マンガ「チェイサーゲーム」松山洋(社長)の名言・台詞をまとめていきます。
チェイサーゲーム
1巻
「そんな状態で何言ってんだよ! 今日中に終わらせるなんて無理だね」
「気合根性で何とか出来るって言うならとっくに終わってる筈だろ!」
「龍也! 今日また出来なかった時、お前はなんて答える?」
「『出来るつもりでした』『頑張ったんです』『一生懸命やったけど無理でした』と繰り返すんだ!」
「そうじゃない。問題は!! 仕事で『嘘』をついた事だ!」
「『終わらせるつもりでした』は既に嘘になってるんだよ」
「必要だったのは『終わらせるつもり』なんて思惑ではない。『終わらないかもしれない』という報告だ!!」
「助けてと言えないクリエイターはダメなんだよ!!」
「決められた期日、時間を守れるよう管理監督の立場を自覚するんだ」
「現場に嘘をつかせないよう導くことを考えろ! それがシニアだ!」
2巻
「いいか今は、『出来ない理由より、どうしたら出来るか』だけを考えろ」
「楽しんでもらうためのゲームによって誰かに悲しい思いをさせるようなら、エンターテインメントとして意味の無い物になってしまう!!」
「なんか作業に追われて『とにかくやらなくちゃ』という思考に皆陥ってるみたいだけど、ちゃんと落ち着いて考えろよ?」
「『誰のための作品なのか』ってコト」
「ゲームデザイナーの仕事は『ゲームを作ること』だ。もちろん仕様書という設計図がないと各セクションが作業できなくなるからそれを作るのが仕事だ」
「けどな、最終的な使命はどんなことがあっても『ゲームを完成させること』」
「それがゲームデザイナーの仕事なんだ」
3巻
「『オープンキャンパス』だよ、高校生相手の。何が求められてるかは知ってるだろ?」
「イイかどうかは自分で決めることだろ?」
4巻
「よし、全員立て」
「俺が講義をやる以上は、絶対にふざけた態度は許さないし誰も寝させない」
「60分間本気で講義を受けてもらう、わかったな」
「返事」
「(今回は)『点数』を発表すること、『どうすれば次に上手くやれるか』を発表すること。求められていたことはこの2点だ」
「『何故上手くいかなかったか』は聞いていない」
「聞かれていないことを、何故君らはそんなにベラベラと説明したんだ?」
「『言い訳』だろ?」
「確かにこのゲームは『よく出来てる』よ。学生作品として」
「だが『売れるか』と言われると答えはNOだ」
「赤の他人に『欲しい!』と思ってもらえないと、ゲームソフトは商品になりえない」
「この作品には『第一欲求』が無い」
7巻
「この10年、ゲーム機の飛躍的なスペック向上に伴い、ゲーム内で『やれること』は超全的に広がった。ゲームソフトを遊ぶプレイヤーにとっては実に喜ばしいことだ」
「しかしそれは一方では、開発者にとって『やらなければならない』ことが増えて広がったのと同義だ」
「俺は正直、たまに憂いを感じることがあるよ」
「欲望のままに肥大化したコンテンツは、いずれ爆裂して霧散する」
「よし、わかった。勇希、ウチを退職しろ」
「この会社を紹介してやる」
「出来高次第のフリー契約だから、実績作れなかったらクビになっちゃうけどね」
「お前ならやれるだろ? 鷹城勇希」
「(どうして?) 何言ってんだ? 社長が社員の『夢』を応援するのは当然だろう」
「勇希。『味方』になれないのなら、せめて『敵』になれ」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
チェイサーゲーム 全7巻セット (コミック)