マンガ「キングダム 山陽平定編」20~21巻の名言・台詞をまとめていきます。
キングダム 山陽平定編
20巻
「歯ごたえ、無しじゃな」
「全く…どこの国もバカばっかじゃ」(玄峰)
「つまらぬ」
「少しは脳みそのある奴はおらんのかィ」(玄峰)
「他に代え難い”快感”が戦にはある」
「軍略家にとってのそれは、己の脳一つで万人の戦いを操作し」
「一方的に敵を殺戮することじゃ」(玄峰)
「楚水、お前言ったよな」
「千人隊は…千人将は戦局を覆すことができる存在だって」(信)
「今がその時だ!」
「俺達の手で、この緒戦を勝利に導くんだ!!」(信)
「思い知れ」
「勢いだけでは戦はままならぬことを」(玄峰)
「バカ言えっ」
「俺が先頭を行くからっ、皆が走れるんだろうが!!」(信)
「恥ずべきことだ」
「お前ら如きに遅れをとっていたとは」(王賁)
「まァ、どんな相手でも風穴あけて、敵将の首を狩るのが僕の役目だけどね」(輪虎)
「奴は本陣が見つからぬと想定して今の作戦を展開している」
「こういうのは探しても見つからぬ」(玄峰)
「地形とこちらの軍の配置、奴らの攻撃してる位置から読むのじゃ」(玄峰)
「軍略? 知るかよ」
「俺はただ相手が嫌がることをやるだけだ」(桓騎)
「それと昔から得意なんだよ」
「留守中にしのび込むのがな」(桓騎)
「(弟子にしてやる?) いるかよ、雑魚が」(桓騎)
「許せ玄峰、つまらぬ死に方をさせた──」
「戦場(ここ)で生ぬるいことは言えぬが」
「あれだけ共に死線を越えてきた汝(うぬ)を失うとは」(廉頗)
「だが寂しがることはないぞ、玄峰」
「すぐに秦兵の骸で、そっちを溢れかえしてやるからな」(廉頗)
「討たれたからにはヘマをした玄峰様が悪いんだけど」
「”気持ちは分かる”なんて軽々しく横から言われると、正直イラッとくるなァ」(輪虎)
「心配いらない。この夜で殿は新しい戦略を固められる」
「僕らはそれに従うだけだ」(輪虎)
「桓騎将軍の才は知っていたが、正直ここまで大仕事をやってのけるとは思ってなかった」
「…上を目指す俺達のすぐ上には、でっかい壁がいるって話さ」(蒙恬)
「明日、楽華・玉鳳・飛信隊の三隊で打って出て、輪虎を討ち取ろう」
「輪虎を止めるには先に仕掛けて殺すしかない」(蒙恬)
「楽華隊!」
「この隊の長所は気高く冷静な戦い方と、血みどろの泥臭い戦い方両方ができることだ」
「そして今日は後者だ」(蒙恬)
「知っての通りこういう乗りは好きじゃないが」
「やっぱり俺達にしかできないことが今、目の前にある」(蒙恬)
「今日はひどい”死闘”になるぞ」
「悪いが宜しく頼むよ、みんな」(蒙恬)
「廉頗が出てきて、この魏攻略の最終戦は大きく意味が変わってきた」(蒙恬)
「俺達は今、あの廉頗と戦っている」
「廉頗が出てきたことで」
「この一戦は中華全土が固唾を呑んで注目するものになったんだ」(蒙恬)
「祖父である蒙驁の首をとられるわけにはいかない」
「こんな放蕩孫をいつも見守ってくれている、俺の大切なじィ様だからな」(蒙恬)
「いいぜ蒙恬、飛信隊はお前に乗っかってやる」
「いつまでも老兵達の時代じゃねェって、天下に教えてやらねェといけねェしな」(信)
「恬をまだ三百将に留めているのか」
「過保護は成長を妨げるぞ」(蒙武)
「……もう少し恬を信用してやれ」
「ナヨついたガキだが、あいつはそこらの千人将なんかより」
「はるかにものが見えている」(蒙武)
「恬を信じてやれ」
「死んだら死んだで、それまでの漢だったということだ」(蒙武)
「輪虎のような大物を討つには、攻めの組み立てが必要になる」
「輪虎を襲う時、必ず屈強な輪虎兵が大きな障壁となって立ち塞がる」(王賁)
「それを蒙恬は先に取り除こうとしているのだ」
「無論、容易なことではない」(王賁)
「だが、奴は自ら一番血を流すこのつぶれ役を買って出たんだ」(王賁)
「バカ、自己犠牲の聖者のつもりはないぞ」
「ただこの重要な役回りを、今の玉鳳も飛信隊もこなせっこない」(蒙恬)
「やれるのは楽華隊だけ、だからやる」
「全ては輪虎を討つために、俺達三隊でな」(蒙恬)
「今回の最大の痛手は、僕の私兵の大半を失ってしまったことだ」
「これは本番に向けて何か考えないといけなくなった」(輪虎)
「だけどそれだけだ、その他のことは別に大したことではない」
「敵に迫られたところで、僕が討たれることはないからね」(輪虎)
「今度は逃げてあげないよ」
「そっちの槍使い君も含めて君達は──相手の力量をきちんと推し量れていない」(輪虎)
「二人がかりでなら、この僕をどうこうできるとでも思ったのかい?」(輪虎)
「二人同時でもいいんだけど、少々効率よく戦らせてもらうよ」(輪虎)
「与し易そうな君は後回し」
「やはり先に叩いておくべきは、うるさそうなこっちの槍使い」(輪虎)
「力量読めてねェのはお前の方だ、輪虎」
「誰が一番強ェのか、きっちり教えてやるぜ」(信)
「俺か。俺は王騎将軍から矛と、その遺志を受け継いだ男」
「そしてその将軍らをも超える、歴代最強の大将軍になる男だ!!」(信)
「あんまり調子に乗らないでほしいな」
「君達の人生は今日ここで終わるんだから」(輪虎)
21巻
「…どうやら将軍ってな二種類いるみてェだ…」
「戦場内で自らも駒となる将軍と」
「敵味方から注目され、一人で戦局を動かしちまう将軍」(信)
「同じ将軍でもその二つの間には大きな”差”がある」(信)
「土門・栄備と王騎・廉頗の間には、でっけェ差があるんだ」
「輪虎もどっちかと言うと王騎将軍側で」(信)
「俺はそれよりもさらに上を目指してる」
「だから、こいつは俺が超えなきゃならねェ壁なんだ!!」(信)
「やってみなよ」
「廉頗の”飛槍”を、王騎の矛を受け取った男が砕けるかどうか」(輪虎)
「これだけの利を持つ地形はそうはない」
「捨てるにはあまりにも惜しいが…地に執着しすぎるのも、また愚将の条件か…」(壁)
「それら(五千)を率いる権限をそなたに授ける」
「壁、そなたはこれから五千の将となりて、魏将軍・姜燕を迎撃せよ!」(王翦)
「私の目に狂いはない」
「あ奴は、いい囮になる」(王翦)
「二人共、これが奇襲であることを忘れるなよ」
「そこは敵本陣のど真ん中だ」
「あまりモタつくと、ぶ厚い包囲に捕まり退路を失う」(蒙恬)
「もちろん輪虎の首が重要だが、退き際の判断だけは決して誤るなよ」(蒙恬)
「こいつらが強ェのは、単純に数をこなしたってだけじゃねェ…」
「多分戦いながら越えてきたんだ、何度も何度も」(信)
「そして俺も、もう少しで越えられそうな気がするんだ」
「限界って奴を!!」(信)
「間一髪防いだが…馬と左手を失った」(輪虎)
「不覚傷──…僕としたことが……」
「油断──少々たかをくくっていたか」(輪虎)
「──だけどそれだけじゃない」
「さっきの飛信隊・信は本当に強かった」(輪虎)
「崖上は全て制した」
「うぬの負けだ、姜燕」(王翦)
「敗軍の将には”死”を!」
「それが戦場の鉄則だ、姜燕」(王翦)
「……だが、私は慈悲深い」
「一つだけ助かる道をうぬに与えてやろう」(王翦)
「これよりこの私に仕えるのだ」
「私を主としてあがめ、忠を誓うならば」
「うぬの私兵も含めて全員命を助けてやろう」(王翦)
「私は本気で言っている」
「私の”領内(くに)”は、うぬのような戦の強い男を必要としているのだ」(王翦)
「悪いようにはせぬ、姜燕」
「…断るならばこれよりこの”囲地(いち)”が、血の湖と化すことになるぞ」(王翦)
「(八つ裂き?) ならん、生け捕りだ」(王翦)
「信じ難いことだ。相手の心理と戦局推移」
「わずかな手がかりを元に一体何手先まで読み解けばそうなるのか」(姜燕)
「もはや人の域を超えている」
「やはり怪物だな、あのお方は」(姜燕)
「やはり儂の読み通り動いたのォ、王翦」(廉頗)
「こちらの主軸が削られぬことだけ注意せよ」
「では全軍順次退却だ」(王翦)
「……悪いな、廉頗」
「私は”絶対に勝つ戦”以外、興味はない」(王翦)
「悠々と退がる王翦の姿がふと、白起を思い出させた」
「戦い方が似ているということは」
「近い世界が見えておるのやも知れぬということだ」(廉頗)
「己を第一とする武将は”信”が置けぬのだ」
「いかに戦が強かろうと、それでは人も貴様を英雄とは認めぬ」(廉頗)
「貴様は儂らとは違う道に立っている」
「あえて否定はせぬが興味も失せたわ」(廉頗)
「戦は大将を殺してなんぼ」
「できの悪い古き顔見知りに引導を渡しにいくかのォ」(廉頗)
「不思議とこの年になると分かるところがあるのじゃ」
「死力を尽くす戦いが近づいているとな」(蒙驁)
「今回狙うのは敵中央軍の後ろにいる大将・蒙驁の首だ」
「皆には死にもの狂いで働いてもらうよ」(輪虎)
「僕が昨日より弱まってるなんて勘違いしちゃダメだよ」(輪虎)
「片手が使えない戦いなんていくらでも通ってきたし──」
「それに何より今日はこの後”約束”があるんでね」(輪虎)
「うろたえることはない」
「奴の前ではいつでも儂は”敗者”だ」(蒙驁)
「廉頗よ、お主に負け続けた儂じゃ」
「こうなることも予想はしていた」(蒙驁)
「予想ができたということは、”対処”ができるということじゃ」(蒙驁)
「長年考えに考えを重ねた布陣じゃ」
「いつの日かお主と戦う羽目になった時、お主を討ち取るためにな」(蒙驁)
「さァて、行くぞ蒙驁」
「その首この手で叩き落としてくれる」(廉頗)
「強き武将が足をすくわれる時、そこには必ず”油断”があります」
「私などは戦う時、相手を油断させることに力を尽くします」(李牧)
「廉頗。儂は十分、知っておるのじゃ」
「お主がこの迷路の攻略図を脳裏に描ききり」
「それを狂いく実戦できる”天才”であることは」(蒙驁)
「よォく知っておる故に、儂はお主の賢しさを逆手に取る!!」(蒙驁)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。