「史記」の名言・台詞まとめ

マンガ「史記」の名言・台詞をまとめていきます。

史記

1巻 項羽と劉邦(上)

「雀や燕のような小鳥にゃ、空高く翔ける白鳥の気持ちはわからねえってことよ」(陳渉)
(原文:燕雀(えんじゃく)いずくんぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや)

 

「男と生まれたからにゃ、ああ(始皇帝のように)ならなくては」(劉邦)
(原文:嗟呼(ああ)、大丈夫当(まさ)に此(かく)の如くなるべし)

 

「先んずれば人を制す」(項梁)

 

「わが項羽軍はここに”背水の陣”を布く!! すなわちわれらは自ら船を捨て、退路を断った。万一戦に敗れれば、河に追い落とされ全軍溺死するまでだ!!」

「われらは自ら兵糧を三日に限り残りは捨てた!! 万一戦に敗れれば餓死するのみだ!! さればわれらの生き残る道はひとつ!!」

「すなわち今より三日の間に敵軍を攻めて攻めぬき、章邯ひきいる秦軍を皆殺しにするほかないのだ!!」(項羽)

 

2巻 項羽と劉邦(中)

「今日から秦の悪法はことごとく廃止し、かわりにわたしが新しい法令を発布する!」
「一つ、人を殺したる者は死刑! 二つ、人を傷つけたる者は重罪! 三つ、盗みを働いたる者は投獄!」

「以上の三条だ! 諸君はきょうからこの法三章を守るかぎり、すべての苦しみから解放され、平和に暮らせるのだ!」(劉邦)

 

「”忠言は耳に逆らえども行いに利あり、良薬は口に苦いけれども病に利あり”という諺がある」

「泊まらんでよかったということさ」
「関中に一番乗りを果たした劉将軍も阿房宮の美女に目がくらんで腑抜けになったなどというウワサが立つと、関中王どころではなくなるぞ」(張良)

 

「”大行は細瑾(さいきん)を顧みず、大礼は小譲を辞せず”と申します」
「いま彼らは包丁と俎(まな)板、われらは魚や肉のようなもの。わざわざあいさつに行くことはありません」(張良)

 

「ああ豎子、ともに謀るに足らず」(范増)

 

「百獣の王といえども火はおそれる。だがわしにはこの地上におそれるものはなにひとつない。おのれ自身をおいてな!」(項羽)

 

「せっかくだが范増どの。人間は出世して故郷に帰らなければ、錦を着て闇夜を歩くようなもので、だれもほめてくれんだろう」(項羽)

 

「それ(悔しい)はだれしも同じだ……だがこの屈辱を晴らすためには力がいる。その力をたくわえるためには、だまって南鄭へ行くほかないのだ!」(劉邦)

 

3巻 項羽と劉邦(下)

「楚軍はいまや兵力を消耗し、食料も底をついておる」
「これこそまさに天が項羽を見放した証拠──この機会に乗じて攻撃しなかったら、それこそ”虎を育てて禍の種をまく”ようなものだ!」(劉邦)

 

「力は山を抜き、気は世を蓋(おお)う。時に利あらず、騅(すい)逝かず。騅逝かず、いかんすべき。虞や虞や、汝をいかんせん」(項羽)

「漢の兵、すでに地を略し、四方はみな楚歌の声ばかり。大王の意気すでに尽きたまいぬ、賤妾なんぞ生を聊(たの)しまん」(虞姫)

4巻 呉越燃ゆ(上)

「おう! 討ってやる。父を殺し兄を殺しお世継ぎの命さえ奪った姦臣・費無忌めに、きっと天誅を加えてやるわ!」

「費無忌だけではないぞ! 楚の平王とて同罪だ! この伍子胥、呉国の力を借りてでも、必ずや楚国を滅ぼしてくれる……!」(伍子胥)

 

「それはな、真夏には真夏の戦があり、真冬には真冬の戦があるからだ」
「戦の勝敗は天の時と地の利で決まる」(孫子)

 

「手を出さないでいただきたい! 僚王の命を受けて指揮者となった以上、兵はわたしの意のままです! 軍律に従わざるものは斬る!!」(孫子)

 

「いいではないか、私怨で。大義名分ではない。心の底からわきあがるような復讐心、これこそが本物だ」(公子光、後の闔廬)

 

「そもそも戦の始まりはすべて私怨です! その私怨を笑い、この場で伍子胥を自害させたらどうなります!」

「はたして呉国はだまっていましょうか!」(范蠡)

 

「なに、これで十年の平和が買えるなら安いものですよ、陛下」

「国が乱れているとはいえ、楚は中国の最強国です。いまの呉が国を挙げて戦っても楚を倒すには、おそらく十年はかかるでしょう」(范蠡)

 

「せっかくだが申包胥、”日暮れて道遠し”だ」
「おれの今日までの16年間は、日が暮れたあとの行き先のわからない長い夜道のようなものだった…」

「しかし今日からはもう夜道に迷ってうろうろしたりなどしない! おのれの目的のためには手段を選ばず。オレは天にさえ刃向かってやる!!」(伍子胥)

 

5巻 呉越燃ゆ(中)

「孫子は常づね、呉の将兵にこう教えているそうです」
「”軍略は変幻自在でなければならない。疾きこと風のごとく、静かなること林のごとく、侵略すること火のごとく、動かざること山のごとし”と…」

「(作戦は)孫子の兵法”風林火山”に学んだのです」(范蠡)

 

「亡き父上にお誓いします! ご遺言に従い、三年以内に必ず仇を討ちます」
「その宿願をはたすまで今日から夫差、昼は兵をきたえ夜は薪の上に臥して、毎日復讐の思いを新たにします!」(夫差)

 

「古来、兵を好む君主をもって国が栄えた例しがありません。戦はやむを得ず起こして初めて勝利も望めるのです」(范蠡)

 

「こうなったら、呉王の前に土下座しても許しを請うのです!」
「いかにも! 越を滅ぼしたくないのでしたらあくまで生きながらえ、甘んじてお受けになるのです、この会稽の恥を!」(范蠡)

 

「バカな! そんな一時の情にながされてどうします! 天はいま越を呉に与えたのです」
「”天の与うるところを取らざれば禍を受ける”という諺があります。絶対に勾践を許してはなりません!」(伍子胥)

 

「耐えるのです、陛下…ここが王たるものの真価を問われるところです! かつて歴代の名君と謳われた大人物も、このような試練に耐えたのです」

「殷の湯王は夏の桀王に憎まれて夏台に囚えられ、周の文王は殷の紂王に投獄されましたが、後に二人とも天下の王になったではありませんか!」

「斉の桓公や晋の文公にしても同様です。国敗れ他国に亡命しましたが、苦節十年やがて天下の覇王となったのです!」

「すべては将来の覇王となるための試練です。耐えられませい! 死んだ気になって!」(范蠡)

 

「耐えるのです陛下、これでも嘗めて」
「豚の胆ですよ。わたしも嘗めてみましたが、いやもう苦いことといったら。この苦さを味わえば、どんな屈辱にも耐えられますよ」(范蠡)

 

かつて呉王夫差は仇敵越に報いるために”臥薪”した。そしていま越王勾践は”会稽の恥”に報いるために”嘗胆”している。

この復讐の炎に燃える二つの故事を、後の世の人びとは”臥薪嘗胆”と呼んだ。

 

「世に女色ほど男の心を乱すものはありません。古来、美女に溺れて国を滅ぼした王は数えきれません!」

「夏の桀王は妹喜に迷って亡び、殷の紂王は妲己に惑って亡び、周の幽王は褒姒に溺れて国を亡ぼしたではありませんか!」

「だから世に美女の別名を”傾国”とさえ呼ぶのです!」(伍子胥)

 

6巻 呉越燃ゆ(下)

「賢い王が治めればだまっていても国は富み兵も鍛えられるが、愚かな王は人民を根絶やしにするようなバカな戦しか考えぬものじゃ…」

「伍子胥どの、悪いことはいわぬ。呉国を捨てなされ!」(孔子)

 

「”戦わずして勝つ”。これが兵法の極意じゃよ」(孫子)

 

「”明日はわが身”といいます。この言葉の意味を知り、同じ悲劇をくりかえさぬ者だけが生き残るのです」(范蠡)

 

「あの呉王夫差の例を見るまでもなく、満つれば欠け、上りつめれば落ちる。これは天の法則なのだ……」

「それに人間というものは苦難の時は互いに力を合わせて事にあたることができるが、それが過ぎて安楽の時期になると、楽しみをともにすることは難しいものでな……」(范蠡)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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