「共感性羞恥」という言葉がある。私自身がこの感覚に当てはまるため、アニメ作品の中にはどうしても見ることが出来ないものがある。
今回はこの件について考えていく。
共感性羞恥を感じるアニメが苦手です
「共感性羞恥」という言葉を知っていますか?
アニメやドラマなどで恥ずかしいシーン(ミスや失敗など)を見ると、自分がミスや失敗をしているような感覚になり恥ずかしくなる現象です。
個人的には精神的に追い詰められるシーンでつらくなってしまう傾向も強く、アニメで見れない作品が多い。
たとえばイジメ作品だったり、気弱な主人公が周りから白い目線で見られる感じのやつだ。
イジメ作品全てがダメでは無い。いじめられた側が内向的に苦しむシーンが見てられない。
気弱な主人公が白い目で見られたとしても、本人が気にしていない作品は大丈夫。見れないのは主人公が自分を責めてしまうようなシーンだ。
告白シーンも大丈夫。たとえフラれるシーンでも大丈夫。見れないのは第三者がバカにするようなシーンが出てきた時だ。
見てられないという程では無いが、次のようなシーンもドキドキしてしまう。
入学式やクラス替え後の教室で、周りの空気を見ながら誰かに話しかけようとするシーン。
スピーチの苦手な人が、スピーチしなければならなくなったシーン。
頑張れという気持ちにもなるが、ドキドキ感が上回ってしんどくなってしまう。
また暴力シーンは平気だが、りょう○ょくシーンは見てられない。自尊心が傷つくような作品はダメ。
特に最近のアニメは、最初にこのようなシーンで進む場合が多い。たとえその後から面白くなりそうでも、最初を乗り越えることが出来ない作品の何と多いことか……。
早送りで飛ばす方法もあるが、それは何か違うような気がする。その部分の内容が把握できないなら、その後を見る気がしない。
最近は音声ありの倍速(または1.5倍速)で乗り切るようにしている。これなら内容は理解でき、感情移入しにくくなるため多少マシになる。
もちろんそれでも乗り越えられない作品は多数あるのも事実だが……。
このような感じだとマンガもダメそうだが、意外とアニメでダメでもマンガならOKという場合が多い。声を変換できるためなのか、読むスピードが違うためなのかは分からない。
そう考えると、良くも悪くもアニメの方が感情移入しているのかもしれない。
批判する人も多いが、主人公最強系のアニメはストレス無く見れるため、個人的には気に入っている。
人気作品も多いため、私のような感覚の人が多いのかもしれない。
今回の趣旨とは少し違うが、アイドルがする下手くそなモノマネも苦手です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。