マンガ「キングダム 鄴攻略編」49~50巻の名言・台詞をまとめていきます。
キングダム 鄴攻略編
49巻
「この趙峩龍軍の出陣は敵がもっと弱ってからだ」
「十分に弱ってから食しに行く」(趙峩龍)
「隊内で足の速い八百騎を選りすぐって、今すぐ出陣せよ」
「左の戦場へ割って入り…お前が趙将・紀彗の首を取って来い!」(王翦)
「この戦いで勝つにしても奴らを深く引き込んで」
「一人残らず息の根を止めたいと思っている」(舜水樹)
「そのまさかだ…”橑陽の牙”で、あの秦軍の肉を引き裂く」(舜水樹)
「敵が退がる理由として考えられるのは二つだ」
「一つは、この先に趙軍に有利な戦場があるのか」
「もう一つは、強力な援軍が待っているかだ」(楊端和)
「この城には…橑陽城には、趙人とは異なる人種の人間が巣くっているのだ」(舜水樹)
「”犬戎”だ」
「かつて中華の周王朝をその手で滅ぼした、大犬戎族の末裔が城を占拠している」(舜水樹)
「分かっている」
「我らと同じく──連中からも獣の気配がする」(楊端和)
「(山民族?) 存じておる、我らこそ西戎の祖だ」
「”山の王”などとのぼせあがった小娘の生皮を、この手で全てはぎとってくれるわ」(ロゾ)
「我らがここで勝ち、向こうの戦場でも李牧様が勝つ──」
「それで秦は終わりだ」(舜水樹)
「テン、旗を掲げさせろ」
「この数で突っ込んで紀彗が気付かねェはずがねェ」
「だったら堂々とっ…てか、飛信隊の力を知らしめる」(信)
「そしてっ…俺はこの戦いで”将軍”になる!」(信)
「(本命は飛信隊?) 我が殿の策は、そう浅いものではない」
「戦は”流れ”だ」(麻鉱)
「どれでも本命になりうる流れ」
「これが敵にとって最も恐ろしい戦局よ」(麻鉱)
「無論、左(ここ)の主役はあくまで、この麻鉱であるがな」(麻鉱)
「今のこの形を崩すわけにはいかぬ!」
「窮地にあるのは…我々だけではない」(紀彗)
「目を光らせているのは、王翦だけではない…」
「”必殺”の別働隊を用いるのは…王翦だけではない!!」(紀彗)
「この戦いは、両翼の戦いと言っても過言ではありません」(李牧)
「その左右の戦いで相手に”隙”があれば」
「私が介入するということだけ頭に入れておけば十分です」(李牧)
「私がそういう手を使うと知らない相手には、必ず成功します」(李牧)
「この初日で必ず、決して覆らぬ程大局をこちらに傾ける決定打を私が打ち込みます」(李牧)
「(殺る?) 無用です」
「(馬の)脚で引き離せばいいだけの話です」(李牧)
「諸事情があったとしても、いずれの時もあなたの刃は私に届きませんでした」
「そして今も」(李牧)
「結局最後まで、あなたの刃が私に届くことはありませんよ」(李牧)
「李牧、よく目に焼きつけとけ」
「これがお前の策で討たれた王騎将軍の矛!!」(信)
「最後の六大将軍・王騎から俺が受け継いだ矛だ!!」
「これでお前を討つ!!」(信)
「李牧が自ら麻鉱を討ったんだ。あの流れは、もう止められない…」(河了貂)
「いや止めないと、この戦そのものが負けてしまう」(蒙恬)
「本当にここで会えて嬉しいよ、信」
「俺達で麻鉱軍を復活させるんだ」(蒙恬)
「失われた士気の回復」
「全てはそこにかかっている」(蒙恬)
「次の言葉で、麻鉱兵を復活させるんだ」
「麻鉱と共に練兵に明け暮れた日々の中で、麻鉱があんたらに一番多くかけた言葉だ」
「それを皆に伝えてもらいたい」(蒙恬)
「立って、戦え」(麻鉱)
「士気が戻っても、正しい軍略の下で兵を動かさねば意味はない」
「日没まで麻鉱軍が生きていられるかは、その”軍略”にかかっている」(蒙恬)
「躊躇も失敗も許されない」
「これからが本陣の本当の戦いだ」(蒙恬)
「蒙恬……あの昌平君(先生)ですら、その才能の底が見えなかったと言われた男」(河了貂)
「私に話しかけるな」
「今は、機嫌が悪い」(楊端和)
「誰が死のうが、あの人にとっては駒の一つを失ったにすぎぬ」(王賁)
「下手な感傷を一切持たぬという強み」
「何が起ころうとその中で冷静に策を組み重ねて、勝つために戦略を練り上げていく」(王賁)
「それが王翦だ、そう簡単に崩れはせぬ!」(王賁)
「若いが蒙恬は、私と李牧の間に割って入る程、戦が見えておる」(王翦)
「それに左ではない」
「明日以降火がつくのは、右翼だ!」(王翦)
「初日に左翼の将・麻鉱が死んだ」
「二日目は右翼で一人死ぬという流れだ」(趙峩龍)
「優秀な将を討つには策を積み重ねて追い込み、終盤に討つ方法と」
「初日に相手慣れする前に仕掛けて討ち取る方法がある」(趙峩龍)
「(二日目?) 私に対しては初日だ」(趙峩龍)
「数も質も完璧なる挟撃」
「勘の鋭いお前なら分かるであろう、王賁」
「助かる術(すべ)は一つもない」(趙峩龍)
「間違いなく、一つもだ」(趙峩龍)
50巻
「逃げ場など必要ない」
「俺達は攻めに行っているのだ」(王賁)
「王賁。六将とかの類の大将軍ってのは、どんな戦局どんな戦況にあっても常に」
「主人公である自分が絶対に戦の中心にいて」
「全部をぶん回すっていう自分勝手な景色を見てたんだと思うよ」(蒙恬)
「(真逆の作戦?) 仕方なかろう、今よい案を思いついたのだ」
「敵味方全てを掌で転がして勝つ、それが大将軍というものだ」(藺相如)
「中央軍の…大将・王翦の最終決戦のために、ひたすら血を流し敵を屠り続けるぞ」
「よいな、玉鳳ォ!!」(王賁)
「相手のことより、まずは己だ」
「見えざる敵を相手に練兵はしてきたが、実戦は久しぶりだ」
「それこそ本気の戦いとなると十数年ぶり」(尭雲)
「気付いておるか、峩龍」
「この地こそ、偉大なる主が最後に我らに予言された朱海平原だ」(尭雲)
「夢を…見た…お前達二人が…」
「朱き地に勇ましく立ち、大いに敵を屠っておったわ」(藺相如)
「二人には、まだ…役割が残っている」
「故に、絶対に俺を追ってはならん」
「よいな」(藺相如)
「尭雲。その時は…朱き平原を…敵の血でさらに深き朱に染めてやれ……」(藺相如)
「危ういな……」
「尭雲に趙峩龍…王都圏にまで来れば、寝ていた虎も目を覚ますか…」(王翦)
「(矛に熱が?) 当然だ……」
「主を失ってなお生き長らえたこの年月が無意味でなかったと、今知った」(趙峩龍)
「燃え上がらぬはずがない」
「なァ、そうであろう、尭雲」(趙峩龍)
「お前は全っ然嬉しくねーだろうが」
「助けに来てやったぜ、王賁」(信)
「力業(わざ)はあの二人の本流に任せる」
「私達は周りを援護するぞ」(羌瘣)
「あの二人は嫌な臭いだ」
「玉鳳隊・王賁と飛信隊・信……」(尭雲)
「二人はかつて列国に禍(わざわい)をなした」
「あの六人と同じ臭いをすでに発している……」(尭雲)
「俺はあの二人を討ちに行く」
「化ける前にここで沈めておく」(尭雲)
「蒙恬の覚醒で左は膠着する」
「つまり右翼で勝ち、全体の勝利に繋げねばならぬ」(王翦)
「想定より早いが…飛信隊(お前達)の主戦場もこれで確定した」
「行け、飛信隊。いよいよお前達の本戦だ」(王翦)
「(援軍?) 待て、テン」
「直感だが、その”揺らぎ”が起きるのを、あの敵は待ってる気がする」(信)
「それに、この飛信隊はそんなに”ヤワ”じゃねェ」(信)
「まさか飛信隊(うち)の歩兵団に突入して来て」
「生きて帰れるなんて思ってないよなァ」(崇原)
「かっての”英雄”だ。強ェのは、見ただけで十分分かるが…」
「奴をぶっ倒して、俺達が今の”英雄”になる!」(信)
「この大戦はきっと永く語り継がれる」
「史に名を刻みなよ、信」(河了貂)
「小隊・中隊同士の力が拮抗しているなら、勝敗を決めるのは──」
「用兵術、つまり戦術の差だ」(羌瘣)
「ダメだ…さっきから何をやっても裏目に出る」
「オレの意図が全て見透かされてるみたいに…」(河了貂)
「なのにオレは相手の考えが全く読めてない…」
「読めないから受けきれず、隊がやられていく…」(河了貂)
「何で読めない」
「相手は基礎戦術から変化をつけてくるだけなのに…」
「その変化が全く読めない……」(河了貂)
「一体何なんだ、この敵は……」(河了貂)
「(通じぬ?) いや、優秀な軍師であるからこそはまるのだ」(趙峩龍)
「奴も私も大軍師・藺相如の弟子」
「最上級の戦術までしっかり叩き込まれている」(趙峩龍)
「だが尭雲の強さは、それとは別の所にあるのだ」(趙峩龍)
「(敵の考え?) ああ、分かる」
「ただの”直感”だ」(信)
「これまでと気配が違っている、指揮官が代わったか」
「しかも”同型”か」(尭雲)
「面白い…どこまでついて来れるか見物だ……」(尭雲)
「……俺に見えたってことは、向こうにも見えたってことだ」
「なァ、そうだろう? 尭雲!!」(信)
「”怪鳥”王騎の矛だ」
「半信半疑だった故一刀試したが、どうやら本物の王騎の矛のようだ」(尭雲)
「いきなりその矛に出くわすとは、これも我が主の誘(いざな)いか」
「俺はかつてその矛を叩き折るために戦っていた」(尭雲)
「いや…その矛だけではない」
「秦六将全員の首を飛ばすために戦っていた」(尭雲)
「秦の人間共よ」
「今のお前達はある”幸運”の上に立っているに過ぎぬことを知っているか?」(尭雲)
「”寿命”だ」
「我が主・藺相如が短命でなかったならば、中華の歴史は…」
「ことさら秦の歴史は大きく変わっていた」(尭雲)
「藺相如さえ永くご健在であれば」
「廉頗との両輪で貴様ら六将など、全員地の底に沈めていた」(尭雲)
「死んだ奴が生きてたらこうなってたなんてのは、戦場じゃ下らねェ寝言だ」(信)
「大昔に死んだ主人の影にしがみついていてェなら」
「ンなとこに出て来ねェで家ン中でそのまま朽ち果てとけ」(信)
「俺も無様に朽ちると思っていた…だがそうもいかなくなった」
「なぜなら、お前達が”約束の地”に来てしまったからだ」(尭雲)
「止まっていた俺の刻(とき)が動き出したのだ…」(尭雲)
「その程度で我が主を侮辱したのか、飛信隊・信」
「矛の嘆きが聞こえるようだ」(尭雲)
「その矛は多くのものを宿す、正に名刀」
「だがお前は違う、ただの”勘違い”だ」(尭雲)
「幸運なる秦人が、さらに幸運を重ねただけの人間」
「お前は運よく王騎の死に居合わせ、ただ矛をもらっただけ」(尭雲)
「ただ運がよかっただけの男だ」(尭雲)
「もらっただけだと…!?」
「あ……あれが……ただもらっただけだと!?」
「ふざけるなっ!!」(信)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。