「魔法科高校の劣等生(まほうかこうこうのれっとうせい)」の名言・台詞まとめ

アニメ「魔法科高校の劣等生」「魔法科高校の劣等生 来訪者編(2期)、(劇場版)星を呼ぶ少女、追憶編」の名言・台詞をまとめていきます。

 

魔法科高校の劣等生

1話

「お前が俺のことを考えてくれているように、俺もお前のことを想っているんだ」(司波達也)
「お兄様、そんな……『想っている』なんて!?」(司波深雪)

 

「『もっとも差別意識があるのは、差別を受けている者である』、か」(達也)

 

「だらしなさとワイルドを取り違えている『むさ男』には分からないかもしれないけど」(千葉エリカ)

 

「この間合なら、身体動かした方が速いのよね!」(エリカ)

 

2話

「そうですか? まあ確かに、考えたことはあります。血のつながりが無ければ、恋人にしたい、と」
「もちろん、冗談ですよ」(達也)

 

「残念ながら、それは出来ません。生徒会の役員は、第一科の生徒から選ばれます。これは不文律ではなく規則です」(市原鈴音)

 

「私が指揮する委員会が、差別意識を助長するのは、私の好む所では無い!」(渡辺摩利)

 

「服部副会長。俺と模擬戦をしませんか?」
「別に、風紀委員になりたい訳じゃないんですが、妹の目が曇っていないと証明するためならば、やもえません」(達也)

 

 

「入学式の日にも言っただろ。怒ることの出来ない俺の代わりにお前が怒ってくれるから、俺はいつも救われているんだ」(達也)

 

「すみません、とは言うなよ。今ふさわしいのは別の言葉だ」(達也)
「はい。頑張ってください」(深雪)

 

3話

「多変数化は、処理速度としても、演算規模としても、干渉強度としても、この学校では、評価されない項目ですからね」(達也)

 

「優越感がゼロって訳にはいかないが、キチンと実力の評価ができる奴らだ。ここは君にとっても、居心地の悪くない場所だと思うよ」(摩利)

 

「美人の先輩に囲まれて鼻の下を伸ばされていたお兄様は、お仕置きです」
「申し訳ありません。悪ふざけが過ぎました!」(深雪)

 

「他人に見せられるものじゃ無いだろ。武術の真剣勝負は、要するに殺し合いなんだから」(達也)

 

「剣技だけであたしに敵うと思ってるの? 魔法に頼り切った剣術部の桐原くんが、ただ剣技のみに磨きをかける剣道部のこのあたしに」(壬生紗耶香)

 

4話

「ええ。お兄様に勝てる者など、いるはずが無いもの!」(深雪)

 

「深雪には敵わないな」(達也)
「それはもう、お兄様のことならば、深雪は何でもお見通しですよ」(深雪)

 

「深雪は不安です。お兄様が名声を博するのは、とても嬉しいことなのですが、お兄様の本当のお力を、その一端でも知れば、私利私欲に役立てようと群がって来る輩は大勢います」

「どうか、お気をつけ下さい」(深雪)

 

 

「魔法が上手く使えないからって、あたしの剣まで侮られるのは耐えられない! 無視されるのに我慢できない! 魔法だけで、あたしの全てを否定させはしない!」(紗耶香)

 

「先輩のことを、ただの剣道美少女と思っていたのですが、俺も見る目が無い」(達也)

 

「噂の出どころを全て塞ぐなんて無理でしょう。こういうことはむしろ、明らかにしておくべきだと思います。この件に関する政府のやり方は、拙劣です!」(達也)

 

「いいや、知っているさ。知っていて言わない。都合の悪いことは言わず、考えず、平等という耳障りのいい理念で他人を騙し、自分を騙しているんだ」(達也)

 

「そんなことはありません!」

「お兄様には、誰にも真似の出来ない才能があるのに、唯他の人達と同じ才能が無いというだけで、それこそ何十倍もの努力を積み上げてこられたではありませんか!?」(深雪)

 

「俺に別の、誰にもマネの出来ない、別の才能があったからだよ」

「もしそうでなかったら、俺も平等という美しい理念にすがりついていたかもしれない。それが嘘だと分かっていても」(達也)

 

「なんぴとであろうと、俺とお前の、今の生活を壊させはしない!」(達也)

 

5話

「不満ですよ、もちろん」

「ですが、俺には別に、学校側に変えてもらいたい点はありません。俺はそこまで、教育機関としての学校に期待していません」(達也)

 

「だが、お前たちの要求を聞き入れることと、お前たちの取った手段を認めることは、別の問題だ」(十文字克人)

 

「もしもあの子達が、私を言い負かすだけのしっかりとした根拠を持っているのなら、これからの学校運営に、それも取り入れていけばいいだけなのよ」(七草真由美)

 

6話

「テロリスト? それじゃあ、問答無用でぶっ飛ばしてもいい相手なのね!」(エリカ)

 

「甘いですね」
「レオ、余計な情けで怪我をするのは、自分だけじゃないんだぞ」(達也)

 

「愚かなマネは止めなさい! 私がお兄様に向けられた害意を見逃すことなど、ありません」(深雪)

 

「壬生先輩、これが現実です」

「誰もが等しく優遇される、平等な世界、そんなものはあり得ません。才能も適正も無視して平等な世界があるとすれば、それは誰もが等しく冷遇された世界」(達也)

 

「壬生先輩は、利用されたんです。これが他人から与えられた、耳あたりのよい理念の現実です」(達也)

 

「私はお兄様を蔑んだりはしません。たとえ私以外の全人類がお兄様を中傷し、誹謗し、蔑んだとしても、私は、お兄様に、変わることのない敬愛を捧げます」(深雪)

 

「結局、誰よりもあなたのことを『ウィード』とさげすんでいたのは、あなた自身です!」(深雪)

 

「じゃあ、真剣勝負ってものをやりましょうか、先輩」(エリカ)

 

「先輩は誇ってもいいよ。千葉の娘に、本気を出させたんだから」(エリカ)

 

「その表現は妥当ではありませんね。叩き潰すんですよ」(達也)

 

「壬生先輩のためではありません」

「自分の生活空間が、テロの標的になったんです。俺と深雪の日常を損なおうとする者は、全て駆除します。これは俺にとって、最優先事項です」(達也)

 

7話

「余計なリスクを負う必要はない。安全確実に始末しろ」(達也)

 

「この、ゲス共!」(深雪)

 

「程々にな。この連中に、お前の手を汚す価値は無い!」(達也)

 

「お前たちも運が悪い。お兄様に手出しをしようとさえしなければ、少し痛い思いをするだけで済んだものを」

「祈るがいい。せめて命があることを」(深雪)

 

「お兄様。深雪は、いつまでもお兄様について行きますから。例えお兄様が、音の速さで駆け抜けて行かれても。空を突き抜け、星々の高みへ駆け登られても」(深雪)

 

「俺はお前と、普通に学生でいられることが楽しいんだ」
「そういう訳で、今日の所は、日常に戻ろうか」(達也)

 

8話

「彼の目をごまかしたかったら、気配を消すんじゃなくて、気配を偽らなきゃ」(九重八雲)

 

「何でも最初は初めてよ!」(真由美)
「前例は覆すためにあるんだ!」(摩利)

 

「九校戦は、当校の威信を賭けた大会です。一年生とか前例が無いとか、そんなことにこだわってる場合ではありません!」(服部刑部少丞範蔵)

 

9話

「ほのかと雫は、お兄様のお友達よ」「ええ、お友達よ」「お友達よ」(深雪)

 

「もうちょっと照れながら褒めてくれると、言うこと無かったんだけど」(真由美)

 

「的確な判断です」
「会長の餌食になるのを回避するのは、的確な判断だと申しましたが?」(鈴音)

 

10話

「もとより犯罪者やテロリストなどという輩は、卑劣なものだ。命じた側が命を賭ける事例など稀さ」(達也)

 

「嫌いなのは、千葉家の娘だからって色メガネで見られること。コネは利用するためにあるんだから。使わなきゃ損よ!」(エリカ)

 

「達也くんってさ、冷たいよね」

「でも、その冷たさがありがたい、かな。優しすぎないから、安心して愚痴をこぼせる。同情されないから、惨めにならない。ありがと!」(エリカ)

 

「魔法とは手段であって、それ自体が目的ではない」
「使い方を誤った大魔法は、使い方を工夫した少魔法に劣るのだ」(九島烈、老師)

 

11話

「あほか!」
「そんなものは仮定に過ぎない。お前の魔法によって賊の捕獲に成功した。これが唯一の事実だ」(達也)

 

「戦術家だな」(達也)
「性格が悪いだけよ」(エリカ)

 

「今はお前の方が優先だよ」(達也)
「そんな! お兄様ったら、私の方が大切だなんて!」(深雪)

 

13話

「謙遜も行き過ぎると嫌味だぞ~!」(摩利)

 

「しかし今の俺では、おば上を倒すことは出来ても、四葉を屈服させることは出来ない。武力だけでは、暴力だけでは不十分だ」(達也)

 

「私は、味方ですから」「私はいつまでも、お兄様の味方ですから」

「その時はきっとやって来ます、必ずやって来ます。その時まで、その後も、私はずっと、お兄様の味方ですから」(深雪)

 

14話

「司波達也、聞いたことが無い名です。ですが、もう忘れることはありません」(吉祥寺真紅郎)

 

「私は、戦いたいと思います。深雪と本気で競うことの出来るこのチャンスを、私は、逃したくないです」(北山雫)

 

「北山さんが私との試合を望むのであれば、私の方に、それをお断りする理由はありません」(深雪)

 

「二科生であることを逃げ道にするな。弱者の地位に甘えるな、司波。たとえ補欠であろうとも、選ばれた以上、その努めを果たせ」(十文字)

 

15話

「エリカって、ブラザーコンプレックスだったのね!」(深雪)
「あんたにだけは言われたくないわよ! 超絶ブラコン娘!」(エリカ)

 

16話

「制限した側の人間である私が、このようなことを申し上げるのは、筋違いでありご不快かもしれませんが……それでも私は、お兄様は誰にも負けないと信じております」(深雪)

 

「まいったな、本当に。次の試合、どうやら負けられないらしい」(達也)

 

「分からないことをあれこれ考えても意味は無い。それに、あんな布1枚くらいで、俺達の勝利はゆるぎはしない」(一条将輝)

 

「俺たちが知っている知識だけが、世界の全てではない。魔法だけが奇跡ではないのだ」(十文字)

 

17話

「狙いが分からないからな。起こるという確証も無いし、起こらないという保障も無い。深雪が心配する必要は無いよ。何があろうと、お前だけは、俺が守ってやるから」(達也)

 

「なめられたものだな。深雪が身につけるものに細工をされて、この俺が気づかないと思ったのか?」(達也)

 

「そうだな。俺はお前のためにだけ、本当に怒ることが出来る。でもな、深雪。兄貴が妹のために怒るのは当たり前なんだ」

「そしてそれは、俺の心に唯一残された、当たり前なんだ」(達也)

 

「いいよ。全てはお前の望むままに」(達也)

 

「答えを期待しての問いではない、独り言だ」(柳連)

 

「いけませんか? 深雪は、お兄様に甘えたいのです」(深雪)

 

18話

「お前たちが何人殺そうが、何人生かそうが、俺にはどうでもいいことだ。お前たちは、俺の逆鱗に触れた。それだけが、お前たちの消える理由だ」(達也)

 

20話

「もちろん。先輩の据え膳なら、遠慮なくご馳走になります」(達也)

 

「目撃者はいるさ。ただ喋らないだけで」(千葉寿和、警部)

 

21話

「別にあたし達がやらなくてもいいのかもしれない。でも、本気で関わるつもりなら、殺し合いを覚悟しておく必要が、多分ある」(エリカ)

 

「男の子だね」(エリカ)

 

22話

「敵の名を呼ぶなんて無駄なことを。かっこつけすぎなんですよ、関本さんは」(千代田花音)

 

「ええ。そろそろ狐狩りを始めるので、ぜひ猟犬さん達に力を貸していただきたくて」(藤林響子)

 

23話

「もう何も起こらないと決まった訳でも無いぞ」
「事件が起こるのは一度に一つ、なんて決まりは無い」(達也)

 

「くやしいという気持ちを持ち続けることが出来るのであれば、きっと、いつか成し遂げることが出来ると思いますよ」(鈴音)

 

24話

「大丈夫、責任は私が取るから。七草の名は伊達じゃないのよ」(真由美)

 

「情報が欲しい。予想外に、大規模で深刻な事態が進行しているようだ。行き当たりばったりでは、泥沼にはまり込むかもしれない」(達也)

 

「お兄様、ご存分に」(深雪)

 

25話

「軍の仕事は外敵を排除することであり、市民の保護は警察の仕事です。我々がここに残ります」(千葉警部)

 

「俺は、一条だからな」(一条)

 

26話

「一度で、ではありませんよ、吉田くん。一瞬でです」(深雪)

 

「しばしお休み下さい。私もいろいろと上達しましたので、ずっと目が覚めなくなるということは無いはずです」(深雪)

 

「ご懸念には及びません。兄の力は、常に私を守護しておりますので」(深雪)

 

来訪者編(2期)

1話

「いつもいつも、その手でごまかせるとは思わないで下さい」(深雪)
「ごまかしてなどいないさ。俺は本心からそう思っているし、そういうつもりで彼女を見ていた訳でもない」(達也)

 

「その衣装は極めてマニアックなアニメーションやコミックでしか見られないものです」(シルヴィア・マーキュリー・ファースト、愛称:シルヴィ)

 

「相手はしょせん高校生。仮に疑っていたとしても、尻尾をつかませたりはしませんよ」(アンジェリーナ・クドウ・シールズ、愛称:リーナ)

 

「試験の実力と実戦の実力は別物だ、という意見には私も賛成よ。私も、学校の秀才じゃなくて、実戦で役に立つ魔法師になりたいと思っているの」(リーナ)

 

「世の中、知らない方がいいことだってあるからね」(達也)

 

2話

「レオ……君って、本当に人間かい?」(吉田幹比古)

 

「まあ、あたしは本当のことを知ってるからね。あんたはよく頑張ったわよ」
「褒めたのよ、素直に」(エリカ)

 

「吸血鬼とやらが男か女か知らないけど、売られた喧嘩は買うだけよ!」(エリカ)

 

「十文字くん。ちょっと怖いんだけど」(真由美)

 

3話

「その見ただけで術式を読み取ってしまう君の異能は、相手にとって驚異そのものだ。でも、それを逆手に取る手段が、無い訳じゃあない」(九重)

 

「腕の方は間違いなく一流。魔法の技量に関していえば、超一流」(エリカ)

 

「エリカあんなに強いなんて聞いて無いわよ! 達也には訳の分からない技術だか魔法だかで術式を無効化されちゃうし! 日本の高校生はどうなってるの!?」(リーナ)

 

「近い内に間違いなく、お前の力が必要になる。その時は」(達也)
「はい、その時は一緒に。約束ですよ、お兄様」(深雪)

 

4話

「私を捕まえたかった? 愛をささやくなら、もっとロマンチックに迫って欲しいんだけど?」(リーナ)

 

「リーナ、あなたのことはライバルだと思ってる。でも、たとえそれが口先だけのものだったとしても、お兄様を殺そうとしたことは、断じて許せることでは無いわ」

「私の手で、その罪を思い知らせてあげる。安心なさい、殺しはしないから」(深雪)

 

「深雪、あなた、私に勝てると思ってるの? シリウスの名を与えられた、この私に?」(リーナ)

 

「私はもうダメです! やっていける自信が無くなりました! シリウスの称号は返上しますぅ!!」
「高校生に負ける総隊長なんてありえないじゃないですか……」(リーナ)

 

「分かってはいるんだ、俺がすぐに手を打ったからといって、被害を防げたとは限らない」
「だがな、友人が犠牲になったという事実を目の前にすると、無駄だと知りつつ、考えずにはいられないんだよ」(達也)

 

「お兄様、お優しくなられましたね」
「いえ。お兄様は元々お優しかったのでしたね。ただそれが、見えにくかっただけで」(深雪)

 

「お兄様、深雪は嬉しいです。お兄様が私以外の者にも、情けをかけてくださることが。お兄様はご自分でお考えになっているよりずっと、人間らしい感情をお持ちなのです」(深雪)

 

5話

「私も行く!」
「私もいた方がいいような気がするの。理由は、分からないけど」(柴田美月)

 

「ちょっと待ってよ! 勝手に持ってかれちゃ困るんだけど。その女がレオをやった奴なら、いくら達也君でもくれてやる訳にはいかないわよ」(エリカ)

 

「魔法師であることを選んだ以上、リスクは覚悟の上です。エリカちゃんが危ないんでしょ? 今役に立たなかったら、私がここにいる意味もありません」(美月)

 

「約束して、決して無理はしないと。自分のために誰かが犠牲になることなんて、エリカは望んでいないはずだから」(幹比古)

 

「相手も無傷ではあるまい。今回は、被害が出なかっただけで、よしとすべきだろう」(十文字克人)

 

「戦術目的の達成という観点から見れば、今回の結果は、かろうじてマイナスにならなかったというだけのものでしかない。無様なものだな」(達也)

 

6話

「そうですよ、お兄様。お兄様ならば必ずや、余人には考えも及ばない、素晴らしいアイデアを実現することが可能です」(深雪)

 

「表面的な事実は合ってるけど、肝心な所は全部うそっぱちよ!」(リーナ)

 

「嬉しいというより、申し訳ない気がするな」
「品物でお返しは出来ても、肝心なものが返せないからね」(達也)

 

「どうか、そのようなお気づかいは御無用に願います。ほのかも私も、ただお兄様に喜んでいただきたい一心なのですから」(深雪)

 

「未知の事態は、手探りで対処方法を見つけて行くしかありません」(達也)

 

「最後の最後で上手く行かないなんて……」
「なぜ、私はお兄様の妹なのかしら?」(深雪)

 

7話

「お兄様に、お人形遊びのご趣味がおありとは、存じませんでした」(深雪)

 

「リーナ、君はすぐにでも軍を辞めた方がいい。君は軍人としては、甘い。いや、優しすぎる。スターズ総隊長シリウス、君に向いている仕事とは思えない」(達也)

 

「俺がそうさせない限り、俺に傷を残すことなど誰にも出来ないと、知っているだろ」(達也)

 

「兄の心配をするのは、妹として当然です。リーナが何度挑もうと、お兄様には勝てないということも承知しております」
「お兄様に勝てる者など、世界中を探してもいるはずが無いのですから」(深雪)

 

「お前が待っていてくれるんだ。だから俺は、誰にも負けない」(達也)

 

8話

「私は、お兄様以外の人に触れられたくはない。身も心も、私の全てはお兄様のものなのだから」(深雪)

 

「理由の有無は俺達が決める」(達也)

 

「マニュアル通りの台詞にしか聞こえないな。人のことを愚か者扱いする割には、バカだな、お前」(達也)

 

9話

「あんた達こそ何者?」
「聞こえなかった? あんた達は何って聞いたのよ」(エリカ)

 

「いや、大事にならなくてよかったよ」
「そういう面白装備を採用していて、ステルス仕様の飛行船を運用しているとなると、国防軍情報部防諜第三課で間違いないと思う」(達也)

 

「まあ、そんなに気にすることはない。今度は横槍が入らないよう手配してから、罠を仕掛ければいいんだからな」(達也)

 

「情報部がパラサイトを利用したことが世間にバレて、そのせいで魔法師が不利益を被った場合は、その損失を組織として償ってもらうと」(達也)

 

「怖いこと言うのね」(真由美)
「USNAで起こっていることをみれば、その程度の脅しは必要だと思います」(達也)

 

「暗殺は孤独で陰鬱な仕事だ。性格的によほどの適合性が無ければ、高校生の少女には重すぎる。その重さに耐えきれず、心が少しずつ壊れていく程に」
「そしてリーナには、暗殺者たる適正は無い」(達也)

 

10話

「私は馴れ合わないわよ」(リーナ)
「分かっている。しょせん俺達は、住む世界が違う」(達也)

 

「私には関係ない。私は脱走兵を処理するだけだ」
「それは私の任務に含まれていない。私は私の任務、シリウスの役目を果たすだけだ」(リーナ)

 

「あれ、リーナでしょ? まるっきり別人に見えるけど」
「仕草かな? 手足の運びや首の振り方、目つきなんかで大体わかるよ」(エリカ)

 

「ごめん。達也くんには悪いけど、それは出来ない。剣で人を斬る覚悟を決めた時から、相手に斬られる覚悟もしているつもり。だから、自分が斬られた時を考えるとね」

「わざと殺さずに苦痛を長引かせるなんて出来ないよ」(エリカ)

 

「私はこの任務を成功させなきゃならないのよ! そうでなきゃ、私は何のために日本に来て、同胞を手にかけているのよ!!」(リーナ)

 

「深雪、見ろ」(達也)
「これが、お兄様の見ている世界。見えます、お兄様」(深雪)

 

「リーナ。今見たことは他言無用だ」
「その代わり、アンジー・シリウスの正体について、沈黙を守ると誓おう。この誓約は俺と深雪だけでなく、今日この件に関わったこちら側の全員に適用される」(達也)

 

「いいわよ。私のことを黙っていてくれるなら、達也と深雪のことも黙ってる。どうせ、誰にも取り合ってもらえないだろうし」(リーナ)

 

「リーナ」「もし軍人であることを辞めたければ、力になれると思うぞ」(達也)

 

「リーナにはリーナの事情があるからな。自分のことを自分の思い通りに出来ないのは、何も彼女に限った話じゃない」(達也)

 

「それでもお兄様は、手を差し伸べられらのですよね。なぜなのですか?」
「お兄様は、なぜリーナを助けようとなさるのですか? リーナに、特別な感情を持たれているからなんですか?」(深雪)

 

「ある意味で、俺とリーナはよく似ているんだ。同じカテゴリーに属すると、表現した方がいいかもしれない。俺もリーナも、今の立場に置かれるに当たり、事実上、選択肢は無かった」

「俺はいずれ、与えられていない選択肢を作り出し、選び取る。もしリーナが同じことを望むなら、同類のよしみで力になってやろうと思ったんだが」

「どうやら、余計なお世話だったようだな」(達也)

 

「余計なお世話なんかじゃありません。お兄様のお心使いは、いつかきっと……いいえ、遠くない未来に、リーナの心へ届くに違いありません」

「だってリーナは、この度の一件で、今の自分に疑いを持ったに違いありませんもの。少し単純ですけど、リーナは賢い子ですから」(深雪)

 

「深雪、単純はひどいな」(達也)

 

11話

「確かに身内に銃を向けるのはつらかったけど……でも、魔物になって生きるよりは、安らかな眠りを与えられる方が、魂は救われるはず」

「そしてそれは、最強の魔法師であるシリウス、つまり、私にしか出来ないことだから。私にしか……?」(リーナ)

 

「そうか? だから私、迷って、焦ってたんだ」
「私は、シリウス以外になってもいいんだ」(リーナ)

 

「3人共、そんなに自分を責めるな。俺は全く気にしていない」
「今回は相手の方が一枚上手だったといいうだけのことだ」(達也)

 

「深雪、それって何だか告白みたいよ?」(リーナ)
「そうね、一種の告白かも? あなたは、私のライバルよ、リーナ」(深雪)

 

「あなたはきっと、お兄様が差し伸べられた手を取ることになるわ。あなたはきっと、お兄様の仲間になる。そこからが、私達の本当の勝負」

「だから、さようならは言わない。また会いましょう、リーナ」(深雪)

 

「あなたの言うことは、私にはよく理解できないのだけど、きっとあなたの言う通りになるって、今私も予感してる。だから、また会いましょう、深雪」(リーナ)

 

12話

「四葉の分家の中で、諜報を担当している私達・黒羽の人間は、正義よりも、まず任務の達成が求められるのよ」(黒羽亜夜子)

 

「それは私達が警察だったらよね。私達の目的を考えれば、テロリストが一仕事終えて緊張を解いている時の方が、簡単で確実じゃない?」

「仕事前で警戒している彼等に手を出せば、反撃されるリスクを負うことになるのだけど。それは理解している?」(亜夜子)

「姉さんの言ってることは正しいと思う。でも、テロなんて卑劣な真似を、見て見ぬふりは出来ないよ!」(黒羽文弥)

 

「そういう安っぽい正義感、私は好きよ」(亜夜子)

 

「魔法師を人類の進化系と位置づけ、魔法師優位の社会を主張する過激派だ。虐げられた魔法師を解放するためには、武力闘争も辞さないという、はた迷惑な連中だよ」(達也)

 

「やはり何事も無く、という訳にはいかなかったようだな」(達也)

 

13話

「桜井水波。お前になら、任せられそうだ。深雪の身を守れ、それがお前の仕事だ」(達也)

 

「銃を向けておいて、見逃すも何も無いものだ」(達也)

 

「そうだ。俺には決して背くことの出来ないものが二つあった。一つは、深雪を守り抜くという俺自身への誓い。そしてもう一つは、深雪が俺に向ける信頼だ」(達也)

 

「これが、達也様のお力……これが、人の技……これは、人間に許されてよい力なのですか?」(桜井水波)

 

「大丈夫だ、意識はある。だがさすがに、疲れた」(達也)
「無理もありません。お兄様、ほどよいころに起こしてさしあげますので、しばしお休み下さい」(深雪)

 

(劇場版)星を呼ぶ少女

「とてもよく似合ってるよ。思った通りだ」(達也)
「ありがとうございます、お兄様」(深雪)

 

「深雪、俺の封印を解いてくれ」(達也)
「分かりました。叔母様が構わないとおっしゃるなら、喜んで」(深雪)

 

「この飛行機には乗ってないわよ」
「ここにはいないって言ったでしょ! それとも、あたしの言葉が信じられない!?」(エリカ)

 

「私達は、『わたつみシリーズ』と呼ばれていた、です」(九亜)

 

「それじゃ、まるで機械のパーツじゃないか!」(幹比古)

 

「助けて、欲しい……です」(九亜)
「安心して、ここで放り出すようなまねはしないわ。最後まで、きちんと助けてあげる」(エリカ)

 

「ううん。私達を、助けて欲しい、です」(九亜)

 

「それでも何とかしてあげたいです!」(光井ほのか)
「ほのかがやるなら、私もやる」(北山雫)

 

「覚悟を問われちゃ、逆に引き下がれないわね~!」(エリカ)
「俺も、手を貸すに一票だ!」(西城レオンハルト、通称:レオ)

 

「僕も構わない。けど、柴田さんや北山さんや光井さんを、危ない目に合わせるのは賛成できない」(幹比古)

 

「あら? 私は構わないんですか?」
「エリカ、何か言いたいことでもあるの?」(深雪)

 

「冗談ですよ」(深雪)

 

「吉田くん。私は大丈夫ですから、九亜ちゃんの力になってあげて下さい」(美月)

 

「お兄様。私も、九亜ちゃん達の力になってあげたいと思います」(深雪)

 

「分かった。何とかしよう」(達也)

 

「世界にとって、です」(リーナ)

 

「命令は、研究資料を含めた完全破壊です。それ以上の詳細は聞いていません」(リーナ)

 

「第二段階として、私が『ヘビィ・メタル・バースト』で基地を吹き飛ばします」
「それだけ参謀本部は、今回判明した脅威を重大なものと見ているということです」(リーナ)

 

「女の子にとってのお風呂はね、ただ身体を洗うだけじゃなく、奇麗になるための準備をする所なんだよ」(ほのか)

 

「同情では合っても、軽い気持ちじゃないだろ?」(達也)
「それは……そのつもりです」(深雪)

 

「俺も、あの子のことを見捨てられなかった。調整体に対する、過度の同情心から、冷静さを欠いているとは分かっているんだが……」(達也)

 

「お兄様にとっても、それは決して悪いことでは無いと思います」(深雪)

 

「人間を内部に収容する、巨大なCADを使用し、9人もの貴重な調整体を使い潰す形で、秘密裏に進めている魔法実験。これを放置してはならない、そんな気がする」(達也)

 

「自分は事実を報告しただけですので、これからどう動くかは、協会しだいです」(達也)

 

「自分は16歳なんですが?」(達也)

 

「私達が頼まれたのは、九亜ちゃんを東京へ連れ帰ることよ。それ以上は、私達の出る幕じゃないわ」(真由美)

 

「あたしじゃ、足手まといということか?」(摩利)
「違うわ。達也くんとは、責任を果たすべき相手が違うということよ」(真由美)

 

「あたしは足手まといなんかにはならないわよ!」(エリカ)

 

「とんだ春休みになりそうだ!」(レオ)

 

「無視して下さい」(真由美)

 

「それは困りましたね」
「今のは威嚇です、次は貫通させます。私は本気ですよ」(真由美)

 

「ちょっとした秘密兵器だ」(達也)

 

「今の魔法は、リーナのヘビィ・メタル・バースト。スターズがなぜここに?」
「それにしても、相変わらず加減を知らない」(達也)

 

「何だかよく分からないけど、これはチャンスね!」(エリカ)

 

「実験はもう終わった。閉じ込めておく必要はないだろう」(達也)

 

「君達がそれを望むのであれば」(達也)

 

「研究所のデータを残しておいては、本当に助けたことにはならない。別の君達が作られるだけだ」(達也)

 

「言っておくが、お前の手を借りなくてもデータは引き出せる。お前を生かしておくのは、時間の節約になるからにすぎない」(達也)

 

「デリートだ!」(達也)

 

「お兄様のようには上手く出来ないけれど。動きを封じるにはこれで充分です」
「凍てつきなさい」(深雪)

 

「俺には、セブンスプレイグを完全に無害化する手段がある。君の協力が必要だ」(達也)
「なんで私が!?」(リーナ)

 

「高度140キロなんて、もう宇宙じゃない!」(リーナ)

 

「今から使おうとしている魔法は、何度も撃てるものじゃない。俺の魔法力では一発勝負になる。だから、なるべく確実をきっしたい」(達也)

 

「出来るわよ! 慣性制御による負荷軽減も含めて、完璧にオーダーをこなしてみせるわ!」(リーナ)

 

「深雪。俺は魔法力を、ほぼ使い切った状態で墜ちてくるだろう。受け止めてくれるか?」(達也)
「おまかせ下さい、お兄様。私の全てに変えましても、お兄様を無事、この場所へお迎え致します」(深雪)

 

「さすがです……お兄様」(深雪)

 

「任務……ではないが、完了だ」(達也)

 

追憶編

「私はこの兄が苦手だ」(深雪)

 

「気にしてはなりませにんよ。達也は深雪さんのガーディアンなのですから。兄であっても、達也は使用人も同然。そして深雪さんはその主なのですよ」(司波深夜)

 

「詫びを求めるつもりは無いから、来た道を引き返せ。それがお互いのためだ」(達也)

 

「使命って何? 立場……私を守ってくれたのは、ガーディアンの義務だから? なんで……なんで私は泣いているの……なぜ私が泣かなければならないの……なんでよ……」(深雪)

 

「でも私以上に鋭い目を持つ人は、世の中には大勢います。もしかしたらひと目見ただけで、深雪さんが嫌がっていることを見抜く人が、今夜のパーティーに来ているかもしれません」

「厳しいことを言うようですけど、ご自分の評判を落とすような隙は、今の内から克服しなければ」(桜井穂波)

 

「必要なのは、自分の気持ちを上手に騙せるようになること、でしょうか。建前というのは、まず自分自身を納得させるためのものなんですよ」(穂波)

 

「あの人は使用人、使い捨ての道具、それが四葉として当然のあり方。私が四葉深雪になるためには、同じ心がけを持たなければならない」

「兄は私の護衛役、私を守る盾……」(深雪)

 

「兄は自分に与えられた役割を忠実に果たそうとしている。だから私も、私に与えられた役割を、精一杯演じなければ」(深雪)

 

「この人は魔法が使えたの? あんなに高度な魔法を? 魔法は使えないフリをしていた?」
「あなたはなんなの? 私はこの人のことを、何も知らない?」(深雪)

 

「よせ、深雪!」
「魔法師が、実戦に魔法を使うのは当たり前だ」(達也)

 

「大丈夫だよ、深雪。俺が付いている」(達也)

 

「深雪……あの人が、兄さんがまた私のことを深雪って。適当なこと言っちゃって、何が俺が付いているから大丈夫よ。なんの根拠があるというのよ。でもそれ……反則!」(深雪)

 

「深雪、お前を死なせはしない! 戻ってこい!」(達也)

 

「お兄様には、それが可能なのです。だって、私のお兄様だもの」(深雪)

 

「彼等は、深雪を手にかけました。その報いを受けさせなければなりません」(達也)

 

「投降のいとまなど、与えるつもりはありません」(達也)

 

「そうしなければ、俺の気がすまない。俺にとって本当に大切だと思えるものは……深雪、お前だけだから」(達也)

 

「私は……お兄様に、どう報いればいいのだろうか? 何をお返し出来るというのだろうか? 今の私はこの命すら、お兄様からいただいたものだというのに……」(深雪)

 

「100%成功する作戦などあり得んし、戦死の危険性がまったくない戦場もあり得ない。勝敗が兵家の常ならば、生死は兵士の常だ」(風間玄信)

 

「今まで、生き方を選ぶ自由なんて一つも無かった私が、自分の死に場所を自分で選ぶことが出来た。こんなチャンスを逃す気は無いわ」

「私は人に作られた道具としてじゃなく、人間として死ぬことが出来るの。だから、このまま死なせて……」(穂波)

 

「私は悟ったのです。私はあの時、一度死んでいるのです。お母様からいただいた命を失って、お兄様に新しい命を授かったのです。だから、私の全てはお兄様のもの」(深雪)

 

「お兄様……深雪はどこへでも、どこまでも、お兄様に付いて行きます」(深雪)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 
 
 
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