原作小説「魔女と傭兵」の名言・台詞をまとめていきます。
魔女と傭兵 1巻
プロローグ
「金さえもらえれば何でもやる…とはいえ魔女とやりあうのは初めてだな」(ジグ=クレイン)
いつもの仕事と何も変わらない。
油断はしないが、恐れることもない。(ジグ)
「おいおい…なんの冗談だこれは」(ジグ)
「…まさか、アレを避けきれるとは思いませんでした」
「私を殺しますか」(シアーシャ)
「(なぜ人を殺す?) 殺されそうになったから、殺した」
「それだけのことです」(シアーシャ)
「人間が死のうと生きようと、私にはどうでもいい」
「…これで満足ですか」(シアーシャ)
「俺は傭兵でな。お前が快楽殺人者だろうが、慈悲深い聖職者だろうがどうでもいい」
「納得して依頼を受けたなら殺すだけだ」(ジグ)
「(あれが依頼主?) それはまあ、ご愁傷さまです?」
「やったの私ですけど」(シアーシャ)
「想像してみろ」
「大事な息子に兵を持たせ魔女の討伐に向かった」(ジグ)
「しかし帰ってきたのはどこの馬の骨とも知れない傭兵一人」
「そいつが、あんたの息子も大量の兵隊もすべて死んだ」(ジグ)
「証人もいないし証拠は誰も見たことのない魔女の首だけしかないが」
「俺は生き残って魔女を倒したので報酬をくれ──といったら、どうなると思う?」(ジグ)
「依頼ならば何でもするし裏切るような真似はしないが」
「自ら殺されに行くような報告をするほどの義理はない」(ジグ)
「隊は全滅、魔女の討伐は失敗した」(ジグ)
「いいえ、魔女の討伐は成功です」(シアーシャ)
「勇敢な兵たちの犠牲によって魔女は打ち倒され」
「二度とその姿を現すことはありませんでした」(シアーシャ)
「あなたに私の護衛を依頼します」(シアーシャ)
「(何故?) もう、疲れちゃったんですよ」
「何度追い返しても、何度住む場所を変えても、いつだって私は追われる身」(シアーシャ)
「もう、たくさんです」
「だから私を、誰にも追われない場所まで連れて行ってください」(シアーシャ)
「悪いが、お前の事情に興味はない」
「俺が興味あるのは、お前に、仕事に見合った報酬が払えるかどうかだけだ」(ジグ)
「いいか? はっきり言うが、この大陸で魔女が狙われない場所などない」(ジグ)
「ならばここから出ていけばいい」
「そうだ。──異大陸へ渡る」(ジグ)
「誰からも否定されて追われるくらいなら」
「いっそ未知に飛び込むのも…いいかもしれませんね」(シアーシャ)
一章
「何かを成すよりも、成した奴から奪い取る方が楽だからな」
「そこから始まる戦争もごまんとある」(ジグ)
「あなたには向こうについてからも、護衛と指導役をお願いしたいと思っています」
「ここに来てからも思いましたが、私は世間を知らなすぎます」(シアーシャ)
「少なくとも、依頼なら、魔女とだってやりあうくらいにお金好きなのは分かりました」
「私が良い金づるでいる間はとても信用できます」(シアーシャ)
「金額分は働かせてもらうさ」(ジグ)
「(勝ったのか?) ──俺はここにいる」(ジグ)
「(機嫌がいい?) 誰かに自分のこと聞かれるのって初めてなんですよ」
「なんだか嬉しくなっちゃって…」(シアーシャ)
「私に地面から奇襲をかけるなんていい度胸してますね…」(シアーシャ)
「いやぁとんでもないところに来ちゃいましたね」(シアーシャ)
「ずっとここで観察していました。個人差こそありますが、誰でも魔力を持っています」
「ここでは、魔術が生きているんですね…」(シアーシャ)
「仕事をしようと思うんですよ」
「ズバリ、人間社会に溶け込むことです」(シアーシャ)
「人間の良いところを知ってみたいと、思ったんです」
「今まで悪いところばかり見てきて、良いところに目を向けたことがなかったので」(シアーシャ)
二章
「私、冒険者になってみたいです」(シアーシャ)
「失敗を恐れるな、とは言わん」
「だがいつか、今日のことを思い出して笑えるようにやってみろ」(ジグ)
「(上を目指す?) ある程度は」
「冒険者って等級が上がると、いろんなところで恩恵が得られるんですよ」(シアーシャ)
「(魔術書が役に立つのか?) さわりだけ見た程度ですが」
「はっきり言って魔力の効率的な使い方では圧倒的に負けてますよ」(シアーシャ)
「人間は少ない魔力をうまく使って、最善の結果を出すことに工夫を重ねています」
「それこそ無数の人が、何百年もかけて」(シアーシャ)
「魔術を誰にでも使えるようにした道具など、私の知らないものも沢山あるようなんです」
「私はそれを知りたい」(シアーシャ)
「いまさらですが」
「見殺しにするのが一番楽でしたね」(シアーシャ)
「人間社会で生きていく上で大事なのは敵を作らないことと、味方を作ることだ」(ジグ)
「味方…ですか」
「それは、とても難しいですね…」(シアーシャ)
「服ですか…うーん」
「ジグさんは、私が着飾っている方がいいですか?」(シアーシャ)
「…一面っだけを見て、それが全てと決めつけてしまう人はどこにでもいるんですよ」
「これが正しいと、一度そう思い込むと周りが見えなくなってしまうんですね」(シアーシャ)
「女性の冒険者自体はそこまで珍しいものではありません」
「しかしソロで新人、将来有望で見目も素晴らしい」(受付嬢)
「男の人が放っておく方がおかしいというものです」(受付嬢)
「(疲れてない?) 疲れた状態までもっていくなということだ」
「寝て起きた時に万全な体調を維持できるようにしておけ」(ジグ)
「ギリギリまで攻めると、想定外の事態が起きた時にあっさりやられるぞ」(ジグ)
「(戦いを)盗み見されていたのはいい気分じゃないけど、仲間の命には代えられない」
「助けてくれたことには感謝しかないよ」(アラン=クローズ)
「(危険の少ない魔獣を機械的に狩る) 悪いとは言いませんが」
「冒険者という名前は変えた方がいいですね」(シアーシャ)
「(どうして止めた?) ああいう人間は想像よりずっと多い」
「敵に回すのはお勧めしないな」(ジグ)
「気に入らん奴がいても、そういう考えの人もいるんだな、程度に思っておけ」
「面と向かって相手をしていたらきりがないぞ」(ジグ)
「ただし理解も、それに付き合う必要もない」
「お前は今まで通りやればいい」(ジグ)
「最近、私の術読まれたり効かなかったりしすぎじゃないですかね…」(シアーシャ)
「しかしこうなると本格的に魔具が欲しくなりますね…」
「属性一つだと色々不便です」(シアーシャ)
「謝る必要はない」
「殺しで金を稼いでるのは紛れもない事実だ」(ジグ)
金は大抵のことは解決できるが、そこに甘えると肝心なところで手が届かない。(ジグ)
「ローンか…」
「い、いや、やめておこう。手元にない金で物を買うのは性に合わない」(ジグ)
「いかんいかん」
「休みを楽しめんようになっては人間終わりだ」(ジグ)
三章
人が集まれば金が集まり、金が集まればそれを求めて裏の人間たちが集まる。
風が吹けば桶屋が儲かるのと同じで自然の摂理と言っていい。(ジグ)
「これを使うのはいつぶりかな」
「でも使うにふさわしい相手だし、遠慮はいらないよね」(イサナ=ゲイホーン)
「冥土の土産に見せてあげる」(イサナ)
「そんなこと? 何があろうとも絶対に(シアーシャに)手を出すなと言ってるんだ」
「”そんなこと”なんて思ってもらっては困るな」(ジグ)
「(約束する?) 言ったな?」
「では約束が破られた時にはお前の氏族を滅ぼす」(ジグ)
一対一の死合で負けたのに命があるだけで儲けもの。
本来なら身ぐるみ剥がされていても文句は言えないのだ。(イサナ)
「(別の種族?) …私も元いたところで受け入れてもらえなくて」
「逃げて来た異種族のようなものなんで…」(シアーシャ)
「それでも、異種族を受け入れられない人たちの気持ちも分かります」
「何を考えているのか分からない相手って、やっぱり怖いですからね」(シアーシャ)
「(答え?) 難しい問題です。言葉で説いても、力を振るってもきっと正解にはなりえない」
「答えなんてないのかもしれませんね」(シアーシャ)
「だからこそ、理解して受け入れてくれる人を大切にしたいと思ってます」(シアーシャ)
そう、問題はない。何かあった時のために自分がいるのだ。
たとえ誰が立ち塞がろうとも、やることは変わらない。(ジグ)
四章
「あれぐらい笑って流せるようになれ。お前、年上だろ」(ジグ)
「自分のことは別にいいですけど、ジグさんのことを言われるとつい…」(シアーシャ)
「自分の事情を一から十まで他人に理解させることなんて不可能だ」
「人は皆、自分の見て聞いたことでしか判断できないんだよ」(ジグ)
「(舐められたら終わり?) 俺は冒険者じゃないからな」
「他人を舐めてかかる奴は遠からず死んでいったから、気にするだけ無駄だったんだ」(ジグ)
「常ならぬ状態の時には、予測できないことが多いんだ」(アラン)
「やはり人型(魔獣)は戦いやすい」(ジグ)
「本当に疲れました…倒している間の方がずっと楽でしたよ」
「(後始末の)臭いのなんのって…」(シアーシャ)
「(新しい武器?) 想像以上にいいな」
「武器の損耗をある程度考慮しなくていいのが、これほど楽だとは」(ジグ)
「(綺麗好き?) 不潔だと長生きできんからな」
「イメージ(傭兵は不潔)としては間違ってはいないが」(ジグ)
「それに身綺麗にしておくと、それが理由で依頼が来ることがあるんだ」
「傭兵といえど、腕さえよければ他はどうでも良いとはならないものさ」(ジグ)
「(雲行きが怪しく?) でも楽しくなってきましたね!」(シアーシャ)
五章
「助けてほしいといわれたから、助けた」
「俺は自分の意思で、魔女の依頼を受けた。それだけだ」(ジグ)
「(魔女は)化け物か」
「俺もお前も、そんなものは戦争でいくらでも見てきただろう」(ジグ)
「知っているはずだ」
「人が化け物になるのに、特別な理由など必要ないことを」(ジグ)
「…墓は、いらない」
「傭兵、なんてもんは…野垂れ、死ぬのが…お似合いさ」(ライエル)
「お前の屍(しかばね)、跨(また)がせてもらうぞ」(ジグ)
「あいつが裏切らずとも、戦う理由などいくらでもできるさ」(ジグ)
たとえ共に酒を酌み交わそうとも。背中を預けて戦場を渡り歩こうとも。
それが刃を交えない理由にはならない。(ジグ)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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