(なぜマイクローンになった?) 俺達は生まれた時からこの体だ!」(輝)

 

「それでマイクローンが生まれるというのか?」
「そこの2人。キスというものをやってみろ!」(ボドルザー)

 

「待って! 私がやります!」(未沙)

 

「一条少尉、私にキスをして」
「これは敵の反応を見るチャンスなのよ」(未沙)

 

「(柿崎くん?) あなたの方がまだマシよ」(未沙)

 

「ほら命令よ、早く」(未沙)
「ごめんよ、ミンメイ」(輝)

 

「プロトカルチャー…」(ボドルザー)

 

「女の子と一緒に暮らせないような世界で死にたくないもんですな、隊長」(柿崎)

 

「プロトカルチャーとは我々の遠い祖先のことだ」(ボドルザー)

 

「プロトカルチャーの時代には我々人間の体は、マイクローンのサイズしかなかった」
「男と女は共に暮らし、文化というものがあったと伝えられている」(ボドルザー)

 

「しかしそれがどのような世界であったかは」
「プロトカルチャー達の残していた記録が失われたため詳しくは分からんのだ」(ボドルザー)

 

「プロトカルチャーと接触した艦隊はいつの間にか戦う力を失い」
「滅ぼされてしまうということだ」(ボドルザー)

12話

「このビデオには、地球の歴史を変えるぐらいの価値があるのよ」
「これを持ち帰るのが軍人としての私の任務。そのためならば…」(未沙)

 

「しかし意外だなあ。隊長の恋人はてっきりあの子だと思ってたのに」
「年上趣味があったなんて」(マックス)

 

「大丈夫。このことはマクロスに帰っても内緒にしときますから」(マックス)

 

「一条少尉、もうダメ…あなただけでも逃げて」
「データがなくなっちゃったら私、もう助かっても仕方がない…」(未沙)

 

「しっかりしろよ」
「データがなくっても、俺達自身が見たり聞いたりしたことがあるじゃないか」(輝)

 

「冗談じゃない。女を見捨てて行けるかよ!」(輝)

 

「戦友を見捨てては行けないでしょ」
「これでおあいこ。貸し借りなしよ」(未沙)

 

「考えてみれば哀れな話だな。戦うことしか知らない人間なんてさ」(輝)
「ホントね。まるで私みたい」(未沙)

 

「それでもいいじゃない」
「好きな人がいるってことは、何がなんでもマクロスに帰りたいって思えるもんね」
「私なんか、任務が恋人代わり」(未沙)

 

「早瀬中尉だってマクロスに帰れば、きっと」
「嘘じゃないです。今ぐらい、女らしくしてれば」(輝)
「年上をからかうもんじゃないわよ」(未沙)

 

「その役目(スパイ)、わたくしめにお任せを」
「相手はたかがマイクローン。私1人で十分です」(ミリア・ファリーナ)

 

「これが監察軍より危険な敵とはな?」
「手応えのない連中だ」(ミリア)

 

「うぁーーっ!! なんだ今の奴は!」(フォッカー)

 

「応答願います。こちらマクロスブリッジオペレーター、早瀬未沙以下4名」
「敵戦闘ポットを奪取し、漂流中。救援願います」(未沙)

13話

「(笑うのを)やめたまえ、諸君!」
「これ(大艦隊)が事実とすれば、彼等があれだけの戦力を持ちながら地球に手出しせずに」
「マクロスに対する迷ったような攻撃を仕掛ける疑問も説明できそうだ」(グローバル)

 

「敵包囲網突破を試みる」
「地球はここから推力を全開にすれば2日の距離にある」
「いずれにしても、地球に帰らねばならんのさ」(グローバル)

 

「出来るよ。我々がプロトカルチャーであるならば」(グローバル)

 

「どう、古巣に帰った心境?」
「よしてよ、いつも深刻ぶっちゃって」
「人生楽しくないよわ、素直に喜んだら?」(クローディア)

 

「(休暇中?) ここが一番落ち着くのよ」(未沙)

 

「もし、私の推測が間違っていたら…」(未沙)
「未沙、弱気は禁物よ」(クローディア)

 

「考えるのは後だ。このまま大気圏に突入する」(グローバル)

 

「隊長。我々は地球へやっと帰ってきたんですね」(マックス)
「ああ。この暖かな日差し…本当に夢みたいだ」(輝)

 

14話

「今だから言えるのだが」
「わしはこの船に乗ると決まった時から嫌な予感を持っていたんだ」(グローバル)

 

「この船が飛び立つと、我々…いや人類にとって」
「何か取り返しがつかないことが起きるのではないかとね」(グローバル)

 

「マクロスとは我々にとって、なんなのだろう?」(グローバル)

 

15話

「絶世の美女が来てるのに(寝てる)」
「かわいい顔して。不死身のフォッカーがね」(クローディア)

 

「(大変そう?) うん。でも、大切なファンの人達だもんね」(ミンメイ)

 

「ありがとう。最初に会った頃より優しいわね」(ミンメイ)

 

「いい顔だ、早瀬君」
「敵から脱出してこっち、そういう笑顔を見なかったからね」(グローバル)

 

「艦長。残してきたマクロスが気になるんですね」
「艦長は、心配事とか何かがあるとすぐにパイプを」(未沙)

 

「あれだけが(首脳部の)本心とは思えんが…」
「彼等は政治家でもあるのだよ、早瀬大尉」(グローバル)

 

「駆け引きなんかしていて、間に合うんでしょうか私達」(未沙)

 

「大尉、私情を持ち込むな」
「君と私は親子ではあるが、ここでは軍人同士なのだ」(早瀬隆司)

 

「(父に)会いたくありません、今は…」(未沙)

 

16話

「まあ、総司令部なんてそんなものよ。頭の堅い連中ば~っかり」(クローディア)

 

「(軍隊が嫌い?) ええ、私は争いを好みません」
「戦いは何も生み出しません。戦いのもたらすもの、それは破壊だけです」(リン・カイフン)

 

「人を傷つけるために(拳法)は使わない」(カイフン)

 

「なんとしてでも奴等の尻に火をつけて、宇宙にいぶり出してやる」(カムジン)

 

「敵には手を出すな?」
「そうはいってもそういう命令って実行しにくいんだな」(ミリア)

 

「ほ~ら、もう命令違反だ」(ミリア)

 

「分からない、何もかも…」
「分かっているのは、カイフンがライバー少尉じゃないってことだけ」(未沙)

 

18話

「ごめんなさい…」
「私の責任だわ。あなたにケガさせたの…」(未沙)

 

「いや…大尉が”ごめんなさい”なんて言うの初めて聞いたから」(輝)

 

「私、自信をなくしそう…」(未沙)

 

「”ありがとう”なんて言葉、知ってたのね」(未沙)

 

「隊長、しっかりして下さいよ」
「あのくらいの戦闘でケガするなんて」(マックス)

 

「マクロスの中に凄腕が?」
「面白い、相手になってやる」(ミリア)

 

「勝手だな」
「軍人は自ら好んで戦って、勝手にケガをする」(カイフン)

 

「いいか。私の目指す相手が出て来たら、手出しは絶対に無用」
「お前達は、私がその者と1対1で戦える状況を作ってくれればそれでいい」(ミリア)

 

「いいか、お前ら! 隊長がいない時だからこそ、しっかりやれ!」
「来たぞ、アタック!」(フォッカー)

 

「バカな!?」
「私の攻撃をかわしたな」(ミリア)

 

「思ったより元気そうじゃない」
「うらやましいな、ベッドで寝てられるなんて」(ミンメイ)

 

「私が負ける? そんなバカな!」(ミリア)

 

「この恥辱…いつか必ず晴らしてやるぞ」(ミリア)

 

「輝も幸せな奴だ。腕の立つ部下を持って」(フォッカー)

 

「パインサラダ、もう少しで出来あがるわ」
「それまでちょっと飲んでて」(クローディア)
「もう…飲んでるよ」(フォッカー)

 

「死んだわ…フォッカー少佐が…」(未沙)
「死んだ…先輩が…」(輝)

 

19話

「もし処罰の対象になったとしても、全責任は私が取る」(グローバル)

 

「(決定を)おそらく変えんだろうな」
「たとえ総司令部が許可しなくても、今の交信を傍受したどっかの自治政府が」
「(民間人の)受け入れを認めてくれるかもしれんからな」(グローバル)

 

「それに、あのぐらいのケガでいつまでも寝込んでたんじゃあ、先輩に…」(輝)

 

「結局…ゼントラーディが本気を出せば、みんなやられちまうってことか」(輝)

 

「不思議ね。いつか負けると分かってるのに、こうして戦い続けてるなんてね…」(未沙)

 

「私をマイクローンスパイに任命して下さい」
「私は、マイクローンになります!」(ミリア)

 

「幾百幾千にも渡る監察軍との戦いに、一度として負けたことのない私が…」
「たかがマイクローンごときに負けた」
「あの機体、あのパイロットに会ってみたい」(ミリア)

 

「今日から、(スカル001は)先輩の代わりに俺が乗る」(輝)

 

「一度も撃墜されたことがないって、いつも自慢してたのに」
「機体だけ残して逝っちまうなんてなあ」
「俺なんか何度も撃ち落とされたのに…」(輝)

 

「命令違反が怖くてカムジン一家が務まるかってんだ」(カムジン)

 

「フォッカー少佐。俺、先輩のバルキリーに乗せていただきます」
「先輩の分まで、働きます」(輝)

 

「戦闘中はくれぐれも油断するな」
「死んじまったらお終いだからな!」(輝)

 

「ようやく市民の受け入れ先が見つかったのだ」
「今は(攻撃よりバリアで)市民を守るのが第一だ」(グローバル)

 

「一条中尉! フォッカー少佐なら、戦闘中にそんな弱音は吐かなかったわよ」(未沙)

 

「(バリアの)中心にいたマクロスだけが助かるとは…」(グローバル)

 

「(地上が?) こちらも柿崎がやられました…」(輝)
「だけどそれでもマクロスは…マクロスの人達だけは生き延びたわ」(未沙)

 

「(無意味な戦いをやめろ?) こっちは命懸けでやってんのに」(クローディア)
「どんなにやめたくても、やめられないことだってあるのにね」(未沙)

 

20話

「(あの話?) 地球を追い出されるかもしれないってやつか?」
「苦労して、ようやく戻って来たのにな」(輝)
「これが、(地球の)見納めですかね」(マックス)

 

「早瀬大尉。やはり、地球外出撃命令が来たよ」(グローバル)

 

「厳しい決定が出る覚悟はしていたが」
「マクロス5万6千の一般市民をも巻き添えにしなければならないことが…」(グローバル)

 

「(敵は1000隻?) こっちは1隻」
「何隻来ようが変わりないじゃない」(クローディア)

 

「騒がない。やるっきゃないの」(クローディア)

 

「完全に(総司令部から)見放されたな」
「あわよくばこのマクロスが沈められでもすれば」
「返って交渉のキッカケが出来るとでも思っとるんだろう」(グローバル)

 

「今こそ、皆さんの協力をいただきたい」
「地球が再び我々を受け入れてくれるその日を待って、その日の来るまで」(グローバル)

 

「いや、その日はきっとやって来ます」
「それまで、我々は生き抜く努力を惜しまないつもりです」
「マクロスの一般市民の皆さんには、なんとお詫びをしていいか…」(グローバル)

 

「皆さん、私は政治とか軍隊のことは分かりません」
「だけどここは、ずっと私達が暮らしてきた所です」
「私達は、みんな仲間でしょ?」(ミンメイ)

 

「マクロスには私達の街もあります」
「これまでだってやってこれたんだもの。きっと、これからだって出来ます」(ミンメイ)

 

「いつか、きっと戻れると思うんです」
「いつだって希望はあります」(ミンメイ)

 

「それまで…ですから皆さん…」
「ですからマクロスが…このマクロスが家であり、ふるさとなんだと思うんです」(ミンメイ)

 

21話

「私、疲れちゃった…」
「なんか今の生活にね」(ミンメイ)

 

「こんな状況で、上官風吹かすのやめてくれよ」(輝)

 

「ねえ、すねてないで何か言ってよ」
「一条中尉、何かしゃべりなさい」(未沙)

 

「ねえ、何かしゃべってよ。私の悪口でもいいから」
「しゃべってないと心細いのよ」(未沙)

 

「(天才?) あいつ(マックス)の前じゃ、そんなこと言わないでくれ」(輝)

 

「まああいつに限ってそんなことはないだろうけど」
「戦闘で一番怖いのは、自分を過信することなんだ」(輝)

 

「この(敵の)混乱が収まったら、私達どうなると思う?」
「生き残るか、死滅するか…」(未沙)

 

「(カイフンは)昔、ちょっと憧れた人によく似てるのよ」
「その人は何も言わないうちに死んじゃったけど…」(未沙)

 

「(ハンカチ) ありがとう」
「でも、一条君にしては少しキザっぽいわね」(未沙)

 

「ごめんなさい。ちょっと思い出しちゃったもんだから…」(未沙)
「いいんだよ。こんな生活、好きな人でもいなくちゃやってけないよ」(輝)

 

「(これから?) 今日を精一杯生きる、それしかないんじゃない」(未沙)

 

「上官に奢るなんて、10年早いわよ」(未沙)

 

「格納庫なんて、後で行けばいいじゃない」
「それより、もうちょっと付き合ってくれない?」(未沙)

 

22話

「どいつもこいつもマクロスごときにおたおたしやがって!」
「こうなったら、マクロスは俺が抹殺してやる!」(カムジン)

 

「文化を持つ者達といつまでも関わっていては、必ず兵士に悪い影響を及ぼす」
「それを避けるためには出来るだけのデータを集め、奴等を抹殺するしかない」(ボドルザー)

 

「なんのために俺はここにいるんだ?」
「ここにいたって、あるのは虚しい戦いだけじゃないか」(輝)

 

「そうだ! ミンメイだ!」
「俺はミンメイを守るために戦えばいいんだ」
「それだけでいい…それだけでいいんだ!」(輝)

 

「ここから逃げられないんだったら…それだけでいい」(輝)

 

23話

「カイフン兄さんの…バカ」(ミンメイ)

 

「敵前逃亡だと? 信じられん…」(ブリタイ)
「これが敵の本当の力だったわけですな」(エキセドル)

 

「一条中尉。あなたなら分かってくれると思ったのに」
「(敵の)亡命を拒否したら、彼等には行くべき所も、帰るべき所もなくなるのよ」(未沙)

 

「あなたは今、敵を直接見た人間として、意見を求められているのよ」(未沙)

 

「彼等ゼントラーディ軍は、軍人だけの組織で成り立ち、戦いしか知らない種族です」
「戦いしか知らないからこそ、戦うのです」(未沙)

 

「彼等にとっての戦争終結とは、相手を全滅することしかないでしょう」(未沙)

 

「いいえ! だからこそ、彼等に戦争以外のことを教えるんです」
「勝ち負けではない、第三の生き方を教えることが出来れば」
「戦争終結への道も開けると思うんです」(未沙)

 

「君には分からんのかね?」
「我々はこうした異常な状況を受け入れなければいかんのだよ」(グローバル)

 

「結局…昔、憧れてた人によく似ていたから…」
「でも軍人だからって嫌われて」(未沙)

 

「軍のやり方に疑問を感じていた頃だったし」
「ああやってきっぱり戦争反対って言われると凄いショックだったのね」(未沙)

 

「ちょうど、あの亡命者達が初めて平和な暮らしを知った時みたいに」(未沙)

 

「あの人達が来たことで、戦争終結の糸口見つかったら、急に…気が抜けちゃって」(未沙)

 

「ちゃんと(気持ちを)口にしないで、分かってもらおうなんて虫がよすぎるわ」
「このままカイフンさんに取られちゃっていいの?」
「ハッキリ言わないで、後で後悔しても知らないわよ」(未沙)

 

「艦長、お願いします!」
「お願いします。統合軍本部に行かせて下さい」
「行って亡命者受け入れについて、説明させて下さい」(未沙)

 

24話

「地球に行ったら二度とマクロスには戻れないかもしれません」
「ですからあなたに挨拶だけはしておきたいと思いまして」(未沙)

 

「やっと、30機か…」(マックス)

 

「お礼言うの、こっちの方だよ」
「あんたのおかげで、今まで随分助けられたしね」(輝)

 

「今まで随分文句言ったけどさ…あんたの管制指示、大したもんだよ」(輝)

 

「(先輩) 暗いなあ。あれじゃまるでお通夜だ」(マックス)

 

「一条中尉、落ち込むのまだ早いですよ。早瀬大尉、きっと戻って来ますよ」(マックス)
「大尉のことなんか考えてもないし、落ち込んでもないよ」(輝)

 

「中尉だったら(ゲームの)相手にとって不足はなし」(マックス)
「やめとく。俺、今日お前に勝てる自信ないわ」(輝)

 

「僕の好みのタイプだ」(マックス)

 

「1つ、(ゲームの)お手合わせ願えないかな?」
「君の台も打ち止めみたいだし」(マックス)
「それ(勝ち金)を賭けるなら」(ミリア・ファリーナ)
「決まりだ」(マックス)

 

「まさかこの男が!?」(ミリア)
「美しい。バストは85ぐらい…意外と着痩せするタイプだ」(マックス)

 

「負けた…このゲームで生活していた、この私が…」(ミリア)

 

「(見事な勝利?) とんでもない。一時は僕の方が冷や汗もんでしたよ」(マックス)

 

「君、よろしかったら名前と電話番号を」(マックス)
「名前はミリア、電話はない」(ミリア)

 

「明日夜9時、幸せの森公園で会ってくれる?」(マックス)
「承知」(ミリア)

 

「お父様、こんなものを使っても無駄です」
「ゼントラーディ軍の母艦の大きさに比べたら」
「グランドキャノンなんて子供騙しのおもちゃ以下に過ぎません」(未沙)

 

「こんな兵器、戦いを拡大するだけでなんの役にも立ちません」
「武器を使わなくとも、ゼントラーディの人達は和平交渉にきっと応じるはずです」(未沙)

 

「軍人の血を受け継いだお前が今さら理想だけで平和を語ろうというのか?」(隆司)

 

「(恋人?) 輝のこと? あの人は単なるお友達よ」(ミンメイ)

 

「ミンメイのテレビ、見た?」
「でもあなたはいいわ」
「あの子よりもお似合いの人がいるもの」(クローディア)

「そんな人、いやしませんよ」(輝)

 

「(いない?) そう? 自分で気がついてないだけなんじゃない?」
「身近にいすぎるから、分からないってことがよくあるのよ」(クローディア)

 

「だから、心を許してわがままな言い合いでケンカになる」
「でも、心の底では違うの。私とロイの時もそうだった」(クローディア)

 

「そんな人、滅多に見つかるもんじゃないわ」
「言いたかったのはそれだけ」(クローディア)

 

25話

「忘れたか?」
「お前は私自身の仇だ」(ミリア)

 

「ゼントラーディ軍の中でも撃墜王の名を欲しいままにしたこの私に」
「屈辱を与えたお前を許さん!」(ミリア)

 

「私に一度ならず二度までも、敗北という汚名を着させたお前を…憎む!」(ミリア)

 

「負けた…三度までも…」
「こ…殺せ!」(ミリア)

「かわいい」(マックス)

 

「失礼します、中尉。相談したいことが」
「実は…結婚のことです」(マックス)

 

「ダメ、それはダメ! 結婚なんて出来っこない!」
「言葉や習慣や考え方が違う」(輝)

「我々にはそれを克服できるだけの、愛があります!」(マックス)

 

「2人の心が1つにつながってれば、不可能も可能になると思います!」(マックス)

 

「そりゃお前、理屈だよ」
「実際はな、愛なんてものは、すぐに壊れるガラス細工のようなもんだ」(輝)

 

「マックス。とにかくこのことは正式に、グローバル艦長に申し出た方がいいよ」
「そうさ、異星人との結婚なんて、素晴らしいことじゃないか」(輝)

 

「かつて我々地球人は永きに渡って争いを体験しました」
「言葉・肌の色・イデオロギー・宗教、その他あらゆる困難を乗り越えて」
「今ようやく地球に平和の兆しをもたらせたのです」(グローバル)

 

「それが出来た私達だ」
「ゼントラーディの人々に対しても同じではないだろうか?」(グローバル)

 

「宇宙に平和を。これこそ、我々の使命ではないのか?」
「その歴史的第一歩として、2人の結婚を全面的に支持するものであります」(グローバル)

 

「愛があれば、星の違いなど関わりがないか…」(ブリタイ)

 

「(戦わなくていい?) いえ、戦います!」
「いいね、ミリア?」(マックス)

「私も一緒に行く」
「お前は妻はそばで手伝うものだと言った。その通りにする」(ミリア)

 

「私もゼントラーディではエースと言われたパイロット」
「必ず役に立つ」(ミリア)

 

「よし来い!」
「結婚式の当日に、華々しく散るのもいいだろう」(マックス)

 

「(元味方を)殺すには忍びない」
「あそこを狙えばマシンだけが壊れる」(ミリア)

 

「すまぬ、殺したくないのだ」(ミリア)

 

「(やられるかもしれない?) 構わん。お前と一緒なら」(ミリア)

 

「”皮を叩いて中身を生かす”。ミリア、僕の腕を見ていろ!」(マックス)

 

「一条中尉。僕の戦い方、見逃して下さい」(マックス)
「そうか、俺もやってみるよ」(輝)

 

「(敵が退却?) 結婚式の中継が、功を奏したのかもしれん」(グローバル)

 

「やれやれ…コーヒー1杯飲むのも当分苦労するな」(マックス)

 

26話

「このまま、ゼントラーディと交渉が持てるようになればよいが…」(グローバル)

 

「いにしえにプロトカルチャーと出会った者は、歌の…」
「つまり文化に目覚めて戦いの意志を衰えさせ、そして滅んだのだ」(エキセドル)

 

「我々ゼントラーディ人にとって戦いは命であり」
「戦うことにより歴史が積み重ねられてきた」(エキセドル)

 

「しかし今また、文化というものに触れた我が兵士達は」
「カルチャーショックで戦闘を拒否し始めたのです」(エキセドル)

 

「基幹艦隊総司令ボドルザー閣下は、先人の轍を踏むまいと接触は我々だけに任せられた」「だが…この結果を知れば、基幹艦隊は直接総攻撃をかけてこよう」(エキセドル)

 

「地球の文化を消し去るためにな」(エキセドル)

 

「ならば我が艦隊の(味方からの)脱出が難しい以上」
「共通の敵に立ち向かうことになりますな」(エキセドル)

 

「基幹艦隊がこの星系に向かったとの情報が、今入りましたわい」
「4,790,122隻の戦闘艦を擁する、ボドル基幹艦隊。とうとう動きおった」(エキセドル)

 

「(基幹艦隊が来る) 覚悟を決めねばならんようだな」
「地球が生き残るかどうかは、運を天に任せるしかないな」(グローバル)

 

「ミリア、死ぬかもしれないぞ?」(マックス)
「マックス。お前と一緒に、それも戦(いくさ)の中で死ねるなんて最高だ」(ミリア)

 

「最後ではない」
「マクロスはたった1隻で我々と戦ってきたではないか」
「勝つ保証はないが、戦い方はある」(エキセドル)

 

「お父様、お願いがあります」
「私をマクロスに送り返して下さい」
「仲間の所へ行きたいんです。一緒に戦ってきた」(未沙)

 

「ボドルザー閣下」
「このブリタイ・クリダニク、最後の戦い、とくとご覧になっていただきますぞ」(ブリタイ)

 

27話

「ミンメイ…」
「もう、これっきり会えないかもしれないから言ってしまうよ」
「僕、君のこと…好きだった」(輝)

 

「(好き?) そんな! 急に…」(ミンメイ)
「カイフンさんと…お幸せに!」(輝)

 

「お友達だとしか思ってなかったから…お友達だとしか、私…」(ミンメイ)

 

「ごめんね、輝。でも…私、やっぱりカイフンのこと…」(ミンメイ)
「おたくのせいじゃないよ。僕がいつもハッキリしなかったから」(輝)

 

「いいのさ、ミンメイ。僕は軍の戦闘機乗りで、おたくは人気スター」
「釣り合いなんか取れないよ」(輝)

 

「おかしなもんだね」
「この小さなマクロスの中で、僕等の住む世界がこんなに違うなんてさ」(輝)

 

「全滅! 地球が…」(未沙)

 

「まだ、やられるって決まったわけじゃないよ!」
「君に、1つだけお願いがあるんだけど」
「歌ってくれないか? みんなのために」(輝)

 

「アタック!」(輝)

 

「(撃墜されて)大気圏か…もう戻れないな」(輝)

 

「それじゃあ、歌ってくれるんだね。みんなのために」(輝)
「ええ。今日だけは、あなたのために」(ミンメイ)

 

「さよなら…ミンメイ」(輝)

 

「(1人だけ?) それじゃあ救助に向かいますから、現在位置を知らせて下さい」
「(危険?) そういう命令、今まで守ったことなかったですね」(輝)

 

「いい歌だ」
「俺達も行くぜ!」(カムジン)

 

「(味方?) バカヤロー! 俺は味方殺しのカムジンよ!」(カムジン)

 

「(助けてくれて) ありがとう!」(未沙)
「だけど、また命令違反しちゃいましたね」(輝)

 

「ホントいうとね、今度もまたあなたが来てくれるんじゃないかって思ってたのよ」(未沙)

 

「もしかしたら、地球で生き残ったのは私達2人だけかもしれないわね」(未沙)

「それでもいいんじゃない」
「独りぼっちじゃないんだから」(輝)

 

28話

「今度から掃除代もらおうかしら?」
「無理ね。頼まれてもないのに私が勝手にやってるんだから」(未沙)

 

「俺が軍隊に入っていたのはな、女が好きだからだ」
「好きな女を守る、いい仕事じゃないか!」(フォッカー)

 

「あいつ、ミンメイを忘れられないのね」
「でなかったらいつまでもあの子の写真やポスターなんか…」(未沙)

 

「ねえねえ、何でヴァネッサだけ昇進したと思う?」(キム・キャビロフ)
「あんたもそう思う? や~ね」(シャミー)

 

「あなたは論外として、知性・人格・容姿」
「どれを取っても私の方がヴァネッサより優れてるのに」
「なんでえ!?」(シャミー)

 

「今の質問撤回するわ」
「あなたになんか聞いたのが間違いでした」(キム)

 

「会いたいな…輝」(ミンメイ)

 

29話

「私…なんのために歌ってるんだか、分からなくなってきちゃった」(ミンメイ)

 

「以上のようなデータにより、我々の結論は、地球人とゼントラーディ人は」
「元をたどればほとんど同じ種族に他ならないということです」(エキセドル)

 

「地球人と我々はプロトカルチャーの子孫であることに、ほぼ間違いありません」(エキセドル)

 

「とりわけ共通指数の高いものがあります」
「共に好んで戦争をするという点です」(エキセドル)

 

「どんなことがあったって、地球人はゼントラーディ人のようになんかなるもんか」(輝)

 

「生活に馴染めないゼントラーディ人が、これからも増えるな」(輝)

 

「(不平分子が1万以上?) 面白え」
「2年もの間、こんなひでえ所でじっと待ったかいがあったってもんだぜ」(カムジン)

 

「文化なんてもんにみんな浮かれやがって」
「どうせ一時的な熱狂に過ぎねえ…そう俺は思ってた」(カムジン)

 

「おい、野郎共!」
「街のあぶれた連中をみんな連れてこい!」(カムジン)

 

「もうコソコソすることはねえ。おおっぴらに動き回れ」
「マイクローンになった奴等には教えてやれ」
「カムジン様の所にくれば、必ず元通りにしてやる、とな」(カムジン)

 

「お客さんの数なんて、関係ないわ」
「私、もう一度、歌い直してみたいの」
「私自身のために、私の歌を」(ミンメイ)

 

30話

「2年ぶりの戦闘か…」
「しかしこうやって我々と地球人が共同作戦を行うなどとは」
「かつて夢想だに出来なかったことだ」
「これも文化の力か」(ブリタイ)

 

「子供が抱きたかったら、自分で作ればいいだろ」
「これは私が作った子供だ」(ミリア)

 

「(戦場でも)自分の子供ぐらい、ちゃんと守ってみせる」(ミリア)

 

「(怒ってる?) 心配ないですよ」
「あれはですね、自分の子供がちやほやされてるんで、気分がいいって顔です」(マックス)

 

「それより、早瀬さんの方に気を使った方がいいんじゃないですか?」
「ほら、あの嬉しそうな顔、見てごらんなさい」(マックス)

 

「赤ん坊が大好きでしょうがないんでしょうね」
「自分の子供だったらもっとすごいだろうな」(マックス)

 

「早瀬さんの赤ちゃんだったら、見てみたいと思いませんか?」
「ねっ、一条大尉」(マックス)

 

「ロイ…あなたの子供、抱けなかったわね…」(クローディア)

 

「これは赤ん坊というものだ」
「名前はコミリア・マリア・ファリーナ・ジーナス」(ミリア)

 

「段々大きくなって、我々と同じ大きさになる」
「これは私と、彼が作ったものだ」(ミリア)

 

「お前達にプロトカルチャーが撃てるか!?」(ミリア)

 

「結局、あなた方2人のキスより、コミリア1人の方が迫力あったわけね」(クローディア)

 

「(敵兵の処置?) 彼等とて、我等が同胞。来る者は拒まずと伝えろ」(ブリタイ)

 

31話

「とかく芸能人は、落ち目になるとこんなゴタゴタを起こすもんよ」(キム)

 

「全く…この頃の男って意気地がないんだから」(未沙)

 

「バカヤロー! パトロール隊なんざひねり潰しちまえ!」(カムジン)

 

「輝…ごめんね。私、何もしてあげられない」(ミンメイ)

 

「今から50万年以上も昔のことだ」
「宇宙には絢爛たる文明を誇った、プロトカルチャーといわれる人種が生存していた」(グローバル)

 

「だがある時、勢力が大きく2つに分裂した」
「プロトカルチャーは、遺伝子工学を駆使して戦闘用に合成した」
「巨大な人類を作り上げたのだ」(グローバル)

 

「それがゼントラーディ軍と監察軍の巨人兵だ」
「彼等には、最初から文化を与えられてはいなかった」(グローバル)

 

「体が大きければ力も強い」
「文化を持てば、プロトカルチャーが滅ぼされてしまう危険もある」
「こうして文化を持たぬ巨人達は戦うことのみで」
「長い長い時代を過ごしてきたのだ」(グローバル)

 

「そして、ひ弱なプロトカルチャーはついに、自ら作った巨人と戦火の中で滅んだのだ」(グローバル)

 

「久々の戦闘だ。血がたぎりやがるぜ!」(カムジン)

 

「我々はプロトカルチャーによって作られた…悪魔の人形なのだ」(エキセドル)

 

「戦うことしか知らないなんて、惨めだな」(輝)
「まるで、私達みたいね」
「いつもケンカばっかり」(未沙)

 

「嫌な女ね、私って…」(未沙)

 

「文明がどれほど進歩したとしても、戦争はなくなりますまい」
「プロトカルチャー人がたどった道のようにです」(エキセドル)

 

「我々だけではない」
「あなた方でさえ、戦争から逃れられないのです」(エキセドル)

 

「なぜ…あの時、輝の言うことの方が正しいって…なぜ言えなかったの?」(ミンメイ)

 

32話

「(歌で)な~んてやると思ってたのか?」
「俺達はな、もうお前さんに騙されるほどうぶじゃねえんだ」(カムジン)

 

「俺達がお前の歌に驚いたのは、あの頃文化のぶの字も知らなかったからだよ」(カムジン)

 

「そうよ。大体お前の歌に人を感動させる力があると思ってたのか?」
「単に物珍しかっただけさ」(カムジン)

 

「(人質を取り要求?) これも地球人の影響か」(グローバル)

 

「ミンメイのことになると随分張り切るのね」
「私が人質だったらこうは…」(未沙)

 

「バカ! 人の命が懸かってる時、冗談なんてよく言えるな!」(輝)

 

「どこまで行っても、あなたは口先だけなのね」(ミンメイ)

 

「文化文化とうるせえ奴だな。俺達は文化の仕方ぐらい知ってらあ!」
「いいか。文化ってのはな、こうするんだ」(カムジン)

 

「待つなんて俺には合わねえのさ、野郎共も同じよ」
「やっぱり戦ってるのが一番なんだ。腕が鳴るぜ!」(カムジン)

 

「ミンメイ。君を、絶対無傷で助けてやる」(輝)

 

「輝…あなたはいつだって、私の心の中に…」(ミンメイ)
「ミンメイ。いつも君はまぶしくて…」(輝)

 

「今なら私、きっと…」
「そう、ちゃんと答えられる…輝の気持ちに」(ミンメイ)

 

33話

「言わなくたっていいのに、なんであんなこと言っちゃったのかしら?」(未沙)

 

「(ケンカなんかしてない?) 素直が一番よ」(クローディア)

 

「傍で見ていて歯がゆいわ」
「結局、愛は言葉よ。心に秘めてるなんて古いなあ!」(キム)

 

「(素直が一番?) 分かってるのよ、自分でも…」(未沙)

 

「今がどんな形でも、相手が生きてるだけでいいじゃない」(クローディア)

 

「あんた、クローディアって言ったっけ?」
「なかなかかわいいぜ!」(フォッカー)

 

「今度、デートしないか?」
「こんな片田舎でも、美味いもん食わせる店があるんだ」
「いつがいい?」(フォッカー)

 

「(不謹慎?) いやいいなぁ、その感じ!」
「新入隊員はすべからく、そうじゃなきゃあな」(フォッカー)

 

「正直に言って、彼の初めての印象ってよくなかったわ」
「というより、どういう性格してるのか、私にはホントに分からなかったの」(クローディア)

 

「ずうずうしいっていうのか、無神経っていうのか、その後も呆れ返ったわ」(クローディア)

 

「ちゃんとデートをしてくれるまで、日参するつもりだ」(フォッカー)

 

「とにかく、私の常識の範疇は超えてたわ」
「そんな彼でも、いざ私の目の前からいなくなった時は寂しかった」
「胸がキュ~ンと締め付けられるような」(クローディア)

 

「何これ? あ~、まだ持ってたの、こんなもん(プレゼント)」
「君がそういうんなら(返してもらう)」(フォッカー)

 

「見たまえ、こいつを!」
「いずれは変形可能になる、開発中の新型戦闘機”VF-X1”だ」(フォッカー)

 

「エンジン性能スピードは、今までのタイプとは段違い」
「いよいよ明日、こいつの試験飛行をやるんだ」(フォッカー)

 

「その直後、モーレツに自己嫌悪に陥ったわ」
「この私がよ、信じられないでしょう?」(クローディア)

 

「どうして正直に自分の気持ちを伝えなかったのかって」
「素直じゃなかったのねぇ」(クローディア)

 

「それまでの私って、彼の一面しか見なくてやきもきしてたのねえ」(クローディア)

 

「会いたいんだ、今すぐ君に」
「(何時?) 多分真夜中だ」
「会いたいんだ、ちょっとでいい」
「だいぶ飲んでるが、正気だ」(フォッカー)

 

「やあ…こんな真夜中に呼び出して済まない」(フォッカー)

 

「今日俺は、試作品の初飛行の前、女子隊員とキャッキャバカみたいに振る舞ってた」
「先輩からはそのことでとっちめられたよ」(フォッカー)

 

「でもな、俺だって不安だったんだ」(フォッカー)

 

「パイロットってのはそんなもんだ」
「平気な顔をして乗ってるように思うだろうが」
「明日死ぬんじゃないかって、ふっと思うこともある」
「バカ言ってなきゃやりきれない時もある」(フォッカー)

 

「前の基地で一緒だった時、俺が君ん所へ花束を持って出かけたのも」
「正直言ってそんな気持ちからだ。怒らないでくれ」(フォッカー)

 

「君も知っての通り、女友達はたくさんいる」
「でもこんな愚痴を聞いてもらいたいと思ったのは、君しかいなかったんだ」(フォッカー)

 

「今日は軽い飛行」
「明日はいよいよ高度1万メートル上空で、本格的なフルスピード試験飛行をやるんだ」
「もういいんだ、ありがとう」(フォッカー)

 

「不思議そうな顔すんなよ」
「ひと言、謝りたかったんだ。昼間はちょっと言い過ぎたから」(輝)

 

34話

「(見つかったら?) いいわ、輝となら」
「この変装ならバレっこないわ。最初、輝だって気づかなかったじゃない」(ミンメイ)

 

「こうやって2人っきりで会うのも、何年ぶりかしら?」(ミンメイ)

 

「2年なんか、短いようで長いわね」(ミンメイ)
「長いようで短いと、思った方がいいよ」(輝)

 

「さよなら、ミンメイ…」(輝)

 

「あいつ、何してるのかしら?」(未沙)

 

「今日中に謝っとかないと、絶交もんだな」(輝)

 

「私も相当なバカね」(未沙)

 

「(迷い犬?) あなたも独り?」(未沙)

 

「また独りですか…」(未沙)

 

「(急用?) いいのよ。でも、電話ぐらいかけてほしかったわ」
「もう…いいわ」(未沙)

 

「ごめんなさい、皆さん」
「私…今日は歌いたくないんです!」(ミンメイ)

 

「あなたのせいよ」
「あなたが現れてから、輝との仲が遠くなったわ」(ミンメイ)

 

「君の歌に人を想う優しさがあれば、君は本物の歌手になれる」
「君の本物の歌が聴きたくて、俺は俺なりにこの2年間、頑張ってきたつもりだ」
「だけど、それも今日で終わりだ」(カイフン)

 

「俺はまた旅に出る。当分会うこともないだろう」
「いつの日か、優しい歌を聴かせてくれ」(カイフン)

 

35話

「俺達に文化を伝えたことを後悔させてやるぜ」
「てめえらが教えてくれた修理の技術を、俺達がどう使うか…よ~く見せてやる!」(カムジン)

 

「なんだか、みんな嫌になっちゃった」
「ちやほやされていい気になって…気づいてみたら私」
「何かいろんなものを落としてきたみたい…」(ミンメイ)

 

「これからどうしたらいいのか、分からなくなっちゃった」(ミンメイ)

 

「誰だって似たようなもんさ」
「みんな毎日いろんなものをポロポロ落としながら、生活してるんだ」(輝)

 

「好きなだけじゃダメなの。もう歌は歌いたくないわ」
「もう、歌わないわ」(ミンメイ)

 

「歌えないの…」(ミンメイ)

 

「私のこと考えてくれるの…」
「親身になってくれるの、あなただけよ」
「ねえ、ここにいちゃダメ」(ミンメイ)

 

「ずっといると迷惑なのは分かってるわ」
「今夜だけ…帰る所がないの!」
「お願い、輝…お願いよ!」(ミンメイ)

 

「ありがとう…輝」(ミンメイ)

 

「やっと俺の趣味になってきやがった」(カムジン)

 

「よかった。輝、生きてる」(ミンメイ)

 

「輝。お願い、軍人なんか辞めて」
「こんな思いして待つなんて、私…」(ミンメイ)

 

36話

「まだ決心がつかないのね」
「どうして? あなたが軍人を辞めてくれるなら」
「私、歌手を辞めてもいいわ」(ミンメイ)

「そんなこと気軽に言うもんじゃないよ」(輝)

 

「私、覚えてるわ。あなたと初めて会った頃のこと」
「あなたはまだ軍人ではなくて、私も歌手になる前の普通の女の子だったわ」(ミンメイ)

 

「マクロスの中で閉じ込められて、もうダメかなって思った時、あなたが言ってくれたわね」
「『結婚式でもやりますか』って」(ミンメイ)

 

「もう一度戻りましょう、あの頃に!」(ミンメイ)

 

「これでまた昔みたいに、大暴れ出来るぜ!」
「手始めにマクロスだ! 潰して宇宙に帰るんだ!」(カムジン)

 

「クローディア、今までいろいろありがとう。私…」(未沙)
「退役するなんて言わないでよ」(クローディア)

 

「仕方ないわ。だって、ミンメイさんは女の私が見てもかわいいもの」
「それに引き換え私なんか、一条君より年上だし、堅苦しいし」
「そして…軍人ですもの」(未沙)

 

「このまま軍にいて、彼と顔を合わせ続けるなんて…」(未沙)

 

「(軍を離れる?) 一条大尉が原因かね?」
「女性の士官が突然軍を辞めたいと言い出す時は、決まってそんなものさ」(グローバル)

 

「本当に美しい星だ、この地球は」
「しかしな、早瀬君」
「我々はいつまでもこの星にとどまり続けることは出来んのだ」(グローバル)

 

「この広い銀河系の中では、ゼントラーディ軍と監察軍は今この瞬間も戦い続けている」
「彼等が再び地球を襲って来たら、我々がもう一度生き残れるという確率は万に1つもない」(グローバル)

 

「しかし考えてもみたまえ」
「我々があの大軍団に対抗するだけの武力を持てたとしたら」
「地球は戦うためだけの星になってしまうだろう」(グローバル)

 

「かつて偉大なプロトカルチャー達が、ゼントラーディ人のような巨人兵を生み出し」
「そして自滅していったようにな」(グローバル)

 

「この地球の文化を絶やさぬためにも、宇宙への移民を始めようと思う」
「可能な限り早く、可能な限り多くの星へだ」(グローバル)

 

「今日私あなたにお別れを言うつもりで来ました」
「私、今日限り軍を辞めて、どこか遠くの街へ行くつもりでいました」(未沙)

 

「だけど宇宙移民計画の一番艦の艦長に任命されて、気持ちが変わりました」(未沙)

 

「私達人類が、このまま地球に住み続けることが出来たとしても」
「やがていつか異星人達に滅ぼされてしまうかもしれません」(未沙)

 

「これから生まれてくる子供達のためにも」
「そして何万年か未来の人々に文化を伝えるためにも」
「私達は銀河系のあらゆる星々に向けて、飛び立つ必要があると思います」(未沙)

 

「殺し合うためではなく、宇宙を文化で満たすために」(未沙)

 

「ミンメイさん。私、あなたの歌好きよ」
「私にはあなたみたいに文化を生み出すことは出来ないけど」
「それを守っていくことは出来るかもしれない」(未沙)

 

「今…今なら、ハッキリと言える」
「一条君、あなたが好きです」
「ミンメイさん、あなたも歌を大切に」(未沙)

 

「それではこれで…」(未沙)

 

「輝! 行かないで!」
「お願い…」(ミンメイ)

 

「私はマクロスに戻ります」(未沙)
「早瀬少佐。僕も出撃します、ご無事で!」(輝)
「あなたこそ…」(未沙)

 

「輝! どうして?」
「どうしてそんなにしてまで戦いに行くの?」(ミンメイ)

 

「ミンメイさん。あなたは一体、誰のために歌を歌うの?」
「自分のため? それとも…」
「あなたの歌を、愛してくれる人達のためじゃなくて?」(未沙)

 

「私達が戦いに行くのも、あなたが歌を歌うことと同じ理由なのよ」(未沙)

 

「バカなこと言うな!」
「俺は軍人なんだ。君を、この街を、守らなきゃならないんだ!」(輝)

 

「嫌! 嫌! だったら私も一緒に連れてって!」
「独りぼっちにしないで!」(ミンメイ)

 

「ミンメイ、ゴメン。だけど、君は独りぼっちなんかじゃない」
「君には歌があるじゃないか」(輝)

 

「行くぜ、ラプラミズ!」(カムジン)
「おお! 死ぬな、カムジン!」(ラプラミズ)
「お前こそ。後で文化しようぜ!」(カムジン)

 

「私、どこか知らない街へ行くわ」
「そこでもう一度歌ってみる。もう、歌をやめるなんて言わない!」(ミンメイ)

 

「早瀬さん」
「それがいつになるか分からないけど…私が本当の自分の歌を歌えるようになったら」
「その時は…」
「私も乗せていただけますか? あなたの船に」(ミンメイ)

 

「よろこんで」
「そしてあなたの歌を、この宇宙いっぱいに響きわたらせましょう」(未沙)

 

「行っちゃったわね。引き止めなくてよかったの?」(未沙)
「ええ。ミンメイって子は、僕なんかにつなぎ止めておけませんよ」(輝)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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