アニメ「はたらく細胞」がん細胞の名言・台詞をまとめていきます。
はたらく細胞
7話
「お姉さんこそ、敵陣のど真ん中で味方の2人を逃したつもりなんだろ、随分余裕だね。3人一緒の方が、手間が省けてよかったんだけどな」
「悪かったね、ヘボい攻撃で」
「3人そろったし、教えてやるよ。お姉さん、僕が何でこんなことしたのか知りたがってたよね」
「味あわせてやろうと思ったんだよ、お前たち免疫細胞に、よってたかって暴力で殺される気分をな!」
「バグり野郎だと? 殺すだと? この野郎、人を不良品扱いしやがって。何様のつもりだ、お前らは!? 何で殺されなきゃならないんだ!?」
「何も悪いことなんかしてないのに? ただ生まれてきただけなのに!?」
「これから僕達は血管とリンパ管を介して体中に散る。そこで増殖して、お前らの仲間を残らず殺す。正常な細胞どもを、殺す側から殺される側のどん底に叩き落としてな」
「いいんだよ、そんなの。どうせ僕は死ぬ運命なんだから」
「普通の細胞に化けてお前に助けてもらった時、僕は……僕は普通に嬉しかったんだ」
「誰かに助けてもらうなんてこと、生まれて初めてだったからな。こんな僕のことを助けようとしてくれる細胞なんて、この世界には1人たりとも存在しない」
「当然だよな、ホントは僕はただの細胞なんだ。この世界の一員として、みんなとただ毎日平和に生きていくはずだった。なのに……」
「今日が終わったら、どうせみんなすぐ忘れてしまう。僕の恨みも、怒りも、悲しみも、誰にも聞いてもらえないまま風化して、無かったことになってしまう。何も残らない」
「細胞分裂の手違いで味方になるはずだった免疫細胞に命を狙われて、戦って負けて、この世界に何も残せずに死ぬなんて、何のために生まれてきたんだ」
「いいよ、負けといてやる。今回はな」
はたらく細胞!!(2期)
7話
「僕はケンカを売りたいんじゃないよ。ただ、やるべきことが見つかったんだ。君ら3人組にそれを見届けてもらおうと思ってね」
「やっぱりね。かばうと思ったよ、君なら」
「ゆっくり話をしよう。殺し合いでは無く、ね」
「ダメだよ、白血球さん。ケガしてるのに暴れちゃあ、自分の命は大事にしなきゃ。君が僕の話を分かってくれるなら、すぐそこから出してあげるよ」
「そこで何も出来ずに閉じ込められてるのは、さぞつらいだろうからね」
「必要な命と不要な命、それが決められているのはどうしてだろう?」
「誰かから命を奪ったり奪われたりするのは悲しいことなのに、どうして僕達はそれを繰り返し続けなきゃならないんだろうって。どうかな、君はそういうの、考えたことある?」
「そう言うと思った。じゃあもうちょっと考えてみようよ。何十兆もの細胞たちの命と、たった一つのこの体の命、どちらが大切かってね」
「僕ら細胞は、この体が生き続けるために殺され、憎しみ合い、犠牲になってきた。殺される僕等も、殺す君達もたくさんつらい思いをした」
「だったら、僕ら細胞が殺したり殺されたりしなくてもすむ世界」
「たとえ、死に向かう狂った世界でも、ほんの一瞬、そんな世界を実現するために、この体の命を犠牲にしたって許されると思わない?」
「死ぬさ、でも自由になってから死ぬ。それを実現させるのが僕の仕事。何も間違っちゃいないよ」
「出来るよ。制御性T細胞さんが僕の味方をしてくれる。それに、この場所も」
「新しい世界が出来上がったら、その時は、友達になろうね、優しい殺し屋の白血球さん」
「僕、君のそういうところ好きだな。君の抱えている矛盾も込みでね」
「誰かのためにしか生きられないのに、誰かを殺すしか出来ない細胞に生まれてきてしまった。はたから見ていて、かわいそうで、じれったくて、面白いよ」
8話
「嫌だ。だって僕、君の矛盾が好きなんだ。定められら運命の中でもがいている僕と同じだよ。友達を殺したくは無い」
「白血球さんは好きだ、もっといろんな話がしたい。メモリーTとNK細胞は大っ嫌いだ。大事にしてるものを全部ぶっ壊してやりたい」
「その感情がエネルギーになって、思ってたよりずっと早く力を手に入れられそうだ」
「1回分裂すれば2倍、もう1回すればさらにその倍。たった30回分裂すれば僕の仲間は、10億を超える」
「今回も僕の負けか……まあ、いいよ。大嫌いな奴に殺されるより、友達に殺される方がずっといいや。またね、優しい殺し屋の白……血球、さん……」
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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