「F(エフ)」小森純子の名言・台詞まとめ

マンガ「F(エフ)」小森純子の名言・台詞をまとめていきます。

 

F(エフ)

1巻

「あなたにはレースというものの認識が、まるでないわ!」

「およそどんなカー・レースでも、定められたレギュレーションの中でギリギリまでマシンをチューンするわけッ! どのマシンが優勝してもおかしくないぐらいにねッ!!」

「そんな極限まで接近した状況では、アクセル踏めば走るなどという、アホみたいな認識や子供じみたクソ自信なんて、屁のつっぱりにもならないのよッ!」

 

2巻

「(一緒に)死にたかったわよッ!! そうすれば……どんなに楽だったか……」
「死ぬ前の龍二は……あたしの龍二じゃなかった……」

「あの時……あの時の龍二は……なにか…もっと別の何かを、見ていたのよ!」
「私をおいて……なにか……得体の知れない何かに向かって行ったのよ……」

 

4巻

「あたしたぶん……一生あの人のことは忘れられないと思う」
「うまく言えないけど……たぶん…龍二が食べた禁断の果実に、あたし一生嫉妬し続けるような気がするの」

 

6巻

「壁を超えた者と、そうしなかった者との間には、共通の言葉すら存在しないぐらい、距離ができてしまう」

「愛し合っているつもりでも、距離は縮まらないわ」
「片方が壁の手前で立ち止まっていては、ダメね……」

 

9巻

「ついて行くわ、軍馬くん……わたし決めた、あたなのレースに全部ついて行くわ」
「マカオだろうと世界だろうと…全部……」
「龍二の為にも、わたし自身の為にも……」

 

10巻

「おばちゃん…あたし……わかんない……」
「あの人が……わかんない」

 

11巻

「だって無茶するじゃない!? 軍馬くんって!」
「マカオのレースだって体中包帯だらけのくせに……しかもあんなラフなレースをするんだものッ……」

「…あ…あれじゃあ……危なくって見てられないでしょう!?」
「そういうものよ…女って……」

 

14巻

「もう軍馬くんはあんたなんか愛してくれてないのよ! そうよ!」
「年上で、昔の恋人の幻にいつまでもしがみついてて、そしてさんざん軍馬くんにつらくあたったくせに……」

「今になってイギリスなんかに来て、それで軍馬くんが喜んでくれると思ってたなんて、バカでうぬぼれ屋で自分勝手で──最低だわ!」

「最低だわ……」

 

「考えてみれば──もといた場所から距離をおけばおく程、そこにいた自分がよく見える」
「東京にいた自分の欲望を、北海道のあの牧場で知り、日本にいた自分の身勝手さを、ロンドンの人込みの中で痛いほどわかった」

「なんて顔をしているの、純子……あなたはまるで……いきなり数十年も歳をとった。老女のようだ……」

 

15話

「怒ってもどうにもならない場合は──人は怒るのをやめて哀しむだけなの」
「そんなどうにもならないことが世の中にはいっぱいあって、いつの間にか人は大人になっちゃうんだ」

 

16巻

「”夢”ってさァ……ひとりじゃダメなのよね……追い求めるには」
「孤独で──勝ち目の薄い戦いだから──独りじゃ耐えがたいのよ……だから、ね」
「どうしても仲間が必要なんだ、赤い糸で結ばれた仲間が──」

 

20巻

「裏切られて、捨てられたと思い込み、いびつにゆがんだピーボーを見た時、わたし……わたしあの子の……母になろうと決めたわ……」

 

21巻

「……彼を、愛してるかどうかはわかんないわ……」
「……軍馬は、わたしが生きる為の道しるべみたいな人なの……だから、守りたいのよ。そしてピーボー、あなたも……」

 

23巻

「お願い……走らせてください……お願い……軍馬くんを……」
「彼にとっては──走ることでしかたぶん解決できないのだと思うんです」

 

「(信じる)わたし達との、絆を──」

 

「……たぶんあなたを助けられない……」
「今、わたしがしてあげられることは、あなたの全部を引き受けることだけ」

 

「あの人の中に満たされぬ想いがあります」
「たぶんこれまでは、その想いをふり払うかのようにして、スピードに身をまかせてきたのだと思うの……あるいはそこから少しでも遠く速く逃げるように……」

「時が移り状況が変わり、あの人はもう逃げる必要がなくなった。それは彼の内面的な成長でもあると思います」

 

「あなたが見ている前を走る黒い影は、あなた自身だと思う──」

 

25巻

「この(お腹の)子をそんなものにはしたくない──女にも夢があるの」
「夢は、男の独占物じゃないわ」

 

27巻

「あのね、おばちゃん……わたし、龍二が逝ってしまった理由(わけ)がわかるような気がするわ……」

「……たぶん、何者かになりたかった……そしてアクセルを踏み壁を超えた……」

「女は子供を産めるけど……男はそれができないかわりに、本能的に──壁を超えなければならない宿命を負っている──きっとそう思い込んでしまったのだわ」

「たとえその向こうが”まっ白い場所”であっても……」

 

「軍馬は夢から覚めるのかしら…?」
「もし覚めるとしたら…いつ? どんな形で…?」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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