まんがで読破「阿Q正伝(魯迅)」の名言・台詞をまとめていきます。
阿Q正伝
「おいらはその(秀才の)趙旦那と同じ一族なんだぞ」
「細かーく系図を調べてみるとなぁ、あの秀才息子よりもおいらのほうが偉くなるんだぞ?」(阿Q)
「お前らなんかなんだってんだ。おいら昔はお前らなんかよりずっとずーっと偉かったんだぞ!」(阿Q)
「出たよ! 阿Qお得意の『精神勝利法』」
「現実では負けてるのに、心の中で勝ったって全然嬉しくないじゃねぇか!」(町人)
「ヒゲの王(ワン)…虱潰しであいつに勝てば気分もすっきりするかもしれん」(阿Q)
「今度ばかりは『精神勝利法』でも勝てないのか?」(阿Q)
「そうだ…おいらには跡取りも…女房もいない! このまま死んだら墓に飯をそなえてくれる者もいない」(阿Q)
「…よし、城内へ行こう。城内なら仕事はたくさんあるはずだ!」(阿Q)
「挙人旦那の所で働いていました」
「おいらは屋敷の外でひたすら荷物を受け取る役をしていたのです。それでお礼に荷物の一部を貰ったわけ」(阿Q)
「それって盗賊の手伝いでは……?」(趙家の人々)
「おいらもカクメイするぞーッ」
「憎たらしい奴らをカクメイしてやるのさ! 謀反だ謀反だ」(阿Q)
「なんで(カクメイ党の)あいつら…おいらを迎えにきてくれなかったんだ……?」(阿Q)
「(裁判) あぁ…そうだ! おいらはあいつら(カクメイ党)の仲間だ!」(阿Q)
「証拠など必要ない」
「可能性だけでも十分逮捕の理由になります。証拠などは捕まえてみればすぐ見つかりますよ」(党員)
「盗品の行方を追求することよりも、見せしめとして処刑することが第一なのですぞ」(党員)
「ひとりを罰して百人をいましめるのですよ!」
「革命が起きてから二十日足らずで強盗事件が十件以上起きているのです! それがすべて未解決じゃあ、我々の面子はどうなるのですか!?」(党員)
「そうか…おいら首を斬られちまうのか…」
「人として生まれてきた以上……首を斬られることだってきっとあるさ」(阿Q)
「でもなんでわざわざ町中を行進するんだ?」
「…もう、どうでもいいや…」(阿Q)
「つまんなーい!」
「これが見せしめ? つまらんな」
「…せっかくついてまわってきたのに…なんで銃殺にするんだよ…」
「銃殺より首斬りのほうが面白いのに…」(町人)
「革命が起こり国が変わっても…かれらの精神を改造することはできなかった。私があのとき感じた寂寞の悲しみは大きくなるばかり」
「果たして私の文学による闘争は本当に正しいと言えるのだろうか。このまま絶望に埋もれてしまうのだろうか…」(作者)
「そうか…そうだよな。今が絶望だからといって、未来における希望が消えてしまったとは言えぬのだ」
「いつかきっと、私の吶喊(とっかん)の声が彼らの心に響くときがくるはずだ…」(作者)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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