「機動戦士ガンダムSEED DESTINY(シード デスティニー)」の名言・台詞まとめ

アニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY(シード デスティニー)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

1話

「はあ~…なんかもう、ごっちゃごちゃね!」(ルナマリア・ホーク)

 

「必要なんだよ、演出みたいなことも」(アスラン・ザラ)

 

「分かってるだろ?」
「バカみたいに気取ることもないが、軽く見られてもダメなんだ」(アスラン)

 

「(街で)浮かれてるバカの演出…じゃねえの?」
「お前もバカをやれよ…バカをさ」(スティング・オークレー)

 

「(オーブの理念) そうであれたら一番よい」
「だが…力なくばそれは叶わない」(ギルバート・デュランダル)

 

「それは姫とて…いや、姫の方がよくお分かりでしょうに?」(デュランダル)

 

「だが! 強すぎる力は、また争いを呼ぶ!」(カガリ・ユラ・アスハ)

 

「いいえ、姫」
「争いがなくならぬから、力が必要なのです」(デュランダル)

 

「こんな所で…君を死なせるわけにいくか!」(アスラン)

 

「なんでこんなこと…」
また戦争がしたいのか、あんた達は!」(シン・アスカ)

 

2話

「(捕獲?) 分かってます!」
「でも出来るかどうか分かりませんよ!」(シン)

 

「今はそんなおしゃべりしてる時じゃないでしょ!?」
「演習でもないのよ、気を引き締めなさい!」(タリア・グラディス)

 

「よ~し、行こう! 慎ましくな」(ネオ・ロアノーク)

 

「さ~て…ようやくちょっとは面白くなるぞ、諸君」(ネオ)

 

「クソ! 演習ではこんな…」(シン)

 

 

「(作戦)遅れてる…バス行っちゃうぜ?」(アウル・ニーダ)

 

「(新型の)首でも土産にしようっての?」
「かっこ悪いってんじゃね、そういうの!」(アウル)

 

「そんな好き勝手!」
「させるもんかあ!」(シン)

 

「こいつ…なぜ落ちない?」(ステラ・ルーシェ)

 

「カオスもガイアもアビスも…」
「なんでこんなことになるんだ!」(シン)

 

「こっのお…よくもナメたマネを!」(ルナマリア)

 

「(振り切れるか?) すぐに沈める!」
「こんな…私を…私は!」(ステラ)

 

「私がこんなあ!」(ステラ)
「じゃあお前はここで死ねよ」(アウル)

 

「ネオには僕が言っといてやる…”さよなら”ってな!」(アウル)

 

「死ぬ? 私…」(ステラ)

 

「分かってるよ」
「だが…失敗するような連中なら、俺だってこんな作戦最初っからやらせはせんしな」(ネオ)

 

「許可します、射出して!」
「もう機密も何もありませんでしょ?」(グラディス)

 

「とても残って報告を待っていられる状況ではないよ」(デュランダル)

 

「私には権限もあれば義務もある」
「私も行く!」(デュランダル)

 

「なるほどねえ!」
「これは確かに、俺のミスかな」(ネオ)

 

「死ねない…私、大丈夫…」
「大丈夫よね…ステラ…」(ステラ)

 

「さあ…その機体もいただこうか!」(ネオ)

 

3話

「何をしている?」
「ボーッとしていたら、ただの的だ!」(レイ・ザ・バレル)

 

「この敵は、普通とは違う!」(レイ)

 

「アーサー! 何してるの!」(グラディス)

 

「(助けるのが先?) そうですよ、だから母艦を撃つんです」
敵を引き離すのが一番早いですから、この場合は」(グラディス)

 

「欲張りすぎは、もともこもなくすか」(ネオ)

 

「私のことは気にしないでくれたまえ、艦長」(デュランダル)

 

「私だってこの火種、放置したらどれほどの大火になって戻ってくるか」
「それを考えるのは怖い」(デュランダル)

 

 

「あれの奪還、もしくは破壊は、現時点での最優先責務だよ」(デュランダル)

 

「(追撃?) 分からんね」
「分からんから、そう考えて予定通りの進路を取る」(ネオ)

 

予測は常に悪い方へしておくもんだろ?」
「特に戦場では」(ネオ)

 

「それでも、前の(強化人間)よりはだいぶマシだろ」
「こっちの言うことや仕事を、ちゃんと理解してやれるだけ」(ネオ)

 

「仕方ないさ」
「今はまだ、何もかもが試作段階みたいなもんだ」(ネオ)

 

「船も、モビルスーツも、パイロットも…世界もな」(ネオ)

 

「やがて全てが本当に始まる日が来る」
「我等の名のもとにね」(ネオ)

 

「今はなんであれ、世界を刺激するようなことはあってはならないんだ」
「絶対に…」(カガリ)

 

「操縦してたのは護衛の人みたいよ」
「アレックスって言ってたけど…でも、アスランかも?」(ルナマリア)

 

「アスラン・ザラ」
「今はオーブにいるらしいって噂でしょ?」(ルナマリア)

 

「さすが綺麗事は、アスハのお家芸だな!」(シン)

 

「来るのはあの合体野郎かな?」
「どっちにしろ、また楽しいことになりそうだな」(スティング)

 

「ルナマリア・ホーク」
「ザク、出るわよ!」(ルナマリア)

 

「シン・アスカ」
「コアスプレンダー、行きます!」(シン)

 

「名はその存在を示すものだ」
「ならばもし、それが偽りだったとしたら?」(デュランダル)

 

それが偽りだとしたら…それは、その存在そのものも偽り…ということになるのかな?」
「アレックス…いや、アスラン・ザラ君」(デュランダル)

 

4話

「あんまり成績よくないんだけどね、デブリ戦」(ルナマリア)

 

「分かってる」
「レイみたいな口利かないでよ、調子狂うわ」(ルナマリア)

 

「私は何も、彼をとがめようというのじゃない」
「ただどうせ話すなら、本当の君と話がしたいのだよ…アスラン君」(デュランダル)

 

「何よ、あんた達は…この泥棒があ!」(ルナマリア)

 

「なんなのよ…あんたはまた!」(ステラ)

 

「だが、船は足を止められたら終わりさ」(ネオ)

 

「奴がへばりついてる小惑星に、ミサイルをぶち込め!」
「砕いた岩のシャワーを、たっぷりとお見舞いしてやるんだ!」(ネオ)

 

「船体が埋まるほどにな!」(ネオ)

 

「さて…進水式もまだというのに、お気の毒だがな」
「仕留めさせてもらう!」(ネオ)

 

「ミネルバには、ギルが乗ってるんだ」
「絶対にやらせるものか!」(レイ)

 

「今は状況回避が先です!」
このままここにいたって、ただ的になるだけだ!」(アスラン)

 

「なんなんだ、君は一体!?」
「白い坊主君!」(ネオ)

 

「またいつの日か、出会えることを楽しみにしているよ」
「白い坊主君…そしてザフトの諸君!」(ネオ)

 

「さすがだね」
「あまたの激戦をくぐり抜けてきた者の力は」(デュランダル)

 

「まさかというか、やっぱりというか」
「伝説のエースにこんな所でお会い出来るなんて、光栄です」(ルナマリア)

 

「(アレックス?) だからもう、モビルスーツにも乗らない?」(ルナマリア)

 

「よせよ、ルナ。オーブなんかにいる奴に」
「何も分かってないんだから」(シン)

 

5話

「さあ行け、我等の墓標よ!」
「嘆きの声を忘れ、真実に目をつむり、またも欺瞞に満ち溢れるこの世界を」
「今度こそ正すのだ!」(サトー)

 

「はあ…アーモリーでは強奪騒ぎだし」
「それもまだ片付いてないのに、今度はこれ?」
「どうなっちゃってるの!」(ルナマリア)

 

「だが衝突すれば地球は壊滅する」
「そうなれば、何も残らないぞ…そこに生きるものは」(レイ)

 

「くだらない…くだらないなんて言わせるか!」
「関係ないってのも大間違いだね!」(シン)

 

「俺の家族は…アスハに殺されたんだ!」(シン)

 

「国を信じて…あんた達の理想とかってのを信じて…」
「そして最後の最後に、オノゴロで殺された!」(シン)

 

「だから俺は、あんた達を信じない!」
「オーブなんて国も信じない!」
「そんなあんた達の言う綺麗事を信じない!」(シン)

 

「この国の正義を貫くって…あんた達だってあの時、自分達のその言葉で」
「誰が死ぬことになるのかちゃんと考えたのかよ!」(シン)

 

「何も分かってないような奴が、分かったようなこと言わないでほしいね!」(シン)

 

「(自然現象?) いえ。そんなことも、もうどうでもいいんですよ」(ロード・ジブリール)

 

重要なのはこの災難のあと、”なぜこんなことに?”と嘆く民衆に」
我々が与えてやる答えの方でしょう」(ジブリール)

 

「この屈辱はどうあっても晴らさねばなりますまい」
「誰に!?」(ジブリール)

 

「当然、あんなものをドカドカ宇宙に造ったコーディネイター共にです」(ジブリール)

 

「避難も脱出もよろしいですが、そのあとには我々は一気に打って出ます」
「れいのプランで」(ジブリール)

 

「そのことだけは皆様にもご承知おきいただきたくてね」(ジブリール)

 

「ともあれ、地球は我等にとっても母なる大地だ」
「その未曾有の危機に、我々も出来るだけのことをせねばならん」(デュランダル)

 

「考えてもしょうがない、カガリ」
「分かっていたことだろ?」
「ああいう人もいるはずだって」(アスラン)

 

「お父様のこと、あんな風に…」
「お父様だって、苦しみながらお決めになったことなのに…」
「それを…」(カガリ)

 

「だが、仕方ない」
「だから分かってくれと言ったところで、今の彼には分からない」(アスラン)

 

「きっと、自分の気持ちでいっぱいで…」
「君には分かってるだろう? カガリ」(アスラン)

 

「こうして改めて見ると…デカいな!」(ディアッカ・エルスマン)
「当たり前だ! 住んでるんだぞ俺達は、同じような場所に」(イザーク・ジュール)

 

「彼女だって父親も友達も亡くしている…あの戦争で」
「何も分かってないわけじゃないさ」(アスラン)

 

「気にするな、俺は気にしてない」
「お前の言ったことも正しい」(レイ)

 

「無理を承知でお願い致します」
「私にも、モビルスーツをお貸し下さい」(アスラン)

 

「でも、この状況をただ見ていることなど出来ません!」
「使える機体があるなら、どうか」(アスラン)

 

「もしかしたらこの騒動は」
「気まぐれな神の手によるものではないのかもしれないなあ」(ネオ)

 

「状況が変わりましたね、危ないですよ」
「おやめになります?」(ルナマリア)
「バカにするな!」(アスラン)

 

「レイ・ザ・バレル」
「ザク、発進する!」(レイ)

 

6話

「こんなひよっこ共に!」
「我等の思い、やらせはせんわ!」(サトー)

 

「冗談じゃないぜ! こんな所でドタバタと!」(スティング)
「お前らのせいかよ! こいつが動きだしたのは!」(アウル)

 

「けど、撃ってくるんだもの」
「あれをやらなきゃ、作業も出来ないでしょ?」(ルナマリア)

 

「なんだこいつ…強い!」(スティング)

 

「これで終わりね! 赤いの!」(ステラ)

 

「グレイト! やったぜ!」(ディアッカ)

 

「(アスラン?) 貴様! こんな所で何をやっている!」(イザーク)

 

「うるさい! 今は俺が隊長だ! 命令するな!」
民間人があ!」(イザーク)

 

「あれが…ヤキン・ドゥーエを生き残ったパイロットの力かよ」(シン)

 

「我々も、命を選ばねばなりませんね」
助けられる者と、助けられない者」(グラディス)

 

「ミネルバは、これより大気圏に突入し」
「限界までの艦主砲による対象の破砕を行いたいと思います」(グラディス)

 

「どこまで出来るかは分かりませんが、でも出来るだけの力を持っているのに」
「やらずに見ているだけなど、あと味悪いですわ」(グラディス)

 

「私はこれでも運の強い女です」
「お任せ下さい」(グラディス)

 

「ミネルバの艦主砲といっても、外からの攻撃では確実とはいえない」
「これだけでも…」(アスラン)

 

「あなたみたいな人が、なんでオーブになんか…」(シン)

 

「我が娘のこの墓標、落として焼かねば世界は変わらぬ!」(サトー)

 

「ここで無残に散った命の嘆き忘れ」
「(核を)撃った者らとなぜ偽りの世界で笑うか、貴様らは!」(サトー)

 

「軟弱なクラインの後継者共に騙され、ザフトは変わってしまった!」(サトー)

 

「なぜ気づかぬか!?」
「我等コーディネイターにとって、パトリック・ザラの取った道こそが」
「唯一正しきものと!」(サトー)

 

7話

「ユニウスセブン落下阻止は、何があってもやり遂げねばならない任務だわ」(グラディス)

 

「死ぬの? みんな、死ぬの!?」(ステラ)

 

「平気でタンホイザーを撃っておいて、何を今更と思うかもしれないけれど…」
「信じたいわ」(グラディス)

 

「どうしてあなたは、いつもそんなことばかり言うんですか?」(シン)
「じゃあ何を言えばいいんだ?」(アスラン)

 

「”俺を助けろ、コノヤロー”とか」(シン)

 

「これからだよ、本当に大変なのは」(デュランダル)

 

「やめろよ、このバカ!」
「あんただってブリッジに居たんだろ?」
「ならこれがどういうことだったか分かってるはずだろ!」(シン)

 

「ユニウスセブンの落下は、自然現象じゃなかった」
「犯人がいるんだ!」(シン)

 

「落としたのはコーディネイターさ!」(シン)

 

「あそこで家族を殺されて、そのことをまだ恨んでる連中が」
「”ナチュラルなんか滅びろ”って落としたんだぞ!」(シン)

 

「(必死に止めようとした) だが…それでも破片は落ちた」
俺達は、止めきれなかった」(アスラン)

 

「一部の者達のやったことだといっても」
「俺達コーディネイターのしたことに変わりはない」(アスラン)

 

「許してくれるのかな? それでも…」(アスラン)

 

「あんたってホント、何も分かってないよな」
「あの人がかわいそうだよ」(シン)

 

「思いもかけぬ最高のカードです」
「これを許せる人間など、この世のどこにも居はしない」(ジブリール)

 

「そしてそれは、この上なく強き我等の絆となるでしょう」
「今度こそ奴等の全てに死を…です」(ジブリール)

 

「ホントは私達みんな、あなたのことよく知ってるわ」(ルナマリア)

 

「元ザフトレッド、クルーゼ隊。戦争中盤では、最強といわれたストライクを討ち」
「そのあと国防委員会直属・特務隊FAITH(フェイス)所属」(ルナマリア)

 

「ZGMF-X09Aジャスティスのパイロットの、アスラン・ザラでしょ?」(ルナマリア)

 

「お父さんのことは知りませんけど、その人は私達の間じゃ英雄だわ」
「ヤキン・ドゥーエ戦でのことも含めてね」(ルナマリア)

 

「射撃の腕も、かなりのものと聞いてますけど?」
「お手本…実は私、あんまり上手くないんです」(ルナマリア)

 

「こんなこと(射撃)ばかり得意でも、どうしようもないけどな」(アスラン)

 

「(射撃は)敵から自分や仲間を守るためには必要です」(ルナマリア)
「敵って…誰だよ?」(アスラン)

 

「嵐が来るのですね…」(ラクス・クライン)
「うん、分かってる」(キラ・ヤマト)

 

8話

「とにかく…とんでもないことになったもんだよ、全く…」(アンドリュー・バルトフェルド)

 

「(プラントも努力した?) それも分かってはいます」
だが実際に被災した何千万という人々にそれが言えますか?」(ユウナ・ロマ・セイラン)

 

「あなたがたはひどい目に合ったが、地球は無事だったんだからそれで許せと!」(ユウナ)

 

「理念も大事ですが、我等は今誰と痛みを分かち合わねばならぬものなのか?」
「代表にも、そのことを十分お考えいただかねば」(ウナト・エマ・セイラン)

 

「でも機密よりは艦の安全…ですものね、やっぱり」
「船…戦闘艦は特に、常に信頼できる状態でないとおつらいでしょ」
「指揮官さんも」(マリュー・ラミアス)

 

「ミネルバは進水式前の船だと聞きましたが」
「なんだかすでに、だいぶ歴戦という感じですわね」(ラミアス)

 

「まぁ、仕方ないわよね」
「こうなっちゃったんだから」(グラディス)

 

「いつだってそうだけど、まあ先のことは分からないわ」
「今は特にって感じだけど」(グラディス)

 

「やっぱり先のことは分かりませんので」
私達も今は、今思って信じたことをするしかないですから」(ラミアス)

 

「あとで間違いだと分かったら、その時はその時で、泣いて怒って」
「そしたらまた、次を考えます」(ラミアス)

 

「俺はプラントに行って来る」
「オーブがこんな時にすまないが、俺も1人ここでのうのうとしてるわけにはいかない」(アスラン)

 

「デュランダル議長なら、よもや最悪の道を進んだりはしないと思うが」
「だが、ああやって未だに父に…父の言葉に踊らされている人もいるんだ」(アスラン)

 

「議長と話して、俺が…俺でも何か手伝えることがあるなら!」
「アスラン・ザラとしてでも…アレックスとしてでも…」(アスラン)

 

「このままプラントと地球がいがみ合うようなことになってしまったら」
「俺達は一体今まで何をしてきたのか? それすら分からなくなってしまう」(アスラン)

 

「ユウナ・ロマとのことは分かってはいるけど…」
「やっぱり、面白くはないから」(アスラン)

 

「お…おま…いや…あの…」
「こういう指輪の渡し方って、ないんじゃないか!」(カガリ)

 

「よくは知らないんだ」
「僕もここ(慰霊碑)へは初めてだから、自分でちゃんと来るのは」(キラ)

 

「せっかく花が咲いたのに、波をかぶったからまた枯れちゃうね」(キラ)

 

「ごまかせないってことかも?」
「いっくら綺麗に花が咲いても、人はまた吹き飛ばす」(シン)

 

9話

「お気持ちは分かりますが」
「そうして我等まで乗ってしまってはまた繰り返しです」(デュランダル)

 

「連合が何を言ってこようが」
「我々はあくまで対話による解決の道を求めていかねばなりません」(デュランダル)

 

「そうでなければ、先の戦争で犠牲となった人々も浮かばれないでしょう」(デュランダル)

 

「軍を展開させれば市民は動揺するでしょうし」
「地球軍側を刺激することにもなります」(デュランダル)

 

「でも、やもえませんか」
「我等
の中には今もあの”血のバレンタイン”の恐怖が残っていますしね」(デュランダル)

 

「こんな形で戦端が開かれるようなことになれば」
「まさにユニウスセブンを落とした亡霊達の思うつぼだ」(デュランダル)

 

「(強引なこと?) おやおや…前にも言ったはずですよ」
「そんなもの、プラントさえ討ってしまえば全て治まると」(ジブリール)

 

「世界はね…システムなんです」
「だから作り上げる者とそれを管理する者が必要だ」(ジブリール)

 

「人が管理しなければ庭とて荒れる」(ジブリール)

 

「誰だって自分の庭には好きな木を植え、芝を張り、綺麗な花を咲かせたがるものでしょう」
「雑草は抜いて…」(ジブリール)

 

「だからさっさと奴等を討って、早く次の楽しいステップに進みましょうよ」
「我々ロゴスのための美しい庭…新たなる世界システムの構築というね」(ジブリール)

 

「脱出した所で、我等には行く所などないのだ!」
なんとしてもプラントを守るんだ!」(デュランダル)

 

「結局はこうなるのかよ…やっぱり!」(イザーク)

 

「アスラン!」
「あ~、嬉しい! やっと来て下さいましたのね」(ミーア・キャンベル)

 

「ずっと待ってたのよ、私」
「あなたが来てくれるのを」(ミーア)

 

10話

「しかし…想定していなかったわけではないが、やはりショックなものだよ」
「こうまで強引に開戦され、いきなり核まで撃たれるとはね」(デュランダル)

 

「この状況で開戦するということ自体、常軌を逸しているというのに」
「その上これでは…」(デュランダル)

 

「これはもう、まともな戦争ですらないよ」(デュランダル)

 

「我々がこれに報復で応じれば、世界はまた泥沼の戦場となりかねない」(デュランダル)

 

「今また先の大戦のように進もうとする針を、どうすれば止められるというんだね?」
既に再び我々は撃たれてしまったんだぞ…核を」(デュランダル)

 

「怒りと憎しみだけで、ただ撃ち合ってしまったらダメなんです!」(アスラン)

 

「これで撃ち合ってしまったら、世界はまたあんな何もうるもののない」
「戦うばかりのものになってしまう」(アスラン)

 

「俺は…俺はアスラン・ザラです!」(アスラン)

 

「2年前…どうしようもないまでに戦争を拡大させ」
「愚かとしか言いようのない憎悪を世界中に撒き散らした、あのパトリックの息子です!」(アスラン)

 

「ユニウスセブンの犯人達は、行き場のない自分達の思いを正当化するために」
ザラ議長の言葉を利用しただけだ」(デュランダル)

 

「自分達は間違っていない」
「なぜなら、ザラ議長もそう言っていただろう…とね」(デュランダル)

 

「彼等は彼等、ザラ議長はザラ議長、そして君は君だ」
「たとえ誰の息子であったとしても」(デュランダル)

 

「だが…嬉しいことだよ、アスラン」
「こうして君が来てくれた…というのがね」(デュランダル)

 

「1人ひとりのそういう気持ちが、必ずや世界を救う」
「夢想家と思われるかもしれないが、私はそう信じているよ」(デュランダル)

 

「我ながら小賢しいことをと情けなくもなるが…だが仕方ない」(デュランダル)

 

彼女(ラクス)の力は大きいのだ」
「私のなどより、遥かにね」(デュランダル)

 

「出来ることなら戦争は避けたい」
だがだからといって、銃も取らずに一方的に滅ぼされるわけにもいかない」(デュランダル)

 

そんな時のために、君にも力のある存在でいてほしいのだよ、私は」(デュランダル)

 

「ミーアよ! ミーア・キャンベル」
「でも…ほかの誰かが居る時は、ラクスって呼んでね」(ミーア)

 

「今だけじゃないですよね」
「ラクスさんはいつだって必要なんです、みんなに」(ミーア)

 

「強くて、綺麗で、優しくて…ミーアは別に、誰にも必要じゃないけど」
「だから、今だけでもいいんです! 私は」(ミーア)

 

「今いらっしゃらないラクスさんの代わりに、議長やみんなのためのお手伝いが出来たら」
「それだけで嬉しい!」(ミーア)

 

「アスランに会えて、ホントに嬉しい!」(ミーア)

 

11話

「今、再び手に取るその銃を」
今度こそ、全ての戦いを終わらせるためのものとならんことを…」
「切に願います」(デュランダル)

 

「そのような子供じみた主張はおやめいただきたい」(ユウナ)

 

「”なぜ?”と言われるのならお答えしましょう」
「そんな国だからですよ、代表」(ユウナ)

 

「我々が二度としてはならぬこと」
「それはこの国を、再び焼くことです」(ウナト)

 

「俺達は今むちゃくちゃ忙しいってのに」
「評議会に呼び出されて何かと思って来てみれば、貴様の護衛・監視だと?」(イザーク)

 

「なんでこの俺がそんな仕事のために、前線から呼び戻されなきゃならん!」(イザーク)

 

「これで買い物とか言ったら俺は許さんからな!」(イザーク)

 

「ただちょっと…ニコル達の墓に」
「あまり来られないからな、プラントには」(アスラン)

 

「戻って来い、アスラン」
事情はいろいろあるだろうが、俺がなんとかしてやる!」(イザーク)

 

だから、プラントへ戻って来い…お前は」(イザーク)

 

「俺だって…こいつだって…本当ならとっくに死んだはずの身だ」
「だが、デュランダル議長はこう言った」(イザーク)

 

「大人達の都合で始めた戦争に、若者を送って死なせ、そこで誤ったのを罪といって」
「今また彼等を処分してしまったら、一体誰がプラントの明日を担うというのです」(デュランダル)

 

「つらい経験をした彼等達にこそ、私は平和な未来を築いてもらいたい」(デュランダル)

 

「だから、俺は今も軍服を着ている」(イザーク)

 

「それしか出来ることもないが…それでも何か出来るだろ」
「プラントや、死んでいった仲間達のために」(イザーク)

 

「だからお前も何かしろ」
「それほどの力、ただ無駄にする気か?」(イザーク)

 

「しかし、これでオーブも敵側とはねえ」
「結構好きだったのになあ、この国」(ルナマリア)

 

「あの時オーブを攻めた地球軍と、今度は同盟か」
「どこまでいい加減で身勝手なんだ、あんた達は!」(シン)

 

「敵に回るっていうんなら、今度は俺が滅ぼしてやる」
「こんな国!」(シン)

 

12話

「(オーブ)領海内に戻ることは許さないと…つまりはそういうことよ」(グラディス)

 

「どうやら土産か何かにされたようね」
「正式な条約締結はまだでしょうに…やってくれるわね、オーブも」(グラディス)

 

「我々には、前方の地球軍艦隊突破のほかに活路はない」(グラディス)

 

「これより開始される戦闘は、かつてないほどに厳しいものになると思われるが」
「本艦はなんとしてもこれを突破しなければならない」(グラディス)

 

「このミネルバクルーとしての誇りを持ち、最後まで諦めない各員の奮闘を期待する」(グラディス)

 

「海に落ちるなよ、ルナマリア。落ちても拾ってはやれない」(レイ)
「意地悪ね」(ルナマリア)

 

「こんなことで…やられてたまるかあ!」(シン)

 

「誰かが泣いてる、また…」
「なんでだろう…なんでまた…」(キラ)

 

「ちょっと、あの数…冗談じゃないわよ!」(ルナマリア)
「よけいな口、利いてる暇があるのか!」(レイ)

 

「タンホイザー起動。あれと共に、左前方の艦隊を薙ぎ払う」
「沈みたいの!」(グラディス)

 

「国はあなたのおもちゃではない!」
「いい加減、感傷でものを言うのはやめなさい!」(ユウナ)

 

「以前国を焼いた軍に味方し、懸命に地球を救おうとしてくれた船を撃て…か」
こういうのを”恩知らず”って言うんじゃないかと思うんだがね、俺は」(トダカ)

 

「政治の世界にはない言葉かもしれんが…」(トダカ)

 

「警告開始、砲はミネルバの艦首前方に向けろ」
「絶対に当てるなよ」(トダカ)

 

「(命令?) 知るか、俺は政治家じゃないんでな」(トダカ)

 

「こんなことで…こんなことで俺は!」(シン)

 

「あの船(ミネルバ)に私は期待している」
「以前の、アークエンジェルのような役割を果たしてくれるのではないかとね」(デュランダル)

 

13話

「でもあれがインパルス…というか、あの子の力なのね」(グラディス)

 

「なぜレイではなく、シンにあの機体があずけられたのか?」(グラディス)

 

「ずっとちょっと不思議だったけど、まさかここまで分かってたってことなのかしら」
「デュランダル議長には」(グラディス)

 

「けどホント、どうしちゃったわけ?」
「なんか急にスーパーエース級じゃない」(ルナマリア)

 

「火事場の馬鹿力ってやつ?」(ルナマリア)

 

「さあ…よく分からないよ、自分でも」
「オーブ艦が発砲したのを見て、あったまきて”こんなんでやられてたまるか”って思ったら」
「急に頭ん中クリアーになって…」(シン)

 

「何にせよ、お前が船を守った」
「生きているということは、それだけで価値がある」(レイ)

 

明日があるということだからな」(レイ)

 

「まあオーブの決定はな…残念だが、仕方のないことだろうとも思うよ」(バルトフェルド)

 

代表といっても…まだ18の女の子に、この情勢の中での政治は難しすぎる」(バルトフェルド)

 

「そこ(プラント)しかなくなっちまいそうだね」
「このままだと、俺達コーディネイターの住める場所は」(バルトフェルド)

 

「どこかで、ただ平和に暮らせて死んでいければ…一番幸せなのにね」
まだ何が欲しいっていうのかしら? 私達は」(ラミアス)

 

「ラクス、鍵は持っているな?」
「扉を開ける、仕方なかろう」(バルトフェルド)

 

「それとも…今ここでみんな大人しく死んでやった方がいいと思うか?」(バルトフェルド)

 

「(鍵を)貸して」
「なら僕が…開けるから」(キラ)

 

「大丈夫…僕は大丈夫だから、ラクス」(キラ)

 

このまま君達のことすら守れずに…そんなことになる方が、ずっとつらい」(キラ)

 

14話

「なんだかよく分からんが、プラントへお引越しってのも」
「やめといた方がよさそうだってことだよな」(バルトフェルド)

 

「この先世界とその中で、オーブがどう動いていくことになるかはまだ分からないが」
「たとえどんなに非力でも、私はオーブの代表としてすべきことをせねばならない」(カガリの手紙)

 

「私はユウナ・ロマと結婚する」(カガリの手紙)

 

「同封した指輪はアスランがくれたものだが、もう持っていることは出来ないし」
「取り上げられるのは嫌だ」(カガリの手紙)

 

「でも、私には今ちょっと捨てることも出来そうになくて…」(カガリの手紙)

 

「本当は何が正しいのかなんて、僕達にもまだ全然分からないけど…」
でも、諦めちゃったらダメでしょう」(キラ)

 

「分かってるのに、黙ってるのもダメでしょう」
「その結果が何を生んだか、僕達はよく知ってる」(キラ)

 

「だから、行かなくっちゃ」
「またあんなことになる前に」(キラ)

 

「あの…バルトフェルド隊長」
「やっぱり、こちらの(艦長)席にお座りになりません?」(ラミアス)

 

「(艦長席?) いやいや、もとより人手不足のこの船だ」
「状況によっては僕は出ちゃうしね」(バルトフェルド)

 

「そこはやっぱり、あなたの席でしょう」
「ラミアス艦長」(バルトフェルド)

 

「ごめんね」(キラ)

 

「(攻撃?) 対応は慎重を要するんだろ?」(トダカ)

 

頼むぞアークエンジェル」
「カガリ様とこの世界の末を」(トダカ)

 

15話

「こんな状況の時に、カガリにまでバカなことをされたらもう」
世界中が本当にどうしようもなくなっちゃうから」(キラ)

 

「それで決めた大西洋連邦との同盟やセイランさんとの結婚が」
本当にオーブのためになるとカガリは本気で思ってるの?」(キラ)

 

「でも…そうして(オーブが)焼かれなければ、ほかの国はいいの?」(キラ)

 

「でも…今ならまだ間に合うと思ったから」
僕達にも、まだいろいろなことは分からない」(キラ)

 

でも、だからまだ…今なら間に合うと思ったから」(キラ)

 

「みんな同じだよ」
「選ぶ道を間違えたら、行きたい所へは行けないよ」(キラ)

 

「僕達は今度こそ、正しい答えを見つけなきゃならないんだ」
「きっと…逃げないでね」(キラ)

 

「でも、なんで急に復隊されたんですか?」
「な~んて、とっても聞いてみたいんですけど…いいですか?」(ルナマリア)

 

「なんだかシンが(オーブに)怒るのも、ちょっと分かる気がします」
「メチャクチャですよ、あの国」(ルナマリア)

 

「あなたをFAITH(フェイス)に戻し、最新鋭の機体を与えてこの船に寄越し」
「私までFAITHに?」(グラディス)

 

「一体何を考えてるのかしらねえ、議長は?」
「それにあなたも」(グラディス)

 

「オーブ政府は隠したがってるみたいだけど」
「代表さらったのは、フリーダムとアークエンジェルという話よ」(グラディス)

 

「何がどうなってるのかしら?」
「こっちが聞きたいくらいだけど」(グラディス)

 

「やめときなよ。俺等、第81独立機動群でさ」
「ボーッとしてっけどさ、そいつ(ステラ)もキレっとマジ怖いよ!」(アウル)

 

「お呼びかかったぜ、ネオから」
「てことは、また戦争だね」
「まぁ、俺等それが仕事だし」(アウル)

 

「ようやく会えたな」
「見つけたぜ、子猫ちゃん」(ネオ)

 

16話

「いいな、みんな」
「ステラだけお留守番…」(ステラ)

 

「しょうがねえじゃん!」
「ガイア飛べねえし、泳げねえし」(アウル)

 

「これでケリがつけば、御の字だがね」(ネオ)

 

「どうやらまた待ち伏せされたようだわ」
「毎度毎度、人気者はつらいわね」(グラディス)

 

「数ばかりゴチャゴチャと!」(シン)

 

「そらぁ! 見せてみろ力を! この新顔!」(スティング)

 

「こんな奴等にやられるか!」(シン)

 

「あんまりいい気になるなよ、ザフトのエース君」(ネオ)

 

「文句言うだけなら、誰だって!」(シン)

 

「ビームライフルではダメだ、バズーカを」(レイ)
「水中戦なんて、もう!」(ルナマリア)

 

「ごめんね、強くてさ!」(アウル)

 

「こっのお! 調子に乗ってくれちゃって!」(ルナマリア)

 

「そんなん(ザク)でこの僕をやろうって?」
「ナメんなよ、こらぁ!」(アウル)

 

「こいつ…いっつも…いっつも!」(ステラ)

 

「殴りたいのなら別に構いやしませんけどねえ」
「けど、俺は間違ったことはしてませんよ!」(シン)

 

「あそこの人達だって、あれで助かったんだ!」(シン)

 

「戦争はヒーローごっこじゃない!」
自分だけで勝手な判断をするな!」(アスラン)

 

力を持つ者なら、その力を自覚しろ!」(アスラン)

 

17話

「毎日毎日、気の滅入るようなニュースばかりだねえ」
「なんかこう、もっと気分の明るくなるようなニュースはないもんかね」(バルトフェルド)

 

「プラントはプラントで、ずっとこんな調子ですしね」
「皆さん…(偽ラクスで)元気で楽しそうですわ」(ラクス)

 

「でも、今はまだ動けない」
「まだ、何も分からないんだ」(キラ)

 

「でもデュランダル議長は、あの信じられない第一波攻撃のあとも、バカな応酬はせず」
「市民から議会からみんななだめて、最小限の防衛戦を行っただけ」(ラミアス)

 

「どう見ても、悪い人じゃないわ」
「そこだけ聞けば…」(ラミアス)

 

「実際、よい指導者だと思う…デュランダル議長は」(カガリ)

 

「というか…思っていた」
「ラクスの暗殺と、この件を知るまでは」(カガリ)

 

「じゃあ、誰がラクスを殺そうとした?」
「そしてこれじゃあ、僕には信じられない」
「そのデュランダルって人は」(キラ)

 

「みんなを騙してる」(キラ)
「それが政治といえば、政治なのかもしれんがね」(バルトフェルド)

 

「にらんでばっかいないで、言いたいことがあるんなら言えば?」
「ガキっぽすぎるよ、そんなの」(ルナマリア)

 

「分かってるよ!」
「もううるさいな、ルナは」(シン)

 

「私達にそんな道作りをさせようだなんて、一体どこのタヌキが考えた作戦かしらねえ」(グラディス)

 

「ホントにしょうがないわよねえ。シンってば全然子供なんだもん」(ルナマリア)
「だよねえ。悪いけど、私から見てもそう思うもん」(メイリン・ホーク)

 

「まぁ、そのうちなんとかなるとは思うけど。どうせシンの負けで」(ルナマリア)
「だよね、ザラ隊長の方が全然大人でかっこいい…もん」(メイリン)

 

「あれ? でも私と1つしか違わないんじゃなかったっけ?」
「あの人って」(ルナマリア)

 

「やってること、メチャクチャじゃないですか」
「あなたは!」(シン)

 

「だが、だから君は考えたっていうわけか?」
「あの時力が合ったなら…
力を手に入れさえすればと」(アスラン)

 

自分の非力さに泣いたことのある者は、誰でもそう思うさ…多分」(アスラン)

 

「けど、その力を手にしたその時から、今度は自分が誰かを泣かせる者となる」
「それだけは忘れるなよ」(アスラン)

 

「勝手な理屈と正義で、ただやみくもに力を振るえば」
「それはただの破壊者だ」(アスラン)

 

「それを忘れさえしなければ、確かに君は優秀なパイロットだ」
「でなけりゃ、ただのバカだがな」(アスラン)

 

18話

「そんなんじゃないよ、扱うとか」
下手くそなんだろ、いろいろと」(アスラン)

 

「(シンは)悪い奴じゃない」
「俺もあんまり上手い方じゃないけどね、人付き合いとか」(アスラン)

 

「私、(アスランに)予防線はられた?」(ルナマリア)

 

「なんだよ、こりゃ! 真っ暗!」
「クソ! マジデータだけが頼りかよ!」(シン)

 

「何がお前になら出来ると思っただ、あの野郎!」
自分でやりたくなかっただけじゃないのか!」(シン)

 

19話

「やっぱりなんか…変わられましたよね、ラクスさん」(メイリン)

 

「俺達にとって重要なのは、この戦争の行く末とかじゃない」
「要は
、やれるかやられるか…だけだからな」(スティング)

 

「なのに、ここんとこずっと黒星だろ…あの船に関しては」(スティング)

 

「負けてはいないぜ」(アウル)
「勝てなきゃ負けなんだよ、俺達は」(スティング)

 

「ファントムペインに、負けは許されねえ」(スティング)

 

「あれは、ザラ隊長の作戦がすごかったんです」
「俺…いえ自分は、ただそれに従っただけで…」(シン)

 

「(宇宙は)相変わらずだよ」
「時折、小規模な戦闘はあるが…まあ、それだけだ」(デュランダル)

 

「そして地上は地上で、何がどうなっているのか…さっぱり分からん」(デュランダル)

 

「戦いを終わらせる…戦わない道を選ぶということは」
戦うと決めるより遥かに難しいものさ…やはり」(デュランダル)

 

「確かに、戦わないようにすることは大切だと思います」
でも、敵の脅威がある時は仕方ありません」(シン)

 

「戦うべき時には戦わないと!」
何1つ…自分達すら守れません」(シン)

 

「普通に…平和に暮らしている人達は守られるべきです!」(シン)

 

「”しかしそうやって、殺されたから殺して、殺したから殺されて”」
「”
それでホントに最後は平和になるのか”と、以前言われたことがあります」(アスラン)

 

「私は…その時答えることが出来ませんでした」
そして今もまだ、その答えを見つけられないまま…また戦場にいます」(アスラン)

 

「そう…問題はそこだ」
「なぜ我々はこうまで戦い続けるのか?」
「なぜ戦争はこうまでなくならないのか?」(デュランダル)

 

「戦争は嫌だと、いつの時代も人は叫び続けているのにね」(デュランダル)

 

「しかし…人というものは、それ(戦争)で儲かると分かると逆も考えるものさ」
これも仕方のないことでね」(デュランダル)

 

「人類の歴史には、ずっとそう人々に叫び、常に産業として戦争を考え」
「作ってきた者達がいるのだよ」(デュランダル)

 

「自分達の利益のためにね」(デュランダル)

 

「今度のこの戦争の裏にも、間違いなく彼等ロゴスががいるだろう」
「彼等こそが、あのブルーコスモスの母体でもあるのだからね」(デュランダル)

 

「だから難しいのはそこなのだ」
「彼等に踊らされている限り、プラントと地球はこれからも戦い続けていくだろう」(デュランダル)

 

「出来ることなら、それをなんとかしたいのだがねえ…私も」
「だがそれこそが、何より本当に難しいのだよ」(デュランダル)

 

20話

「揉め事は一気に…本当に大きな戦争になった」(シン)

 

「でも、地球の中立国”オーブ”に住む僕達には」
「そんなことはまだ全部、遠い国や、宇宙での出来事で…」(シン)

 

「オーブのすぐそばで、戦闘になったことも一度だけあった」(シン)

 

「この時はさすがに騒ぎになって」
「僕達もみんなワイワイ驚きながらその様子をテレビで見た」(シン)

 

「ライブ表示されたその映像は、いつも見るニュースなんかとは違って見えて」
「少しドキドキはしたけど…」(シン)

 

「でも、やがてそれも終わり、そうなればまた、僕達はまだちょっと興奮しながらも」
「いつもの暮らしに戻るわけで…」(シン)

 

「僕達にとっては、戦争ってやっぱりそんなものだったんだと…」(シン)

 

「戦争は一気に、僕達のそばまでやってきた」
「そして…それ(戦争)は本当にいきなり、信じられないような状況で始まった」(シン)

 

「君だけでも、助かってよかった」
「きっとご家族は、そう思っていらっしゃるよ」(トダカ)

 

「僕は考えた末に、軍に入った」
「力がなかったのが悔しかった」(シン)

 

「一瞬のうちに家族が吹き飛ばされてしまったことも、なぜだか理解できなかった」(シン)

 

「オーブは、その理念は守り通したかもしれないけど」
「俺の家族を守ってはくれなかった」(シン)

 

「ならば俺は戦う」
「戦って…今度こそ、大切な全てを守ってみせる!」(シン)

 

21話

「シンはいいわよねえ!」
「昨日はあ~んなお褒めの言葉までいただいて」(ルナマリア)

 

「今日はオフだし、ルンルンだわよねえ!」(ルナマリア)

 

「(アスラン) 知ってるよ、有名人」(ハイネ・ヴェステンフルス)

 

「なんか、面倒くさそうだよな」
「FAITH(フェイス)が3人ってのは」(ハイネ)

 

「まぁ、いいさ」
「現場はとにかく走るだけだ」(ハイネ)

 

「立場の違う人間には、見えてるものも違うってね」(ハイネ)

 

「とにかく、よろしくな」
「議長期待のミネルバだ、なんとか応えてみせようぜ」(ハイネ)

 

「そっか! 隊長はもういいですもんねえ!」
「ラクス様と十分ゆっくりされて」(ルナマリア)

 

「女でも叩きます?」(ルナマリア)

 

「大丈夫だ、君は死なない!」
大丈夫だ! 俺がちゃんと…俺がちゃんと守るから!」(シン)

 

「守る?」(ステラ)
「うん…だからもう、大丈夫だから」
「君は死なないよ、絶対に」(シン)

 

「一緒はネオ、スティング、アウル…」
「お父さん、お母さん、知らない…」(ステラ)

 

「そっか…きっと君も、怖い目に遭ったんだね」(シン)

 

「ステラを守る? 死なない?」(ステラ)
「うん、大丈夫。死なないよ」(シン)

 

「ごめんね、ステラ」
「でもきっと、ホント、また会えるから!」(シン)

 

「てか、会いに行く!」(シン)

 

「シン…ステラ、守るって…」(ステラ)

 

22話

「私はそんな(出来ない)話が聞きたいのではない」(ジブリール)

 

「私はそんな現状に対して」
「あなた方がどんな手を打ってらっしゃるのかを聞いているのです」(ジブリール)

 

「もはやあの国(オーブ)に”NO”は言えますまい」(ジブリール)

 

「我ながら、なかなか悪いおじさんになった気がするよ」
「何が大事なものを取ったりはしないだか」(ネオ)

 

「記憶ってのは、あった方が幸せなのか、ない方が幸せなのか」
「時々考えてしまうな」(ネオ)

 

「何を知っても、思っても…どうせなんにもならん」
「あの子達には」(ネオ)

 

「あれほど死ぬのを怖がるあの子が、死なずに済むには」
「敵を倒し続けていくしかないんだ」(ネオ)

 

「(ヴェステンフルス?) ハイネでいいよ、そんな堅っ苦しい」
「ザフトのパイロットは、それが基本だろ?」(ハイネ)

 

「お前”隊長”って呼ばれてんの?」(ハイネ)

 

「いやでもさあ、そうやって壁作って、仲間外れにすんのは」
「あんまよくないんじゃないの?」(ハイネ)

 

「俺達ザフトのモビルスーツパイロットは、戦場へ出ればみんな同じだろ?」(ハイネ)

 

「FAITHだろうが、赤服だろが、緑だろうが」
「命令通りにワァーワァー群れなきゃ戦えない、地球軍のアホ共とは違うだろ?」(ハイネ)

 

「だから、みんな同じでいいんだよ」
「あっ! それとも何? 出戻りだからって、イジメてんのか!?」(ハイネ)

 

「まっ、今日からこのメンバーが仲間ってことだ」
「息合わせてバッチリ行こうぜ!」(ハイネ)

 

「本当はいかなることがあろうとも、オーブの理念は守られて欲しいと」
「我等
はアークエンジェルとカガリ様に願いをかけたがな」(トダカ)

 

「間に合わぬのなら、せめてどこかでこの戦いを」
「カガリ様が見ていて下さることを祈ろう」(トダカ)

 

「戦いたくないか?」
「オーブとは」(ハイネ)

 

じゃあお前、どことなら戦いたい?」(ハイネ)

 

そういうことだろ?」
「割り切れよ。今は戦争で、俺達は軍人なんだからさ」(ハイネ)

 

「でないと…死ぬぞ」(ハイネ)

 

「カガリが…彼女がいれば」
「こんなことにだけはならなかったかもしれないけどな」(アスラン)

 

「まだいろいろと出来ないことは多いけど」
「気持ちだけはまっすぐな奴だよ、カガリは」(アスラン)

 

「そんなの…意味ありません!」
「国の責任者が気持ちだけだなんて…アスハはみんなそうだ!」(シン)

 

「(オーブには)必死になっても、まだ守ろうとするものがあるからさ」
「強いよね、そういう奴等は」(ネオ)

 

23話

「オーブが…スエズに軍を派遣?」
「そんな…」(カガリ)

 

「だが(派兵は)仕方なかろう」
「同盟を結ぶということはそういうことだ」(バルトフェルド)

 

「でも…今はきっと、違いますでしょう?」(ラクス)

 

「今のカガリさんになら、あの時見えなくなっていたものも」
「お見えになってらっしゃると思いますわ」(ラクス)

 

「キラ、発進してくれ」
「今更バカげた感傷かもしれないが…出来ることならこの戦闘、私は止めたい」(カガリ)

 

「オーブは…こんな戦いに参加してはいけない」(カガリ)

 

いや、オーブだけではない」
本当はもうどこも…誰も…こうして戦うばかりの世界にいてはいけないんだ」(カガリ)

 

「そうして少しずつでも、間違えてしまった道を」
「今からでも戻らねば…オーブも!」(カガリ)

 

「現在わけあって国元を離れてはいるが、このウズミ・ナラ・アスハの子」
「カガリ・ユラ・アスハが、オーブ連合首長国代表首長であることに変わりはない」(カガリ)

 

「その名において命ずる」
「オーブ軍はその理念にそぐわぬこの戦闘を直ちに停止し、軍を引け!」(カガリ)

 

「ミサイル照準…unknown(アンノウン)モビルスーツ」
「我等を惑わす、賊軍を討つ!」(トダカ)

 

「(カガリ様を)頼むぞ…フリーダム」
「撃てぇ!」(トダカ)

 

「ハイネ・ヴェステンフルス」
「グフ、行くぜ!」(ハイネ)

 

「オーブ軍! 私の声が聞こえないのか!?」
「言葉が分からないのか!」(カガリ)

 

「カガリ、もうダメだ」
「残念だけど、もうどうしようもないみたいだね」(キラ)

 

「下がって」
「あとは、出来るだけやってみるから」(キラ)

 

「でも俺、キラほどの腕はないからねえ」
「こちらもフォロー頼みますよ」(バルトフェルド)

 

「ザクとは違うんだよ…ザクとは!」(ハイネ)

 

「戦闘能力で負けている? 俺が!」(スティング)

 

「初めはこちらの艦首砲を撃っておきながら、どういうことなの?」(グラディス)

 

まさか本当に戦闘を止めたいだけなんて、そういうバカな話じゃないでしょうね」(グラディス)

 

「手当たり次第かよ…この野郎、生意気な!」(ハイネ)

 

24話

「彼等は何かを知らないのかもしれません」
「間違えているのかもしれません」(アスラン)

 

「でも…アークエンジェルをどうするつもり?」
「(話したい?) 今はまた、ザフトのあなたが?」(ミリアリア・ハウ)

 

「いいわ、手がないわけじゃない」
「あなた個人にならつないであげる」(ミリアリア)

 

「誰だってこんなこと、ホントは嫌なはずだものね」
「きっとキラだって…」(ミリアリア)

 

「まず決める」
「そしてやり通す」(ラクス)

 

それが何かを為す時の、唯一の方法ですわ」
「きっと…ね」(ラクス)

 

「その(ザフトに戻った)方がいいと思ったからだ、あの時は」
「自分のためにも、オーブのためにも」(アスラン)

 

「プラントは本当にそう思ってるの?」
「あのデュランダル議長って人は」(キラ)

 

「戦争を早く終わらせて、平和な世界にしたいって」(キラ)

 

「じゃあ…あのラクス・クラインは?」
「今プラントにいる、あのラクスはなんなの?」(キラ)

 

「そしてなんで本物の彼女は、コーディネイターに殺されそうになるの?」(キラ)

 

「狙いはラクスだった」
「だから僕はまたフリーダムに乗ったんだ」(キラ)

 

「彼女も、みんなも、もう誰も死なせたくなかったから」(キラ)

 

「彼女は誰に…なんで狙われなきゃならないんだ?」
「それがハッキリしないうちは、僕にはプラントも信じられない」(キラ)

 

25話

「終わるまでは…仕方ない」(アスラン)

 

俺だって出来れば討ちたくはない」
「でも、あれじゃ戦うしかないじゃないか!」(アスラン)

 

「それでも僕達は、オーブを討たせたくないんだ」(キラ)

 

「本当は、オーブだけじゃない」
「戦って…討たれて失ったものは、もう二度と戻らないから」(キラ)

 

「自分だけ分かったような…綺麗事を言うな!」
「お前の手だって、すでに何人もの命を奪ってるんだぞ!」(アスラン)

 

「うん、知ってる」
「だからもう、ホントにもう嫌なんだ…こんなことは」(キラ)

 

「理解は出来ても、納得できないこともある」
「俺にだって…」(アスラン)

 

「連合の”エクステンデッド”」
「あなただって聞いているでしょ?」(グラディス)

 

「遺伝子操作を忌み嫌う連合ブルーコスモスが」
「薬やそのほかの様々な手段を使って作りあげている、生きた兵器…戦うためだけの人間」(グラディス)

 

「ここは、その実験…製造施設ってことよ」(グラディス)

 

「ロドニア…ラボ…母さん…守る」(ステラ)

 

「(エクステンデット) ホントにもう…信じられませんよ」(シン)

 

「コーディネイターは自然に逆らった間違った存在とか言っておきながら」
「自分達はこれですか!」(シン)

 

「遺伝子いじんのは間違ってて、これはありなんですか!」
「いいんですか!」(シン)

 

「(ガイアのパイロット?) あの子…ステラ…」(シン)

 

26話

「(艦長の許可?) そんなもんはすぐ取る!」
「だから早く(治療を)!」(シン)

 

「(ステラが)死んじゃったらどうするんだよ!」(シン)

 

「敵兵の艦内への搬送など誰が許可しました?」
「とてつもなくバカげた重大な軍規違反なのよ」(グラディス)

 

「なんだ、お前は?」(ステラ)

 

「知らない…あんたなんか知らない!」
「ネオ! ネオーーッ!」(ステラ)

 

「損失…か」
まぁ…そういう言葉になるんだろうがね、軍では」(ネオ)

 

「何も、覚えてないなんて…」
「君が、ガイアに乗ってたなんて…」
「あんな所に、いた子だなんて…」(シン)

 

「シン?」
「シン…」
「会いに来た…シン」(ステラ)

 

「(これからどうすれば?) 分かりませんわね」(ラクス)

 

「ですからわたくし、見てまいりますわ」
プラントの様子を」(ラクス)

 

道を探すにも、手がかりは必要ですわ」(ラクス)

 

「大丈夫です、キラ」
「わたくしももう、大丈夫ですから」(ラクス)

 

「行くべき時なのです」
「行かせて下さいな…ね、キラ」(ラクス)

 

「ごくろうさん」
「大胆な歌姫の発想には、毎度驚かされるがなあ」
「だがこれでOKかな?」(バルトフェルド)

 

「わたくしなら大丈夫ですわ、必ず帰って来ます」
「あなたのもとへ…だから!」(ラクス)

 

「ここまで来てわがまま言うな、俺がちゃんと守る」
「お前の代わりに、命懸けでな」(バルトフェルド)

 

「信じて任せろ」(バルトフェルド)

 

27話

「だが…目的は達せられなければならないのだよ」(ジブリール)

 

「全ての命令は必要だから出ているのだ」
「遊びでやっているわけではない」(ジブリール)

 

「民衆は愚かなものさ」
「先のことなどまるで考えもせずに、今自分達に都合のよいものばかりを歓迎する」(ジブリール)

 

「いいのよ。私のやることにああだこうだ文句言う男なんて」
「こっちから振ってやるんだから」(ミリアリア)

 

「ともかくまた、よろしくね!」(ミリアリア)

 

「(ディアッカ?) 振っちゃった!」(ミリアリア)

 

「な~んか大事なこと、忘れてる気がするんだよなあ」
「それが分かんねえつってんの!」(アウル)

 

「弔い合戦…にもならんがな、ステラ」
「だが今日こそは、あの船を討つ!」(ネオ)

 

「行きましょう」
「ラクスも言ってただろ、”まず決める”」(キラ)

 

「だから君は、行かなくちゃ」(キラ)

 

「(席を)どいて」
「あなた(カガリ)には、ほかにやることがあるでしょう?」
「ここには私が座る」(ミリアリア)

 

「世界もみんなも好きだから、写真を撮りたいと思ったんだけど…」
「今はそれが、全部危ないんだもの」(ミリアリア)

 

「だから守るの、私も」(ミリアリア)

 

28話

「転進しても、もう一方に追い込まれる」
「下がれない…突破するしか」(グラディス)

 

「いい加減見飽きてんだよ、その顔!」
「今日こそ落とす!」(アウル)

 

「おいおいおい、寝ぼけてんのかあ?」
「逃げてんじゃねえよ!」(スティング)

 

「実戦はお得意のゲームとはわけが違います!」
そう簡単には行きませんよ!」(トダカ)

 

「これ以上やらせないわよ!」(ルナマリア)

 

「オーブ軍、直ちに戦闘を停止して軍を引け!」
「オーブは、こんな戦いをしてはいけない!」(カガリ)

 

「これでは何も守れはしない!」
「地球軍の言いなりになるな!」(カガリ)

 

「オーブの理念を思い出せ!」
「それなくして、なんのための軍か!」(カガリ)

 

「なんで、あんたは…そんな綺麗事を…」
「いつまでもーーっ!」(シン)

 

「お前も…ふざけるなぁーーっ!」(シン)

 

「我等に…指揮権はない」(トダカ)

 

「さがれ、キラ!」
「お前の力はただ戦場を混乱させるだけだ!」(アスラン)

 

「こちらに敵対する確たる意思はなくとも」
「本艦は前回あの船の介入によって、甚大なる被害を被った」(グラディス)

 

「敵艦と認識して対応」(グラディス)

 

「どこ見てんだよ、こらぁ!」(アウル)

 

「やめろーーっ!」
「あの船を討つ理由がオーブのどこにある?」(カガリ)

 

「討ってはならない!」
「自身の敵ではないものを…オーブは討ってはならない!」(カガリ)

 

「よし! 本艦も前に出る」
「機関最大!」(トダカ)

 

「ミネルバを落とすのでしょう?」
「ならばゆかねば!」(トダカ)

 

「分かるけど…君の言うことも分かるけど…」
でも、カガリは今泣いているんだ!」(キラ)

 

「そうやって君は討つのか?」
「今カガリが守ろうとしているものを!」(キラ)

 

「なら僕は、君を討つ!」(キラ)

 

「ミネルバを落とせとのご命令は、最後まで私が守ります!」
「艦及び将兵を失った責任も、全て私が!」(トダカ)

 

「これで…オーブの勇猛も、世界中に轟くことでありましょう!」(トダカ)

 

「これまでの責めは、私が負う」
「貴様はこのあとだ!」(トダカ)

 

既にない命と思うのなら」
「思いを同じくする者を集めてアークエンジェルへ行け!」(トダカ)

 

「それがいつかきっと、道を開く」
「頼む…私と、今日無念に散った者達のためにも!」(トダカ)

 

29話

「全ての者は生まれ、やがて死んでいく」
「ただそれだけのことだ」(ラウ・ル・クルーゼ)

 

「ただそれが我等の愛しきこの世界」
「そして人という生き物だということさ」(クルーゼ)

 

「どれだけ…どう生きようとも」(クルーゼ)

 

「誰もが知っていることだが忘れていること」(クルーゼ)

 

「だが私だけは忘れない」
「決してそれを忘れない」(クルーゼ)

 

「こんな私の生に価値があるとしたら、知った時から片時も」
「それを忘れたことがないということだけだろうがね」(クルーゼ)

 

「願いは叶わぬものと知った時、我等はどうすればいい?」
「それが定めと知った時に…」(デュランダル)

 

「迷路の中を行くようなものさ」
「道はいつもいくつも前にあり、我等は選び、ただたどる」(クルーゼ)

 

「君達はその先に願ったものがあると信じて」
「そして私は、やはりないのだとまた知るために」(クルーゼ)

 

「誰が決めたというのだろう? 何を…」(デュランダル)

 

「仕方がなかった…では、それは本当に選んだことか?」
「選んだのは本当に自分か?」(デュランダル)

 

「選びえなかった道の先にこそ、本当に望んだものがあったのではないか?」(デュランダル)

 

「そうして考えている間に時はなくなるぞ」
「選ばなかった道など、なかったと同じ」(クルーゼ)

 

「きっとそこにはある、すばらしいもの」
「それを求めて永劫に、血の道をさまようのだろ?」
「君達は…」(クルーゼ)

 

「不幸なことだな」(クルーゼ)

 

「救いとはなんだ?」
「望むものが全て…願ったことが全て叶うことか?」(クルーゼ)

 

「こんなはずではなかったと…だから時を戻れと祈りが届くことか?」
「ならば次は間違えぬと、確かに言えるのか? 君は」(クルーゼ)

 

「誰が決めたというのか…何を?」(クルーゼ)

 

「ならば私が変える」
「全てを!」(デュランダル)

 

「戻れぬというのなら、初めから正しい道を」
「己の出来ること…己のすべきこと…」(クルーゼ)

 

「それは、自身が一番よく知っているのだから」(クルーゼ)

 

30話

「私が愚かだったばかりに…非力だったばかりに…」
「オーブの大事な…心ある者達を…」(カガリ)

 

「私は…私は…」(カガリ)

 

「今、僕達に分かってるのは…このままじゃダメだっていうことだけです」(キラ)

 

「でも…何をどうしたらいいのかは、分からない」(キラ)

 

「多分ザフトを討ってもダメだし、地球軍を討ってもダメだ」
「そんなことはもう、散々やってきたんですから」(キラ)

 

「(シンは)もう完璧エースって感じ」
「いっつもツンケンしてて怖いけどさあ、戦闘中はもうもっとすごいって感じ」(メイリン)

 

「”大丈夫?”じゃないわよ、あんたはもう!」
「人が被弾したっていうのに、見舞いにも来ないで!」(ルナマリア)

 

「あんま強くないよね、あの人」(シン)

 

「なんのために戦うのか…」
「そんなことを考え初めたら終わりだな、俺達は」(ネオ)

 

「そうやって偉そうな顔したって、何も出来なきゃおんなじです!」(シン)

 

「帰ろう…俺は約束は守るさ」
「ステラを守る」(シン)

 

「どんな命でも、生きられるのなら生きたいだろう」(レイ)

 

「今回のことは私の一存です」
「通常の処分をお願い致します」(レイ)

 

「シンは、彼女を返しに行っただけです」
「必ず戻ります」(レイ)

 

「死なせたくないから返すんだ!」
「だから絶対に約束してくれ!」(シン)

 

「決して戦争とか、モビルスーツとか、そんな死ぬようなこととは絶対遠い」
優しくて、あったかい世界へ彼女を帰すって!」(シン)

 

「約束…するよ」(ネオ)

 

「忘れないで、ステラ」
「俺…忘れないで」(シン)

 

31話

「お前に詫びてもらう理由などない」
「俺は俺で、勝手にやったことだ」(レイ)

 

「無事に返せたのか?」
「なら、よかったな」(レイ)

 

「ただ嫌だと思っただけですよ」
「ステラだって被害者なのに…」(シン)

 

「なのにみんな、そのことを忘れて…ただ連合のエクステンデッドだって」
「死んでもしょうがないみたいに…」(シン)

 

「シン…もうやめろ」
「アスランももういいでしょう」
「今そんな話をしたって、何もならない」(レイ)

 

終わったことは終わったことで、先のことは分からない」
どちらも無意味です」(レイ)

 

「ただ祈って明日を待つだけだ…俺達はみな」(レイ)

 

「いいんだ」
「君等は、知らないことが多すぎるんだから」(ネオ)

 

「今更、それも知らなくていいことさ」(ネオ)

 

「私はまだ、そういったものに守られているだけだ」
「あなた方のことにしても」(カガリ)

 

「だが…ならば今はそれに甘えさせてもらい」
「いつの日かきっと、その恩を返す!」(カガリ)

 

「まだ間に合うというのなら、お父様のように」
「常に諦めぬよき為政者となることで」(カガリ)

 

「私も、なるべく早くオーブに戻りたいと思っている」
「あなた方や、クレタで死んでいった者達のためにも」(カガリ)

 

「だから今少し…今少し待ってほしい」
「そして時が来たら、その時は、私に力を…」(カガリ)

 

「オーブのために! 頼む!」(カガリ)

 

「でも…大切な誰かを守ろうとすることは、決してバカげたことでも」
「間違ったことでもないと思うわ」(ラミアス)

 

「世界のことは確かに分からないけど…でもね、大切な人がいるから」
「世界も愛せるんじゃないかって…私は思うの」(ラミアス)

 

「ただちょっとやり方が…というか思うことが違っちゃうこともあるわ」
「その誰かが居てこその世界なのにね」(ラミアス)

 

「アスラン君もきっと、守りたいと思った気持ちは一緒にはずよ」(ラミアス)

 

「だから余計難しいんだと思うけど…」
「いつかきっと、また手を取り合える時が来るわ…あなた達は」(ラミアス)

 

「ステラもこれでまた、戦わないとな」
「でないと怖いものが来て、私達を殺す」(ネオ)

 

「けどな~んで俺にはあれ(デストロイ)くれねえんだよ?」
「あんなわけの分かんねえ病み上がりより、俺の方がよっぽど!」(スティング)

 

「適性なんだ」
「ステラの方が、効率がいいと…データ上でな!」(ネオ)

 

「司令部にも、俺のこと分かってくれる人はいるみたいです」
「あなたのいう正しさが、全てじゃないってことですよ」(シン)

 

「やっつけなきゃ…怖いものは、全部!」(ステラ)

 

32話

「どうです?」
「圧倒的じゃないですか、デストロイは」(ジブリール)

 

「(どこまで?) そこにザフトが居る限り…どこまでもですよ」(ジブリール)

 

「なんだ…お前はぁーーっ!」(ステラ)

 

「(フリーダム?) なんだろうと…私、わぁーーっ!」(ステラ)

 

「眼中にないってかよ、俺は!」(スティング)

 

「だがやらねばならんのだ!」
「誰かが止めねば奴等はますます図に乗って、都市を焼き続けるだろう」(デュランダル)

 

「そんなことは決して許されるものではない」(デュランダル)

 

「モビルスーツの性能で強さが決まるわけじゃねえ!」
「お前は俺があ!」(スティング)

 

「さすが正義の味方の大天使ね」
助けを求める声あらばってことかしら」(グラディス)

 

「情勢は思ったより混乱してるわ」
「既に前線の友軍とは連絡が取れず」
「敵軍とは今、フリーダムとアークエンジェルが戦っているわ」(グラディス)

 

「思惑は分からないけど…敵を間違えないで」(グラディス)

 

「(アークエンジェルと)共闘できればとも思うけど…難しいわね、今となっては」(グラディス)

 

「どうしてこんなことを…なんでそんなに殺したいんだ!」(シン)

 

「やめろ! 坊主!」
「あれに乗っているのは…ステラだぞ!」(ネオ)

 

「何をやっている!」
「的になりたいのか!」(キラ)

 

「やめろ!」
「何も知らないくせに…あれは…あれは!」(シン)

 

「ステラ! 大丈夫だ、ステラ!」
「君は死なない!」(シン)

 

「君は俺が! 俺が守るからあ!」(シン)

 

「シ・ン…会いに…来た…」(ステラ)

 

「シン…好き…」(ステラ)

 

33話

「大丈夫だよ、ステラ…」
「もう何も…怖いことなんかない…苦しいこともない…」(シン)

 

「だから…」
「もう何も…君を怖がらせるものはないから…」
「誰も…君をイジメに来たりしないから…」(シン)

 

「だから…安心して…静かに…ここで…」
「おやすみ…」(シン)

 

「(フリーダムは)カメラが向いてからの反応が恐ろしく速いな」(レイ)

 

「スラスターの操作も見事だ」
「思い通りに、機体を振り回している」(レイ)

 

「フリーダムのパワーはインパルスより上なんだ」
「それをここまで操るなんて…」(シン)

 

「(なぜ?) 強いからです」
「俺の知る限り、今モビルスーツで一番強いのは、こいつです」(シン)

 

「何かあった時、あれを討てる奴がザフトにいなきゃ困るでしょ」
「まるっきりわけの分かんない奴なんだから」(シン)

 

「フリーダムは強い」
「そしてどんな思惑があるかは知りませんが、我軍ではないのです」(レイ)

 

「だが、キラは敵じゃない!」(アスラン)

 

「いいよ、レイ」
「負けの経験なんか、参考にならない」(シン)

 

「フリーダムは…俺が倒す」(シン)

 

「手当の時に一度目を開けて、自分は連合軍第81独立機動群所属」
「ネオ・ロアノーク大佐だと名乗ったそうだけど…」(ラミアス)

 

「でも、検査で出たフィジカルデータは、この船のデータベースにあったものと」
「100%一致したわ」(ラミアス)

 

「この人は…ムウ・ラ・フラガよ」
「いわば…肉体的には」(ラミアス)

 

「やれやれ…いつ少佐になったんだ? 俺は」
「大佐だと言ったろうが、ちゃんと」(ネオ)

 

「捕虜だからって、勝手に降格するなよ」(ネオ)

 

「な…なんだよ?」
「一目惚れでもした? 美人さん」(ネオ)

 

「シン、またおとがめなしですね」(ルナマリア)

 

「まあ、この間の件でも不問だったんだから」
「そんなもんといえばそんなもんなんでしょうけど…」(ルナマリア)

 

「なんかねえ!」
「あんまり、スーパーエースだから何やってもOKみたいになると」
「不満が出ますよね!」(ルナマリア)

 

「違いますよ!」
「私は、アスランにもっと頑張ってもらいたいだけです」(ルナマリア)

 

「もっと力を見せて下さいよ!」
「そうすれば、シンだってもう少し大人しく、言うこと聞くとも思うんですよねえ」(ルナマリア)

 

「アスランは優しすぎますよ」
「そういう所も好きですけど…損ですよ!」(ルナマリア)

 

「せっかく権限も力もお持ちなんだから」
「もっと自分の思った通りにやればいいのにって」(ルナマリア)

 

「間違った危険な存在とコーディネイターを忌み嫌うあのブルーコスモスも」
「彼等の作り上げたものに過ぎないことを皆さんはご存知でしょうか?」(デュランダル)

 

「その背後に居る彼等、そうして常に敵を作り上げ」
「常に世界に戦争をもたらそうとする軍需産業複合体、死の商人”ロゴス”」(デュランダル)

 

「彼等こそが、平和を望む私達全ての真の敵です!」(デュランダル)

 

34話

「戻りましょう、マリューさん」
「オーブへ」(キラ)

 

「今までとは違う何かが、大きく動こうとしてる…そんな感じがします」(キラ)

 

「(直撃の許可?) 分かるけど…キラ君にも言われたでしょ」
そうして撃たせるのが目的かもしれないと」(ラミアス)

 

「あなたももういい加減とらわれるのをおよしなさい、アスラン」(グラディス)

 

「かつての戦友と戦いたくないのは分かるけど」
「でも…時が経てば、状況も人の心も変わるわ」(グラディス)

 

「あなただって変わったでしょう!」
「ちゃんと今を見て!」(グラディス)

 

「見たくないというのなら、部屋にでもいなさい」
「でも…あの船相手では、こちらも死に物狂いよ」(グラディス)

 

「シン…大丈夫だ」
「お前なら討てる」(レイ)

 

「大丈夫よ! 下手に動かなければ当たらないわ」
やはり当てようとはしないのね」(グラディス)

 

「いっつもそうやって…やれると思うなぁーーっ!」(シン)

 

「フリーダムは確かに動きが速い、射撃も正確だ」
「だがあの機体は、絶対にコックピットを狙わない」(レイ)

 

「撃ってくるのは、決まって武装かメインカメラだ」
「そこにインパルスの勝機がある」(レイ)

 

「逃さないと言ったろ!」
「あんたがステラを殺した!」(シン)

 

「止めようとしたのにーーっ!」(シン)

 

「あんたは俺が討つんだ!」
「今日! ここで!」(シン)

 

「やった…ステラ…」
「やっとこれで…」(シン)

 

35話

「シン! すごかった!」
「あんな戦い方…ビックリしちゃったわよ!」(ルナマリア)

 

「よくやったな、シン」
「見事だった」(レイ)

 

「仇は取りましたよ」
「あなたのもね!」(シン)

 

「アスラン。シンの態度に問題のあったことは認めますが」
「いかに上官といえど、今の叱責は理不尽と私も思います」(レイ)

 

「アークエンジェルとフリーダムを討てというのは、本国からの命令です」
「シンはそれを見事に果たした」(レイ)

 

「称賛されても、叱責されることではありません」(レイ)

 

「(アークエンジェルは)敵です」
「あちらの思惑は知りませんが、本国がそうと定めたのなら…敵です」(レイ)

 

我々はザフトですから」(レイ)

 

「何が敵であるかそうでないかなど、陣営によって違います」
「人によっても違う、相対的なものです」(レイ)

 

「ご存知でしょう…そこに絶対はない」(レイ)

 

「あなたの言っていることは、個人的な感傷だ」
「正直、困ります」(レイ)

 

「笑いごとではないわ!」
「実際大変なことだぞ、これは!」
「ただ連合と戦うより遥かに!」(イザーク)

 

「少しは自分でも考えろ!」
「その頭はただの飾りか!」(イザーク)

 

「お前の頭は、今に爆発するぜ」(ディアッカ)

 

「ムウ・ラ・フラガってのは…あんたのなんなんだ」(ネオ)
「戦友よ…かけがえのない。でも…もういないわ」(ラミアス)

 

旗だけ振ってあとは後ろに隠れているような奴に」
「人は誰も着いてはこないだろ」(デュランダル)

 

「しかしすごいものだねえ、人々の力は」」(デュランダル)

 

「恐ろしくもあるよ」
「こちらが手をつかねているうちに、こんなことにまでなってしまうとは」(デュランダル)

 

「アークエンジェルの撃沈は未だ確認できぬものの、フリーダム撃破は間違いなし…」
「これでチェックメイトか」(デュランダル)

 

「いや、油断は出来ぬな」
「白のクイーンは強敵だ」(デュランダル)

 

「”剣を取らせるには、何よりその大義が重要である”」
「誰だったか忘れたけど、指揮官講習の教官が言ってが言葉よ」(グラディス)

 

「まぁ、当たり前のことね」(グラディス)

 

「討つべき敵とその理由が納得できなきゃ、誰も戦えないもの」(グラディス)

 

今私達には、ハッキリとそれが示された」
ありがたいことかしら、軍人としては」(グラディス)

 

「議長の言葉聞いて、俺…すごく感動したよ」
「難しいって言ってたのに、議長やるんだ…諦めないんだって」(シン)

 

「それが本当に戦争を終わらせる、唯一の方法だから」(シン)

 

「だったら俺だって…どんな敵とでも戦ってやるさ!」(シン)

 

「さてと…これが最後のカードとなるか否か…」(デュランダル)

 

36話

「戦いを終わらせるために戦うというのも矛盾した困った話だが、だが仕方ないだろう」
「彼等は言葉を聞かないのだから」(デュランダル)

 

「君の憤りは分かる」
「なぜこんなことに? なぜ世界は願ったように動かないのかと」
「実に腹立たしい思いだろう」(デュランダル)

 

「だが言ってみれば、それが”今のこの世界”ということだ」(デュランダル)

 

「今のこの世界では、我等は誰もが本当の自分を知らず、その力も役割も知らず」
「ただ時々に翻弄されて生きている」(デュランダル)

 

「人は自分を知り、精一杯できることをして役立ち」
「満ち足りて生きるのが一番幸せだろ?」(デュランダル)

 

「この戦争が終わったら私は」
「是非ともそんな世界を作り上げたいと思っているのだよ」(デュランダル)

 

「誰もが皆幸福に生きられる世界になれば、もう二度と戦争など起きはしないだろう」
「夢のような話だがね、だが必ずや実現してみせる」(デュランダル)

 

「でも…これでヘブンズベースを討ち、逃げ込んだロゴスを討っても、問題はそのあとね」
本当にこれで、ロゴスを滅ぼすことが出来るのかしら?」(グラディス)

 

「さすが、議長は頭がいいな」
「俺のこともよく
分かってる」(アスラン)

 

確かに俺は、彼の言う通りの戦う人形になんかはなれない」
いくら彼の言うことが正しく聞こえても!」(アスラン)

 

「議長は自分の認めた役割を果たす者にしか用はない」
「彼に都合のいいラクス、そしてモビルスーツパイロットとしての俺!」(アスラン)

 

「だが君だって、ずっとそんなことをしていられるわけないだろ!」
「そうなれば、いずれ君だって殺される! だから一緒に!」(アスラン)

 

「あたしは…あたしはラクスよ!」
「(ミーア?) 違う! 私はラクス! ラクスなの!」
「ラクスがいい!」(ミーア)

 

「役割だっていいじゃない!」
「ちゃんと…ちゃんとやれば!」
「そうやって生きたっていいじゃない!」(ミーア)

 

「だから…アスランも…ね?」
「大丈夫よ…」(ミーア)

 

「(なぜ助けた?) 分からない…」(メイリン)

 

「(アスラン) 行って下さい!」
「殺されるくらいなら、行った方がいいです!」(メイリン)

 

「やっぱり逃げるんですか? また!」
「俺は許しませんよ、ギルを裏切るなんてことを!」(レイ)

 

「油断するなよ」
「追うのはアスラン・ザラだ」(レイ)

 

37話

「彼女(メイリン)は情報のエキスパートです」
「こうなった経緯は分かりませんが、このまま逃がせば」
「どれほどの機密が漏れるか分かりません」(レイ)

 

「脱走は絶対に阻止すべきものと考えます」
「撃墜の許可を」(レイ)

 

「こんなことで…議長とそれに賛同する人々の思いが、無駄になったらどうする?」(レイ)

 

今ここでの裏切りなど、許せるはずもない」
覚悟を決めろ、シン。俺達で防ぐんだ!」(レイ)

 

「なんでこんなことになるんだよ…」
「なんであんたは!」(シン)

 

「やめろ!」
「俺はこのまま殺されるつもりはない!」(アスラン)

 

「議長やレイの言うことは、確かに正しく心地よく聞こえるかもしれない」
だが彼等の言葉は、やがて世界の全てを殺す」(アスラン)

 

「彼女は既にあなたと同罪だ」
「その存在に意味はない」(レイ)

 

「敵なんだ、彼は! 彼等は!」
「議長を裏切り、我等を裏切り、その思いを踏みにじろうとする」
「それを許すのか?」(レイ)

 

「あんたが悪いんだ…あんたが…」
「あんたが裏切るからあ!」(シン)

 

「俺は…俺はもう絶対に…」(シン)

 

「メイリンが…メイリンがなんで?」
「そんなはずはありません」(ルナマリア)

 

「あの子がそんな…アスランも…そんなの、何かの間違いです!」
「絶対そんな…バカなことを!」(ルナマリア)

 

「ごめん…」(シン)

 

「ヘブンズベースが落ちたら…次はおそらくオーブです」
そうなったらもう、誰も彼を止められなくなります」(ラクス)

 

「戦争をなくす…今度こそ…本当に!」(シン)

 

38話

「守る? はあ…何をおっしゃってるんですか」
「我々は攻めるのですよ。奴等を、今日ここから!」(ジブリール)

 

「インパルス…」
「やっぱりすごいね」(ルナマリア)

 

「扱えるかな?」
「私に…シンみたいに」(ルナマリア)

 

「ずるいのよ、アスランて…」
「みんな、裏切られたわ…」(ルナマリア)

 

「私もバカよ…」
「でも…負けないから!」(ルナマリア)

 

「だからシンも…ね」(ルナマリア)

 

「大丈夫…」
「インパルスは絶対、俺が守るから」(シン)

 

「最高だぜ、こりゃ!」(スティング)

 

「糾弾もよい、理想もよい」
「が…全ては勝たねば意味がない」(ジブリール)

 

「艦長! 行きます! 早く発進を!」
「こんなこと、もう許しておけません!」(シン)

 

「やれる…私だって!」(ルナマリア)

 

「迂闊だ、ルナマリア!」
「飛んでんだから下からも撃たれるぞ!」(シン)

 

「お前達は…お前達も!」(シン)

 

「こんなことをする…こんなことをする奴等!」
「ロゴス! 許すもんかあ!」(シン)

 

「お前達なんかがいるから、世界はぁーーっ!」(シン)

 

「やるな、ルナマリア! 大したものじゃないか」(レイ)
「忘れてた? 私も赤なのよ!」(ルナマリア)

 

「俺の…」(スティング)

 

「僕達は…何をやっているんだろう…」
「世界は…」(キラ)

 

39話

「オーブは強い国ですから」
「その力も…理念も」(ラクス)

 

でもそれは、デュランダル議長のやろうとしていることの前には」
ただの障害でしかないだろうと思うので」(ラクス)

 

「議長は地球、プラントを1つにまとめた」
「新しい世界秩序を作ろうとしているのではないでしょうか」(ラクス)

 

「もしかしたら…今のこの騒乱の全て」
「そのための土台作りでしかないのかもしれません」(ラクス)

 

「やはりそう簡単には終わらないな」(レイ)
「そんなことないさ! 今度見つけたら、絶対俺が踏み潰してやる!」(シン)

 

「怖いのかもしれません、なんだか」
「アスランまであんなことになって…」(キラ)

 

「なんだか、分からないことだらけなのに」
「今の僕には、なんの力もなくて…これじゃ、何も守れない」(キラ)

 

「ああ…死にたいような気分だが…」
「残念ながら大丈夫みたいだ」(アスラン)

 

「私のことは…許してくれるか?」(カガリ)

 

「守りたかったんだろ? オーブを」
「俺は、焦ったのかな?」(アスラン)

 

「(しょうがない?) いや、そんなはずはない」
「絶対に」(アスラン)

 

「勝ちたいわけではありません」
「守りたいのです」(ラクス)

 

「だったら早くエターナルに入れ!」
「お前の機体を取って来い」(バルトフェルド)

 

「こうして君がここにいる」
「それが本当に…嬉しい」(キラ)

 

「ありがとう」
「これで僕はまた…ちゃんと戦える」(キラ)

 

40話

「優しすぎる…お前」
「それは弱さだ、
それでは何も守れない」(レイ)

 

「言いたいことは山程ありますが」
「迂闊に言えることでもないので黙ってるんです」(グラディス)

 

「心配せずとも我等はすぐに反撃に出る」
「奴が宇宙(そら)に戻り、私が宇宙に上がりレクイエムが流れれば、全て終わるのだ」(ジブリール)

 

「そんな…そんな言葉が、この状況の中、彼等に届くと思うのか!」(カガリ)

 

「オーブが再び焼かれようとしているんだ!」
「もう何も待ってなどいられない!」(カガリ)

 

「カガリ」
「もしもお前が力を欲する日来たれば、その危急に応えて私はこれを送ろう」(ウズミ・ナラ・アスハ)

 

「教えられなかったことは多くある」
「が…お前が学ぼうとさえすれば、それは必ずやお前を愛し」
「支えてくれる人々から受け取ることが出来るだろう」(ウズミ)

 

「故に私はただ1つ、これのみを送る」
力はただ力、多く望むのも愚かなれど、むやみと厭うのもまた愚か」(ウズミ)

 

守るための剣、今必要ならばこれを取れ」
「みちのまま、お前が定めた為すべきことを為すためならば」(ウズミ)

 

「国土を守るんだ!」
「どうかみんな、私に力を!」(カガリ)

 

「オーブを討つなら…俺が討つ」(シン)

 

42話

「スカイグラスパー。戦闘機だけど…用意したから、行って」
「あなたはムウじゃない…ムウじゃないんでしょ!」(ラミアス)

 

「大丈夫ですから…私、大丈夫ですから…」
「だから、置いていかないで下さい…」(メイリン)

 

「なんだよ、これは!」
「ビームを弾く? ならば!」(シン)

 

「あんたが大将機かよ!」
「大した腕もないくせに!」(シン)

 

「フリーダム?」
「なんだよ…そんな!」(シン)

 

「アスランこそ、大丈夫ですか?」
お身体のことではありませんわ」(ラクス)

 

「これがビームだったら…もう終わってるって!」
「そう言いたいのかよ、あんたは!」(シン)

 

「こいつ…なんで落ちないんだよ!」
「落ちろ!」(シン)

 

「命令だ。奴に勝ちたければ、一旦戻るんだ」(レイ)

 

「なんであれ、選ぶのはあなたですわ」(ラクス)

 

「お前だけを悪いとは言わない」
「ウナトやお前や、市長達と意見を交わし、己の任を全う出来なかった私も」
「十分に悪い!」(カガリ)

 

「だがこれはなんだ!」
「意見は違っても、国を守ろうという思いだけは、同じと思っていたのに!」(カガリ)

 

「君も、俺はただ戦士でしかないと…そう言いたいのか?」(アスラン)
「それを決めるのもあなたですわ」(ラクス)

 

「怖いのは、閉ざされてしまうこと」
「こうなのだ…ここまでだと…終えてしまうことです」(ラクス)

 

「力はただ力です」
「そしてあなたは、確かに戦士なのかもしれませんが…アスランでしょ」(ラクス)

 

「きっと、そういうことなのです」(ラクス)

 

「でも俺、あのミネルバって船、嫌いでね」
大丈夫、あんたらは勝てるさ」(ネオ)

 

「なんたって俺は、不可能を可能にする男だからな」(ネオ)

 

「ルナマリアは残れ」
「命令だ、気を散らせばシンが負ける」(レイ)

 

今のあいつに、お前は邪魔だ」(レイ)

 

「落ち着いていけ、シン」
「お前が挑発に乗って自分を見失ったら、勝てるものも勝てない」(レイ)

 

「あれは亡霊だ、今度こそ沈めるぞ」(レイ)

 

43話

「自分が今、何を撃とうとしているのか?」
「お前、本当に分かってるのか!?」(アスラン)

 

「戦争をなくす…そのためにロゴスを討つ…だからオーブを討つ!」
「それが本当に、お前が望んだことか?」(アスラン)

 

思い出せ、シン!」
「お前は本当は、何が欲しかったんだ!」(アスラン)

 

「死にぞこないの裏切り者が、何をノコノコと!」
「惑わされるな! シン!」(レイ)

 

「その怒りの…本当の訳も知らないまま、ただ戦ってはダメだ!」(アスラン)

 

「あんたを知ってる…ような気がする」(ネオ)

 

いや、知ってるんだ」
「きっと俺の、目や、耳や、腕や…何かが」(ネオ)

 

「だから、飛んで行っちまえなかった」(ネオ)

 

「あんたが苦しいのは分かってるつもりだ」
「でも、俺も苦しい」(ネオ)

 

「だから…ここにいていいか?」
「あんたの、そばに…」(ネオ)

 

「でもよかった」
「またこうして、君と話せる日が来て」(キラ)

 

「平和な時は当たり前で、すぐ忘れちゃうけど…」
「そういうの、ホントはとても幸せなことだって…」(キラ)

 

「ではキラ、わたくしも参りますわ」(ラクス)

 

「大丈夫ですわ、アスラン」
「わたくしにも、もう迷いはありません」(ラクス)

 

「その方の姿に、惑わされないで下さい」
「わたくしは…ラクス・クラインです」(ラクス)

 

44話

「わたくしは、デュランダル議長の言葉と行動を支持しておりません」(ラクス)

 

「ナチュラルでもない、コーディネイターでもない」
「悪いのは彼…世界」(ラクス)

 

あなたではないのだと語られる言葉の罠に、どうか陥らないで下さい」(ラクス)

 

「いやしかし、いろいろなことがあるものだ」
「だがもう遅い、既にここまで来てしまったのだからね」(デュランダル)

 

「だが、なぜかな?」
「なぜ人はそれ(真偽)を気にする」(レイ)

 

本物なら全て正しくて、偽物は悪だと思うからか?」(レイ)

 

俺はそれはどうでもいい」
「議長は正しい…俺はそれでいい」(レイ)

 

「私は大統領のような臆病者でも、デュランダルのような夢想家でもない」
「撃つべき時には撃つさ、守るために」(ジブリール)

 

「さあ奏でてやろう、デュランダル」
「お前達のためのレクイエムを!」(ジブリール)

 

「ディアッカ! こいつを落とす!」
「2射目があったら今度こそプラントはおしましだ!」
「何がなんでも落とすぞ!」(イザーク)

 

「奴等は廃棄コロニーに超大型のゲシュマイディッヒ・パンツァーを搭載して」
「ビームを数回に屈曲させたのだ」(レイ)

 

「このシステムなら、どこに砲があろうと屈曲点の数と位置次第で、どこでも自在に狙える」
「悪魔の技だな」(レイ)

 

「ジブリールを逃した、俺達の責任だ」(レイ)

 

「みんな連戦で疲れてると思うけど…正念場よ!」
「ここで頑張らなければ帰る家がなくなるわ」(グラディス)

 

「無駄なことはしないのか?」(ネオ)

 

「俺は…そんなに諦めがよくない!」(アスラン)

 

「議長を止めなきゃ」
「未来を作るのは…運命じゃないよ」(キラ)

 

45話

「厳しい作戦になることは確かよ」
「でも、やらなければならないわ!」(グラディス)

 

「第2射までに、月艦隊が第一中継点を落とせれば、かろうじてプラントは撃たれない」
「だが奴等のチャージの方が早ければ、艦隊もろとも薙ぎ払われるぞ」(レイ)

 

「トリガーを握っているのがそういう奴だということは、知っているな?」(レイ)

 

「私が、オーブで(ジブリールを)討ててれば…」(ルナマリア)

 

「なんであれ、時は戻らない」
「そう思うなら同じ轍を踏むなということだな」(レイ)

 

「俺達も可能な限り援護はする、だが基本的には当てにするな」
「すれば余計な隙が出来る」(レイ)

 

「大丈夫よ私は、信じてよ」(ルナマリア)

 

「大丈夫だ」
「ルナも船もプラントも…みんな俺が守る!」
「絶対に!」(シン)

 

「戦闘の情報は随時市内へ流してくれ、ありのままを全て」
「コロニーで戦う彼等のことも」(デュランダル)

 

「大丈夫だ、混乱など起きやしないよ」
「皆知りたいはずだ、自分の運命…その行末を」(デュランダル)

 

「そしてその権利もあるはずだろ」(デュランダル)

 

「ありがとう、ジブリール」
「そして…さようならだ」(デュランダル)

 

「難しいな…戦ってはいけないのか?」
「戦わなきゃいけないのか?」(アスラン)

 

46話

「しかし愚かなものだな、我々も」(デュランダル)

 

「まさかそんなことにはなるまいという安易な思い込みが」
「とてつもない危機を生むということは既に十分知っていたはずなのに」(デュランダル)

 

「今度のことをまたも未然に防げなかった」(デュランダル)

 

「アスランと、メイリンのこと…」
「言いたかったのは、気にしないでってことだけだから」(ルナマリア)

 

生きてるかもって思うと、私もなんだか落ち着かないけど…」
でも、シンは悪くないから」(ルナマリア)

 

「あれ(インパルスとの戦い)は、僕もザフトと戦っていいのかどうか迷ってたから…」(キラ)

 

「議長やレイが厄介なのはそこなんだ」
話してると、彼等の言うことは本当に正しく聞こえる」(アスラン)

 

シンも、そこから抜け出せないんだ…おそらく」
「あいつも夢があって、そのために頑張る奴だから」(アスラン)

 

「そうよ…だって私…あれはみんな私だもん」
「あの人じゃない、私がやったんだもん!」(ミーア)

 

「なんか…思いっきり罠ですね」(メイリン)
「ああ…だが放おってもおけない。そう、それも見越して仕掛けてる」(アスラン)

 

「メッセージは受け取った、罠だということも分かっている」
「だが最後のチャンスだ、ミーア…だから来た!」(アスラン)

 

「名が欲しいのなら差し上げます」
「姿も…」(ラクス)

 

「でもそれでも、あなたとわたくしは違う人間です」
「それは変わりませんわ」(ラクス)

 

「わたくし達は誰も、自分以外の何にもなれないのです」
「でも、だからあなたもわたくしもいるのでしょう…ここに」(ラクス)

 

「だから、出会えるのでしょう…人と」
「そして自分に」(ラクス)

 

「あなたの夢はあなたのものですわ」
「それを歌って下さい、自分のために」(ラクス)

 

夢を、人に使われてはいけません」(ラクス)

 

「あたし…あたしの、歌…命…」
「どうか…忘れない…」(ミーア)

 

「もっと…ちゃんと…お会いしたかった…」
「みんな…」(ミーア)

 

「ごめんな…」(ミーア)

 

47話

「でも…ラクスはこうだからって、決められるのは困る」
「そうじゃないラクスはいらないとか」(キラ)

 

「そんな世界は、傲慢だよ」(キラ)

 

「有史以来、人類の歴史から戦いのなくならぬわけ」
常に存在する最大の敵」(デュランダル)

 

それは、いつになっても克服できない、我ら自身の無知と欲望だということを」(デュランダル)

 

「全ての答えは、皆が自身の中に既に持っている」
「それによって人を知り、自分を知り、明日を知る」(デュランダル)

 

「私は、人類存亡を懸けた最後の防衛策として”デスティニープラン”の導入・実行を」
「今ここに宣言致します!」(デュランダル)

 

48話

「議長の目指す、誰もが幸福に生きられる世界」
「そしてもう二度と戦争など起きない世界」(レイ)

 

「それを作りあげ守っていくのが俺達の仕事だ」(レイ)

 

「いつの時代でも、変化は必ず反発を生む」(レイ)

 

「それによって不利益をこうむるもの」
「明確な理由はなくとも、ただ不安から異を唱える者が必ず現れる」(レイ)

 

「議長のおっしゃる通り、無知な我々には、明日を知るすべなどないからな」(レイ)

 

「だが人はもう本当に変わらなければいけないんだ」
「でなければ、救われない!」(レイ)

 

「あの、エクステンデッドの少女や…あんなことを、二度と繰り返さないために」
「これは…やり遂げなければならないんだ」(レイ)

 

「強くなれ、シン…」
「お前が守るんだ。議長と…その新しい世界を…」(レイ)

 

「それが、この混沌から人類を救う、最後の道だ…」(レイ)

 

「戦争は、政治の一部よ」
「そこから全体などなかなか見えるものではないわ」(グラディス)

 

「かつてウズミ代表は連合の侵攻に際して、人としての精神への侵略という言葉を使われた」
これはそれよりもなお悪い」(カガリ)

 

オーブの理念、なんとしても守り抜く」
「それが必ずや、全てを守ることになる」(カガリ)

 

「でも…わたくし達も、今は戦うしかありません」(ラクス)

 

夢を見る、未来を望む」
「それは全ての命に与えられた、生きていくための力です」(ラクス)

 

「何を得ようと、夢と未来を封じられてしまったら、わたしく達は既に滅びたものとして」
ただ存在することしか出来ません」(ラクス)

 

「全ての命は、未来を得るために戦うものです」
「戦ってよいものです」(ラクス)

 

「だからわたくし達も、戦わねばなりません」
「今を生きる命として」(ラクス)

 

「わたくし達を滅ぼそうとする者、議長の示す死の世界と」(ラクス)

 

「私はちゃんと言ったはずだがな」
「これは人類の存亡を懸けた、最後の防衛策だと」(デュランダル)

 

なのに敵対するというのなら、それは人類の敵と言うことだ!」(デュランダル)

 

「この先なにが起ころうと…誰が何を言おうと…議長を信じろ」
世界は変わるんだ…俺達が変える」(レイ)

 

「正しいのは、彼(議長)なんだからな」(レイ)

 

「けど…なんでそんなこと言うんだよ、いきなり」
「なんか…それじゃあドラマの死んでく親父みたいだぞ、やめろよ」(シン)

 

「実際、俺にはもうあまり未来はない」
「テロメアが短いんだ…生まれつき」(レイ)

 

「俺は…クローンだからな」(レイ)

 

「従わねば死…どちらにしても、このままでは世界は終わりです」
「逃げ場はありません」(ラクス)

 

49話

「それは人が守らねばならないものでも、戦うために必要なものでもありません」(ラクス)

 

「平和のために、その軍服をまとった誇りがまだその身にあるのなら」
「道を開けなさい!」(ラクス)

 

「今ここで万が一、彼等の前に我々が屈するようなことになれば」
「世界は再び混沌と闇の中へ逆戻りです」(レイ)

 

「嘆きながらも争い、戦い続ける歴史は終わらない」
「変わりません」(レイ)

 

「そうなれば、人々が平和と幸福を求め続けるその裏で」
「世界はまたも必ずや、新たなロゴスを生むでしょう」(レイ)

 

「誰が悪いわけでもない、それが今の人ですから」(レイ)

 

「そんなことよりどうすんだよ隊長、俺達は?」
「一応出て行って瞬殺されてくる?」(ディアッカ)

 

「バカ者! そんな根性なら最初から出るな!」(イザーク)

 

「私も同感よ、だから今は戦うしかないわ…終わらせるために」(グラディス)

 

「今、俺が殴りたいのはあいつ(アスラン)だけだ!」
よくもまたおめおめと、あんな所に!」(イザーク)

 

「これでいいのよね…これでいいのよね…シン…」(ルナマリア)

 

「お姉ちゃん! やめて!」
「なんで戦うの? なんで戦うのよ!」(メイリン)

 

「どのラクス様が本物か、なんで分かんないの!」(メイリン)

 

「アークエンジェルはやらせん!」(ネオ)

 

「マリュー…俺は…」(ムウ・ラ・フラガ)

 

「大丈夫だ!」
「もう俺はどこにも行かない!」(ムウ)

 

「終わらせて帰ろう、マリュー!」(ムウ)

 

「貴様! またこんな所で何をやっている!」(イザーク)

 

「それより早くやることやっちまおうぜ!」(ディアッカ)

 

「心配しなくても、ルナマリアは無事だ」
「もっと信じてやれ、彼女は強い」(レイ)

 

「キラ・ヤマト」
「お前の存在だけは…許さない!」(レイ)

 

50話

「エターナルを援護する!」
「ザフトの船だ! あれは!」(イザーク)

 

「オーブはプラントに対する最後の砦です」
「失えば世界は飲み込まれる」(ラクス)

 

「絶対に守らなくてはなりません」
「わたくし達はそのためにここにいるのです」(ラクス)

 

「シン、お前はミネルバと共にアークエンジェルを追え」
「フリーダムは…俺が討つ!」(レイ)

 

「えらい数だな、こりゃあ!」
いや、数だけいたってね!」(ムウ)

 

「でも、なんであなたたがメイリンを…よくもメイリンを!」
「逃げるな!」(ルナマリア)

 

「この、裏切り者があ!」
「あんたって人は!」(シン)

 

「よくもルナを…ルナをやったなあ!」(シン)

 

「人は本当に戦うのが好きだな」
私は勝ちたいだけだ、戦いたいわけではない」(デュランダル)

 

「分かるだろ? お前には」
俺は…ラウ・ル・クルーゼだ!」(レイ)

 

「私はごめんだ」
「君のようにあがくのも…負けるのも…」(デュランダル)

 

「人の夢、人の未来、その素晴らしき結果…キラ・ヤマト」
「ならばお前も、今度こそ消えなくてはならない」(レイ)

 

「俺達と一緒に…生まれ変わるこの世界のために!」(レイ)

 

「でも違う!」
「命は、なんにだって1つだ!」(キラ)

 

だからその命は君だ!」
「彼じゃない!」(キラ)

 

「過去にとらわれたまま戦うのはやめるんだ!」
そんなことをしても、何も戻りはしない!」(アスラン)

 

「なのに未来まで殺す気か、お前は」(アスラン)

 

「分かってる…分かってるさ!」
「だから世界はもう、変わらなきゃいけないんだ!」(シン)

 

「だからオーブは、討たなきゃならないんだ!」(シン)

 

「ふざけるな! そうして全てを壊し、未来も殺す」
「お前がほしかったのは、本当にそんな世界か! 力か!」(アスラン)

 

「だけど…だけど!」(シン)

 

「シン! もうやめて! アスランも!」(ルナマリア)

 

「このバカ野郎!」(アスラン)

 

最終話

「大丈夫、だからちょっとだけ会いに来た」
「うん、今はね」(ステラ)

 

「でも、また明日」
「うん、明日!」(ステラ)

 

「ステラ、昨日をもらったの、やっと」(ステラ)

 

「だから分かるの…どっちだか分かる」
「明日…嬉しいの!」(ステラ)

 

「だから…シンとは、また明日」
「明日ね…明日!」(ステラ)

 

「本当に申し訳ないことなんだけど…あとを頼める、アーサー」(グラディス)

 

「私、行かなくちゃ」
「みんなをお願い…ごめんなさい」(グラディス)

 

「そんなことをしたら、世界はまた、もとの混迷の闇へと逆戻りだ」
「私の言っていることは真実だよ」(デュランダル)

 

「だから明日が欲しいんだ!」
どんなに苦しくても、変わらない世界は嫌なんだ!」(キラ)

 

「傲慢なのはあなただ!」
「僕はただの…1人の人間だ!」(キラ)

 

「覚悟はある」
「僕は戦う!」(キラ)

 

「あなた達は行きなさい」
「この人の魂は、私が連れて行く」(グラディス)

 

「すまないねえ、タリア」
「でも、嬉しいよ…」(デュランダル)

 

「しょうのない人ね」
「でもホント、仕方がないわ」(グラディス)

 

「これが運命だったということじゃないの…あなたと私の」(グラディス)

 

「わたくし共は、この宙域でのこれ以上の戦闘継続は無意味と考え、それを望みません」
「どうか現時点をもっての、両軍の停止に同意願います」(ラクス)

 

「ずっと、ここ(慰霊碑)嫌で…」
「でも、ずっと気になってて…」(シン)

 

「こんな風じゃなかった…こんな所じゃ…」(シン)

 

「でもこんなのは…こんなのは…もっと嫌だ」(シン)

 

「いくら吹き飛ばされても、僕等はまた花を植えるよ…きっと」(キラ)
「それが…俺達の戦いだな」(アスラン)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 
 
 
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