「プロレススーパースター列伝」の名言・台詞まとめ

マンガ「プロレススーパースター列伝」の名言・台詞をまとめていきます。

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目次

→アブドーラ・ザ・ブッチャー
→スタン・ハンセン
→ミル・マスカラス
→ザ・ファンクス
→タイガー・ジェット・シン
→アンドレ・ザ・ジャイアント
→ジャイアント馬場
→アントニオ猪木
→タイガーマスク
→ハルク・ホーガン
→ブルーザー・ブロディ
→ザ・グレート・カブキ
→リック・フレアー

 

アブドーラ・ザ・ブッチャー

1巻

「みてのとおり今はカラテのトレーニング中だッ!」

 

「おれがトレーニングをおこたり弱くなったら、それでもインタビューにくるか!?」
「ファンもさわいでくれるかッ?」

 

「100万エンもってくるか、きえな!!」

 

「われわれプロレスラーにとっては、ミステリアスな部分も魅力の一つだ」
「だからわたしについての伝説や作り話も、そのままにしてきた」

 

「ああ、なぐれ、けれ」
「おれはプロレスはへただが不死身(タフ)だから死にはせん」

 

「ああ、人間は信じられねえ!」

 

「もともと信じなかったが」
「このイヤなやつとコンビを組んでますます信じられなくなったッ!」

 

「ノー!! その(わざと負ける)命令だけはきけないッ!」

 

「なぜなら、おれの恩師で東南アジアの”カラテの神様”オテナ先生に教わった精神にそむくことだからだ!」

 

「おれの今までの人生は空腹の連続だった、いつも腹ペコだった」

 

「…あのガキどもの年ごろ、おれは食うためにありとあらゆる商売をやったっけ」
「どんなに働いても、腹ペコからは解放されなかった」

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「用心棒にでもおちぶれないかぎり、おれの食う道はプロレスしかねえ…」

 

「たしかにブルーザーは人間ばなれしたタフガイだが、おれの地獄突きには通用せん!」

 

「なんとでもいえ…おれはひさびさに1ドルのハンバーグじゃなく」
「でっかい血のしたたる30ドルはするステーキにありつきたい一心よ!」

 

「いくらブルーザーに味方してゆっくりカウントしたところで」
「地獄突きをもらったやつはたてやせんさ!」

 

「同情されるくらいなら憎まれろ!」
「それが男だ!」

 

「この悲しみはもっとパパを、レスラーとして強くするッ!」
「かならず!!」

 

「日本でイノキをリング下へ地獄突きでおとしたとき」
「もう一発とどめをさそうとしてバック・ドロップで逆転された体験から」

 

「まず凶器でいためつけて無抵抗にしておくのさ!」

 

「ケージ(金網)・デスマッチ」

 

「レフェリーもなし、逃げもかくれもならず」
「相手を完全に失神させるしかリングをでる道はねえ死の試合…」

 

「そ、そうだッ!」
「この怪物のパワーを逆に利用しての地獄突き…つまりカウンターなら通用するかも!?」

 

「ファイトさえありゃ、世のなかなんとかなるもんだぜ~~ッ!!」

 

「おれも人気者になったもんだ、悪役なのにな…」
「やはりこの世は実力だぜ!」

 

「うんとかせいではやく新しい妻をむかえ、せがれと幸福な家庭をきずくためなら」
「おれは悪魔とでも組むさ!」

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2巻

「あのバーカ、自分のはいた炎をのみこんでやがら!」
「攻撃がワンパターンだから、敵にはみぬかれ、ファンにもあきられてる」

 

「だから仲間割れでブチのめされたうらみも忘れ」
「おれと組んで勝率をあげて人気を回復したいわけか」

 

「また、その(勝ちを譲る)話かい」
「しかし、あんたにまかしとけばすぐ痛めつけられてタッチにくるじゃねえか」

 

「愛する息子よ、パパはつぶされん!」
「つ…つぶされてたまるかッ!」

 

「さーて、やっとこさ二人きりの水いらずになれたか!」

 

「だれかボスのかたきをとる勇気のあるやつはいるかな?」
「今の地獄突きを両方の目ン玉にみまってやるぜ!」

 

「シークさん、一万ドルの小切手たしかにいただいた、サンキュー」

 

「がっぽりかせがせてくれさえすりゃ、今日のことなんざ忘れ」
「またタッグも組むし興行にもだしてもらうさ!!」

 

「おれはゴングなんぞに支配されねぇッ!」
「おれ自身が満足するまでやるぜ! なれなれしくベタベタさわるな!!」

 

「ババ、おまえの首を地獄突きでブチ折るのが楽しみだぜ!」

 

「それはきっとおれがいつも一生懸命だからじゃないか」
「息子のために新しい母親を迎え、幸福な家庭を築いてやるために…」

 

「ファンはなッ、そんなふうにゴチャゴチャ説明をもとめたりはせんが」
「ちゃんとわかってくれてるんだ!」

 

「悪役というビジネスにどんなにおれが一生懸命かを!!」

 

「とうとう信じられるもの…妻を、家庭をおれは得た!」
「それを守るために今度は戦うッ、戦いぬくんだ!!」

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スタン・ハンセン

2巻

「『ブレーキのこわれたダンプカー』の交通事故は偶然じゃねえッ!」
「人気があって英雄(ヒーロー)ぶってるやつを、ねらいうちするんだ!!」

 

「あのときもよ、今夜のイノキとおなじで」
「ニューヨークのファンどもはサンマルチノばかりを声援し、おれをののしった!」

 

「結果、やつらはなにをみたか!?」

 

「ヘーイッ! 人気だけのチャンピオン!!」
「あんたのツラはもうみあきたぜ」

 

「つまり古いんだッ!」
「おれが処刑してやるぜ!」

 

「いや、ちがうな」
「折れるのはあんたの首だぜ!」

 

「相手をノシてほめられるとは、こたえられねえや」

 

「プロレスラーのボディーは、ドラムカンより固いですかねえ?」

 

「今にみてやがれッ、きっと…キャデラックで試合場を往復し」
「一流レストランでステーキとワインの食事ができる一流レスラーになってやる!」

 

「おれの短気はケンカにゃむいても、プロレスむきじゃねえのかな?」

 

「ツルタやファンクスにはよめても、あの低能ザコどもにゃムリだぜ!」
「今にみてやがれ!!」

 

「正直いうと実戦で血みどろになり、きたえ固めた腕でなけりゃ本物じゃねえってのが」
「おれの考えなんだッ」

 

「あのでかい化物(ブルーザー・ブロディ)はたいした野郎だ!」

 

「やつのおかげでおれのウエスタン・ラリアートを完全な必殺技とするには」
「まだまだ研究の余地があると教わったぜ」

 

「ウエスタン・ラリアートにかんじんなのはタイミング!」
「これからブチこむぞと相手に悟られるのはまぬけのやることだッ!」

 

「ママ、おれは今でもバッド・ボーイさ」
「ただ、ストリート・ファイトのかわりにマットでやるだけの差だ」

 

「なのにゼニはもらえる、スターあつかいにされる」
「こんないい商売ないぜ!」

 

「イキガリなさんな、おっさんがたよ!」

 

「たしかに昔は、どっちも世界チャンピオンクラスだったろうが」
「あんたがたの時代は、もうおわったんだ! なあ、相棒」

 

「こ、こうなったらのるかそるかだ!?」

 

「やつのヘッド・バットが強いか、おれのウエスタン・ラリアートが強いか」
「勝負してやるう!」

 

腕は2本、あらあ!」
「とどめは右!!」

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ミル・マスカラス

3巻

「よ、喜んでエル・サントさんの胸を借りましょう!」
「あの不敗の厚い胸を!!」

 

「ビバ(すばらしい)の称賛の声が、まだまだおれに対するより数倍の迫力!」

 

「当然のことだが威圧されてはいかん、いかんぞッ!」
「今はレスラーとして対等!!」

 

「とはいえ…あの人にあこがれ」
「あの人だけが貧しい少年時代の太陽だった日の記憶がよみがえってくるのは」
「どうすることもできん!」

 

「あいかわらずの人格者…」
「つ、つい少年ファンとして尊敬していた昔にもどってしまいそうだが」
「これを闘志にかえねば!」

 

「伝説の聖者は健在!!」
「やや肌のつや、弾力こそおとろえているが、技のきれ、スピードは昔のまま!」
「よ、よほど節制しているのだッ!」

 

「本家というなら…メキシコのプロレス独特の空中殺法はほとんどエル・サントが本家だが」
「それをさらに強力にみがくのがわれわれの役目!」

 

「こ、このスクリュー・スピン・キックもサントが本家だが…」
「おれの若さのバネがやや高空からけりまさって撃墜できた!」

 

「ま…まだッ、まだ!」
「レ、レフェリーおれは…おれは失神するまで絶対にギブ・アップせんぞ!」

 

「夢のようです、エル・サントさん」
「偉大なる聖者と時間切れひきわけにもちこめるなんて…」

 

「じつは少年時代、わたしはエル・サントレスリング教室の生徒の一人でした!」

 

「あなたのおかげですッ、万一、あなたの存在が太陽のようになかったら」
「わたしは貧しすぎた少年時代にぐれてしまっていたでしょう」

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「おれは覆面レスラーでよかった、赤くなってる顔をみられなくて…」
「雲の上の存在だった人気女優と一緒に仕事ができるとは!」

 

「とうぶんプロレスだけに打ちこめ…エル・サントさんの忠告は正しかった!」

 

「ひろく世界に強敵をもとめよ!!」
「エル・サントさんのもう一つの忠告は守ろう!」

 

「映画スターの座もメキシコの人気レスラーの名もすてて…」
「まず、アメリカ西海岸のプロレス王国ロサンゼルスへ武者修行だ!!」

 

「体格はなくても技には自信がありますよ!」

 

「実力があろうがなかろうがわたしはだれもこわいとは思いませんが…」
「あまりはやくチャンスにめぐまれたのでおどろいただけです」

 

「す…素顔があばかれたら、おれは覆面レスラーとして価値がゼロになるが…」
「大量出血で意識が…か、かすむ!」

 

「そッ、そうだ。こいつは血をすするとともに覆面はぎが目的だから」
「覆面を食いちぎるせつなどうしても口を一瞬はなす!」

 

「そのせつなに勝負だッ!」

 

「貴族? じつに光栄だが…」
「ひどい貧乏人のせがれに生まれろくに食うものも食わずに育った男が」
「よりによって貴族とはね…」

 

「よしッ、4の字固めの使い手は、なにもデストロイヤーだけじゃない」

 

「アメリカへ帰ったらなるべく4の字固めのうまい相手と戦い」
「実戦を通じて4の字破りを研究してやる!」

 

「きみたち、わたしのファンならわたしに覆面レスラー世界一になってほしいだろ?」

 

「それならもうしばらくだまってわたしを見守っていてくれたまえ」
「いまに理由がわかってもらえる」

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4巻

「ありがたいと思う、心から…」

 

「できるなら一人ずつと握手したい心境だが、それもなるまいから…」
「マットでの全力ファイトで感謝の心をあらわしたい」

 

「ひとつだけハッキリいっておく!」
「4の字固めは近代プロレスが生んだ最も高度な必殺技のひとつだ」

 

「これを完全に破ることはだれにも不可能だろうが、しかし…」
「すくなくとも痛みわけ、ひきわけにはもちこめる自信はできた!」

 

「ザ・デストロイヤーはスポーツマンの風上にもおけぬ卑怯なやつだった!!」
「今度やつと戦ったら許さんぞッ!」

 

「不死身仮面はウソをつかなかった」
「いや、彼はリングでは悪役王でも…すばらしいアミーゴ(友)だった!」

 

「人間にはそれぞれ生きていく上での主義と道がある」
「われわれ兄弟は、あくまで超人的なテクニックを追求するプロレスに生きればいい!」

 

「東京のつぎは、いよいよ世界一のプロレスの殿堂」
「ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンにのりこみだ!!」

 

「ぼくはメキシコでの少年時代」
「プロレスの神様といわれた”聖者”エル・サントにあこがれて育ちました」

 

「しかし、その聖者サントでさえも、あなたとはひきわけるのがやっとだった…」

 

「20世紀最強だった鉄人ルー・テーズ!!」
「その方のたのみとあればできるかぎりのことはさせていただきますッ!」

 

「世紀の大レスラーも現在の生活にめぐまれていない」
「二度までも破産した!」

 

「それをしっているから参加をオーケーした」
「そうでなければことわったろう…」

 

「冷酷というか恩知らずというか…それが”地上最強の男”として」
「30年間もプロレス界を栄えさせたテーズさんに対してやることですかね!」

 

「あまりにはりあいがない…」
「これが日本だったら超満員のファンの大歓呼がまきおこるところだ」

 

「しかしおれは男!! 信念のためには血を流すメキシカン!」
「IWA会長なのにレフェリーまでつとめて節約するテーズさんにむくいなければ…」

 

「ことわる。わずかに残った財産もIWAにつぎこんでしまい」
「あんなに苦労しているテーズさんを裏切ることはできん!」

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ザ・ファンクス(ドリー&テリー)

※ドリーは黒色、テリーは青色にしています。

4巻

「ザ・ファンクスはいいカッコばかりしてるわけじゃないぞッ」
「この野郎!!」

 

「兄貴、なんでフォークをうばったとき」
「ブッチャー野郎のデコボコ頭を穴だらけにしてやらなかったんだ!?」

 

「俺もそうしたかったさ」
「それをやる寸前だったよ」

 

「だがなテリー…そういう瞬間いつものことだが」
「死んだ親父の顔がフッとうかんでくるんだ…」

 

「親父の声もきこえるんだ。ノー、それをやっちゃいかん!!」
「それをやってはおまえたちもわしの二の舞になる…と」

 

「俺たち兄弟をフェアで強いチャンピオンに育てるため親父の人生はあった」
「その苦労を水のアワにできるか?」

 

「兄貴、まちなよ! パパの言葉を思いだしてたたえよう!」
「そしてエネルギーにかえるんだっ!」

 

「パパ! 40キロも体重のちがうキニスキーを相手にすげえガッツだぜ!」
「兄貴! おれたちの未来のプロレス人生のためにパパは教えてくれてるんだ!」

 

「テリー…おれはプロレスをやるときめたわけじゃない!」
「パパのあやつり人形はイヤだ!」

 

5巻

「パパが自分より40キロも重いキニスキーと」
「あんな血まみれになって戦っているのはなんのためだ!?」

 

「おれたち兄弟を世界一強いレスラーに育てたい一心からじゃないか!」

 

「じつはバーバラがおれに」
「プロレスなんて野蛮なビジネスより弁護士か実業家になってほしいというんだ」

 

「ああ、結婚の約束をした仲だ」
「それだけにバーバラの意見も尊重しないとな」

 

「兄貴ッ、おれたちでルー・テーズより先に」
「まずあのキニスキーをブチのめしてやるんだ!!」

 

「女の子のゴキゲンなんかとってるヒマはないぞ!」

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「いまはテレビ時代だから…」
「パパがテキサス以外の土地で試合してもテレビ放映されてしまう」

 

「それをバーバラがみて、おれにいった」
「みじめでぶざまだ…と」

 

「だまってないさ。バーバラにいってやった」
「きみよりパパの方がだいじだ! きみとはサヨナラする…と!」

 

「テリー、おれは卒業と同時に、ひと足先にプロレス界にのりこむぞ!」
「おまえもテキサス・ウエスタン大学フットボール部できたえ、あとからこいッ!」

 

「ああ…おれたち兄弟にパパがロデオをやらせたのも、そのためだったのか!」
「ふりまわし殺法のエチソンに、勝算があるからぶつけたとは名マネージャーだッ!」

 

「テーズが先生でおれが生徒でもあるまいし」
「ほめられて喜ぶことはない。喜ぶのはテーズを倒した時だ」

 

「そのとおりだパパ! そう(年齢と)思えばあきらめもつくよ」
「そして昔パパが負けたのは全盛時代のテーズだったんだ」

 

「おかげでパパは親子二代の復讐心に燃え」
「おれたち兄弟を一人前のレスラーに育てたんだから」

 

「むしろ、ミスター・テーズに感謝しなくちゃ」

 

「でっかいキニスキーが小さな悪役のパパを正義派ぶって痛めつけた残酷シーンは」
「きのうのことのように覚えている!」

 

「かならず復讐してやるとも!!」

 

「パパは自分の人生も血と汗できずいた財産も」
「すべておれたち兄弟を正統派の強いレスラーに育てることにささげてくれた…」
「偉大なる悪役!!」

 

「いつまでも兄貴が世界チャンピオンでいられるように」
「おれも命がけで自分のことより兄貴を守るぞッ!」

 

「この野郎ッ、おれの兄貴に挑戦しようなんざ、十年はやいぞ!!」
「兄貴とやりたかったら、おれを負かしてからにしやがれ!!」

 

「これだけ痛めつけときゃ、毎日のように挑戦者をさばく兄貴も楽だぜ!」

 

「それにしても兄貴、あんなにレイスが強いとわかっていたら」
「あらかじめおれが痛めつけておけばよかったよ」

 

「テリー、おまえの人生はおまえのもの!」
「用心棒をつとめてくれる兄弟愛には感謝しとるが、おれと競争する時期だ!」

 

「おれって欲がないのかな」
「兄弟愛なんていわれるとテレちまうけど、ただ夢中であばれてりゃ幸福(ハッピー)なのさ」

 

「兄貴ッ! 二人で競争だ!! おれも欲をだすッ! 親父のために!」
「なにがなんでも世界タイトルをファンク一家にとりもどすぜ!!」

 

タイガー・ジェット・シン

5巻

「てめえのようなチンピラ悪党がなれなれしい口をきくんじゃねえッ!」

 

「チンピラ、よくみとけッ!」
「人間を痛めつけるてえのは、こうやるんだ!」

 

「ザコにゃ用はねえ!!」
「おれはタイガー・J・シン!!」
「アントニオ・イノキ、貴様をブチのめすために、日本へきたんだ!」

 

「ヘイッ、イノキ!! だいじな美人ワイフの目のまえでぶざまにブチのめしてやるぜ!」
「こいつ、ケンカやる度胸もなくて、よくプロレスラーがつとまるな!!」

 

「よう、ポリス諸君!! 諸君とはケンカせん」
「留置場ぐらしが長びいては、イノキをブッ殺すチャンスを失うからな!」

 

「よけいなお世話だッ!!」
「ダラ・シンはダラ・シン、おれにはおれの流儀がある!」

 

「サーベルなんぞ使わんでもへなちょこアメリカ・レスラーぐらい、ブッ殺してみせるぜ」
「おれはインドをおわれたが、おれなりに伝統あるインド・レスラーの誇りがあるッ」

 

「万一、アメリカで完敗するようなハジをかいたときは」
「このサーベルで自分の心臓を刺すのだ!」

 

「相手を、半殺しにブチのめしての反則負けは負けじゃねえッ」
「おれの流儀では完全な勝利だ!」

 

「たった3秒間だけ両肩がマットについたからって」
「勝ち負けのきまるきれいごとのルールに欲求不満になって」

 

「おれはアメリカへあばれこんだんだからな!!」

 

「きさま、さっきおれのことを二流レスラーとぬかしたな!」
「あれをとりけさんと本当に殺すぞ!!」

 

「おれの実力はケンカ・ファイトならインドでもトップだ!!」
「ただひとりおれより完全に上なのはダラ・シンという超大物だけよ!!」

 

「第二のダラ・シン…あ、あの尊敬するダラ・シンのあとをつげるなら…」
「ミスター・アトキンス、お願いしますぜ!!」

 

「(日本に)売りこむならおし売りだッ!!」
「つべこべいわさずケンカを買わせてやる!!」

 

「コバヤシだと!?」
「おまえなんざおれ様と戦うのは10年はやいってことを思いしらせてやる!」

 

「なぜ、そう死にいそぐ、イノキ!?」

 

「イノキ、覚悟しとけ!」
「おまえを地獄へ送る日、おれはサーベルをもたずにリングへあがるッ!」
「それが、なにを意味するか!?」

 

「サーベルは悪魔シンのしるし!」

 

「だが、反則負けの心配なくじわじわ正統技で相手を痛めつけ、なぶり殺しにする楽しみも」
「また格別だからこそフレッド・アトキンスを師としたんだぜッ!」

 

「みたかッ、イノーキ!? おれを、反則しか能のねえ二流悪役とみくびるなよッ!」
「その気になりゃざっとこんなもんだ!」

 

「ノー!! ネバー・ギブ・アップ」

 

「今後おれのプロレス生活は、アントニオ・イノキいじめを中心にする」

 

「おれはインドの元貴族で大富豪だッ!」
「食うための試合などやる必要はない!」

 

「イノキに勝つとはいわん!」
「やつの、自分だけの英雄きどりが気に入らん」

 

「戦うたびに半殺しにしてやるッ!」
「そして、いつか…本当に殺してやる!!」

 

6巻

「シャラーップ!!」
「いま、ザ・シークがどうしたとかしったかぶりをぬかしたなッ!?」

 

「おれの火炎殺法は10年昔」
「インドの妖術レスラーとして有名なハラマヤ・カーンに直伝されたものだ!!」

 

「ザ・シークなんて野郎は、そのサルマネにすぎん!」

 

「近頃、スタン・ハンセンだのハルク・ホーガンだのがはしゃいどるようだが」
「渡してたまるかッ!」

 

「最後に、イノキの息の根をとめるのは、このタイガー・J・シンだ!!」

 

「ひょっとするとある意味で…おれにとってイノキは…」
「永遠の恋人なのかな?」

 

アンドレ・ザ・ジャイアント

6巻

「レフェリーに暴行だと?」
「あれはジャーマン・スープレックスをふりほどこうと手足をもがいたら」
「偶然そこにレフェリーの頭があったのさ!」

 

「なにッ!? おれに1対5で戦えだと?」

 

「みんながまえからむかってくるなら1対10でもやってやるが」
「おれも背中には目がついてねえ」

 

「それに、やつらは凶器を使いやがる」
「せめて1対3にしろ」

 

「(目隠し) そ…そりゃあんまりだ! いいや、こわいんじゃないッ!」
「自分がみじめなんだ、見せ物みたいで…」

 

「へたに動くだけみじめになるし体力のムダだッ!」
「じっとまって相手が手をだしたとたん、その方角を力まかせにブッ飛ばしてやる!」

 

「バック・ドロップと思うだろうが」
「おまえなどと仲よく一緒に倒れるよりこの(放り投げる)方が!」

 

「なーにがアメリカン・ドリームだ、にやけたキザ野郎め!!」
「ひとひねりにしてアメリカの夢とやらに、悪夢をみせてやるぜ!」

 

「すっかりおれを悪役にしくさって…」
「てめえがカッコよく目立とうたって、どっこいそうはさせるか!!」

 

「案外いい体格してやがるが…なんにせよベビー・フェイスきどりは許さねえ!」

 

「このキザな色男の方こそよっぽど悪役だった!!」

 

「おれの本心はタイトルなど必要じゃないんだ」
「その気になればじきチャンピオンになれる証拠を一度はみせただけでな」

 

「広い世界を股にかけて強敵をもとめ歩くのがおれの性に合っている」
「これでサヨナラとしよう」

 

ジャイアント馬場

7巻

「(紹介は)まさか相撲じゃないでしょうね?」
「角界も巨人と競争でスカウトしてくれたっけが、ぼかあ相撲にはむきません」

 

「(プロレスは)ルールあるケンカでしょ、あれ…」
「ぼかあ生まれてからケンカしたこともないのに、あんな荒っぽいまねができるかな?」

 

「(アメリカ遠征パレード) は…恥ずかしい!!」
「穴があったら入りたいほどッ…だって、この赤い着物は女の長ジュバンじゃないか!」

 

「これはゲイシャ・ガールのキモノだから」
「絶対これを着て日本ムードをだせというプロモーターの命令だが…」

 

「まるで見世物にされたようで情けないし、みじめだ!」

 

「太平洋戦争なんて、そんな昔の日米関係などしったことか!」
「いまや日本は近代文明国こんなスタイルも国辱もの!」

 

「おれは、レスリングだけで勝負するためアメリカへきたのに…」

 

「おれはプロ野球出身で相撲など関係ないのに…」

 

「い、いやッ! 恥ずかしさを忘れ」
「いいファイトをしなければ本場修行にだしてくれた力道山先生に申し訳ない!」

 

「その力道山先生さえ、このプロレスとボクシング会場では」
「世界一の伝統と権威のあるM・S・ガーデンのマットはふんでいない!」

 

「ゴングが鳴れば、もうピエロでなく誇りをもって戦うんだ!!」

 

「力道山先生!!」
「先生直伝の空手チョップは百万の味方ですッ!」

 

「いま、おれはピエロじゃないッ」
「よき友、よきライバル(ブルーノ・サンマルチノ)もできた!」

 

「うれしい声だ…」
「プロレスラーのスゴんだ名前は、たいてい本人やプロモーターが名づけたものだが」

 

「ビッグもジャイアントも大きいという意味のリングネームを」
「自然にファンがつけてくれた!」

 

「勝ちつづける自信が、いっそうおれを大きくみせるのだろう」
「ようしッ、いままでの悪役、負け役の日本人レスラーの暗いイメージをかえてやるぞ!」

 

「ロジャースはひどく荒っぽい試合をやるタイプですが」
「ぼくがジャイアント・スイングでブンまわしてやったら」

 

「目をまわしたのかペースを狂わせたようです」

 

「魔王デストロイヤーの必殺技4の字固めも」
「ぼくの足が長すぎるので、かかりにくかったようです」

 

「先生にはおせわになりっぱなしで、ご恩の万分の一も返せませんでした!」

 

「先生が命より愛された日本のプロレス、その灯を消さぬことだけが、ご恩返しの道…」
「やれるか、やれぬか、この馬場正平、とにかく命を賭けてみます!!」

 

「まあ、寛ちゃん、がまんしろ」

 

「そういうのがアメリカ人ごのみで、おれだってフランケン・シュタイン・ババなんて」
「ひどい名前をつけられたことがある」

 

「だが実力をしめして」
「現在ではアメリカでもババ・ザ・ジャイアントで通用するようになったんだ」

 

8巻

「ぼくにも猪木にも力道山先生の口ぐせだった」
「つぎの教えが灼きついているんです」

 

「つねに新天地をもとめて現在に満足するな!!」
「そして、たとえ親兄弟でも息子でも好敵手としての実力があれば戦えッ、倒せ!!」

 

「わ、わかってるさ、寛ちゃん(猪木)の気性!」
「とにかく、うれしかったよ」

 

「おれとしては以前の吉村(道明)さんとのチームのほうが、やりやすかった」
「猪木と組んだときは、相手より猪木を意識しちまってね」

 

「さあ、彼には彼の生きかた、ぼくにはぼくの道があるからね」
「ぼくはプロレスラーとして最高の王座に命をかけたい!」

 

「でも同じプロレス仲間として」
「やる以上は猪木が他の格闘技に負けてほしくないと思ってるよ」

 

アントニオ猪木

※猪木に対して力道山(青色)が伝えたこともピックアップしています。

7巻

「その(ブラジルでの)生活がどんなものであったか、とても筆舌にはつくしがたい」
「さながらドレイであった。ブラジルでは移民のことを棄民といった」

 

「このときの苦労はいまも忘れない」
「このときのことを思いだせば、どんなことだってやれる!」

 

「これからは一人だちだ、一人でやっていくのだ!」
「くじけちゃならない!」

 

「人間の運命なんてわからんものだ」
「だが、いったんやるときめたらもうあとにひけんし、やるからには負けられん!」

 

「なんで馬場さんだけが…や、やはりプロ野球の巨人軍出身という馬場さんの過去を」
「力道山先生はおれより一段上に評価しているのか?」

 

「なぐられるのも、おれだけ…どうせ短足だが、なぜだ!?」

 

「馬場さんはアメリカ遠征(俺は力道山先生の付き人)…決定的に差をつけられた!」

 

「くやしかったら、強くなること!」

 

「ゼヒ、あのクラウザー(カール・ゴッチ)の試合だけは」
「プロレスのみおさめにみとどけたい!」

 

「だ、だがカール・クラウザーの神技も、あの怪力、あの巨体に通用するか!?」

 

「カール・クラウザーって人は、技だけかと思えばケンカ・レスリングもすさまじいっ!」
「そ、それにしてもゾッとする殺気よ!」

 

「こ、これこそが、まことのプロレス!!」

 

「プロレスをあきらめようなんてバカ、バカッ、おれのバカモン!!」
「これほど底の深いプロレスなら、どこどこまでもしがみつかねば!」

 

「馬場正平、いまに差をちぢめてやるぞ!!」

 

「まさに馬場さんはみてくれだけでなく、どでかい重厚なムードを身につけて帰ってきた!」

 

「し、しかしどんな怪物でも技でシメあげる芸術こそプロレスだという」
「カール・ゴッチさんの教えを…ゼヒおれは馬場さんに試してみたい!!」

 

「ア…アメリカへいくまえの馬場さんとはまったくの別人!!」
「これほどの男と競争しようなんて、たしかに十年はやいのかッ!?」

 

「い、いや、おれはゴーイング・マイウェイ!!」

 

「カール・ゴッチ直伝の技にもケンカにも強い実戦レスリングを身につけ」
「体力的不利をおぎない馬場さんをおう!」

 

「猪木、よくぞいままでわしの差別待遇にたえたな」
「そして、あれほど馬場に負けつづけながら、よくぞ夜逃げせずがんばった!」

 

「強いレスラーにはふたつのタイプがある」

 

「馬場のように天性の恵まれた体格とパワーで圧倒できるタイプと」
「おまえやわしのように、中型の体格を努力と根性で強化するしかないタイプだ」

 

「当然、その育てかたもちがう!」

 

「わしは馬場にはどんどんチャンスをあたえ、天性の素質を花ひらかせるようにし」
「逆に猪木には下づみの苦労、そこから生まれる雑草の強さを期待した!」

 

「なんにもいわんでええ」
「とにかく、わしは馬場にトコトン連敗しながら」

 

「なおかつ、技と根性のレスリングで対抗しようとの執念をすてぬ」
「猪木寛至ちゅう男をみとめた!」

 

「近くアメリカにも遠征させよう」

 

「リング・ネームも、あの偉大なアントニオ・ロッカにあやかって」
「アントニオ猪木というのはどうかな?」(力道山)

 

「(力道山亡き後)これから、おれはどうなるのか?」
「いや、日本のプロレスそのものは!?」

 

「死んでいく人は、その本心をうちあけるというが」
「鬼から仏にやさしくなった力道山先生は不吉な前兆だったのか!」

 

「せっかく、アントニオ猪木という新しい名前もつけてくれたのに…」

 

「(アメリカ遠征) し、しかし、うれしがってばかりもおれん!」

 

「三千人のレスラーがひしめく本場で、もし、つぶされてしまったら…」
「おれのプロレス生命はおわるッ!」

 

「ジャイアント馬場さんにやれたことが、おれにやれんはずはない!!」

 

「これをチャンスに馬場さんと並ぶ一流レスラーにのしあがることが」
「いまは亡き恩師・力道山先生にむくいる道!」

 

「こ、こいつら(暴動した観客)がナイフさえもっとらねば」
「何人こようとブチのめす自信があるが…絶対絶命!!」

 

「い…いやッ、こわがるな!」

 

「おれの敬愛するカール・ゴッチさんは、げんに全員がナイフをもっている十数人を」
「またたくまに手玉にとった実績があるじゃないか!!」

 

「わ、われながらあざやかなケンカっぷりだったが…」

 

「しかし、レスラーなんて孤独なもの」
「大勢のレスラー仲間がいるのに、だれ一人加勢してくれようとせん」

 

「アーチ・ムーアがボクシング対プロレスの他流試合を挑んできたって!?」

 

「だ、だが逃げたら、おれはファンにナメられて二度とリングに上がれなくなるッ!」
「やるしかない!」

 

「プロレスこそ最強の格闘技なり!!」
「と、わたしが確信したのは、この対ムーア戦においてである!」

 

「強い、こわい相手と思っても、イザからだをぶっつけてみると信じられぬほど」
「わたし個人、というよりプロレスは強かった!」

 

8巻

「いまのおれなら、もう絶対に馬場さんに負けん!!」
「そろそろ日本へ帰って、馬場さんとエースの座をあらそってやるぞッ!」

 

「ようしッ、その東京プロレスで日本プロレスと対決しましょう!!」
「長年の馬場さんとのライバル意識を、いまこそ爆発させておいつき、おいこしてやるッ!」

 

「それに亡き力道山先生のつくられた日本プロレスの温室ぐらしより」
「新団体での冒険のほうが、おれの性にあってる!」

 

「涙がでるほどありがたい…裏切者よばわりの声が多い世間で」
「おれを支持してくれるファンのため、なんとしてもバレンタインをブッ倒す!」

 

「馬場さんと一緒のリングで食ってやろうという野心は、たしかにある!」

 

「ファンは猪木より馬場が強いと思っているッ」

 

「馬場さんに追いつき追いこすには」
「この手で打倒ジャイアント馬場をやってのけるしかない!!」

 

「こうなったらジャイアント馬場に挑戦する!!」

 

「もう日本人と外人レスラーの対抗戦ばかりやり」
「日本人同士はメンツにキズがつかぬよう、かばい合ってる時代じゃない!」

 

「ファンはだれが実力日本一かしりたがってるし、ファンあってのプロレスですッ!」

 

「馬場さんが逃げたら降伏、つまり負けを認めたこと!」

 

「あのときの感動は一生忘れない!」

 

「『神様』カール・ゴッチがきてくれる」
「もう日本プロレスでは試合ができなくなるのを覚悟で!!」

 

「坂口(征二)、わが新日本プロレスへこい!」

 

「現在、おれが社長だが、近い将来、おまえと戦い」
「万一、おまえが勝ったら、おまえを社長にしてやるよッ」

 

「男の約束だッ、勝って社長になれ!」

 

「わたしは柔道の本家である日本をオリンピックで二度も負かした」
「”オランダの赤鬼”ウイリエム・スルカと他流試合をする!!」

 

「ルスカの強さは百も承知だッ」

 

「だが彼は、わたしがボクシングの世界ヘビー級の王者モハメド・アリと」
「”格闘技世界一決定戦”をやる計画に対し、ケンカを売ってきた!」

 

「おれのほうがアリなんかより強い、おれこそ格闘技世界一だと主張するのだから」
「やむをえん!」

 

「こ、これからの数分間、いや数十秒間のうちかに」
「おれのプロレスこそ最強との信念が生きつづけるか、死ぬかきまる!!」

 

「ケンカだ!! 恩師カール・ゴッチのいうプロレスの三大要素」
「パワー、テクニック、ケンカ殺法のうちケンカしかない!」

 

「ウイリエム・ルスカ!!」
「この史上最強の柔道王に勝つには!」

 

タイガーマスク

9巻

「(私の正体は)タイガーマスクだ」
「TVアニメのブラウン管から飛びだしたとでもいっておこうか」

 

「この目か…わたしは目も心も美しいよ」

 

「わたしは楽な試合はやらぬ主義だ」
「したがってみんな強敵だったさ」

 

「ドラゴン・フジナミか。ぜひ戦ってみたい相手だ」
「そして、かならず勝つ!」

 

「タイガーマスクのナゾは、まだまだ二重三重に底が深い…」

 

「だが、太陽仮面のおしゃべりめッ!」
「今夜の試合でチトこらしめてやるか!」

 

「わたしが残念なのは、そのことよりも」
「まだ、メキシコのプロレス界はタイガーマスクを敵としてみている…そのことです」

 

「あれほど長年、メキシコにとけこんだつもりだったのに」
「メキシコ側はダイナマイト・キッドのほうをチャンピオンにするため」

 

「カネックを送りこんできた!」
「だが、メキシコとイギリスのプロレス界は昔から交流のある仲間、よそものじゃない…」

 

「ええ、(左足の)痛みはとれませんが」
「ここ(リング)へあがったら、そんなこと忘れるしかありません」

 

10巻

「そういう話(八百長)は、おことわりする!」
「政治とリングの上は関係ないでしょう。失礼!」

 

「あのころ(メキシコ時代)のことですか…」
「少年サンデーの”プロレススーパースター列伝”がでなければ」

 

「空白のままにしておいてもよかった」
「とにかく、マットで地獄をのぞく毎日でしたよ」

 

「相手だけが反則のやりほうだい」
「それをレフェリーがみてみぬふりというのは本当に生地獄です」

 

「しかし、あくまで正統な技ではねかえしたからこそ実力がつき、現在があるのだと」

 

「イギリスでミスター・カンフーとしてやっていた時代」
「ぼくはキッドの試合をテレビでしかみたことがありません」

 

「でも、その筋金入りのストロング・スタイル(実力派)の迫力に」
「うなったのをおぼえています…」

 

「ロッカがいうとおりの実力差とは、つまり…寝技の差!!」
「お、おれは飛んだり、はねたりのメキシコ式プロレスになれすぎた!」

 

「本格のヨーロッパ式レスリングの基本も身につけねば」
「あのダイナマイト・キッドやロッカに勝てん!!」

 

「もしブラック・タイガーの正体がロッカなら」
「無敗のタイガーマスクにも初敗北の日がくるかも…」

 

「口先で強がってもしかたありません」
「とにかく、ぼくの海外修行中の最強の敵はマーク・ロッカでしたから…」

 

「ブラック・タイガーの正体がマーク・ロッカだとすればの話ですが…」
「彼はその資格がある実力者です」

 

「カール・ゴッチ道場に入門しておいてよかった!!」

 

「派手なメキシコ・スタイルだけに満足していたら、おれはマーク・ロッカどころか」
「このライトやダイナマイト・キッドにも手玉にとられていた!」

 

「だんじてブラック・タイガーに負けん!!」
「傷だらけでプロレスを愛する猪木さんの夢のためにも!」

 

「L・ソントンも大仁田くんもたしかに強敵でしょう…」
「だが、彼らには勝つ自信がある」

 

「彼らより、ずっとおそろしいのは…ブラック・タイガーです」

 

11巻

「(覆面はぎデスマッチで)オーケイ! …そういえばカッコイイだろうが…」
「やつの正体がマーク・ロッカなら、そうはいえない!!」

 

「わたしはまだ覆面をぬぎたくないし、日本でやりたいことも多い」
「正体がロッカでさえなければだれだろうが、その場でオーケイしてやる!」

 

「な、なんとかV6の王座防衛を果たしたが、これがボクシングなら判定負けだと」
「おれ自身がしっている!」

 

「相手がマーク・ロッカであろうが、なかろうが」
「このつぎは覆面はぎデス・マッチをのむしか…名誉回復の道はない!」

 

「ブラック・タイガーよ…あんたは虎だった!!」
「そして、おれはタイガーマスクを名のってから、はじめて虎ではなかった!」

 

「どうせブラックには試合内容で負けていた」
「名前だけの王者より(ケガから)全快してから奪い返せばいい…」

 

「これでいい…寂しくないといえばウソになるが、おれが王座を返上したからこそ」
「おれと猪木さん抜きでも満員のファンを集めるタイトル戦を実現できたんだ」

 

「戦えないレスラーはなにをいわれても仕方ないんだ…」
「お願いだから、さわぎを起こして病床の猪木さんを心配させないでくれ!」

 

「両方とも、このシリーズのうちに挑戦する!!」
「とくにブラック・タイガーは絶対に海外へ逃さん!」

 

「まだ8分どおりの回復度だが」
「もう自分では戦えぬハリコの虎には、あきあきしましたッ!」

 

「今シリーズの終盤に対ソントン戦、対ブラック・タイガー戦をきめてほしい!」

 

「いつものようにコーナー・ポスト頂上に立つことは」
「テープを巻きつけた右ヒザではムリだが…」

 

「黄金の虎になるか、四角いジャングルに死すか、ふたつにひとつ!!」

 

「そうか、そんなに右足が弱くみえるなら疑えぬようにしてやるッ!」

 

「このタイガーマスクがラフに弱いだと!?」
「できるならきれいに戦いたいと心がけてるだけのこと!」

 

「望みとあればケンカ強さも、いくらでもみせてやるッ!」

 

「どれほどNWAがエライかしらないが」
「実力的にはWWF王者ブラック・タイガーのほうが上!」

 

「その事実はだれよりも、わたしがこの生身の肌で味わってしっている!」

 

「だから、あすブラック・タイガーに勝ち2冠王になれたら」
「そのときこそ心からバンザイを叫びたいのですッ!」

 

「や…やつの正体は、ほぼ、まちがいなくマーク・ロッカ!」

 

「”恐怖のイナズマ男”でなくては、あのブランチャーはかわせん…」
「だ、だが、まだ死んではおらんぞ!」

 

「敵(ウルトラマン)もカラテをマスターしたとなると…」
「カラテの強さは一瞬の変化のスピード!」

 

「おれのキメ技はトップ・ロープからの急降下、リング下へのブランチャーなど!」
「全身を強烈に浴びせるだけに、万一はずされると自爆のダメージが大きいッ!」

 

「添野師範の忠告どおり対策が必要!」
「このさい、やってみるかッ、あれを!?」

 

「(スペース・フライング・タイガードロップ) 初テスト成功!! ファンも喜んでくれてる!」
「あの1発でウルトラマンはもう、ポンコツ同然のはずッ…」

 

ハルク・ホーガン

12巻

「この殺人斧(アックス・ボンバー)に耐えきれる人間は、ねえんだ!」

 

「だってプロレスってさ、どことなくウソっぽいじゃないか」

 

「おれにロックのギターをすてさせた男(アントニオ猪木)よ」
「いずれ、あんたもこうなる運命だぜ!」

 

「なッ、なんでこのホーガンが運がいいだけのラッキー・ボーイにすぎんのだ!?」

 

「たしかに、あんたがたはプロレスの世界じゃ先輩だがなッ」
「いっていいことと悪いことがある! 答えによっては許さーん!!」

 

「(26連勝は)あ…あったかもしれんが…なかったかもしれん…」
「なにしろハンセンの馬力はすごいッ! 必殺ウエスタン・ラリアートの威力も!」

 

「こうしてはおれぬッ!!」
「あのハンセンが直線的で通用せんとは、おそろしく底の深いイノキのプロレス!!」

 

「直線的といえば、おれの超人パワーもボディー・ビルを」
「他人の100倍もやっただけで変化にとぼしい!!」

 

「負けん、負けるものかッ、ハンセンにもイノキにも!」
「ミスター・マツダ、日本語でNO.1のことをなんといいますか?」

 

「アイ・アム・イチバーン!」

 

「あのとき、おれはイノキばかりかハンセンにまで圧倒され、ビビった!」
「そ、それでイノキやシンマに軽くみられたのか、こんな前座でやらされて!」

 

「い、いまファンは完全に」
「さっきの試合で勝ったハルク・ホーガンなんて存在は忘れてしまっとる…」

 

「アントニオ・イノキと最高の戦いを演ずるという」
「おれの夢がハンセンに奪われてしまっとる!」

 

「このストロングコバヤシは他の団体(国際プロレス)のエースとしてイノキに挑戦」
「イノキを怪力殺法で悩ませた男ときく!」

 

「ならば、この男との怪力合戦に、あざやかに勝ってみせることが」
「おれの実力をイノキに認めさせるチャンス!!」

 

「その約束(猪木戦)を楽しみに、なんとしてもハンセンをブチのめしてみせます!」

 

「ハンセンよッ、おれがイノキと戦うなんて10年早いといったり」
「わざと無視したりの意地悪の礼もするぜ!」

 

「…夢のようだッ」
「おれはボーッとしちまってる」

 

「だ、だが現実にアントニオ・イノキが、あそこにたっている!!」
「おれがロックギターをすててまで対決を夢みた偉大な男が!」

 

「なーんのことはないッ、おれだけがハンセンにジェラシーを燃やしていると思ったら」
「相手も同じだったんだ!」

 

「さもなければ二度も乱入するほどムキになるはずがないッ!!」

 

「つまり、おれとハンセンは対等になった!」
「NO.1、『一番』への道がひらけた!!」

 

「や、やってやる!!」
「この”超人”ハルク・ホーガンがアンドレと1対1で!」

 

「この興行にアントニオ・イノキが参加しているのも」
おれと彼の不思議な宿命の糸を感じさせる…」

 

「イノキよ、どこにいる!?」
「宿敵ホーガンの『一番』への戦いを、よーくみとどけろ!!」

 

13巻

「おれが本当に戦いたい男はケン・パテラなんかじゃない…スタン・ハンセンだ!!」
「寝ても、さめても、やつの顔が頭からはなれん!」

 

「つ…ついにきた!! やつの意地悪、イヤガラセに泣かされつづけてきた恨みに」
「思うぞんぶん返礼し、おれが『一番』になる日が!」

 

「ス…スタン、あんたの口からそのことばをきくとは!」
「お、おれも他人を憎めばロクなことはないと、いま悟らされたところさ」

 

「寝ても、さめても、おれは、ハンセンのウエスタン・ラリアートと対抗する」
「必殺技はないかと考えつづけとる!」

 

「投げ技も、固め技もノー…」
「同じブンなぐる技でないと、やつのように一瞬のKO勝ちは不可能!!」

 

「実験成功!! ヒジをまげる動きの手間は」
「そのまえに相手をロープに振っておくことでカバー、自分もロープの反動を利用する!」

 

「その過激な動きで判断力を失った相手にカウンターでヒジをブチかませば」
「破壊力も3倍、4倍!」

 

「Axe BoMber(アックス・ボンバー)」

 

「悟ったぜ!! 複数の敵を相手に戦うときにゃ、その敵どもの体を凶器とし」
「敵同士ぶつけあわせるこった!」

 

「なるほど! そうなると重要な問題があるッ!」
「(映画で)主人公ロッキーが勝つ、つまり、おれが負けるのなら絶対にノーだ!」

 

「おれは『一番』だし、日本のアントニオ・イノキと同じく」
「プロレスこそ地上最強の格闘技と信じとるからね」

 

「もっと全力で打ちなよ、迫力がでねぇぜ」
「こっちは鍛えぬいてるから、痛くもかゆくもねえ!」

 

「笑わせちゃいかん。サンダー・リップスは超一流の怪物レスラーなんだろ?」
「おれと同じだ、ボクサーのパンチなんぞで痛めつけられるもんか!」

 

「あのM・アリは史上最強のヘビー級ボクサーだったが」
「日本のアントニオ・イノキを痛めつけることができたか!?」

 

「なにもできなかった!」
「その他流試合を世界中が宇宙中継TVでみとる以上」

 

「ロッキーがサンダー・リップスを痛めつけたりしたら不自然だと笑われるッ…」
「映画もヒットせん!」

 

「最初からサンダー・リップスがガンガン攻めまくるッ!」
「このままでは殺される…とロッキーが途中からグラブをはずす!」

 

「グラブをはずせばボクサーのパンチ力も倍増するッ、組打ちも可能」
「まあ、乱闘の引き分けになっても不自然ではない!」

 

「ただし、ハルク・ホーガンなら勝つが…」

 

「ヘイッ、フジナミ、まだユーなど、このホーガン様と戦うのは10年早い!」
「だが、アントニオ・イノキはユーをヘビー級に転向させ」

 

「自分の後継者にしたいらしいから」
「イノキを怒らせ、おれと本気で戦わせるためユーをブチのめす!!」

 

「イノキの体調が完全になった日、今日の味方が最大の敵にもどるぜ!!」

 

ブルーザー・ブロディ

14巻

「シャラーップ!! ろくにプロレスもしらんファンども!」
「ドリー・ファンクなんて男は、すでに過去のレスラーだ!」

 

「これからは、このブルーザー・ブロディ様の時代だってことを」
「今夜のリング上でイヤというほどみせてやるぜ!!」

 

「ドロップ・キックなら、こうやりな!」

 

「過去へ飛んでいけッ、過去の男め!!」

 

「そいつ(チェーン)とは、もうサヨナラだ」
「そのチェーンは最強の悪役だった過去のシンボルにすぎん」

 

「これからは王者のシンボル、このベルトと永久に一緒だからな!」

 

「こんなもん(チェーン)使わんでも、バカでかいだけの化物の1匹や2匹くらい」
「料理してみせるぜ!!」

 

「ウエスト・テキサス大学でフットボールのスターだったことはしっとるな」
「卒業後に就職したのは…おまえさんがたと同じ商売さ」

 

「おれが新聞記者で、悪いかあ!?」
「きえうせやがれ!!」

 

「親友スタン・ハンセンの体験談だと」
「一流プロレスラーほどリングをおりれば一変して立派な紳士だという!」

 

「ぼくやスタンが、それをうけついでプロレスラーの地位を向上させればいいのさ!」

 

「よう、昔の仲間のスポーツ記者諸君! せいぜいハデにかいてくれや」
「このスタンが友情でスカウトしてくれたおかげさ!」

 

「いや、スタン、(試合までは)敵だ!!」

 

「きさまかッ? 首折り技のスタン・ハンセンてえのは!?」
「しゃらくせえ!! おれの首を折れるものなら、みごと折ってみやがれ!」

 

「あいにく、おれにかぎっては、バック・ドロップなんざ必殺技のうちに入らねえんだ!」

 

「スタン、これでサヨナラしよう」

 

「いつか、おれのことを文明社会に迷いこんだ”キングコング”といったな」
「そうさ、もっとすさまじい戦いのジャングルが、おれの血をよんでやがる!」

 

「バカな!!」
「なんで格闘技で相手をKOして王者になれねえんだ!?」

 

「おれがニューヨークへのりこみ、サンマルチノをブッ殺してやる!!」

 

「おれはスタンの親友、フランク・ゴーディッシュだ!!」
「またの名を”キングコング”が、さんざWWFにコケにされた友の復讐にきたッ!!」

 

「万一、スタンとサンマルチノがテキサスで戦ったら…」
「スタンが三度とも半殺しにして勝ったことを、おれがかわって証明してやるぜ!!」

 

「ああ、例のネズミ捕りのオリか」
「サンマルチノの野郎が捕われのドブネズミになるだけだ!」

 

「カナダの興行主は泣いてるぜ」

 

「きみのニューヨーク追放をきいたとたんカーッときて残り試合をキャンセル」
「違約金まで払って飛んできちまったからな」

 

「やっかましい!!」
「おれの親友を、うすぎたねえ陰謀でイジメぬいたのは、どこのどいつだあ」

 

「なにをぬかしやがる!!」
「上等だッ、いつでもブルーザーの名を賭けて勝負してやらあ!」

 

「スタン、きみがだれよりしってるだろ?」
「敵が強いときけばきくほど、おれはカッカ燃えるのさ!」

 

「お、おれにチェーンでなぐられ、ゴリラ・スラム、ドロップ・キックを食って」
「ケロリとしてやがる怪物が地上に存在したとは!!」

 

「こうなったらキル・ストラグル(殺しあい)だッ、とことんやってやるぜ!」

 

「な、なんですって…」
「あなたは、わたしに手をとってプロレスを教えてくれた育ての親じゃありませんかッ」
「その恩人と戦うなんて!」

 

「い…いわれてみりゃ正直こわいが、その自分の弱気も」
「そうおっしゃったミスター・エリックも許さねえ! お相手しますぜ!!」

 

15巻

「どえらいことになったぞ!!」

 

「”鉄人”L・テーズと並ぶ2大実力者といわれた”鉄のツメ”と戦うとなると」
「よほど研究してかからにゃ!」

 

「まさか自分の師匠と血で血をあらうとは夢にも思わんから、ほとんど予備知識がねえ…」

 

「化物だッ、あのオヤジ…おれもアイアン・クローを食ったら血の海で溺れ死ぬしかねえ」
「なんとか防御法はねえものか!?」

 

「”鉄のツメ”は血の海のなかから黄金をザクザクつかみとった!」

 

「彼が興行主としてよんだレスラーたちはエリック・ホテルに泊められ」
「エリック銀行の小切手でギャラをもらう…」

 

「そ、それほどの富と名声に恵まれ、もう噂では50歳をこえているといわれる超大物が」
「まだ、もくもくと走っている! おれとの戦いにそなえて…」

 

「ゼニもうけのためなら昔の弟子とも血で血をあらおうという商売人だけじゃねえッ」
「や、やはり偉大な格闘家よ!」

 

「だ、だらしねえぞッ、今から威圧されて目を伏せるなんざ!」
「これもアイアン・クロー防御法が、まだ、どうにも思いつかねえひけめ…」

 

「先制攻撃あるのみ!!」
「アイアン・クローをだすチャンスを与えずカタをつけたる!」

 

「よ…予想よりはるかにすごい握力!」
「は、吐き気がし…目のまえが紫色になり…全身が痛みでシビレてきやがるッ!」

 

「ダ…ダメだ!」
「シビレでパンチにも力が入らん…ロープに逃げるしかねえ…」

 

「地獄!! こ、この脱出法はひとつ…」
「自分からリング下へおちる勢いで振りほどくしかねえ!」

 

「す…すさまじいアイアン・クロー、場外転落のショックにもはずれず!!」

 

「ダ…ダメだ!!」
「大量出血だけならどうってことねえが、左右のコメカミをえぐられ、脳波が乱れちまう…」

 

「だ、だがネバー・ギブアップ!!」
「まいりましたと泣き言いうくれえならくたばったほうがまし!!」

 

「フリッツのおっさんよ、あんたもこれでキバをもがれた老いぼれライオンだぜ!」

 

「ミスター・エリック……や、やはり、あなたは大物だッ!」
「おれの師と仰げる人だ!」

 

「世界一の美しい山(富士山)に世界一強い男からハロー、コンニチハ…」
「日本のプロレス界の事情はサッパリわからんが、なんにせよ大暴れしてやるぜー!!」

 

「安心しな」
「あんな豆粒どもを料理するのにチェーンなんざ無用よ」

 

「そのとおり!! ”東洋の巨人”ババ、そして」
「おれの親友スタン(ハンセン)とファンクス門下で同期生のツルタ…」

 

「ぜひ、血の色をみたい相手だぜ!」

 

「ババよ、こうしてよくみると…おまえさんの腕はマッチ棒みてえに細いし」
「胸にゃアバラがういてる」

 

「もうトシだな、ヘシ折ってやるぜ!」

 

「さ、さすがNWA王者にもなった男」
「ガリガリのヤセでも試合のカケヒキは、どえらく巧い! 慎重にならにゃッ」

 

「き…効きやがるッ、細腕のくせに!」
「やつの師匠のリキドーザンはカラテ・チョップの名手だったときくが…」

 

「おれは日本が好きだ」
「怪物あつかいだけでなくスポーツマンの大器として認めてくれる日本のファンも好きだ!」

 

「ブッチャーってやつは金のためなら手段をえらばぬとレスラー仲間でも悪名が高いですが」
「それにしてもフォークとは…他人をステーキとまちがえてやがる!」

 

「日本のファンよッ、遠いテキサスから愛をこめて──」
「もう全日プロのマットはブッチャーらの時代じゃない!」

 

「新しい時代を創る男”キングコング”B・ブロディをまっていてくれ!!」

 

「ブッチャーの黒ブタ野郎め、今度は新日プロを自分の専用金庫にするつもりらしいが」
「そうはいかん」

 

「新日プロにゃ、おれの親友S・ハンセンの必殺技」
「ウエスタン・ラリアートがまちかまえてらあな!」

 

「B・サンマルチノからWWWFのベルトを奪ったときは」
「その場で、お偉方にとりあげられたが、今度(NWA)は控室まできて…」

 

「ますます、おれは日本が好きだ!!」

 

「なぜなら勝ちさえすれば」
「いさぎよく日本の伝統あるインターナショナル・タイトルを渡してくれた!」

 

「ひとつ悩みのタネは、このチェーンさ」

 

「王座についたとき、怪物だけのイメージであるチェーンとサヨナラしようと決心したが」
「やめないでくれというファンも多くてね」

 

ザ・グレート・カブキ

16巻

「ヨロイがあろうと、なかろうと…日本刀は無敵なり!!」

 

「はつのTVマッチにどうやら勝ったが…おれのでる幕が、どこまでつづくか?」

 

「そ、そういえば猪木さんが、どこか抜身の日本刀のようだと、おれのことを…」

 

「(日本刀) な、なんという鋭さ、怪しさ」
「そ、そして…美しさがはなつ魔力!!」

 

「しょせん人殺しの道具なのに、拳銃だの大砲には絶対ないスゴみ…」
「よしッ、大型新人グループが大砲なら、おれは日本刀のようなレスラーになってやる!」

 

「なんだか夢がわいてきた…」
「その神秘ゾーン(東南アジア)へ日本刀のサムライ魂で切りこみますよッ、猪木先輩!」

 

「どうせ、おれは日本プロレスから用なしとされた、はぐれガラス…」
「うさばらしに暴れるまで!」

 

「それにしても手応えのねえやつばかり!」
「猪木先輩のいった東洋の神秘の底にひそむ怪物なんざ、しょせん夢物語…」

 

「おれは本格派のレスリングもできる」
「手応えのある相手とも対戦したいですよ」

 

「このザ・グレート・カブキを」
「そこいらのコケオドシだけのショーマン派レスラーどもといっしょにするな!!」

 

「おれには、ウォン・チュン・キム道場で血ヘドを吐きつづけた日びが…」
「つまり、どこからだれでもこいの実力がある!!」

 

「相手の血こそレスラーの勲章だぐらいトウゼンだろうがッ」

 

「こッ、殺される!! だ…だがよ、こんな化物の急所は目ン玉と○○○○の2点だけ…」
「反則だろうが構うこっちゃねえ!」

 

「おことわりするッ、覆面レスラーはアメリカに300~400人もいるときく」
「ありふれた仲間入りをするより生死をかけたほうがましです!」

 

「たとえ優勝などできんでも、男が男にホレた猪木先輩といっしょだったらな…」
「馬場さんもおらんから客の入りも悪い」

 

「クソおもしろくもねえ!! もう日本のウジウジした人間関係はタクサンだッ」
「おれには一匹狼でアメリカで暴れるのが性に合う!」

 

「(毒霧は)13種の毒草、毒キノコの粉末、薬品を混ぜ合わせたものだが」
「その製法は秘密だよ」

 

「わたしのすべてが秘密でありオリエンタル・ミステリー(東洋の神秘)なのだ」

 

リック・フレアー

17巻

「プロレスじゃない?」

 

「そうだ、おれはアマレスじこみの基本をいかしてプロレス入りすれば」
「人気とドルがガッポリころげこみそうだぞ!」

 

「女のコの人気なんかより、ぼくの実力を買ってくださいよ、ガニアさん」
「やりますッ、そして、やる以上めざすは世界チャンピオン!!」

 

「ガニアさんが、おれの対戦相手にえらぶのは、どれも二、三流レスラーばかり…」
「勝って当然!」

 

「もっと強い相手をあててくださいよ、ガニアさん!」
「このままじゃ世界はおろか州のタイトルだってとれやしないッ」

 

「まだガニアさん自身が現役レスラーだから、おれに人気を奪われるのがこわいんだ!」
「ようしッ、ほかの土地へいって勝負してやるぞ、プロレス王国ニューヨークがいい!」

 

「負けつづけだと女性ファンもはなれていく」
「女性がシビレるのは顔だけでなく強さがともなってこそ!」

 

「こうなったら技などにたよらず」
「とにかく負けてもいいから相手をKOする悪役になってやるぞ!」

 

「大巨人アンドレ・ザ・ジャイアント!!」

 

「このプロレス界一の稼ぎがしらも、はじめ売りだしの頃は」
「さんざんレスラー仲間に嫉妬され妨害されたと聞くが…」

 

「めぐまれた超巨体で克服し、いまではレスラー仲間からもプロモーターからも帝王扱いだ」
「世界一デカイからできたこと。チビの短足では絶望か?」

 

「絶望してたまるか!! チビなりに、短足なりに、四角いリングにしがみつくぞッ!」
「おれはネイチュア・ボーイ、野生児!」

 

「俺のプロレス人生、もう先はないかもしれんが…」

 

「クロケット親父が、おれと対等に認めていたという」
「こいつ(リッキー・スティムボート)に負けてたまるか!」

 

「このリック・フレアー、あくまで花より実をとりたい!」
「つまりタッグの人気チームよりも、地上最強の男シングルの王座を!!」

 

「カッコなんか問題じゃありません」

 

「人気も。ぼくにとって問題なのは現在のヘビー級トップ・クラスが」
「みんな、ぼくより最低10キロは重いってこと!」

 

「彼らをぬいてチャンピオンとなるため、この身体に巨漢と戦うコツをたたきこみたい!」
「どんなに血を流しても…」

 

「たしかにロジャースは全米一の人気レスラーでしたが」
「実力がなかったばかりに控室でカール・ゴッチにKOされ」

 

「男として最悪のハジをかかされたじゃありませんか!」

 

「たとえ悪役とはいえ…その道では約20年間もトップだった大先輩に」
「このうえハジをさらさせるにはしのびなかったのさ」

 

「しょせんこの世界は実力!」
「ハンサムもムードもヘッタクレもない、勝てば人気もよみがえるッ!」

 

「クロケットNWA会長が、おれの王座をかばって守るのではなく」

 

「おれの活躍がクロケットさんのNWA会長の座を長つづきさせるのだと」
「プライドをもってるぜ!」

 

「わたしは自分が強い、天下無敵などとビック・マウスは吹かない」
「このとおり体力的にめぐまれんからね。しかし!」

 

「たとえギリギリの勝ちでも」
「わたしの血と汗と涙のにじむNWA世界タイトルは命がけで守り抜くつもりだ!」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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