マンガ「キングダム 鄴攻略編」54~56巻の名言・台詞をまとめていきます。
キングダム 鄴攻略編
54巻
「この(兵糧の)絶対的有利がある限り、我らが敗れることはありません」(李牧)
「尭雲の左翼が抜ければ打って出て、王翦を討つもよし」
「そうでなければただ守って、連中が骨と皮になるのを待つもよし」(李牧)
「いずれにせよ、この戦いの勝者は私達です!」(李牧)
「そうか、お前がカイネか」
「己の命を主に捧げる覚悟の忠誠ぶりは、この尭雲と趙峩龍によく似ている」(尭雲)
「せめて願うは、その先まで我らに似ることがなきよう…」
「──ということだ」(尭雲)
「お前達と私を一緒にするな…」
「私はお前達とは違うんだ…」(カイネ)
「絶っ対にありえぬが、もし李牧様が死ぬことがあったら、その前に私が盾となって死ぬ」
「それが叶わなくても、李牧様が死ねば私も死ぬ、絶対に!」(カイネ)
「お前達みたいに自分だけ生き永らえるなんて、私は絶対にしない!!」
「分かったか!!」(カイネ)
「我らは主に殉死を止められ、趙国存亡をかけるこの朱海平原での戦いを託された」
「今は多くのことに感謝している」(尭雲)
「無論、主に」
「そしてこれまでのこのたぎる思いを全力でぶつけることができる相手…」
「覚醒した飛信隊と玉鳳の存在に感謝している」(尭雲)
「全力でいくぞ、若き虎達よ」
「列国の大将軍達と渡り合っていた、我らの力を教えてやる」(尭雲)
「飛信隊の覚醒は分かっていたが、玉鳳は半分賭けであった」(王翦)
「愚問だ、倉央」
「越えると読むから、ここまで前に出て来たのだ」(王翦)
「尭雲が自ら来るなら来るで私が討つ」
「馬上は難しいが、下に降ろせば私が勝つ」(羌瘣)
「大丈夫」
「今は圧倒的に私達の方が強い!」(羌瘣)
「”魏火龍”紫伯を討ち取った俺の槍が、尭雲を討てぬ道理はない」(王賁)
「しっかりしろ、あいつ(王賁)は大丈夫だ」
「(心臓が?) それでも大丈夫だ」(信)
「あいつは死なねェ、死んでたまるか」(信)
「俺はあいつを見舞いにここに来たんじゃねェ」
「俺は明日どうやって趙左翼に勝つか、玉鳳と話し合いに来たんだ」(信)
「(まだ?) 当たり前だ」
「俺達は勝つために戦ってんだ!!」(信)
「多分今日、大勢死ぬ…死なせてしまう…!!」
「でも、それでも…」(河了貂)
「いつも通りの感じでいけ」
「あんまり色々考えすぎると、躊躇して判断を間違うぞ」(信)
「分かってるだろうが手加減は全くいらねェからな」
「俺達は全員で命をかけて勝利をつかみ取る、飛信隊だ」(信)
「ありがとう、信」
「俺も今日が一番勇気が必要だった」
「もらったよ」(河了貂)
「(援軍を遅れぬ?) 逆もまた然りだ」(王翦)
「お互い様ですよ」
「私が尭雲以降援軍を送らないから、紛糾している秦右翼に王翦は援軍を送れません」(李牧)
「しかしこうした王翦との見えない攻防も、もうすぐ終わります」(李牧)
「現場の兵を二人の判断で動かして…助けるべきところだけを助けて」
「助からないと思うところは最初から助けに行かないで」(河了貂)
「小隊ごとに戦術を使いこなす我が兵を相手に」
「守備を捨ておくのは致命的だぞ、飛信隊!」(趙峩龍)
「うちが趙峩龍軍と戦うのは初めてだ」
「だから驚いているはずだ、この攻めの力に」(河了貂)
「そしてこれが…このくらいが飛信隊の力だと勘違いさせるんだ」(河了貂)
「本命が最前線に出た時、飛信隊の力は趙峩龍の読みを上回る」
「それで一気に趙峩龍の首を取る!!」(河了貂)
「戦は”流れ”だ」
「”流れ”が変わるぞ、飛信隊」(趙峩龍)
「……あれが本当の趙峩龍の防陣だ」
「尭雲があの元三大天・藺相如の”剣”だったならば、趙峩龍は”盾”だったんだ」
「つまりあれは、趙三大天の鉄壁の守り」(河了貂)
「抜くに決まってる」
「だってあいつは…三大天や六将らと並ぶ…いやそれを追い抜くっ…」
「大将軍になる男だから!!」(河了貂)
55巻
「新人のバカたれ共が足手まといは当然だろうが」
「お前らは俺達と…信が見てる景色を一緒に見たいから」
「飛信隊(うち)に来たんだろうが」(松左)
「だったら俺なんかのために命捨てるなんて、口がさけても言うんじゃねェ」(松左)
「飛信隊がこの朱海平原で奇跡を起こして勝つって信が言っただろうが」
「それが大将軍の道につながるって言っただろうが」(松左)
「それを支えんのが、俺やお前達なんだ」
「ここはまだ、お前達の死に場所じゃない」(松左)
「悪いが…俺を…できるだけ…前の方に運んでこれねェか」
「信のいる前の方に…」(松左)
「わがままで悪いが、最後はできるだけ信(あいつ)の近くに…」
「信(あいつ)の…」(松左)
「将自ら先陣を行く列将達とは、嫌という程戦ってきた」
「故によく知る」(趙峩龍)
「お前達は前を阻む敵には無類の強さを見せるが」
「得てしそうでない敵には気の当て場を失う」(趙峩龍)
「この趙峩龍の戦い方は一見単純にうつるが、中身は攻守が混在する複雑なものだ」(趙峩龍)
「正直防陣を抜かれるとは思っていなかったが」
「最強の徐兵団を後方に置いていたということは」
「そこが用意されていた狩り場だったということだ」(趙峩龍)
「無論、別働隊もお前達の手薄な本陣を狙って動いている」(趙峩龍)
「嫌な相手で悪かったな、飛信隊」
「俺は尭雲と違い、相手の刃が体に触れることなく、常に勝つ」(趙峩龍)
「”目的”を変える」
「私が限界まで力を使えば脱出は出来るだろうが、それではその先がつながらない」
「だから脱出はしない」(羌瘣)
「この包囲を作っているのは、趙峩龍の精鋭兵ばかり」
「いわば敵の主力部隊が結集してる」(羌瘣)
「だから、斬って斬って斬りまくって、趙峩龍軍の主力をここに消す!」(羌瘣)
「崇原」
「楽しかったな…」(松左)
「色んな隊を渡り歩いた俺達は、よく分かるよな…」
「この…飛信隊は本当に最高だ」(松左)
「ちょっとばかし先にいくが、隊を…信を…頼んだぞ」
「本当に、楽しかった…」(松左)
「会ってお前の顔を見てみたかった、秦六将・王騎……」
「思っていた通り、やはりお前達は良くも悪くも大いに”無邪気”だ」(藺相如)
「その無邪気さがお前達をここまで強くしていることは間違いない」
「だがそれだけでは届かぬ」(藺相如)
「届かぬということは、その刻(とき)ではないということだ」
「やはり中華はまだ、熟しきれていない…」(藺相如)
「……お前も少しは分かっているはずだ」
「もう随分と前からずっと、中華はかの日が来るのを待っていると」(藺相如)
「(私が)弱いわけがなかろうが」
「思いを紡いでいくのが”人”ならば、我が双肩には先に逝った八将と…」
「病という不運で黄金の時代を去った主・藺相如の思いが宿る」(趙峩龍)
「故にっ…砕け散れ、飛信隊・信!!」(趙峩龍)
「俺は…負けねェ、俺は…砕けねェ」
「俺は…中華を統一する王・嬴政の……金剛の剣だ」(信)
「そして俺は、俺はっ、天下の大将軍になる男だっ!!」(信)
「そういうのはやめろ、羌瘣」
「皆で勝つんだ、ちゃんと生き残ってな」(信)
「あんなものは何でもありませんよ」
「ただ”守る”だけなら、いくらでも守れます」(李牧)
「たとえ左から秦右翼が抜けて攻めて来ようと守りきれます」
「兵糧が尽きた彼らが骨と皮になるまで、何回もただ守って勝てばいいだけです」(李牧)
56巻
「猶予はあります」
「今日のこの一日をかけて王翦軍を倒し、返す刀で鄴へ一日へ行き」
「取り巻く桓騎軍を討つ!」(李牧)
「(間に合うか?) 他に道はない」(李牧)
「やってくれましたね、王翦」(李牧)
「列尾を越える時、あの時描いた勝機がようやく形を成して浮かび上がった」
「あとは手に取るだけだ」(王翦)
「李牧を討つ!」
「こちらも全面攻撃の陣に移れ」(王翦)
「人はものをつかむ時、手を動かす」
「だが同時だが、わずかに先に肩が動く」
「もっと言うと対になる腰に先に力が発している」(王翦)
「それが”起こり”だ」
「軍にもその”起こり”がある」(王翦)
「武を極めると”起こり”を察知し、相手の動きを読む」
「読めば敵の技は通じず、さらに返しの技を出せる」(王翦)
「認めざるを得ぬな、李牧」
「私と同じ怪物と」(王翦)
「面倒だ」
「まとめて一気に決着をつける」(王翦)
「落ちませんよ」
「鄴は趙の喉元を守る盾です」
「鄴を失えばあなた方の狙い通り趙国は傾きます」(李牧)
「──が、趙国百六十年の歴史の重みにかけて、そんなことにはなりません」
「鄴は決して軽くありませんよ、王翦」(李牧)
「下らんな、歴史の重みで国が救われるものではない」
「上に立つ者共が馬鹿の集団であれば、それだけで国は亡ぶ」(王翦)
「虚しくならぬか、李牧」
「お前達が命がけで尽くしても、上のせいでそれはどこにも実を結ばぬ」(王翦)
「その才覚を虚しくするなと言っておるのだ」(王翦)
「私と一緒に来い、李牧」
「お前が私と組み力を貸すなら、二人で全く新しい最強の国を作ることが出来る」(王翦)
「私の直感ですが、あなたは国を亡ぼすことはできても」
「国を生み出すことはできない人間です」(李牧)
「王翦、あなたは恐らくこの場にいる誰よりも愚かな人間だ」(李牧)
「私の双肩には、趙国の命運がのしかかっている」
「だからどんな苦境でも、全てをかけて戦うのです」(李牧)
「……”大義”です」
「己を最上に置く歪んだあなたには、理解できないでしょうが」(李牧)
「私はある時から、守るものがあった方が燃えるようになりましたので…」
「趙国を滅ぼすことは私が決してさせませんよ、王翦」(李牧)
「(後悔する?) あなたの方です」(李牧)
「李牧、程なくして右翼が抜けてくる…」
「お前に勝ち目はない!」(王翦)
「王翦…秦右翼を頼みとしてもムダですよ…」
「あなたに勝ち目はない!」(李牧)
「来るな、来なくていいい」
「俺を信じろ」(王賁)
「中華のうねりは今、極限に向かっているのだ」
「一度”応え”を出せと」
「一つになるのか、そうでないのかの応えだ」(尭雲)
「分かっているか、王賁」
「お前達が立っている場所が」(尭雲)
「我はお前達を抹殺すべく送り出された藺相如の刃だ」(尭雲)
「お前達に俺の立つ場所をとやかく言われる筋合いはない」
「俺はただ、敵を貫いて前へ進むだけだ」(王賁)
「我が主・藺相如から、お前達に向けて預かっていた言葉だ…」
「お前達が本当に中華を一つにする刃足らんと願うのならば、胸に深く刻んでおけ」(尭雲)
「何があろうと必ず、振り上げた刃は必ず最後まで振り下ろせ」(尭雲)
「李牧…”答え”をもらいに来たぞ」(龐煖)
「約20年前──我々が初めて会った刻にかわした”約束”」
「その約束を果たす日が今日です」(李牧)
「龐煖、私は”答えに導く者”だったはず」
「あなたの求める”答え”を今持っているのは別の人間です」(李牧)
「そしてあなた自身も気づいているはずです」
「それが……誰であるのかを」(李牧)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。