「永遠の0(ゼロ)」宮部久蔵の名言・台詞まとめ

マンガ「永遠の0(ゼロ)」宮部久蔵の名言・台詞をまとめていきます。

 

永遠の0

1巻

「石岡さん……戦闘に必勝法などありませんよ……あるのは──ただ……生きて帰る。この気持ちを強く持つ事です!」

 

2巻

「伊藤さん。直衛は攻撃よりも大切な任務だと思います……母艦を守る事は大勢の人の命を守る事だからです」

 

「上海から戻って大村に行く前に結婚したのです。新婚生活はたった一週間でした……」
「真珠湾攻撃に参加するとわかっていたら……結婚はしませんでした」

 

「今日眼の前で、艦攻が自爆するのを見ました」
「被害状況を把握し帰艦をあきらめ、自爆を決意したんです……彼らの笑顔はすがすがしく、死にゆく人間の顔とは思えなかった」

 

「私は死にたくありません」
「私には妻がいます……妻のために死にたくないのです……自分にとって、命は何よりも大切です!!」

 

「私は帝国海軍の恥さらしですね」

 

「空母がいませんでした」
「我々が今日やったように、いずれ米国の空母が我々を襲ってきます。そのためにも空母を叩いておきたかった」

 

「(敵空母と)まともに戦えば! まず……我が方の圧勝と思います!!」

 

「なぜこんなのんびりとした事をやっているんだ。すぐに攻撃しないと……」
「沈めなくたっていい!! とにかく先手を取らないと……」

 

「ではなぜ最初の雷装を爆装に変更したんです!?」
「一番の目的が空母なら、雷装のまま敵空母発見の報を待っているべきだったんです」

「今……攻撃されたら、爆弾と魚雷がむき出しです。巨大な火薬庫が……浮かんでいるようなものではないですか!!」

 

3巻

「井崎さん! 米軍は侮れません……手強い相手です。気を抜けば命はありません」

 

「いいか井崎! 敵を墜とすより敵に墜とされない方がずっと大事だ!」
「それともアメリカ人一人の命と自分の命を交換するのか!?」

 

「では何人くらいの敵の命なら交換してもいい!?」
「おいおい! お前の命はそんなに安いのかあ!?」

 

「たとえ敵機を討ち漏らしても生き残る事が出来れば、また敵機を撃墜する機会はある。しかし! 一度でも墜とされればそれでおしまいだ」

「だからとにかく、井崎! 生き延びる事を第一に考えろ──」

 

「すべては慣れだよ。あとは続ける根気だ。続けていくうちに力がついてくる」

 

「立派じゃないよ、こんな事はみんなやってる」
「誰もわざわざ皆の見ている前でしないだけさ」

 

「楽ではない。しかし! 死ぬ事の苦しさに比べたら、何ほどの事もない」

 

「辛い……もうやめよう、そう思った時は、それを見るのです。それを見ると勇気が湧いてきます」

 

「娘に会うためには……何としても死ねない」

 

「560浬(カイリ、約千キロ)! 無理だ……こんな距離では戦えない!」

 

「井崎……今度の戦いはこれまでとはまったく違ったものになる……」
「いや……(ガダルカナルは)知らない。しかし……560浬がどういう距離かはわかる……零戦が戦える距離ではない!」

 

「片道560浬は容易な距離ではない。巡航速度で三時間以上かかる……ガダルカナル上空での戦闘時間は十分少々だろう。帰りの燃料を考えると、それ以上の空戦は危険だ!」

「方位を見失って無駄な航路を取ると、帰還できない恐れもある」

 

「行きは大丈夫だ。しかし空戦になって編隊とはぐれたら、あとは自力でラバウルまで帰投しないといけない……560浬の洋上を地図とコンパスだけで飛ぶのは簡単な事ではない!」

 

4巻

「井崎……いいか、よく聞け。時間があれば休め! たっぷり食べて、とにかく寝ろ……どれだけ休めるかが戦いだ!!」

 

「自分たちがしている事は戦争だ……戦争は敵を殺す事だ。米国の工業力は凄い! 戦闘機なんかすぐに作る。だから我々が殺さないといけないのは搭乗員だ!」

 

「俺は自分が人殺しだと思っている!!」

「米軍の戦闘機乗り達も、同じ人殺しだと思っている。奴らの攻撃で中攻一機が墜ちれば、7人の日本人が死ぬ! しかし……中攻が艦船を爆撃すればもっと多くの米国人が死ぬ!」

「だから米軍の搭乗員は、それを防ぐために中攻の搭乗員を殺すんだ!!」

 

「あの搭乗員の腕前は確かなものだった……反転してきた時、一発の銃弾が俺の操縦席の風防を突き抜けた。一尺ずれていたら、俺の胴体を貫通していた……」

「恐ろしい腕だ! この男を殺さなければ……この男を生かして帰せば、後に……何人もの日本人が殺される……その殺される一人は──俺かもしれない!!」

 

「勝てたのは、少し俺の運がよかったから……」

 

「死ぬのはいつでも出来る。オレ達は生きるために努力するべきだ」

 

「井崎ィ! バカな事を言うなあ!! 命は一つしかない!」
「貴様には家族がいないのか!? 貴様が死ぬ事で悲しむ人間がいないのかあ!? それとも貴様は天涯孤独の身の上かあ!? 答えろ井崎! 答えてみろ!!」

 

 

「俺はこの飛行機を作った人を恨みたい……零戦は優れた戦闘機だ……1800浬も飛べる単座戦闘機。しかし今……その類い稀なる能力が自分達を苦しめている……」

 

「560浬を飛んで……そこで戦い……また560浬を飛んで帰る……こんな恐ろしい作戦が立てられるのも、零戦にそれだけの能力があるからだ」

「しかしそこには……それを操る俺達の事が考えられていない! 俺達は機械じゃない──生身の人間なんだ!!」

 

「井崎! 死ぬな! どんなに苦しくても、生き延びる努力をするんだ──!!」

 

「(違いは)乗っていればわかります」

 

「別に(専門棋士になれなかったことは)残念ではありません。父と母が死んだ事に比べたら、何ほどの事もありません。いや! 今ではそれさえも大した事ではありません」

「今……戦地では、毎日多くの男達が亡くなっています……内地でこの戦死の知らせを受け取っている家族がどれほどいるでしょう……」

 

「今の私の一番の夢が何かわかりますか!?」
「生きて家族の元に……帰る事です!」

 

「俺は絶対に特攻に志願しない。今日まで戦ってきたのは死ぬためではない──妻に生きて帰ると約束したからだ!!」

 

「敵を何機墜としても、一度でも墜とされたらそれでおしまいです。航空隊にとって敵機を何機墜としたかは重要な事でしょう。戦争は互いに損失を与える戦いですから」

「こちらの損失が一機で相手の損失が十機なら大勝ですね……でも……その一機が自分ならどうです」

 

「自分もそう思っています。だから何機墜としたかという事より、自分が墜とされないように必死で戦います!」

 

「景浦一飛は宮本武蔵を気取っているようだが、武蔵は生涯に何度か逃げている。それにもうひとつ……武蔵は勝てない相手とは決して戦わなかった。それこそ剣の極意じゃないか」

 

5巻

「何もいうな! これは命令だ──!」
「お前は俺を撃った……しかし俺は生きている、だから何も言うな。無駄死にするな!!」

 

「では聞く! 沖縄戦では二千機以上の特攻機が出たが、突入の電信を打ってきたのはどのくらいだ!?」

「俺はマリアナの時でも凄いと思ったが、今や米軍の対空砲火はそれをはるかに上回る凄さだ。そんな実態を司令部は何も知らない……いや!」

「知っていて知らないふりをしているのか!」
「今日……俺の目の前で、六機の中攻が全機墜とされた──!!」

 

「俺は一機も守れなかった──ただの一機も守れなかったんだ──」
「仕方がない訳がないッ──!!」

 

「何人……死んだと思っている……直掩機は特攻機を守るのが役目だ。たとえ自分が墜とされてもだ……しかし俺は彼らを見殺しにした……俺の命は彼らの犠牲の上にあるんだ……」

「違わない……彼らが死ぬ事で俺は生き延びている……」

 

「亡くなった伊藤少尉は立派な男でした。軍人の風上にも置けない男ではありません!!」
「伊藤少尉は、立派な男でしたあ!!」

 

「必ず生きて帰って来る」
「たとえ腕がなくなっても……足がなくなっても……戻って来る! たとえ死んでも……それでも僕は戻って来る。生まれかわってでも、必ず君の元に戻って来る!」

 

「今の私は父の気持ちが理解出来る。追いつめられた父の気持ちが。私が……あの機体に乗って生き残れる可能性にかけるには」

「そうなんだ、私は……あまりにも多くの部下の命を……仲間の命を……そして人の命を……失いすぎたのだ──」

 

「私にはもう神に選ばれる資格がないのだ」

 

「つらい、悲しい、くやしい! でも……別れの時が来た──」
「わかってほしい……私の前にはこの道しかないのだ!」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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