アニメ「美少年探偵団」双頭院学の名言・台詞をまとめていきます。
美少年探偵団
1話
「探しものかね!?」
「僕も星は好きだ。美しく輝く星々は、僕をこうも美しく照らしてくれるからね!」
「それでは改めて、よろしくと言わせてもらおう、瞳島眉美くん」
「僕こそが、美少年探偵団の美しき団長・双頭院学だ」
「瞳島眉美くん。念のために、僕からは一つ訂正を要求しておこう」
「美形という言葉は、誇らしき義務としてあまんじて受け入れるが、しかしながら、かっこいいという言葉は撤回してもらいたい」
「それではまるで僕達が、かっこつけているみたいじゃないか」
「(依頼は)子供っぽい方がよいのだよ。いやむしろ、子供っぽくなければならない」
「あいにく僕には学が無くてね。僕にあるのは、美学だけだ」
2話
「諦めるのは、まだ時期尚早だと言わざろうとえないとも!」
「そんなに怯えることはない。ロリコンであるということを除けば、長広は今どき得難いいい奴だ」
「いや。お前がここにいるのは、お前の作る料理が美味しいからだ! 安心したまえ諸君、僕に秘策がある」
「探偵といえば、変装に決まってるだろ!」
「その質問が美しければ」
「それは確かに賢いやり方だね。だがそのやり方は美しくない。僕の美学に反する」
「安心したまえ、瞳島眉美くん。僕達は守秘義務は守らないが、依頼人は守るのだよ」
「僕はシンデレラが何もしていないとは思わない。意地悪な継母の元で彼女が耐えた苦難の日々は、報われるに充分足るものだ。報われない方がどうかしている」
「同様に、君が10年間星を探し続けていた日々も、決して無駄ではない。それ故に出会えた。僕達が決して無駄にはしない。君は必ず報われる。たとえ、その星が無くともだ」
「ちなみに、シンデレラの物語について更にいうなら、どうして夜の12時を回った段階で、ドレスやかぼちゃの馬車の魔法は解けたのに、ガラスの靴だけは消えて無くならずに残ったのかという疑問が呈されることがあるが、僕に言わせれば、そんな愚問はなかなか無い。
「そんなもの、フェアリーゴッドマザーの粋な計らいに決まっているではないか」
「ドレスアップされただけで、馬車に乗せられただけで、そんな側だけ飾られただけで、華やかなお城の舞踏会に乗り込んだシンデレラの美しき心意気に、ご褒美がなくて、いったい何が、魔法なのだね?」
3話
「止める必要は全くないぞ!」
「なぜならその生き方は、美しくない!」
「美学を守れる! それを守れなければ、何も守れないのと同じだし、美学を知っていれば、全てを知っているのと同じだ」
「違う、これだけでは単なる美少年探偵だ。美少年探偵が何人集まったところで、それは何人かの美少年探偵の集まりに過ぎない。美少年探偵団にとって最も重要な団則は、第四条だ!」
「美少年探偵団・団則その四、チームであること」
「少年であることは、夢を見ることではあるけれど、しかし、その意味する所は、決して夢を諦めないことではない。何度でも夢を見ることなのさ」
「安心したまえ、瞳島眉美くん。夢を見つけるのは、星を見つけるよりは、きっと容易い」
「僕を照らす歓迎のスポットライトにしては、いささか強すぎる光だな」
「おいおい! まさか真面目に言っているのかね!? この結末は、あなた方にとって、そして物語にとって、まさしく必然でしかないというのにね!」
「瞳島眉美くんから空を見上げる気力を奪ったのは、他ならぬあなた方だろうに!!」
「どうやら、君もまた、美しさの虜になってしまったようだね」
「よかろう! 美学とは学ぶものであり、教えるものでもあるのさ!」
「歓迎しよう、瞳島眉美くん」
「波乱の誕生日を過ぎて、それでも大人になりそこねた君は、次なる夢が見えるその時まで、再び空を見上げたくなるその日まで、ここで存分に羽根を休めていきたまえ」
「君を輝かしく照らす新しい星が、いつかきっと見つかる! 存分に探すがいい! 探すことこそ、僕等の本分だ」
「ようこそ、美少年探偵団へ!」
「美しく、少年のように探偵をしよう。そして、最高のチームになろう」
4話
「美しい! 額面以上の予算をかけられた偽札か!? 実に美しいじゃないか! 何とも言えない輝きを放っている! 興味をとても抑えきれないねぇ!!」
「では諸君、参ろうか! 美少年探偵団、出動だ! いつもそうしているように、今夜もまた、美しく、少年のように、探偵をしようではないか!」
「さてどんな風に賭けるのか、ここが美学の見せ所だね」
「いや、瞳島眉美くん。君は見学だよ」
「どんなゲームをするにしても、君の視力は反則ではないかね? 美観のマユミ。カードの裏までも見透かせる君が、お金を賭けてカジノで遊ぶのは問題があるよ」
「なーに、心配することはないよ。安心したまえ、瞳島眉美くん。奴は、自らステージに上がったのだ、自覚的にね」
5話
「だったら、僕の答えはイエスだ! イエスに決まっているとも! ここでそうしないことこそ、僕の美学に反するからね。美を見てせざるは、勇なきなりだ!」
「いや何、どうやら今僕は大ピンチらしいと思ってね。ピンチの時ほど、美しく輝く自分の姿に、さすがに呆れてしまっただけさ」
「足をすくわれることなんて無いよ。むしろ足には、救われてばかりでね」
「サン=テグジュペリなら僕も読んだよ。だけど、その美しい文章はちゃんと見えたぞ。大切なものは目には見えないと、ちゃんと文字で書いてあった」
「僕はそれを見て、感銘を受けたとも」
「それが本当に美しければ、見えないはずがないだろう。外面だろうと内面だろうと、文章だろうと空気だろうと、僕は必ず目撃する」
「たとえどんなにまぶしかろうと、決して目をそらさずに、僕は、キラキラ輝くものを見続けるのさ!」
「札槻くん。君の嘘とて美しければ、それがどんなものか見てあげてもいいよ」
「諸君、遊びは終わりだ! 引き際こそ、美しく」
6話
「まるでカンバスという密室に閉じ込められていた人々が、こぞって脱出劇を演じたようだね」
「どうしてあの絵を描かなかったのかという謎には、美少年探偵団として向き合わない訳にはいかないということだ。学の無い僕でも知っている、世界一有名な絵画だよ」
「レオナルド・ダ・ヴィンチ作、モナ・リザだ」
7話
「作者から答えを直接聞くというのは、探偵のあるべき姿とはいえないな。僕に言わせれば、犯人の自白は証拠にはならない」
「無論、答え合わせならば、永久井女史のお話を伺ってみるのもやぶさかではないがね」
「うん? 瞳島眉美くんが、かつて対立した敵と、美しい和睦を結んでいることをかね?」
8話
「その子の名前は、川池湖滝という、長広の婚約者だ。妖怪ではなく、悪魔、というのが相応しいだろう」
「眉美くん。君は恐るべきモンスターに目をつけられてしまったのだよ」
「なーに構わないさ。僕達の間にわたくしごとなど無い。この火急の事態には、みんなで対応しようではないか」
「処分するのも簡単じゃないような大きさの羽子板を、あの悪魔はいったいどうやってこの美術室に持ち込んだのか?」
「それが分からないと、今後何をどのタイミングで持ち込まれるか、分かったものじゃないぞ。それこそ、不審物ならぬ、危険物であろうとも」
9話
「で、眉美くんは、本当にこれでいいのか?」
「湖滝くんの入団を断った理由だったっけ? そんなことは分かりきっているじゃないか眉美くん。僕達は、美少年探偵団なんだよ。ここは、恋する乙女の居場所ではない」
10話
「聞いたよ、瞳島眉美くん。君はいったいどこまで献身的で美しい精神の持ち主なんだ!」
12話
「眉美くん、もう止めようか?」
「次は本当に殺されるかもしれない。君の志や頑張りは美しいものだったが、何も命を賭けてまでやることじゃない」
「こんなのは……子供の、遊びなんだから……」
「やれやれ……僕としたことが失言だったようだね。いつのまにか君も、美少年探偵団の立派なメンバーになったようだ。もう、見習いの美少年ではないな」
「それでは、眉美くん、そして諸君。先程の発言を取り消し、訂正させてもらうよ。もっとやろうか!」
「あいつには無理をいって変わってもらった。どうしても……どうしても眉美くんの応援は、僕がしたかったものでね」
「この気持ち、分かってもらえるかな? 分かってもらうための演説だ、応援演説だ」
「もっとも、僕は取り立てて、彼女が生徒会長になるのを応援したい訳じゃないんだ。こういって悪ければ、僕は眉美くんのやることなら、何でも応援したいんだ、と訂正しよう」
「そして出来れば、君達にも、彼女を応援してやって欲しい」
「結論からいえば、降って湧いたような幸運を、彼女はものにしなかった。道徳心でもあっただろうし、倫理観でもあっただろう。自制心、というのが正しい気もする」
「だが僕は、彼女の行為を自尊心ゆえのものだと思いたい。正しい自制心ではなく、美しい自尊心だ!」
「最終的には自分の非を認め、素直に謝ったというエピソードを紹介できればよかったのだが、眉美くんは絶対に謝らなかったそうだ。口先だけの謝罪よりも、成果をもって示した」
「この辺は、必ずしも褒められた性格じゃあないけれど、心配は無用だ。彼女の至らない所は、僕達がフォローする。僕達の至らない所を、彼女がフォローしてくれているように」
「僕達は、眉美くんが好きなんだ。だから、彼女が頑張るなら何でも全力で応援する。眉美くんが生徒会長になったら、きっと楽しいし、きっと面白い」
「彼女は完璧じゃない。絶対に間違うこともあるだろう。必ず増長することもあるだろう。だけどその時は、僕達がきつく叱りつけると約束する」
「僕が挫けそうになった時、眉美くんが、本気で怒ってくれたように……」
「僕達はチームだから、彼女がなって欲しい僕達になる」
「ただし、唯一彼女に不満があるとするなら、それは自己評価が格段に低いことだ。今も彼女は、代理で仕方なく、しぶしぶ選挙に立候補したと思っている」
「仮に自分が当選しても、それは現生徒会長の後援があったからだと思っている。気に入らないね。だから教えて上げて欲しい。君達に、見る目はあるってことを」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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