「やがて君になる」小糸侑の名言・台詞まとめ

マンガ「やがて君になる」小糸侑の名言・台詞をまとめていきます。

 

1巻

「少女漫画やラブソングのことばはキラキラしてて眩しくて、意味なら辞書を引かなくてもわかるけど、わたしのものになってはくれない」

 

「わたしも付き合おうって答えられるようになりたかった。でもわたしには、特別って気持ちがわからないんです」

 

「ほんとに気にしてないんだよ」
「初めてのキス。何も感じなかった」

 

「ずるい」

「七海先輩はわたしと同じだと思ったのに、手を握ったくらいでそんな顔するなんて。先輩はもう特別を知ってるんだ。わたしもそっちに行きたいのに」

 

「わたしが勝手に期待して、勝手にがっかりしてるだけだ。わたしと先輩は違うんだよ。わたしに特別は訪れない」

 

「まるで練習したみたいにすらすらと(失恋を)話す朱里は、その言葉を一人で何度並べて、飲み込んで、整理したんだろう」

 

「先輩。どれだけわたしのこと好きなんですか」

 

「今更、何言ってるんですか」
「だから弱いところ見せられたって、今までと何も変わりませんよ、大丈夫です」

 

「目の前でこんなに弱られたら、誰だって少しは優しくなります。だから、これは普通です」

 

2巻

「……いいな、わたしも変わりたい」

 

「別に嫌なわけじゃないですし。それに興味がないって言ったら嘘だし」

 

「七海先輩には言わないで、見ちゃったってこと」
「余計なこと言って怖い思いさせたくない、お願い」

 

「そんなの……だって、これは、別に普通だよ……」

 

「わたしは選ばない、どきどきも浮かれたりもしない」
「でも、選ばれるのが嬉しくないわけじゃない。誰に選ばれても嬉しいのかもしれないけど」

 

「……人を好きになると、そんな風になっちゃうんですか」

 

「……たしかにわたしは七海先輩じゃきゃいけない理由はないと思うけど」

「……だけど、わたしのことが一番必要なのは七海先輩なんだろうってことはわかるから、先輩が一緒にいてって言うならそうしますよ」

 

「一人じゃないけど。心臓が選んでくれたらいいのに」

 

「ほんとは寂しいくせに」

「寂しくないなら、誰も好きにならなくていいもん。弱い自分も完璧な自分も肯定されたくないくせに、誰かと一緒にいたいんだ。だから、わたしなんでしょ?」

 

「七海先輩。わたしはどっちの先輩のことも好きにならない。これまでも、これからも」
「先輩のこと好きにならないよ」

 

「わたしは変わりたい。なのに嘘をついたのは、きっとわたしも寂しいからだ」

 

3巻

「別に先輩とは付き合ってるとかじゃないけど……なんだか秘密だらけになっていく」

 

「先輩って……自分からはぐいぐい来るくせに、こっちから行くと弱いですよね」

 

「大丈夫、面倒見てるなんて思ってませんよ。今日だって先輩が来てくれて助かりましたし。それに……嬉しかった」

 

「あったかい、先輩って体温高いよな。わたしが低いだけか。わけてほしい。いいか、べつにこのままでも」

 

「それ(劇)をやり遂げたら……七海先輩はもう演技しなくてよくなるんでしょうか。先輩は先輩になれるのかな……」

 

「……七海先輩がそのままでいいって言ってくれたから。好きって言われて好きって返せないわたしのことが好きだって、そう言ってくれるから。今はもう寂しくないかな」

 

「だめだ。だめってなにが? わからない。でも、ここを超えたらいけないことだけわかる」

 

「心臓の音がする。……わたしのじゃない、先輩の音だ。だってこれじゃ、速すぎるから」

 

4巻

「先輩。とうこ、せんぱい。名前でなんて呼べない。わたしからは何もできない」

 

「願い事はあるはずだけど、奥のほうにつっかえててうまく言葉にならない。書けたとして、言えるわけないじゃんね」

 

「可愛くないのはやだけど、妙に気合い入れたと思われるのも……」

 

「先輩と話すとざわざわする。菜月が言ったとおりだ、余裕なんてない。だけど嫌な感じじゃない」

 

「こういうのは躊躇わないのが大事! 探り合いタイムが発生する前に先手を打つに限る」
「なんともない、なんともない。先輩に見られるのも、先輩を見るのも、なんともない」

 

「何を怖がってるんですか。わたしが先輩のこと嫌いにならないか心配してるんですか?」
「ちゃんと守ってるんだから先輩も信じて下さい、わたしのこと」

 

「じゃあ先輩だって、わたしの(好きな)もののこと、嫌いって言わないでよ」
「ばか。先輩のばーか」

 

「傲慢かもしれない。先輩自身そんなこと望んでないかもしれないし、ただのわたしのわがままかも。それでも、あの人を変えたい」

 

5巻

「でもそれって、今の主人公の意思じゃないんじゃない?」
「なのに過去を基準にして結末を導くんじゃ、まるでこの劇の時間に意味がなかったみたいだ……」

 

「……矛盾、しててもいいんじゃないですか、べつに」

 

「前に話したじゃないですか。七海先輩はいつかお姉さんの真似をしなくてよくなる日が来るのかなって。わたしは、その日が来るといいなと思います」

 

「先輩。好きって言ってもらえるのも、キスするのも嫌じゃないです」
「でも、先輩が自分には何も無いなんて言うのは嫌だ。そんなことして確かめなくたって、先輩は大丈夫です」

 

「わたしも佐伯先輩も先輩の友だちもみんな、お姉さんのことなんか知りません」
「先輩しか知らない」

 

「お姉さんみたいになるために、ずっと頑張ってきたのは先輩です! 全部、先輩のものです」
「みんなの気持ちを全部受け止めろとは言いません。期待にいちいち応えなくてもいい。でもその気持ちは、先輩宛てだってことだけは認めてください」

「もらったものを無かったことにしないでください」

 

6巻

「先輩は一人じゃないですし、先輩は大丈夫」

 

「いいですか、人は誰かにはなれません。あなたはあなたにしかなれない」(劇台詞)

 

「誰かになるために自分をなくさないで」
「あなたがいなくなるのは寂しいよ」(劇台詞)

 

「(この拍手は)先輩のものですよ」

 

「ごめんなさい。わたしだって変わるんです」
「七海先輩、好きです」

 

7巻

「『好き』ってなんだったんだろう」

「ずっと言えなかった言葉だ。ずっと言いたかった言葉だと思う。なのに口から出てしまったら、もう正体がわからない」

 

「失恋……って言うんだろうか。わたしは涙も出なかった。……わからない、心が痺れてる。自分のものなのに、どこか遠いところにあるみたいだ」

 

「そうだよ、わたしは逃げてる。だって痛い、つらい、悲しい」
「わからないままなら、こんな思いしなくていい。それでも、『好き』がほしい」

 

8巻

「先輩はずるいよ。わけがわからない『好き』なんて、わたしもそれが欲しかったのに」
「ほんとうにずるい」

 

「先輩がたくさん好きって言ってくれたから選べたんです。わたしは先輩がわたしの特別だって決めました」
「七海先輩、好きです」

 

「幸せだな。好きな人がいて、その人がわたしを好きでいてくれる。わたしたちは幸せ。わたしたちはどうなっていくんだろう」

 

「ほんと……好きすぎてダメになる……」

 

「燈子先輩のくせに、かっこいいっぽいこと言わないでくださいよ」

 

「……こんなのが当たり前になる日のこと、考えたりしてくれるんですね」

 

「……我慢しなくていいんです。人を好きになるとよくばりになるって、今のわたしにもわかるから」
「先輩と一緒にしたいことたくさんあるんです、全部したい」

 

「わたしの『好き』は自分で選ぶものだから。あなたを好きでいたいっていう、願いの言葉で意思の言葉だから」

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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